ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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ゴジラxコング:新たなる帝国楽しみです。-1では見れなかった怪獣バトルにワクワクします


第五章 冥界合宿のヘルキャット編 11

一誠の方ばかりに注目していられない、木場君とゼノヴィアさんの戦いに目をむけると木場君と副会長、日本刀使う女性とゼノヴィアが刃を激しく斬りあっている。

 

今の所どちらもダメージ無いが単純な剣の腕はオカルト部の方が上らしく悪魔の弱点である聖剣の力もありこちらが有利に感じるかもしれない。

 

だが、生徒会側にはもう一人いる!ボーイッシュな雰囲気を漂わせる長身の女性が大きな盾を出現させ日本刀を使う女性の前に立ちゼノヴィアさんの攻撃を防いだ!

 

「刀を使うのは巡 巴柄。退魔を生業とする巡一族の出身で、その先祖に滅ぼされた妖怪による呪いを解くために藁にも縋る思いで悪魔を呼び出した。それがソーマで転生以外に巴柄の命を救う術が無く悪魔に転生し眷属になったわけだ。因みに『騎士』(ナイト)だ」と磯兄が説明してくれた。

 

成程、先祖の恨みで呪いを受けたのか……可哀そうに。

 

「盾で防御したのは『戦車』(ルーク)由良 翼紗。幼少のころから異形の者を認識できたため、その体質を利用して転生前から素手で異形退治をやっていた過去がある」

 

「磯兄みたいだね?」「おい、おれはアンギラスの力を借りているんだ。そこまで無茶じゃないぞ!」

 

「じゃあアンギラス宿す前に異形と戦ったことないの?」そう僕は冷めた目で突っ込むと露骨に目を逸らし口笛を吹いてごまかした。ですよね~。

 

「話し戻すわよ。翼紗が持っている盾は人工神器『精霊と栄光の盾』(トゥインクル・イージス)。精霊との契約によってその力を盾に付与するわ。今は火の精霊と契約していて防御だけじゃなくてあんな事もできるわよ」と理恵さんが話を戻しつつ指を翼紗さんにむける。

 

見ると炎に包まれた盾をヨーヨーみたいに投げてゼノヴィアさんが防いでいた。

 

「……盾ってなんでしたっけ?」身を守るものをあんな使い方していいのだろうか?

 

攻撃にも利用できたら確かに便利だがその隙をつかれ攻撃されたら元も子もないのでは?と僕は疑問に思ってしまう。その懸念通りにゼノヴィアさんが巡さんの斬撃と『精霊と栄光の盾』を躱しながら先に由良さんを潰そうと距離を詰める!

 

案の定盾が戻ってくる前に距離を詰められる!このまま勝負ありか?と思っているとさらにゼノヴィアさんが空間に穴を開ける?

 

デュランダルを出すのか?でもルール的には破壊を制限しないといけないならオーラーを飛ばしにくいなら普通のアスカロンで斬りつけた方が速いのではないかと思ったが次の瞬間驚いた!!

 

裂け目から聖なるオーラが漂いアスカロンを包み込んだ!「あれってデュランダルのオーラを他の刀剣に纏わせてパワーアップできるという事なの!?」

 

「そうです!アザゼル先生のアイデアです。あれで今使いこなせないデュランダルの力を利用できます!」と僕と違って伊藤さんは事前に聞いていたので誇らしげに言う。

 

成程、これならと思っていると「反転(リバース)!」と言いながら手を前に突き出した!

 

するとアスカロンを真剣白刃取りし弾き飛ばした!「そんな真剣白刃取りが成功するなんて!!?」いつも失敗している身からすれば信じられない光景だった。

 

「違う、注目するのそこじゃないデス」とマイロンさんが呆れた顔をしつつ突っ込む。

 

「聖なるオーラを魔のオーラに変えて攻撃を防いだんです。魔の力なら悪魔にとってただの剣戟です。じゃないと聖剣に触れた瞬間、ダメージ受けますよ」とため息つきつつ伊藤さんが突っ込む。

 

成程、そういう事だったのか。でも「攻撃は通じるんだ。ならそのままいくか、協力して戦うかでどうにかできそうだね。間違っても……」

 

そう言っていると木場君とゼノヴィアさんが戦う相手を替えた。おそらく反転(リバース)できない聖と魔が混じった力聖魔剣を持つ木場君にしたんだろう。だがそれは!

 

「ダメだ!!」思わず大声出してしまって周囲の視線を一斉に感じ恥ずかしくなり縮こまる。

 

「どうしたんですか!?急に大声出して?」「た、多分生徒会はゼノヴィアさんを倒すのに副会長が最適だと思っています。先ほどの戦いは戦う相手を替えさせる為の布石な気がするんです」

 

そう言っているとゼノヴィアさんが副会長を壁際まで追い詰めた!単純な斬撃ならゼノヴィアさんの方が上だ。今なら勝てると思うだろ!だが、忘れてはいけない!彼女は『女王』だ!!

 

「反転(リバース)以上に危険な何かを持っている気がする!きのせいならいいが」と僕が不安そうに見ていると

 

ゼノヴィアさんが止めとばかりにアスカロンを振りかざす!!その瞬間!!

 

副会長の前に装飾された巨大な鏡が出現した!?剣の勢いを止められず鏡を粉砕した!すると割れた鏡から波動が発生しゼノヴィアさんが血をまき散らしながら吹っ飛んだ!!

 

「ゼノヴィアさん!!」と思わず叫んでしまった。「あれも人工神器なんですか?」と伊藤さんも驚いていると磯兄が応えた。

 

「流石のお前も分からなかったか。あれは人工神器じゃない、追憶の鏡(ミラー・アリス)と呼ばれる天然の神器だ。大きな鏡を出現させ、鏡が破壊された時の衝撃を倍化して相手へ返すカウンター系神器だな。」

 

へえ、あれは本物の神器なんだ。こうして見ると色んな種類があるんだな。

 

「剣吾さん、何で分かったんですか?ゼノヴィアさんが危ないと」

 

「……生徒会がどんな作戦なのかどんな力を持っているかって全く分かりません。ただ、木場君を攻撃の本命と見抜いていた。だからまだ何か隠している気がしたんだ」

 

「相変わらず危機察知能力が高いな」と磯兄が呆れつつ感心していた。

 

それはさておき試合を見るとゼノヴィアさんのダメージが大きくリタイアは時間の問題。このままでは二人ともリタイアだと思っていると

 

「デュランダルバース!!」という叫ぶと共に無数の刃が立体駐車所に生えてくる!!しかもあの技名合体技ぽいからデュランダルのオーラをあの聖魔剣一本一本にプラスされているということか。とんでもないな

 

その威力は絶大で由良さんと巡さんを撃破した!だが、流石に副会長までは倒せなかったようだ。

 

だが、木場君に抱えられているゼノヴィアさんも受けたダメージが深刻でリタイアの光が輝き始めた。

 

「木場、いい攻撃だったな」「ああ、僕と君が組めばまた聖なる花を咲かせることができる」お互いにそう微笑みながらゼノヴィアさんが消えるまで抱きかかえていた。

 

その姿はまるで絵みたいに美しかった……。

 

ゼノヴィアさんがどうなった心配になり、思わず医療ルームに行こうとした僕に「おい、一誠が戦っているだ!終わってから行け!」と磯兄に一喝され正気に戻る。

 

そうだよな、あの程度の傷なら回復できるはずだ。他にもまだ頑張っている人たちがいるのに離れるのは失礼だよな。と落ち着きを取り戻しつつ反省しながら試合を見た。

 

この時僕は何故医療ルームに行かなかったのか程なく心の底から後悔することになるとは想像もしていませんでした……。

 

一誠と匙君の戦いはどうなったのか気になった。子猫ちゃんは傍にいるものの見守っているという雰囲気で手を出す気はなさそうだ。

 

おそらく一誠と匙君が一騎打ちにしてほしいと訴えそれを聞いたと言う所か。甘いけどま、それも青春好きにすればいいさ。

 

『赤龍帝の鎧』に禁手した一誠の方が圧倒的に有利だ。格闘戦の技術なら大した差はないだろう。もしかしたら磯兄に教わった期間が長い分匙君の方が若干有利かもしれない。

 

だが、基礎スペックが違いすぎる!ああ、そうだ。現に匙君は今も簡単に吹き飛ばされている!!

 

だから今、疑問に思っているだろう?一誠。 何で立ち上がることができるんだ?結局最初に繋がったラインを吹き飛ばす事ができていない。

 

それに一誠が怯んでいるように見える。もしかするとあれがタイニーンが言っていた「こもった一撃」なのかもしれないな。冥界でも解き明かされないものだが食らった者だけに分かる格下だとしても本物だと認めざるを得ないものだという事らしい。

 

分かるような分からないような。と思っていると匙君が吠える!「兵藤ォォォォォ!一つ聞かせろォ!おっぱいもんだ時、どう思ったんだよ!ちくしょうぅぅぅ!」

 

嫉妬丸出しな言葉だがそれ故に熱量を、魂を感じることができた。

 

「赤龍帝に選ばれて主の自慢であるお前が羨ましくて仕方がない。俺だってそんな風になりたい!!」

 

一誠に殴られても怯まず向かっていく。

 

「だが、それより優先して叶えたいものがある!先生だ!!俺の両親みたいに先生になりたい!!会長の目指した誰でも通える学校を作る!!その夢がそんなに可笑しいか!!?そんな馬鹿にされる事か!!?俺達の夢は馬鹿にされるためにある!!」

 

この言葉は一誠だけじゃない!この試合を見ている全ての者に対しての宣言だった。

 

匙君の背後に龍の様な幻影が見えた気がした。おそらくあれが匙君に宿ったドラゴンか。彼の想いに応えているのだろう。

 

「笑うかよ!!誰が笑っても俺が笑うかよ!!来いよ、匙!!俺達馬鹿にできることはただ突っ走ることぐらいだ!」そう言いつつお互いに殴り合った!!

 

「明らかに一誠さんの方が戦闘力が上回っています。本来ならとっくに匙さんは倒れていても可笑しくないダメージを受けているのに何故戦う事ができるのでしょうか?」と伊藤さんが試合を真剣な眼差しで見つつ疑問に思う。

 

「それについては何となくわかる気がする。磯兄」僕は磯兄に声を掛けつつ聞いた?

 

「磯兄……匙君をギリギリまでボコっていたんでしょ?」「正解だ!流石昔からの付き合いだな」

 

「あんまり嬉しくないな。」「どうゆう事ですか?」伊藤さんが聞くと磯兄はこう答えた。

 

「短い期間で試合する。それも一誠が禁手している可能性が高いと俺は思った。じゃあどうするか。多く詰め込んでも使い物にならんだろう。ならどれかに専念する!」と言い匙君を指さしながら言った。

 

「その為に何をするか?単純だ!毎日徹底的に殴り打たれ強くする!!言葉にすれば簡単だが実行するとなると難しい。実際匙もかなりきつかっただろう!実際トラウマになりつつあるぐらい追い詰められた。だが、あいつは耐え抜いた!!どんな戦いも倒れない奴というのはそれだけで脅威なんだよ。」

 

僕は匙君が受けたであろう拷問を想像しつつそれに耐えた彼を心の底から尊敬する。同時に一誠の事が心配になった。磯兄はおそらく7割以上を匙君を打たれ強さと体力づくりに専念したんだろう。

 

だが、当然それだけでは勝つことはできないはずだ。当然攻撃する必要がある。先程磯兄が言ったように短い期間で物にするにはある程度絞り専念しないと無理だと判断したはずだ。

 

磯兄はこの試合が始まるまで一誠の事も教えている。それも含めて癖や性格も知っているからどんな事を教えたのかそれが何か気になる所だ。

 

僕が心配している中一誠は匙君を徐々に追い詰めていく。顔がボロボロで見ているこっちが辛くなる酷い有様だ。にも関わらず目が死んでいない。

 

気づいているかい、一誠!今の彼がどうゆう存在なのかよく知っているはずだ!

 

一誠は勝負をつけるべく渾身の左ストレートを繰り出した。その瞬間!匙君が右掌を前に突き出しと同時に左足を一歩後ろに引き踏み止まり固定した!あれは!?

 

一誠は掌に当たった瞬間、掌が当たった部分の鎧が砕け破片と血が飛び散りながら大きく吹き飛ばされた!

 

あれは退歩掌破!!磯兄がサイラオーグさんに使ったカウンター技だ!!

 

あの勢いでカウンターされたなら凄まじいものだろう。だがその代償として匙君の右手も酷い有様だ。完全に折れている!

 

それでもラインを繋いだ事で一緒に吹き飛んだ!!おそらく一誠が壁に激突した瞬間にその勢いを利用し追撃するつもりだろう。

 

だがあの勢いなら躱されたら自滅、仮に命中しても自分への反動ダメージでどっちにしても匙君はこの戦いでリタイアは避けられないだろう。

 

まあ、理屈ではさっさと躱して次に進むのがベストだろう。

 

だが、ここで応えないと男が廃るよな?一誠!!一誠はめり込んだ壁から抜け出て迎え撃つ!!

 

匙君が左手を突き出した状態で一誠に突っ込んでくるのに対し地面を蹴り飛びあがり右手を構える!

 

どっちも小細工なし。どちらの拳が先に当たるかというシンプルなものだ。結果は……!?

 

一誠の右アッパーが匙君の顎を捉え吹き飛ばした!!匙君の身体が弧を描くように吹き飛びながらリタイアの光に包まれながら消えていった。

 

一誠はマスクを収納し素顔がだした状態で子猫ちゃんに手を握ってもらっていた。

 

音声は上手く拾えなかったが初めてふざけてでも喧嘩でもなく本気で友達を倒したのは今回初めての経験なはずだ。

 

僕より割り切っているはずのあいつもちょっと前まで普通の高校生だったんだ。そう簡単に割り切れる者ではない……。分かるぞ、だがそれは試合終わってからにしろ。気づいているか?今お前はかなりやばい状態であることを。僕は未だ消えるそぶりがないラインを見つつ観戦を続けた。

 

通信用の魔法陣が一誠と子猫ちゃんが展開され移動する。どうやら部長かだれかの連絡で合流するみたいだな。終盤果たしてどちらに勝利の女神は微笑むか?

 

 

俺兵藤一誠は子猫ちゃんと一緒に中央広場に行くとそこには生徒会長を含めた残っているシトリー眷属が勢ぞろいしていた。

 

ご丁寧に青い結界まで張られている。結界を発生していると思われる腕輪をしている『僧侶』確か名前は花戒 桃さんだったな。俺のラインも彼女に繋がっている!

 

防御力を上昇されたら厄介だなと警戒していると部長を始め残っているグレモリー眷属が集合した。

 

木場が来たからゼノヴィアがやられたという事か。「どうやらお互い考えることは同じって事かしら?」

 

「そうですね。終盤となれば総戦力でのぶつかり合いになることが多いですね。」部長と生徒会長が話し合いながらも隙や相手の罠や戦術を探っているみたいだ。

 

こちらもやられているが数はこっちの方が有利なはずだ。と思っていた時だった。

 

急に体がふらつき始め気づいたら俺は膝をついていた。だんだん意識が遠のき視界が時折ぼやけ、体から力が抜けていくのが分かる!

 

な、何があった、いったい!?会長達が何かしたわけじゃなさそうだしダメージも水分補給もしているのに何でだ?と疑問に思っていると未だに繋がっているラインが目に入る。

 

「こ、これは匙が何かしたのか?」

 

アーシアが俺の異常に気付き神儀『聖母の微笑』(トワイライト・ヒーリング)による回復のオーラを俺に当ててくれた。

 

痛みは和らいだが意識がはっきりしない。部長は『フェニックスの涙』を取り出そうとするもののアーシアで効果ないなら使っても意味がないと思い使わなかった。

 

それでいいんですよ。部長!今使ったら完全な無駄使いになります。原因を知り解決しないと。

 

眷属全員が困惑し始めると会長が軽く笑うと草下さんに視線を移す。

 

草下さんが前にでると抱えていたバックから血液パックを取り出した。

 

血液パック?ギャスパーに使うつもりだったのか?とただでさえ頭が悪いのにいつもより回転が鈍っている状態では理解できるわけがなかった。

 

それは他の皆も同じだったが突然、木場が何かに気づいたように短剣型の聖魔剣を投げラインを切断した!

 

その行動に戸惑ったが斬ったラインを見た時その理由が分かった!切断されたラインから血が流れていた。

 

つまり!!「まさか、一誠の血を抜き取ったのね!!」

 

「その通りですリアス!彼は転生悪魔の元人間。血液を大量に失えば命に関わります。その前に医療ルームに運ばれる、つまり強制的にリタイアになります」会長の冷静な声が響く。

 

「もう真面に攻撃する事もできないでしょう。私たちがもっと警戒していたのは貴方です、兵藤君。貴方は仲間の為に諦めることを知らない。『根性』と呼ぶのが赤龍帝の力と合わさる事で何度倒しても立ち上がる恐ろしい存在です。だからダメージ倒すのでは厳しいと判断しこのような手段を取りました」

 

会長の説明に両陣営が耳を傾けた。「匙にとって貴方は同期の『兵士』にして友人、そして憧れでした。ロンギヌスを宿している貴方に劣等感を持っていました。そんなの無くても戦えると私を含め眷属は彼に伝えたかったですが上手くできませんでした。ですが磯野さんによって私の思いは伝わってくれました」

 

視線を上におそらくここからは見えないがこの試合を見ているであろう磯野さんに向けてこう言った。

 

「目標があるのは良い事だ。自分に無い物を羨む嫉妬、それもまた強さを得るためには必要な要素だ。だがどんなに嘆いても差があるのは仕方ない。後はどう差を埋めるか差別化するかだ。それはそう簡単に見つけられる事ではないし考えても時間もない。試合まで俺にできることをやるぞ」

 

「彼はそう言って匙を鍛えました。その結果は貴方が一番ご存知でしょう。結果確かに貴方は匙に倒しました。ですが同時に匙元士郎は今貴方赤龍帝兵藤一誠を倒しました!覚えておいてください!貴方だけが上を目指して夢を持ち懸命に生きているのではない!!リアスこれで私達と貴方達の評価に変わえてみせます」

 

会長の言葉に部長は悔しそうに顔を歪めた!今回の試合部長の方が圧倒的有利だと言われて勝って当たり前だという思われたのにこの結果だ。

 

俺達の評価は大きく下がり逆に会長の評価が上がってしまった。

 

「私の、私たちの夢は今の貴族主体である悪魔社会では極めて困難です。解決するのに一気に突破できる方法はなく壁を少しずつ確実に壊していかなければなりません。その為なら命だって賭けます!リアス、貴方達が劣っていたりミスをしていたわけではありません。私達の覚悟が上回った……それだけです」

 

くそ、匙、お前すげえぜ!!今なら分かる!俺の攻撃耐えられたのは磯野さんから俺が禁手したとしてもそう簡単に倒れないようひたすら殴られまくったんだろう?

 

それでダメージを受けても耐えられるスタミナを身につけたんだ。そしてカウンター技まで習得した。だがそれらは全てブラフ。或いは二段構えの作戦だったかもしれないな。

 

全ては血液を少しずつ奪い取って奪い取るために。逃げて時間を稼ぐこともできただろうが結果的に正解だと思うぜ。もしお前が逃げを前提だったら俺も子猫ちゃんと協力して戦っていただろう。

 

一騎打ちで戦おうとは思わなかった。戦術では正しいし見下すつもりはこっれぽっちもない。だからこそ、その選択しなかったお前を心から尊敬するぜ!

 

お前は自分が倒れても仲間たちが倒してくれると信じていたんだろう。だが、それはちょっと違ったぜ。

 

俺はお前の攻撃だけでもうすぐ沈みそうだ。ただどうせ倒れるならやってやる!できるかどうか今初めてやるからわからないがやってやる!見せてやる!俺の必殺技を!

 

「俺の煩悩解放!!広がれ!!俺が夢見た世界!!乳語翻訳(パイリンガル)!!」その言葉と共に俺を中心に謎の空間が展開される。

 

俺の言葉に敵味方関係なく身構えるが安心してほしい。何故か禁止されている女性の衣服を粉砕する洋服崩壊(ドレス・ブレイク)と異なり直接被害は一切発生しない。

 

『一誠、大丈夫かしら?あんまり変な事をすると体に触っちゃう』かわいらしい声が部長のおっぱいから聞こえてくる。ふふふ、成功だ!!

 

「なるほど、かわいらしい声だ。部長、変なことしていると体に触ると心配してますね?」

 

俺の言葉に部長は驚き『もしかして心の声が聞こえるのかしら?ソーナ、困っちゃう☆』

 

「どこかセラフォール・レヴィアタン様を思わせる幼女みたいな声と話し方。やっぱり姉妹ですね。ソーナ会長、俺の技心を読めると思っていますね?」

 

「どういう事?ここまでならまだはったりでも通じるし実際に心を読んでも分かります。でも、声ってどういう事?」

 

「これは俺も知りませんでした。持ち主の性格と必ずしも一致する訳じゃないっと。教えましょう!!」

 

俺はこの素晴らしい技を皆に教えるべく格好つけて言い放つ。

 

「乳語翻訳(パイリンガル)とは女性限定でおっぱいの声が聞こえてくる!俺の質問におっぱいは偽りなく答えを教えてくれる最高の技です!そんじょそこいらの読心術とは一味も二味も違うんですよ!!ああ、血が足りない」

 

俺は過酷な修業中ずっとおっぱいへの渇望だけが残った。

 

高名なお坊さんは煩悩を捨てるために山にこもり悟りを開く。だが俺は逆に煩悩のみで過ごした。

 

滝行、座禅、筋トレの時も煩悩以外は頭を空にし煩悩のみに集中していた。そして、俺は自分の心にある本当の願いに気づいた。おっぱいとお話がしたい。

 

おっぱいへの深い感謝と有難みに気づき俺はこの高みに至った!!

 

「会長が何の作戦考えている教えてくれ!」

 

『今私は屋上にいてこれは立体映像☆桃と憐耶のおかげで精神をこっちに反映させているから本当に要るように見えるの☆すごいでしょ?私の眷属。幻を攻撃して少しでも疲弊させるのが目的なのよ☆』

 

「成程、本物は屋上で今見えるのは幻ですか。少しでもこちらを疲弊させるのが目的でしたが精神がこっちに来たのが運の尽き!子猫ちゃんの索敵を誤魔かす為だったけど今回は仇になりましね!」

 

そういうと傍にいる草下さんと花戒さんに照準する。二人は胸を抑えるが無駄無駄!!

 

『木場きゅん!同じ戦場に立てて幸せ♡』「ちくしょうぅぅぅ!木場ばっかりモテやがって!!花戒さん、あんたも木場目当てか!!」「いやああ!聞かないで!」と花戒さんは半分涙目で言うがもう遅い!

 

「じゃあ、草下さんは何だ?」「やめてぇぇ!!」としゃがみ込むが無駄だ!!

 

『あんな格好良くて強そうなのに何でただの変質者しか見えない……兵藤怖い!』

 

その言葉にショックを受け周りを見渡すと全員が引いていた。

 

会長も目元をひくつかせ、部長は額に手を当てて嘆息している。

 

「リアス……。これはちょっと……」 「ゴメンなさい……」

 

「怖い技だと思うけれど、プライバシー侵害で、このままでは女性悪魔と戦えませんよ?私だって知っていたら絶対拒否していましたし」

 

「ええ、厳重注意しておくわ……。上もその訴えは正当そのものだから受け入れるでしょうね」

 

「まるで俺がど変態みたい言うじゃないか!!」『その通り、ど変態です!』敵味方関係なくその場にいた全員から突っ込まれる!そんな、馬鹿な!

 

『イッセーさんったら、ケガばっかりでしょうがないです!で、でも治してあげない事も無いんだからね』

 

「アーシアのおっぱいはツンデレなのか。ほら、こんな風におっぱいが色々教えてくれるんですよ!」

 

俺の熱弁に対し「……先まで格好良かったのにやらしい赤龍帝。……最低です」子猫ちゃんからの冷たいツッコミはその場にいる全員の代弁だったのか全員が頷いた。

 

そ、そんな馬鹿なと衝撃を受けているときだった。

 

「いいからさっさとリタイアをしてこっち来い!!」突如ゲーム会場で聞こえるはずがない観客席で試合を見ているはずの剣吾が大声で叫んでいた。

 

その声から妙に焦っているというか切羽詰まった感情がむき出しだった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回剣吾の隠された本音を知ることになります。ゴジフェス生で見れなかったのでダメかと思いましたが前回と異なりYouTubeで見れて良かったです
明日映画ゴジラを実に行くつもりです。アマゾンで歴代ゴジラ映画5月3日から見れるので会員になってよかった
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