ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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今回は原作13巻に収録している特撮の悪魔になります
今年の夏はカミノフデ ~怪獣たちのいる島~を楽しみにしています
今の所上映数はすくないですが確か全国でやるとあったのでできると信じています


第五章 冥界合宿のヘルキャット編 番外編

何でこんなことになったんだろう?

 

アーちゃんが突然結婚してほしいとプロポーズされ動揺していたオカルト部でこんなので無事新学期を迎える事ができるだろうかと不安に思っていた時だった。

 

ソーナ会長のお姉さんであるセラフォール・レヴィアタンさんから依頼がきたのだ。

 

事情があって行くことができないリアス部長、朱乃さん、木場君以外の眷属で無い僕中島剣吾を含めたオカルト部全員が彼女の依頼に叶えるべく転移用の魔方陣を使いやって来たのだが……

 

絶海の孤島、それも一昔前の漂流したら未知の巨大生物に襲われる映画で出てきそうな光景そのものだった。

 

どこだ?ここは?そう思っていると何やら地響きが聞こえてきた。音がする方向を視線を移すとそこには……

 

森の木々を倒しながら巨大生物が現れた!?その背には魔法少女こと魔王セラフォール・レヴィアタンさんが乗っている。

 

自然を大切にしようっとつっこもうとしたが近づいてきてその生物の姿がはっきり見えるようになってから驚いた!ってきりドラゴンとかペガサスとかかなあと思ったらまさかの!!

 

「ティ、ティラノサウルス!?」そうあの有名な肉食恐竜ティラノサウルスの姿に酷似していた。

 

「すごい!すごい!!恐竜だ!!」生きている恐竜を見たいと思うのは男の子にとって永遠の夢と言っても可過言ではないだろう。

 

その恐竜をこの目で見れて興奮していた!!セラフォールさんはティラノサウルスを僕達の前に制止させるとジャンプして空中でくるくる回りながら着地……に失敗し縞パンが丸見えになっていた。

 

見た目が美少女だけでなんて残念な姿なんだ……。と思っていたら急に両目に激痛を感じ転げまわる!!

 

な、何があった!?「なに女性のパンツをマジマジと見ているんですか!!」という伊藤さんの声が聞こえた事で目潰しされた事に気づいた。

 

「今のは理不尽でしょ!!あんなの誰だって見ますよ!」「だからって女性の下着を見つめていいわけではありません!!」

 

まあそれはそうだな。……だがこれは言わないといけないだろう。「僕はもっと大人っぽいやつの方が好みです」「誰も聞いてません!!」

 

地面に倒れ目をつむったまま言ったが恐らく蹴られたのだろう。腹に激痛を感じ、しばし苦しむ。

 

痛みが和らぎ立ち上がると一誠も同じ目にあっていたらしくほぼ同じタイミングで立ち上がる。

 

ギャスパー君は被害にあっていないのは僕達と違って目を逸らしたかそれとも男として見られなかったのか疑問に思うがまあどうでもいい事だろう。

 

改めて恐竜を見てみる。セラフォールさんが馬みたいに乗っているから見た目と違って大人しいかも。

 

そもそも肉食の大型恐竜をぱっと見で判断できるほど自分の知識に自信ないし。そう思って見ていると

 

「カット!いいシーン撮れましたよ!セラフォール様!!」と監督らしい人が現れた。しかしどうでもいいが恐竜と魔法少女と相性がいいのか?と疑問に思ってしまう。

 

すると僕達というかグレモリー眷属を見て「おお!!貴方達があのゲームで活躍したグレモリー眷属ですね!!」と歓喜の声を上げる。

 

そういえばグレモリーとシトリーのゲーム冥界中で放送していたんだっけ?話を聞いてみるとあのゲームで活躍したグレモリー眷属を映画に使いたいという話らしいって……映画!!?

 

「そう、私が主役の特撮番組『魔法少女マジカル☆レヴィアたん』の映画版撮るからライバル役として登場してほしいだ」

 

「……マジカル☆レヴィアたんは冥界で放送している特撮魔法少女番組です。悪魔の子供達には高い人気を誇ります」と子猫ちゃんが説明してくれる。

 

何でも魔法少女レヴィアたん悪魔の敵相手に大暴れするという内容なのだが監督が作品には反政府的なメッセージを込めたいという過激な思想を持つため和平成立後も天使を始め他種族が敵として登場するらしい。

 

子供の洗脳を教育と呼ぶという事を実感させられた気がする。

 

それはともかく様々な種族や戦闘スタイルがあるグレモリー眷属が選ばれたとのことだ。一誠はいやらしい妄想しはりきっているが大丈夫だろうか。

 

そう思いながら一誠達が着替えてくるのを待っていると例のティラノサウルスが近寄ってくる。近づくとやっぱりデカいな。恐竜映画とかで襲われる映像をよく目にしているのでちょっとびびってしまう。

 

「大丈夫よ。この子大人しいから」「本当ですね。剣吾さん大人しいですよ」伊藤さんが顎を触ると嬉しそうに声を鳴らす。

 

その様子を見て僕も触りたくなった。やっぱり昔からの夢でもあるし。

 

「すごい、僕生きている恐竜に触るの夢だったんですよ!!」そう言って触ろうとしたら突如頭から腹まで噛みつかれた。それも甘噛みなんて甘いもんじゃない!確実に歯形が残るレベルで普通に痛い!!

 

――――

 

「すごい、一回恐竜の肉食べてみたいと思っていた所だったんだ」「剣吾さん!気持ちはよく分かりますが落ち着てください!!」

 

殴り飛ばして気を失っている恐竜の首を掻っ切ろうとするのを伊藤さんが後ろから羽交い絞めし必死に止めようとした。

 

「残念ながら今食おうした奴に優しくできるほど人間出来ていないでね!」ともめていると

 

「ちょっと落ち着ていて剣ちゃん♡この子も反省しているから私に免じて許して☆」ドカ!!

 

「……分かりましたから命だけはご勘弁を」拳大の氷を作り出し高速で側頭部にぶつけられ大ダメージを受け弱弱しくそう返すしかなかった。

 

力の差を一瞬で見せつけられちょっとビビっている僕に着替えを終えた皆がやってきた。

 

メイド姿の子猫ちゃんが最初に来て次にアマゾネス風の衣装を着たゼノヴィアさんにどことなく禍々しさを感じさせる巫女の格好をしたアーちゃん二人がどこか複雑そうな表情をしながら歩いて生きた。

 

……まあ教会戦士とシスターが邪悪な剣士と邪教の巫女を演じるのは辛いわな。その辺りの配慮して欲しいもんだと内心思いつつ男子は?と聞き話を変えた。

 

するとガチャガチャと鉄の音が聞こえてきたからそっちを見るとそこには『赤龍帝の鎧』(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)になった一誠の姿があった。

 

「今から禁手(バランスブレイク)したら持たないだろうが?」「違うこれは『赤龍帝の鎧』の模造品だ。だが本物と違って重いんだよ……これが」

 

機能や細部まで再現している優れものだが流石に重さまでは軽減できなかったようだ。へえ本物は重くないんだと初めて知った。

 

「所でギャスパー君は?」「ああ、段ボールに逃げたら斬新だから段ボールヴァンパイアとして監督が採用したと言っていた」

 

「……すまん、もう一度言って欲しい」「気持ちは分かる」と一誠が頷く。

 

大丈夫かこの映画……と思っていると殴り飛ばした恐竜が何かを食べている。段ボールに入った肉か何かを食べているのかな?と思っていると不吉な事が頭によぎった。

 

「ねえ、一誠。ギャスパー君が入っている段ボールってあのぐらいじゃないよね?もっと大きいよね?」

 

「あのくらいの大きさだったがまさかそんな訳ないだろう!!」ははは!と二人して声を上げて笑った次の瞬間二人揃ってダッシュで恐竜に向かっていった。

 

――――

 

「怖かったです!!臭かったです!!恐竜のお口の中でモグモグされながらぬるっとよだれが混ぜってきたもう駄目だと思いました……うええええん!!」

 

助け出された後すぐに新たな段ボールの中に入り込んだギャスパー君が泣き叫ぶ!!

 

怖かったよねと段ボールを摩りながら慰める。しかしあの捕食シーン何故か撮られていて適用された。

 

どんな映画を作るつもりなんだ……。

 

そう思っていると撮影が始まった。猫又と聖剣使いつまり子猫ちゃんとゼノヴィアさんがセラフォールさんと戦いいつの間にか将軍にランクアップしたギャスパー君が二人のピンチに現れるというシーンらしい。

 

戦闘シーンは実写で流石に悪魔だけあって本当の魔力を使ったバトルシーンが繰り広げる。

 

流石は魔王!直撃するときには適切に手加減してくれるから安心だと頭では分かっているものの爆発の規模に思わずドン引きし心配してしまう。

 

あんなの食らったらイチコロだわ!!二人とも台詞はやや棒読みで緊張しているのが丸わかりだ。

 

だがそれを補えるだけのアクションシーンで僕も夢中に見ていた。凄いな、魔力の弾やビームを躱したり剣で切り裂いたりしていたが追い詰められる二人。

 

「そ、そこまでです!!」と段ボールが飛び出てきた。本当に段ボールでいいのか?と思っていると「ギーギー!」と鳴きながら巨大な怪鳥が乱入してきた!

 

この島で聞こえる謎の鳴き声はあの鳥だったのか。「あれは『天空の魔鳥ジズ』ですね。陸のベビーモス、海のレヴィアタンに並ぶ聖書に書かれた終末の獣でもあります」と伊藤さんが説明してくれた。

 

へえ、あれがジズか。やっぱり現レヴィアタンであるセラフォールさんとの縁でここに来たのかな?

 

段ボールに入ったギャスパー君を爪でつかむと空高く飛びあがった。

 

「どんな演出何だろうね?シズは魔法少女レヴィアたんの仲間だから敵を倒したって事なのかな?」

 

「まあ終末の獣同士ですから敵対するより味方の方が自然ですからねえ。でもここからどんな展開になるんでしょうね」と二人でお菓子食べながら話していると

 

「何でしょう?あの鳥」「さあ、だが面白い!このまま撮影しよう」……

 

「普通に襲われているだけかい!」「ギャスパーさん!!」俺と伊藤さんが助けようと同時に動こうとした瞬間!

 

ジズに高速で何かがぶつかり段ボールもといギャスパー君をつかみ地上に優しく降ろしたのは……何あれ?

 

翼竜……プテラノドンかな?多分。プテラノドンの着ぐるみそれもリアルでなく俗にいうゆるキャラ風のタイプ。着ぐるみが空から舞い降りた。何かシュール光景だな。

 

ギャスパー君を降ろしてくれた後再びそのままジズと高速空中戦が繰り広げられる!

 

凄い光景だけど伝説の怪鳥と渡り合うのがプテラノドンのゆるキャラって何かが間違っている気がする。

 

そう思っていると着ぐるみがジズを高速で通り過ぎると直接当たっていないはずなのに大きくバランスを崩した?

 

風の力でバランスを崩したのか?と疑問に思っていると怯んだのを見て着ぐるみが回転しながら嘴をシズに突き刺した!!

 

これにはジズも一溜まりもなかったんだろう。完全に怯んでしまい鳴きながらどこかに飛んで行った。

 

助かったと思っていると着ぐるみが地上に降りてきた。

 

「ケンケン、歌織ちゃんじゃないこんなところで何しているノ?」「え、その声まさか?」

 

聞き覚えがありすぎる声に中の人が誰なのか察してしまった。そして着ぐるみの頭部が外れると

 

「こんな所で何してたの?撮影?」「鈴姐さんあなたこそ何でそんな恰好をしているんですか?」

 

「私はこの島に珍しいスパイスがあるという噂を聞いて探しに来たネ」「何で着ぐるみ?」

 

「そのスパイスはある生物が育てているらしいけど人間の姿を見たら姿を見せないからこの格好をしているネ。それに」「それに」

 

「何でか分からないけど着ぐるみ着た方が調子いいのよ。これダーリンを始め他の巨獣器使いも言っている事よ」僕と鈴姐さんが話している傍で伊藤さんがギャスパー君を慰めていた。

 

「ふわっとしたんです!急に浮遊感で体が無くなったお空を飛んでいたんです!!うええええん!!」

 

「よしよし大丈夫ですよ」段ボールを慰めているから傍から見れば良くても捨て犬か捨て猫をあやしているようにしか見えない。

 

すると監督が段ボール神と呼び一誠を差し置いてラスボスにしてしまった。それでいいのか?冥界の特撮?と疑問に思ってしまうがまあ今更だろう。それにしても

 

「何ですか?秘伝のスパイスって?」「噂によるとかつて冥界とかに生えていたとされる植物でそれぞれ甘味、塩味、辛味、苦味、酸味のスパイスがありそれを使うと絶大な滋養効能が得られるのよ。勿論味も相当なものらしいわ」

 

「へえ、じゃあ僕も手を貸しますか?どうせ見学する事しかないし暇ですし」「私も付き合いますかね?このままここにいても段ボールの活躍見るだけになりそうですし」

 

「本当じゃあこれに着替えて!!」そう言うと映画スタッフから借りた着ぐるみを差し出した。

 

「え、着替えるんですか?」

 

「当然!さっきも言ったけど人間の姿じゃ警戒されるし。後今回は幸い貴方達が宿した怪獣に近い着ぐるみがあるから必要ないけど巨獣器使いはどの着ぐるみを着ても戦うイメージをすると自分が宿した怪獣の姿に近いものに変わるのよ。そうすると禁手みたいに様々な力を着ぐるみを着たまま使う事ができるのよ」

 

鈴姐さんがそう笑顔で言うと肉食恐竜と蝶のゆるキャラの着ぐるみを差し出した。一体こんなの何故持ってきたのだろう?と疑問に思いつつ着替える。

 

イメージするか……仮にも怪獣王を宿しているんだ。ゆるキャラとは言えそれなりに格好はつくかもしれないとこの時は思っていました。

 

――――

 

伊藤さんはモスラを思わせる赤い羽根を持つ蝶の着ぐるみ。鈴姐さんは先程と同じz全身オレンジ色の翼竜の着ぐるみ。

 

で僕はと言うと「……どうしてこうなった?」「ちょっと気持ち悪いネ」「でも見ようによっては可愛くみえるかもしれませんね」

 

「……やっぱり映画の見学しようと思うから脱いでいいですか?」と二人を見上げながら言う。

 

そう今僕は本来僕より背が低いはずの二人を見上げている。というのも

 

「「でも驚きましたね。まさかこんな姿になるとは」」とコスモスさんも驚いた表情で僕を見つめる。

 

そりゃ驚くだろう。鏡で見て僕自身も驚いているんだから。着ぐるみに着替えた途端バランスを保てず転倒し起き上がろうとしても何故か手を上手く動かす事ができない。

 

自力で脱ぐこともできず仕方ないので蛇、どっちかと言えば陸の上がってしまったウツボや鰻の方が近いかともかく全身の力を使って這いずって皆の前にでると悲鳴上げられる羽目にあった。

 

鏡で見ると基本色は黄土色が一番近い色なのかな?手が生えていないオタマジャクシあるいは足があるナメクジみたいなものかな?

 

首に鰓らしいものがあり時折血みたいな赤い体液が垂れ流れてしまう。ちょっと大丈夫?これ!?

 

痛みを一切感じないのが逆に怖いですけど!!「まあとりあえず大丈夫そうだからこのまま連れて行くヨ」と鈴姐さんが言い僕を掴む。

 

っていうか今気づいたけど鈴姐さんも伊藤さんも着ぐるみの口が動いたり表情が変わっている!?え、どういう事だ!!

 

そんな疑問に誰も答えてくれず正に魚を捕る鳥そのもので連れていかれた。

 

そして地面に降ろされるとそのスパイスがあるとされる森を一人で突き進む。

 

鈴姐さんの話が正しければスパイスを育てている生物は警戒心が強いらしく大型で空を飛ぶ自分達より見るからに弱って這いずり回る僕の方が警戒されないと言ったけど本当かなあ?

 

まあこんなんで見つかったら誰も苦労しないわなと思っていた時だった。

 

突如地面に引きずりこまれた!?しばらく地面に引きずりまわされると巨大な地下空間があった。

 

とりあえず広い場所に来たので先程から腹部を噛みついている奴を力づくで振りほどく!!

 

ずしんと巨大な物が落ちる音が響いた。そっちを見てみると……何あれ?蛇じゃないな多分。目が無いからそれとも退化しただけかもしれないな。

 

見た目は巨大な芋虫やミミズの頭部に円錐形の殻で覆われている。その殻っていうか口か。口を開くと三つの細長い舌ご丁寧に舌先にも口がついているし。

 

さらにこちらにとって都合が極めて悪い事に複数それも別個体がいる。どれも頭は同じだから恐らく虫みたいに成長と共に姿や大きさが変わるのだろう。

 

芋虫の頭部に鶏の足が生えたような見るから地上を走り回る物とまるで翼竜を思わせ尻から火が出る奴までいる。どういう理屈だ。

 

まあ、目が見えないから視覚以外恐らく音か熱、匂いのどれかあるいは全部かな?の探知能力が凄いのだろうね。散らばっている骨や生臭い匂いからして肉食あるいは限りなく肉食性が強い雑食という事か。

 

こんなの野放しにしたら大変だな。ここで絶滅してもらおう。戦おうとすると本能的にどう戦えばいいのか何故か分かってしまった。

 

とりあえずあんまり強くなさそうだから焼き払ってしまうか腹に力を込めて口から炎を吐こうとした時に香ばしい匂いがした。

 

そっちに目を移すとそこには蛍光色に光り輝く植物があった。きっとこれが探している秘伝のスパイスなんだろう。

 

じゃあ間違っても燃やす事ができない。となればこれをするか。

 

まず黄盾を立方体型に展開してスパイスを取り囲む!これでスパイスは無事だろう。だが欠点はこの黄盾を使うから黄塵を主な武器として戦うしかないな。

 

ただでさえ上手く使えない黄塵あるいは土に関係する力で倒すしかないと……この動きづらい体で?しんどいなあ。まあこんなヤバそうな生き物野放しにできないし。

 

そう思いつつ襲い掛かってきた鳥?を何故か自由に動かせる尻尾を巻き付かせ粉砕する。

 

さらに黄塵を砂嵐の渦に全ての生物を取り囲む。地面に潜ろうとするものも黄塵を地面にばらまいた事で地面に潜る速度よりも地上に引き戻す。

 

さてそろそろいいかな?そして一気に黄塵を結晶化させ全ての生物を串刺しにした。よし、完全に息絶えているな。スパイスを確保した後万が一生き残りや卵とか残らないよう念入りに燃やしてから地上に戻った。

 

え、どうやって?下に黄盾を形成してそのまま伸ばしていく。自分で動くのが厳しいからこっちの方が速いだろう。

 

こうして地上に戻り鈴姐さん達と合流しスパイスを渡した。

 

「しかし見れば見るほど変わったスパイスですね」「ええ、でもこれを栽培できれば素晴らしいスパイスになるネ!」と鈴姐さんは嬉しそうに言うのは良いのだが

 

「もう終わったんだから脱がせてよ」「だんだん可愛く見えてきたのでもう少しこのままで」と伊藤さんが僕を抱えながら飛びつつそんな事を言う。

 

ぬいぐるみか何かだと思っていませんか?そう思っていると映画撮影している方向から物凄い爆音が聞こえ始める。おいおい一誠達大丈夫か?

 

撮影を見てみると僕達全員の目が点になった。魔法少女と段ボールが激しい空中戦を繰り広げていた。

 

……それでいいのか?魔法少女レヴィアたん。そう思いつつ巻き込まれないよう退散しようとしたら運悪く流れ弾による爆発で戦場に無理やり引きずりこまれた。そして……

 

――――

 

今日は劇場版魔法少女マジカル☆レヴィアたんのプレミアム上映会であの時参加できなかったリアス部長始めオカルト部や磯兄達も一緒にみている。

 

今正に終盤のレヴィアたんと段ボールヴァンパイア神の激闘を繰り広げていたが突如凄まじい咆哮が戦場に轟いた。

 

戦塵の中から現れたのは緑色の肉食恐竜或いは怪獣か。その怪獣はレヴィアたんと段ボールヴァンパイア神両方に攻撃をしてきた。

 

双方の攻撃をものともせず段ボールヴァンパイア神が怪獣の口から放つ光線で倒す。

 

そのままの勢いでレヴィアたんに迫る!レヴィアたんの魔法を幾ら食らっても突っ込んでくる怪獣!

 

最後にどちらともなく向き合った二人?が残りの力全てを込めた光線が同時に放たれ光線がぶつかると大爆発が起こる!!

 

辛うじて爆風が耐えたレヴィアたん!荒い呼吸する中怪獣の鳴き声が爆煙の中から響く。

 

最後の力を振り絞り構えたがレヴィアたんだったが煙が晴れるとそこに怪獣はいなくなっていた。

 

「あの怪獣はいったいなんだったのか?それは誰にも分からない。もしかするとあの怪獣は未だ戦いと自然破壊を止めない文明社会に対する警告だったのかもしれません」とナレーションが流れ映画が終わるとスタンディングオベーションの嵐だった。

 

そんな中僕は先程の映像を思い起こしながら「よくあの出来事をあそこまで編集してできたもんだ……」と大人の情報操作が如何に恐ろしいかその片鱗を噛み締めていた。

 

段ボールと魔法少女の攻撃に巻き込まれ必死に逃げようとしたがあの時必死だった。

 

見ていた伊藤さん曰く爆発に飛ばされ爆煙が晴れると体色が緑の恐竜いや怪獣の姿に変わっていたらしい。

 

こっちは容赦なく降ってくる爆撃から生き残るのに必死で迎撃していただけなのによくまあこうも容赦ない怪獣に仕立てあげたもんだ。

 

攻撃が当たらないように気を付けていたのに角度を変えて段ボールが光線に消し飛んだように加工していた

 

セラフォールさんの奴もこっちはひたすら彼女の攻撃に巻き込まれないようにしているのをカメラで撮影していた監督はじめスタッフに対しての怒りが蘇ってきた。

 

あれ最後の一撃以外は全部リアルだったんだからな!本気で死ぬかと思ったわ!

 

撮影終了後あいつらを氷漬けにするのではなくやっぱり爆炎で吹き飛ばすべきだったな!

 

「にしても他はゆるキャラみたいなのに何で僕だけ妙にリアル調だったんだろう?」最初のナメクジみたいな姿は他と同じゆるキャラだったのに。

 

そしてなぜ着ぐるみの口から火や光線を放つ事ができたのだろうか?未だになぜである。まあもう二度とやることは無いだろうからどうでもいいか。

 

それはそうとあのスパイスは鈴姐さんに渡すともう栽培できるめどができたらしい。流石に大量生産は厳しいだろうがそれでも凄いもんだ。

 

伊藤さんと鈴姐さんが協力して作った全スパイスを使ったカレーを食べてみたがこれが驚く程上手かった。

 

最初粉末にしても発光する、全種類入れたら味がごちゃ混ぜになるか逆に味がしなくなるかと思っていたが流石料理の専門家、調合が絶妙だったなと思っていると一誠のファンがやってきたというので見てみると無数の鎧と甲冑に抱きしめられ苦しんでいる一誠の姿だった。

 

どういう状況と混乱していると鎧と甲冑の魔物が鎧姿の一誠を見てファンになったそうだ。因みに一誠希望の女性らしい。まあ何も嬉しくないだろうが

 

二度と映画を撮るもんか言っていた一誠だったが、まさかこの事がきっかけで後に一誠の人生を大きく変わるアレができるとはこの時は想像もできませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作中の着ぐるみ姿のやつはちびゴジラの逆襲に登場するちびラドン、ちびモスラ、そしてちびゴジラ第二形態の姿になります。

後半映画に登場した姿は破壊衝動が抑えられなくなった時に見せたリアル調のイラスト姿になります。

ちびゴジラと仮面ライダーガッチャードがまさかのコラボすると知り驚きました。

実はこの姿の時は剣吾が一番戦闘能力が高いです。

巨獣器使いは宿した怪獣に近い生物の着ぐるみを着るとちび怪獣に変身することができる裏設定があります

作中に登場したスパイスはポケモンに登場する秘伝スパイスそのものです。怪獣達がかつてこの世界で暴れた時様々な次元の紛れておりその中で適応できた数少ない例です。

スパイスは多くの生物を呼び寄せそれを捕食するために例の怪物たちが巣を作っていました。彼らは洋画に登場するとあるモンスターなのですがもしよければ正体を当ててみてください
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