ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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急遽分割することにしました。ゴジラ−1のモノクロ版が12日から公開するようなので楽しみです。初代や逆襲並みに白黒が似合いそうな映画なので楽しみです


第五章 冥界合宿のヘルキャット編 8

 

 

「よく頑張ったなイッセー。禁手できなかったのは残念だが気にするな。あれはそう簡単にできるもんじゃないからな。まあ龍王とサバイバル生活で何か変わるかもと期待した部分もあったがデスギドラのせいで期間が足りなかったかも知れんな。だが体力を含め随分成長したな!」

 

「それより剣吾はどうしたんですか?」あれ以来剣吾とは会っていない……。グリゴリにいると伝えられていたが

 

「ゴジラの力を急激に引き出したことで念のためあいつに変化がないか色々調べている。」

 

そうか剣吾の事を調べていたのか……。「歌織も無事だ。デスギドラもあれ以来姿を見せていない。」

 

そう話しながら俺達は皆と合流すべく先生と共に転移した。

 

 

――――その後子猫ちゃんが倒れてから再会したグレモリー眷属を見てある事に気が付いた。

 

俺、オーラを感じる能力が向上している?これも修業の成果なのか?

 

……木場が俺を見つめる視線に恐怖を感じたのは気のせいだったと思いたい。

 

修業内容を確認してみるとおかしなことに気づく。俺と剣吾以外は野宿生活なんてしていない。サバイバル生活は木場やゼノヴィアもしていたが別荘や山小屋を利用している。どういう事だ……?

 

「俺も驚いたぞ。途中で逃げかえると思っていたから山で生活してんだからな。」「ええ、じゃあ俺達の苦労はいったい何だったんだ!?」

 

「だから驚いているんでよ。逞し過ぎだぞ、悪魔とか関係なしに。」「ひ、酷い。俺達がどんだけ地獄を見た事か!!」この場に剣吾がいたら同じリアクションしていただろう!

 

涙を流して訴える俺を部長が抱き寄せて癒してくれる。「本当に辛かったのね。あの山には名前がなかったけど、イッセー山と名付けましょう。」

 

そんなやり取りをしつつ報告会は終了した。剣吾とはパーティ会場で会えるらしい。

 

その日グレモリーの俺の部屋ではゼノヴィアとアーシアと一緒に寝ることになった。いつも口うるさい歌織ちゃんが今この場にいないことが一番の理由だった。

 

部長と朱乃さんも一緒に寝たそうだったが今回は実家という事、さらに子猫ちゃんの事を心配しているので三人で過ごすそうだ。

 

久しぶりに女子と一緒に寝るので緊張してしまったがアーシアの寝顔を見ているといつの間にか寝むってしまった。

 

パーティー会場となるホテルは、グレモリー領の森の中にぽつりと建っているが軍も待機していて下手な都市部よりよっぽど厳重だとリムジンの中で部長に教えてくれた。

 

人生初のリムジンで緊張してしまった。やがてリムジンは会場に到着し、大勢の従業員に出迎えられてロビーに入る。フロントでは朱乃さんが確認を取って、全員エレベーターに乗る。

 

「最上階にある大フロアが会場みたいね。イッセー、各御家の方々に声をかけられたらちゃんと挨拶するのよ?」

 

「は、はい部長。それはそうと今日のこのパーティーは魔王様が若手悪魔のために催されたんですか?」

 

「建前はね。でも私たちが会場入りしても大して盛り上がらないわ。実際は毎度恒例の行事なのよ、これは。その都度理由をつけて行われる各御家同士の交流会みたいなものね。」「そうなんですか?」

 

「ええ、お父様たちのお楽しみ会よ。どうせ、四・五次会まで近くの施設に予約を入れているわ。お父様とお母様が私たちと別行動で会場入りしてるのがいい証拠よ。私たちよりも先に入って、出来上がっているでしょうね。社交界云々は抜きで羽目を外せる数少ない機会なの。」

 

部長がそう呆れた様子で愚痴を言うと朱乃さん達も苦笑している。

 

どうやらお父様達が羽目を外せる数少ない気楽なパティ―らしい。それを聞き少し安心した。

 

そして会場入りすると 『おおっ』会場の視線が部長に集中する。

 

「リアス姫、ますますお美しくなられて……。」「サーゼクス様もさぞご自慢でしょうな。」

 

何が誰も注目しないですか!皆大注目しているじゃないですか!!でもこの人のおっぱいを俺は揉んだ事があるんだ。っと秘かに優越感を感じていていると

 

「さぁ、あいさつ回りするわよ。イッセー。」「へ?」伝説のドラゴンを眷属にした事で挨拶したい人が多いらしく俺を含めた今年入った新たな眷属を連れて挨拶回りが始まった。

 

「つ、疲れた~。」と挨拶を終えぐったりしていると俺とアーシア、ギャスパーにゼノヴィアが料理と飲み物を持ってやってきた。

 

それにしても剣吾の奴何処にいるんだろう……?そう思っていると何処からか聞き覚えがある声が聞こえてきた。

 

「滝川博士!!……ファンです、サインください!!」「私のでよけば喜んで。なんか照れるね。」

 

この声は……声がする方に視線を向けるとそこには俺達と同じ年齢で眼鏡をかけた知的な雰囲気をした人物に……確かあれはアガレス家の次期当主だったんじゃなかっけ?

 

名前は確かシーグヴァイラだったはず。そのシーグヴァイラ・アガレスが熱心に話しかけている人物は

 

「滝川さん!」と俺は声をかけた。そう彼は滝川義人(たきがわよしと)さん。俺達と同じクラスメイトだったけどその正体はゴジラと同じ世界の記憶を持つ転生者です。

 

「おお、一誠君。アーシアさんにギャスパー君、ゼノヴィアさんお久しぶりです。」

 

「貴方たちは確かにリアスの……」「あ、あのシーグヴァイラ様」

 

「様じゃなくていいわよ。あんまり堅苦しいのは好きじゃないから。貴方たち滝川博士と同じクラスにいたんですって?羨ましい」と心底羨ましそうに言う。

 

「彼女はどうやらメカ特に人型ロボに興味があるらしく私のジェットジャガーに興味があるといっていてねえ。ただ、私がいた世界の技術では残念ながら彼女が期待できるレベルのものではないかな?」と苦笑する滝川さん。

 

「滝川さんの世界には人型ロボは存在しなかったんですか?」

 

「あるにはあるがどちらかといえばサポート要素が強かったね。コスモスさんの話だと私の死後十数メートルの人型戦闘ロボをその後開発したらしいね。まあ合体とかは流石に無理だったらしいけど。」

 

俺の質問にそう応えた。「何故造らなかったんですか?」

 

「単純に技術と予算が無かったんだよ。怪獣が主な相手だったという事もあり戦艦や怪獣に匹敵する巨大ロボの方をメインに造られたね。」

 

「そんなのあったんですか?」「残念ながら前の世界のデーターがある訳じゃないし機密情報も含まれるから詳細は教えられないけどアガレスさん達が興味あるそうなものでいったらこんなのかな?」

 

そう言うとディスクアニマルを取り出し立体映像を映し出すとそこには銀色のモグラと鳥を混ぜたような頭部に嘴?の部分にドリルと特徴的なロボットが映し出された。

 

腕はドリルが目立つ。この映像に俺達グレモリー眷属やシーグヴァイラ様……さんだけでなく周囲の悪魔達も興奮した声が聞こえた。

 

「これは私が存命中では開発プランだったが後に正式に採用された対怪獣機動兵器だよ。その名をモゲラ。正確にはMobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-typeの頭文字をとりMOGERAと名付けたんだよ。」滝川さんが説明しつつ操作をすると映像に変化があった。

 

するとモゲラが上半身と下半身が分離するとそれぞれ形が変形し始めた。頭部が収納されると代わりに巨大なドリルがせり出てきてこれは戦車なのか?一見何かわからないがドリルが目立つ車に変形した。

 

一方下半身の方は戦闘機に変形した。俺やシーグヴァイラさんだけでなく周囲いた他の悪魔からも興奮の声が聞こえ始めた。

 

「上半身は地底戦車ランドモゲラー、下半身は重爆撃機スターファルコンに分離変形及び合体が可能。実際に見たわけではないので記憶とコスモスさんの話を聞いて再現したから細部は異なるかもしれんが大筋はこれで合っているようだね。」と言い

 

「地球防衛軍が量産された機動兵器の中では最も汎用性が高いものとなったらしい。」と言う。

 

「素晴らしい!!これ程のロボットを作っていたなんて!正に最高傑作ですね!!」と興奮するシーグヴァイラさんが言うと

 

「最高傑作かどうかは不明だが私いや地球防衛軍の兵器という点で最も心に残っているのは別にあるね。」と言う。「それはいったい!!?」シーグヴァイラさんが興奮混じりに聞くが

 

「……申し訳ないがここでは言うのは控えさせてもらうよ。彼は私たちにとって唯の機械じゃない……。戦友とでも言うべきものだからね。

 

私は残念ながら彼が実際に動く姿を見ることが無く寿命を終えたがコスモスさん達も仲間意識を持っていたしその後作られた最終兵器も彼を模したものだったと聞く。」と言う。

 

「ただ、……ゴジラが人類に対する激しい敵意の一因が他でもない彼の存在なんだけどね。」

 

「滝川さん、それって……。」と聞こうとしたが滝川さんのどこか遠くを見るような目つきに迂闊に踏み込んでいい話ではないと思って誰も聞くことができなかった……。

 

滝川さんがふと我に返ると「ああ、すまない。少し思い出に浸ってしまったね。そうそう、剣吾君なら向こうでフェニックスのご令嬢と話しているよ。」指をさす。

 

指さした方を見ると「そ、その……本当に名前で呼んで失礼ではないでしょうか?」

 

「うん、大丈夫だよ。アレにそんな気を使う価値はないよ。」と剣吾が金髪ツイン縦ロールの美少女と話しているのを見た。

 

っていうかあいつは確か……「確かお前、焼き鳥野郎の妹だよな?」

 

「レイヴェル・フェニックスさんだよ!ライザーさんの妹さん。イッセー、君が悪魔界隈で上手くやっていくつもりがあるならその辺の礼節はすごく大切だよ。」

 

レイヴェルが怒る前に剣吾が俺の頭部に踵落としを食らわせそのまま踏みつけつつ言う。

 

「あ、あの剣吾さん。そこまでしなくても」「とりあえず名前で呼びなさい!!いいね!因みに彼女は僕達より一つ年下だよ。」

 

「ああ、分かった。じゃあレイヴェルって呼んでいいか?俺の事はイッセーでいいから。」

 

「そ、そうですか?それではえ、遠慮なくイッセー様と呼んで差し上げてよ!」

 

「さま?呼び捨てでいいよ。そういうのいいけど……。」「いいえ、これは大事な事です!」

 

「そんなもんか?そういえば兄貴はどうした?」と聞くと何故か嬉しそうだったレイヴェルの表情が変わった。

 

何でもライザーは部長を取られたことと敗北したショックを受けていたがその後もゲームに参加し成績も出していた。

 

だが時折トラウマからか時折暴走するようになりしかも悪化しており現在は完全に療養中との事だ。

 

磯野さん達もリハビリに協力しているとの事だ。それに加えトレードというのを教えてくれた。

 

同じ駒なら「王」同士で折り合いがつけば交換ができる。この交換は眷属同士でも未使用の駒どちらでも可能との事だ。

 

で現在はライザーではなく母親の眷属という事になっているとの事だ。トレードそんなものもあるのか?

 

少し話していたらあの時戦ったイザベラさんが呼びに来て別れていった。

 

訳が分からない子だなあと言うと物凄い呆れた目で剣吾が俺を見てため息をついた。

 

それから剣吾にいままでどうしたかと聞くと虚ろな目でこう言ってきた。

 

……グリゴリに連れていかれたのだが昔の特撮やアニメに出てくる悪の秘密組織そのものだった。

 

体調を見るとか嘯き改造手術されそうになったらしい。チェーンソーとかドリルとかどんな手術するつもりだったんだ?とつっこみたくなるレベルだった。

 

当然断固拒否しそこから強制的に滝川さんが止めるまでグリゴリ幹部とのバトルに発展することになった。

 

因みにこの時激怒した滝川さんの説教は尋常じゃなかったので絶対怒らせないようにしようと心に誓ったらしい。

 

その後も似たような事がありほぼほぼ滝川さんと一緒にいたそうだ。そこで転生前の世界の事を色々教えられたと話していると

 

「猫?ペットか使い魔かな?」と剣吾が何かに気づく。「猫って?」「ほら、あそこ黒い猫。」と指を指すと人込みの足元をすり抜ける黒い猫が確かにいた。

 

なんだろうと思っていると会場から出て行ったので特に気にするつもりはなかったが子猫ちゃんが追いかけていくのが見えた。

 

 

 

「あ、子猫ちゃんが猫を追っているね。猫又だから猫が好きなのかなあ」と僕、中島剣吾がのんびりその光景を微笑ましそうに見ながら一誠に話す。

 

グリゴリに監禁説かつからの社交界で一人挨拶することで疲れていた事もその光景にしばし癒されていた。

 

挨拶回りに関してはシーグヴァイラさんにレイヴェルさん、滝川さんのおかげで大分助けられた。一誠を含めグレモリー眷属もシトリー眷属いないから知り合いいなくて心細かったんだよね。

 

そう思っていると一誠が「ちょっと嫌な予感がする……子猫ちゃんなんか必死な表情をしていた。」と言い追いかける。

 

エレベーターで下に行くのを見ると隣のエレベーターに乗り込むとリアス先輩も乗り込み聞いてきた。

 

「何かあったの?」「子猫ちゃんが黒猫を追いかけているんですがその様子が妙に必死だったからきになると一誠が言うから二人で追いかけているんです。」

 

「黒猫?なる程、もしかしたら。」「心当たりがあるんですか?」「ええ、追いかけながら説明するわ。」

 

そう言いながらエレベーターで降りていくと一誠がリアス先輩によく俺達が乗り込んでいるのわかりましたねと聞くとこう言った。

 

「私はいつもあなたを見ているのよ。」……何か怖い事言っている気がするが一誠は喜んでいるみたいだからまあ、いいか。

 

子猫ちゃんが外にでたので後を追いかけていこうとした時だった。

 

突如、背中に寒気を感じた!!猛烈な嫌な予感が!?「剣吾、どうした!?」

 

「良くわからないけど確かめないと不味い気がする!気のせいならいいんだが!?子猫ちゃんは二人にお願いするよ!」そう言うとグリゴリで借りた鳥型のディスクアニマルを取り出し滝川さんに飛ばした!

 

そのままゴジラギアを纏い荷電粒子咆で地面に穴を開ける!周囲が騒然としているがそれを無視して穴に飛び込み地面を掘る!!

 

どうしてこんな事をしているのか自分でもわからずどこに向かうか見当もつかないはずなのに一切迷うことなく掘り進めていく。

 

するとディスクアニマルが戻り滝川さんと連絡がつく。

 

「剣吾君、一体何があったんだい!?」「まず子猫ちゃんの様子が可笑しかったから俺と一誠、リアス先輩が気づかれないように後を追っていたが地中から何か良くないものを感じて二人と別れ地面を掘り進めている最中です。」と応える。

 

「何の根拠もなくもしかしたら子猫ちゃんもこっちもどちらも気のせいで大山鳴動して鼠一匹の結果に終わる可能性も高くなりですが仮にも二つも異変を感じた以上無視することはできません!

 

申し訳ありませんが一誠の方にも通信を繋いでください!早とちりだったら後で全力で土下座するんで。もし通信がきれたら何かあったと思って対応してください……?」

 

そこまで言ってから気づいた。いつの間にか通信が切れている。向こうから切ったというより電話でいう所の電線や電波が急に切れた時に似ているみたいだ?

 

後で知った事だがこの時子猫ちゃんのお姉さん黒歌が結界を張り周囲の空間と隔離された。それは地中まで広がり俺も結界範囲に閉じ込められた。

 

何があったか分からないが急に通信が切れたなら向こうも異変に気付き対応してくれそうだからそれを信じ突き進む。

 

するとそこには……!!

 

 

――――

 

俺、兵藤一誠は剣吾が急に地中に潜った後気にはなったが子猫ちゃんの事が気になり部長と共に後を追う。

 

幸い、子猫ちゃんのこの騒ぎに気づいておらず何かを探していた。そこに現れたのは黒い着物と猫耳が特徴的な美女!

 

いい胸しているぜ……って子猫ちゃんに似ている?と思っていたら子猫ちゃんが黒歌姉さまと言う。

 

あれがはぐれ悪魔になったっていうお姉さん。何でも使い魔の黒猫で探っていたのに子猫ちゃんが気づいたという事か。後部長、反省しているんでそろそろほっぺつねるのやめてください……。

 

お姉さんの後ろから現れたのはヴァ―リの仲間である孫悟空の子孫、美猴が現れた。美猴がお姉さんと親しそうに話しているって事は……子猫ちゃんのお姉さんも禍の団(カオス・ブリゲード)の一員なのか?

 

すると仙術……簡単に言えば自然の気を自分に利用する術らしく直接的な破壊力は天使の光や悪魔の魔力には劣るが、気やオーラを探知するのに優れ、自分や他者の気の流れを操ることができるらしい。

 

だから探知に優れている。つまり俺達の存在がバレているので大人しく前に出る。その時成長したと褒めてくれた。

 

どうやらテロとか過激な事をするつもりはないらしくただヒマつぶしの見学に来たらしい。

 

このまま帰ってくれるなら万々歳だったのだが子猫ちゃんも連れていくと言った事で事態は急変。

 

部長と黒歌が子猫ちゃんを巡って言い合い黒歌が結界を張り実力行使に移った。

 

美猴は武士の情けという事で見学していたがそれでも状況は悪く毒霧で子猫ちゃん、部長が毒で戦闘不能になった。俺は赤龍帝だから平気だったが二人も行動不能になった。

 

しかもお姉さんは幻術を使い惑わせる。しかも間が悪いことに神器を使おうとしても正常に反応にしない。

 

ドライグ曰く禁手か通常のパワーアップかでシステムが混乱し動かないとの事だ。

 

もう次の機械が無いかもしれないので是が非でも禁手にしたいとことだが当然敵がそんな隙を見逃してくれるはずもなくボロボロにやられる。

 

せめて子猫ちゃんと部長の盾になるぐらいしかできずお姉さんからもこれがヴァ―リのライバルと嘲笑う始末だ。情けなく思う中子猫ちゃんが俺にこう言った。

 

力が無くても優しさがなければ暴走してしまう。歴代の赤龍帝も力に溺れ破滅していきました。だからイッセー先輩は歴代の誰よりも優しい『赤い龍の帝王』(ウェルシュ・ドラゴン)になってください。

 

そして俺は自分がどうすれば禁手できるかその時悟り部長の力を借り見事禁手(バランス・ブレイク)に成功し『赤龍帝の鎧』(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)に至った。

 

……そこに行くまで何故か敵味方から正気を疑われたがまあいいだろう。

 

その力は絶大でいつもの感じで魔力を放つと赤い閃光と共に今まで見たことのない力の奔流が放たれた!?

 

その威力は自分でも驚くほどで毒霧ごと結界を破り山を消し飛ばしてしまった!!

 

黒歌は最初面白そうにしていたが妖術仙術ミックスを真正面から受けてもノーダメージの俺に驚き攻撃を何度も放つが攻撃を弾きつつ一気に距離を詰め黒歌の目の前で拳を止めながら言った。

 

「次に小猫ちゃんを狙った時、今度はこの拳を止めない。あんたが女だろうが、小猫ちゃんの姉さんだろうがぶっ飛ばす!!」

 

そう言うと毒づいてみせる黒歌であったが、その瞳には怯えがあった。それに反比例するようにそれまで大人しく見学していた美猴のテンションが上がった。

 

どうやらまだ戦いは終わらないようだ。だが、毒霧が晴れたからか子猫ちゃんと部長も調子を取り戻しつつある。3対2それも結界が無くなり増援も来るだろうからこっちが有利だと気合を入れなおした時だった。

 

ドッカーン!!と丁度俺と美猴の間の突然地面が爆発したと思っていたら「アッチィィーあの野郎!!」と罵りながら剣吾が飛び立ててきた。

 

「剣吾、一体何が?」「ああ、とんでもないことがあってな?そっちも何かあったぽいな。」

 

「えっと、かくかくしかじか。」

 

「なる程……パーティで子猫のお姉さんを見つけて子猫ちゃんが後を追っていた。彼女はヴァ―リの仲間で無理矢理子猫ちゃんを連れていこうとしたから戦う事になって禁手に目覚め対抗しているのか……。」

 

「「「「良く分かったな!!」」」」と敵味方問わず俺以外の人が突っ込んだ。

 

伊達に長い間義兄弟やっていないからな。大まかなことはこれで分かる。

 

「よく禁手できたな……だが、それを聞いている時間はない!!この下にっ!」と剣吾が何かを話そうとした時だった!!

 

地面から何かが飛び出し黒歌に咬みついた!!「にゃあーー!!?」と黒歌の悲鳴を聞きながら咬みついた相手を俺は驚愕しながら見ていた。あ、あいつは!!

 

「ギャアアアアア!!」と黒歌を咥えていない残り二つの首が吠える!!

 

な、何でコイツがここにいるんだ!!?あの黒い三つ首姿、間違えようがない!

 

歌織ちゃんを追い詰め剣吾が辛うじて撃退できたデスギドラが再び俺達の前にその姿を現した!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




滝川さんが生前いた世界では彼の死後対怪獣兵器として全世界に配備されたのがモゲラで轟天号を始めとした特殊軍艦と共に地球防衛軍の主力となりました。

剣吾が一誠がどうやって禁手に至ったのか知るのは別な機会になりました。本当はここでやりたかったですが話の展開的に説明している暇がなかったので。
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