ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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マイナス1がここまで世界で高い評価されるとは公開前は思ってもいませんでした。
ユアストーリーになるのでは思っていたあの時の自分を殴りたいです。
白黒版も見ましたがカラーの方が映像としてはいいですがリアルを感じたのは白黒だったというのが個人的な感想です。


第五章 冥界合宿のヘルキャット編 9

遂に復活したデスギドラ!!で、でも何でコイツがここにいるんだ!?

 

歌織ちゃんの所に行ったんじゃないのか!?その疑問に思う俺兵藤一誠の疑問に答えるように部長が苦しみながら言う。

 

「……おそらくタイニーンを始め歌織を守護する存在に手こずると判断して先に自分を傷つけた剣吾を狙ったようね」

 

それでここに来たのか!?「……コイツ、全然気配を感じることができなかった!?何でなの!?」と黒歌が苦しみながら言う。

 

デスギドラは命が無い負の塊だったよな、確か。命が無いから生命エネルギーで探知する仙術に反応しないんだ!!

 

「にゃあーー!!?」と突然黒歌が悲鳴を上げる!よく見ると黒歌からオーラが、否この場合生命エネルギーと言った方が適切か?

 

ともかく生命力を急速にデスギドラに吸い上げられる。

 

そう言えばコスモスさんが言っていたな。デスギドラは本来寿命の長い植物を狙っていたがこの世界では悪魔を始めとした超常の存在も狙っていたと!

 

「……姉さま!」子猫ちゃんから悲鳴を上がる。いくら敵とはいえ子猫ちゃんのお姉さん、見捨てるわけにはいかないと助けようとするがその前に

 

「てめえ――!!黒歌を放せ――!!」と美猴が激昂し如意棒で黒歌を咥えたデスギドラの首に激しい突きを繰り出し繰り出した!!

 

流石にこれは無視できないダメージだったのか苦痛の悲鳴を上げつつ黒歌を離すデスギドラ!!

 

「大丈夫か!?黒歌!!」「うん、ちょっと無理みたい……。」と黒歌を抱き抱えた美猴が聞くが弱弱しく返事をするのもやっという感じだった。

 

少し移動させ寝かせると「ここからは俺が相手だ!!」とデスギドラにむかっていく!!

 

だが、デスギドラもダメージが回復したのか例のマグマを操る能力で自分の周囲にマグマを噴出させる!!

 

「うお!!」流石にこれは直撃したら不味いので慌てて後ろに下がった美猴。マグマの流出が終わるとデスギドラの姿が無かった。

 

逃げたか!?いや、まだ何か嫌な気配を感じる!?じゃあどこに隠れているんだ、また地中からでてくるのか!?そう思っていると

 

「マグマの中にいる!気をつけろ!!」と剣吾が叫ぶ!!

 

その直後噴水の様に噴き出ているマグマの中からデスギドラが飛びてできた!!

 

マ、マグマの中からでてきた!!しまった!マグマはあいつにとって寧ろホームグラウンドだった!!

 

散々マグマの能力を見せつけらたにも関わらずそんな事に気づけないなんて迂闊すぎる!!

 

……だが、マグマの中でも活動できるなんてやっぱりあいつはんぱじゃねえ!!

 

デスギドラは美猴に咬みつき黒歌みたいに生命力を吸い始めた!「ぐお、こいつ……。」

 

美候が悪態をつくが拘束から抜け出せず次第に弱っていくのが分かる!俺が助ける前に剣吾が飛び出しゴジラギアの刃を展開しデスギドラの首を斬り落とす!

 

「しっかりしろ!大丈夫か!?」「俺っち達を助けるなんてどうゆうつもりだ?」

 

「簡単な話、手を貸して欲しいからだ!分かっただろ?こいつがどんだけ厄介なのか!今俺達が下らない足の引っ張り合いしてる場合じゃないんだよ!!」

 

剣吾がそう言うと「まだ戦えそうなやつはどのくらいいる!?」「俺っちも厳しいな、黒歌もだな。」

 

「リアス先輩、子猫ちゃんもだな。こりゃ、やっぱり隙見て逃げて後は魔王様達に任せたが良いな。」

 

そう言っていると他の悪魔がこっち近づいてくる気配を感じた!!

 

そりゃ結界が消えてこんなドンパッチしていたらそりゃ他の悪魔達が気づかない訳がない!!魔王様や先生たちがいるんだ、そしたらいくらコイツでも!!

 

その思った時だった!!剣吾が切羽詰まった表情で「不味い!!伏せろ!!」と叫ぶ!!その直後俺達の周囲で大規模な爆発、否噴火が起こる!!

 

「うおおおお!!」と剣吾が叫びながら咄嗟に光の障壁を俺達に張って攻撃を防ぐ!!

 

さらに流出したマグマを金色に輝く鋭利な結晶体に変化させ周囲の被害を最小限に防ぎつつ大規模に光の障壁を結界みたいに大規模に展開しデスギドラが他に閉じ込めた。

 

だが、それは同時に援軍も近づけない壁を作ってしまった。

 

その時ディスクアニマルが起動し滝川さんの声が聞こえた!!「剣吾君無事か!!」

 

「滝川さん、デスギドラが!」「分かっているこっちでも察知している!君が噴火を止めなかったらどれだけの犠牲者がでたか分からなかった!」

 

「ぶっちゃけ現在進行形でシールドと地下のマグマを操って噴火させようとしているからそれを防ぐので精一杯です!今襲われたら確実に死ぬ未来しか見えません!!」

 

そういう剣吾から滝の様に汗が流れているから本当にきついだろうな!!

 

「ああ、分かっている。だが、今総督やルシファーを含めた魔王始め上級悪魔の眷属に至るまでパーティー会場に閉じ込められている!!」と耳を疑う事を教えられた!

 

「特殊な結界で幸い一時間足らずで自動的に消える代物だが反面瞬間的な力には驚異の耐久力を誇る。下手に力づくで壊すとその時に発生する余波で結界内外がどうなるか分からず解析して解除しようとしても見つける前に解けるというのが現状だ!おそらく禍の団(カオス・ブリゲード)の仕業だろう!!」

 

「じゃあ、援軍は期待できないってことですか?一応確認しますけどマグマ耐性ありそうな人います?」

 

「確認していないがまず期待はできそうにないね。」

 

「そうですか、せめてリアス先輩達だけでも避難させたかったんですが厳しそうですね……こっちは何とかマグマを無力化できていますが、正直いっぱいいっぱいで上手くコントロールできません。

 

そのうえ一回解いたらまた張ることができなくなると思うんで確実にデスギドラを仕留められる戦力が揃うか先生達が解放されら助けに来てください!何か動きがあったら教えてください!」

 

そう言うと俺にむかって「一誠、すまんがそいつの相手お前に全部任せた!大規模にマグマを操ることは現在進行形で妨害しているから大丈夫だと思うが倒すより時間稼ぐ前提の方がいいだろう。接近戦はできれば避けた方がいい!」とアドバイスしてきた。

 

「……ああ、任せろ!」と俺は応えデスギドラの前にでた!

 

最近頼りぱなしだからな。今度は俺が期待に応える番だ!

 

俺はデスギドラに向かっていく!『相棒!こいつ今地下のマグマを操る事に集中しているためか余り動けない、スピードを活かせ!!』

 

「分かった!ドライグ!」そう言いながらデスギドラの周囲を高速移動しながらラドラゴンショットやアスカロンによる斬突それに打撃を繰り出す!!

 

デスギドラも今の俺を無視出来ないみたいらしく苦痛のうねりを上げる。

 

よし、これならと最初は思っていたが途中で気づく。向こうから確かに爪や牙で切り裂こうとしたり炎を口から吐き攻撃もしてくれているようだがどうも攻撃が甘く感じる……。

 

『それは間違っていない!こいつは俺達の力ではダメージがあっても仕留める事ができないという事に気づいている。だからわざわざ封じられると分かっていてもマグマを操っているんだ!

 

リアス・グレモリーらにも攻撃しているのと同じ理由だ。お前の義弟が一瞬でも力を抜けないようにしているんだ!持久戦で力尽きるのを待っているんだ!!確実に仕留める為に!それだけ”ゴジラ”を恐れているんだろう!』

 

なるほど、俺達は眼中にないって訳か、なめやがって!

 

『そうでもないぞ、奴のリアクションからしても少なくても鬱陶しいとは思っているんだろう!じゃなければ俺達を剣吾やリアス嬢たちに集中して攻撃するはずだ!だが、最低でも首一本は俺達に集中している。奴にとってはかなり不本意な状況だろう。後は我慢比べだ!お前がどこまで禁手維持できるか、全てはそれ次第だ!』

 

じゃあ、俺が頑張らないとな!「だが、気をつけろ!一時間禁手を持たせるのは確実に無理だ。そして禁手が解ければその時点で負ける!それを頭に叩き込め!」

 

つまりどうにかしないと不味いって訳か……。どうしたもんかと考えていると

 

『相棒!気をつけろ!!』ドライグの警告と同時に嫌な予感を感じ咄嗟に躱す!直後先ほどまでいた場所に火砕流撃弾が命中した!

 

くそ、流暢に考えていたらやられる!だが、勢いそのままだったらこっちが先に力尽きる!どうすればいいんだ!

 

その時コスモスさんから通信が入る!!「「イッセーさん!!歌織がもうすぐ目覚めます!!」」

 

「本当ですか!?」「「今、私達が今歌織を目覚めさせる為に私たちが覚醒の歌を歌います。それを終えるまで何とか持ってください!」」

 

「分かりました!!絶対歌織ちゃんが来るまで待たせます!」「「お願い致します!!」」そう応えるとコスモスさんが目覚めの歌を歌い始めた。

 

――――新人悪魔が集まる会場にデスギドラ襲来の報告を聞きタイニーンは飛び出したい気持ちを必死に押し殺す。

 

もしこの場を離れ手薄になった所を禍の団(カオス・ブリゲード)やX星人などに襲撃されモスラの巫女である伊藤歌織に何かあったらそれこそ取り返しがつかないのだ!

 

その時だった。何処からかう美しくどこか癒しを感じさせる歌声が聞こえてきた。タイニーン配下のドラゴンたちも戸惑っていたが一匹が変化に気づいた!

 

「タイニーン様!!あれを!!」「どうした!!?」と視線をそちらに移すと森の主の根元にモスラの巫女が眠っている”繭”が歌声に合わせるように光り始めた!

 

「……そうか。遂に目覚めの時か!!」次第に発行と共に”繭”が動き始めた。

 

歌声が終わると”繭”が破れ”無数の光輝く小さな蝶が飛び出しデスギドラがいる方向に飛んで行った!

 

流石に体力がキツイな、剣吾も明らかに無理しているのが分かる!!このままではと思っていた時だった!

 

黄塵で囲っている結界をすり抜けてくる無数の光輝く小さな蝶を見た!いや、この姿蝶というよりコスモスさんが乗っているフェアリーに似ている?っということはまさか!!

 

蝶が一つに集まったと思った次の瞬間蝶が一つに結合した!!その姿は……。

 

[禁手 極光虫の聖武装・翠型](バランスブレイク モスラ・アームズ・カスタムグリーン)と響くと共に

 

「一誠さん、剣吾さん心配かけて申し訳ありません。もう大丈夫です!!」

 

「「歌織ちゃん(伊藤さん)!」」俺と剣吾が同時に叫ぶ!!

 

俺達がずっと心配していた歌織ちゃんの元気な姿があった。

 

しかもその姿は「緑色になっている!」剣吾驚いたように歌織ちゃんの姿が変わっていた。

 

服や翼が緑色を基調とした柄に変わっている。額に某美少女戦士がつけるようなティアラいや、どっちかといえばサークレットと言った方がいいのか?

 

とにかくティアラに水晶が三つ埋め込まれている。家紋とかにある三つ星型と言えばいいのだろうか?

 

手に持っている[極光虫の翼扇・翠型](モスラ・ファン・カスタムグリーン)も緑色に変化している!!

 

デスギドラも歌織ちゃんに気づいた瞬間彼女に集中し俺達が眼中になしという感じだ!!

 

「皆さん!お待たせしました!後は任せて下さい!」「では、復帰早々申し訳ないけど後お願いします。もう限界です……。一誠、俺にかまわず伊藤さんに手を貸すんだ!」

 

そう言うと剣吾がばたりと倒れた!それと同時に黄塵と結界が消える!

 

また大規模破壊攻撃をしてくるかと思ったが歌織ちゃんの事を警戒しているのかそれとも先ほどまでの戦いで消耗したのか分からないが今は様子見という感じで歌織ちゃんを見ている……。

 

互いに隙を伺い、いつの間にか気味が悪いくらいの静けさがその場を支配していた……。

 

黄塵で形成していた結晶体が自壊する音が響いた瞬間一斉に動いた!!

 

デスギドラが地面を力強く踏みつけ地下のマグマを噴出させるのに対し

 

「スパークリング・パイルロード!!」と歌織ちゃんが叫びつつ翼からは緑の鱗粉を撒きつつ雷が地面に当たったと思ったらそこから作りだした無数の光の柱がぶつかり合い相殺された!!

 

そのままデスギドラと歌織ちゃんは同時に飛び上がり激しい空中戦が始まった!!

 

デスギドラの口から赤い光線を放たれるが歌織ちゃんはモスラ・ファンで攻撃を弾く!!それも地上とかに当たらないように気を使いながら!

 

一瞬デスギドラが怯んだ隙を見逃さず、ティアラにある水晶からレーザーを放つ!!

 

「クロスヒート・レーザー!!」と叫びつつ緑色のレーザーを連射にデスギドラが苦しむ!!

 

歌織ちゃんはオーラ全開にしつつ高速で体当たりする!!さらにデスギドラを連れてそのまま高速で何処かに行ってしまった!!

 

『相棒、ドラゴンアップルの森がある方向に飛んで行ったぞ!!』』そうか、なら俺たちも追いかけるぞ!

 

「「イッセーさん!待ってください!今こちらに転移します!!」」とコスモスさんの声が聞こえたと思ったら転移魔方陣により俺は転移されていた!

 

「お前達、無事か!?モスラの巫女は!?」「今デスギドラを連れてきています。何故歌織ちゃんを転移しないんですか!?」

 

「「高速で移動しているか難しいですよ、何よりデスギドラが大人しくしてくれるとは思いませんし……来ましたよ!」」

 

と声に反応し視線の先を見ると歌織ちゃんがデスギドラを地面に叩き落とす所だった!!

 

今気づいた、この場所は剣吾がデスギドラを倒した場所だ!!手にしたモスラ・ファンが光り輝き形を変えていく!

 

先端が蝶いやモスラか、の造形をした人の背程の大きさを誇る杖。そうそれは正にゲームとかに登場する魔法使いの杖そのものだった。

 

[極光虫の聖杖](モスラ・ロッド)と機械的な音声が鳴り響く。「帰蝶弾!」の言葉と共に杖から緑色の光弾が複数放たれる!!

 

光弾はまるで生きているみたいに変幻自在の動きをしながらデスギドラに命中する!それも目や口の中とかピンポイントな弱点部分に!

 

流石にこれは無視できなかったみたいでダメージに苦しみ怯むデスギドラ。

 

その隙を見逃さず、歌織ちゃんが[極光虫の聖杖]の先端に緑の光を集めるのと同時に、翼も緑色に発光していき輝きを強め緑の光線が放たれる!!

 

光線は最早柱と言っていい太さになりデスギドラに命中し爆発する!!

 

その爆風に耐えつつその威力に驚く!!な、なんて威力だ!!剣吾の荷電粒子咆並みいや超える火力じゃないかこれは!?

 

「胡蝶嵐・神光・緑式!」(こちょうらん・しんこう・りょくしき!)と呟く歌織ちゃんの姿がまるで天使みたいに神々しかった……。

 

爆煙が晴れるとデスギドラもかなりのダメージを受けているようで地中に埋まってしまった!

 

デスギドラがまた活動する前に歌織ちゃんが封印すべく、デスギドラを中心にする形で空に鱗粉ばら撒きながら飛ぶ事で巨大なモスラの光る紋章を形成され始めた……。

 

これでいけると思っていたが突如地面が爆発しデスギドラが瓦礫を押しのけて復活する!

 

今までのダメージをくらっているはずなのに、いやダメージがあるからこそか!手負いの獣は恐ろしいとはよく聞く言葉だが嫌でも思い知らされた!!

 

歌織ちゃんが封印しようとしている事に気づいているんだろう。無差別に赤い光線や業火を吐き封印を止めようとする。

 

歌織ちゃんも封印作業中は集中しなければならないので回避しかできずかなり苦戦している。確かにこのままだったら失敗に終わっただろう。だがな!!

 

「往生際が悪い奴だ!!さっさと眠っていろ!!」とタイニーンのおっさんが巨大な爆炎を放つ!!

 

隕石の衝突クラスの威力がある爆炎は流石のデスギドラでも直撃したらひとたまりもなかったらしい。

 

いくら歌織ちゃんが一番の脅威だからって俺達を余りに軽視し過ぎたのが敗因だったな!ほぼ不意打ちで攻撃ができた!!

 

「森の仇だ!!たっぷり思い知れ!!」とダメ押しとばかりに火の玉で追撃した!

 

虫の息という言葉がこれほどまで似合う事が無いぐらいにボロボロに横たわっていた。

 

そして時間を稼いでいる間に紋章が完成した!!

 

「「今です!!一誠さん!!」」「これで終わりだ!!」左手にコスモスさんから渡されたエリアスの盾を紋章目掛けて投げた!!

 

これにはデスギドラも驚いただろうな。封印を確実なものにするにはエリアスの盾が必須!

 

だからモスラを宿す歌織ちゃんかコスモスさんが持っていると思っているだろう。

 

だが、今回俺が持つことになったのは単に予想を外す為だけじゃない!!

 

投げた盾が紋章に触れた瞬間輝きを増し聖なる力を増す!!赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)による倍加の影響で本来より発動時間を早めることができた!!

 

 

デスギドラは絶叫上げつつ成す術が無く光に包まれる……!?今の表情は何だ!?と見返す前に巨大な光の柱の中に消える!!

 

光が消えるとそこにはエリアスの盾が地面に埋まっている……!!一拍置いて俺を含めたその場にいた全員から歓声が沸き上がる!!

 

「まだ終わっていません!」と枯れた森の上を飛びながら鱗粉をばらまいた。

 

「パルセフォニック・シャワー!!」と叫ぶと鱗粉から聖なる力が放つと枯れた大地から緑が蘇っていく!

 

「森が、ドラゴンアップルの森が蘇ったぞ!!」「やったー!皆助かるぞー!!」

 

「何という奇跡だ……!!礼を言うモスラの巫女よ。この実を必要とする種族全ての代表として感謝する。本当に、本当にありがとう……!!」タイニーンのおっさんが男泣きしながら歌織ちゃんに頭を下げる。

 

「そんなやめてください。こちらだってデスギドラが襲ってこないようずっと付きっ切りで守ってもらったのですから頭を上げてください。」

 

歌織ちゃんが慌てながら止めるという珍しいものを見て俺達は笑ってしまった。

 

「これは凄いですね。正に神の奇跡と言っても過言ではない御業ですね!」そんな微笑ましい光景を見ていたら突如背後から聞き覚えが無い声が聞こえてきた!?

 

そこには背広姿の眼鏡をかけた美青年がいた!?手に剣を持っており、腰にはもう一振りの剣が携えられている。

 

いくらデスギドラに集中していたとはいえ気配を何も感じなかった!?それだけでも只者じゃないって俺にも分かる。何者だ?

 

「私の名前はアーサー・ペンドラゴン。この度黒歌と美猴を救っていただきありがとうございました。撤退前にお礼を言いに来ました」

 

「ってことはお前、禍の団(カオス・ブリゲート)か!?」「ええ、正確にはヴァーリのチームに属しています」俺の言葉をあっさり肯定し一気に緊張感が増す!

 

「全員、手を出すな!!その剣は厄介だぞ!!」タイニーンのおっさんが俺達を止めた!!

 

「聖王剣コールブランド、またの名をカリバーン。エクスカリバーやデュランダルを差し置いて地上最強の聖剣と称されるコールブランドが白龍皇に従うとは……!!」

 

「ご安心を。これでもこの剣を受け継いだ末裔なので仲間の命を救った貴方たちと事を荒げるつもりはありませんよ。先祖の名を汚すわけにはいきませんので」

 

「ふん、テロリストになった時点で十分汚していると思うがな。」「そこを突っ込まれると耳が痛いですが私も色々事情がありましてね……。」苦笑いしながら応えるアーサー。

 

「腰にあるのも聖剣だろう?それもかなり強力な。」「流石にお目が高い!最近漸く見つけることができた最後にして最強のエクスカリバーその名も『支配の聖剣』(エクスカリバー・ルーラー)です!」

 

あれが行方不明になっていた最後のエクスカリバーだと!?その言葉に全員が驚愕を隠せなかった。

 

「実を言うとそちらの聖剣使いと聖魔剣の使い手に大変興味がありましてね。赤龍帝殿、あなたからご友人によろしくと伝えていただけませんか?いずれ一剣士として相まみることを期待している――と。それではお元気で」

 

そう言うとコールブランドを空を斬ると空間の裂け目が生まれた!?驚いている間にアーサーが裂け目に入ると幻でも見ていたように裂け目も消えた……。

 

ヴァ―リの仲間がどれだけいるか分からないがどいつもこいつも強そうで参るぜ。だが、今はそれより

 

「歌織ちゃん、凄いパワーアップだな!驚いたぜ!」「一誠さんも禁手できるようになって良かったです」

 

と互いにパワーアップを称えあう。「……それはそうと貴方女子風呂に乱入した件まだお説教は思わってませんよ。」「い、いやあれは先生が……。」

 

と抗議も虚しく正座でたっぷり叱られたのだった。途中で剣吾が全身酷い筋肉痛で苦しんで倒れているという報告を聞きラッキー程度の感覚で剣吾の元に向かった。

 

 

この時俺達は気が抜けていて気付いていなかった。デスギドラが封印される直前まるで長年願い続けた望みが叶ったような歓喜と驚愕が混じった顔をしていたことに……。その意味を知るにはまだ当分先の話だ。

 

――――

 

 

「デスギドラよ、君の力篤と見せてもらった。今はまだ眠るが良い。時が来たら君もわれらの元に来ると良い。全ては偉大なる主の意志と共に」

 

そう言い残し遠くから映像を見ていた謎の人物はどこかに転移した。冥界側が気づくことは無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




[極光虫の聖武装・翠型](モスラ・アームズ・カスタムグリーン)
ドラゴンアップルの森及び森の主である神木から大地の力を吸収しパワーアップした姿。翅を始め基本色が緑色に変化している。セーラー戦士がつけるようなティアラに水晶が三つ埋め込まれている。従来の魔法少女衣装の下にボディスーツを身につけている。

[極光虫の翼扇・翠型](モスラ・ファン・カスタムグリーン)色が変わっただけでなく以前のものより全ての面で強化されているが五条の理由で基本は接近、白兵戦の時使用される事が多い。

[極光虫の聖杖](モスラ・ロッド)[極光虫の翼扇・翠型]から変化した聖杖。杖の先端にモスラの造形をした人の背程の大きさを誇る杖。ほぼ遠距離戦に特化したもので接近戦は盾代わりに防ぐ程度。
魔法少女リリカルなのはに登場するデバイスレイジングハートが元ネタで完全に魔砲少女の戦い方をします。

クロスヒート・レーザー ティアラの水晶から放たれるレーザー。連射、速射性に優れる上射角が広めと使い勝手がいい技

スパークリング・パイルロード 鱗粉をまき、巨大な光の柱を発生させ目標を攻撃する。

帰蝶弾 杖から誘導制御可能な緑色の光弾を複数放つ。元ネタは魔法少女リリカルなのはに登場する高町なのはが使用魔法ディバインシューターです。

胡蝶嵐・神光・緑式(こちょうらん・しんこう・りょくしき)元ネタはスパークリング・パイルロードの腹部から極太ビームを放つ技。流石に分かりにくいという事でここでは別の技として紹介します。
杖の先端又は翅から緑の光線が放たれる。高町なのはが使用魔法ディバインバスターをイメージすれば大体あっています。威力、射程、速度を調整する事で荷電粒子咆に匹敵する威力にもすることが可能。
本来神光は無差別広範囲攻撃だったがこれにより威力を一点に凝縮させることで破壊範囲を狭くする事を可能にした

パルセフォニック・シャワー 主に植物を中心に枯れた土地を蘇らせる事を可能にする。高い再生、復元能力を誇るが反面消費エネルギーが大きい上調整できないので戦闘中に使用はできず後処理専用技になる。


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