今日グレモリー眷属が冥界のテレビに出演してほしいとオファーされた。その後で異世界から来た怪物つまり怪獣そしてそれを宿した巨獣器(タイタンギア)使いも紹介すると言うのだが
「い~や~だ~!!」「ほら、剣刀さん!そんなわがまま言わずに!」「お前いい加減にしろ!!」「ダーリン、気を付けて!そのまま引っ張たら柱が壊れちゃうワ!」
「ツルギ殿、ここは侍魂見せるでござるヨ!」「僕は多分代々百姓だから関係ないね!」「いいから諦めてこっちに来なさい!剣刀(はやみ)!!」「剣吾(けんご)だ!僕の名前は!」
と入り口の段階で中島剣刀と無理やり改名された僕中島剣吾は伊藤歌織さん、兄貴分である磯兄こと磯野敏博、その婚約者である鈴姐さんこと花沢鈴、磯兄の大学入ってからの友人であるマイロン・ハリスさんと佐々木理恵さんが無理やり連れていこうするのに必死に抵抗していた。
「ただでさえ人前で話すのにハードル高いのにこんな姿で人前で話すなんて嫌だ!!」「そうわがまま言わないでください!」「そもそも僕は一言もOK何て言った覚え無いんだが!!?」
ギャーギャー話しているとどこかに通信していたコスモスさんが「「ではこうしましょう。今回剣刀さんは顔を隠してインタビューに応えるという事にしましょう!テレビの方も了承してくれたので」」
「……じゃあ、それで」「「では歌織」」「分かりました」伊藤さんが「極光虫の指輪」(モスラ・ギア)から糸を僕に巻き付けたと思ったらあっという間に魔法使いみたいなローブを着ていた。色は白いが単純に色を染めるのが面倒だったんだろう。これなら顔を隠せるからまあいいだろう。
さらに「「剣吾さん、こちらをどうぞ」」と恐竜の化石を思わせる仮面を渡された。
付けてみてうん、これなら僕が誰か分からないしいいんじゃないかな?この仮面も結構格好いいし気に入った。
僕はそう思ったが主に女性陣からはあんまり好評では無いらしい。まあこの姿が見られなければいいからこれで行くか。
そう思い移動を始める。会場に向かう途中で先に言っていたグレモリー眷属が誰かと話しているのが見えた。
団体さんみたいだなあと思っていたら見覚えがあると思ったらサイラオーグさんだな。若手悪魔最強のバアル家次期当主だよね、確か。
「お前は……!」サイラオーグさんが磯兄を見て表情を変える。「確かサイラオーグ・バアルだったな。まさかこんな所で会うとは思わなかったな」と磯兄も夏にあった事を覚えており反応する。
一見無防備に見えるがお互い微かに重心移動しており何かあったら即戦闘できる態勢をしている。
それに呼応するように彼の眷属も戦闘態勢をすると鈴姐さんだけでなくマイロンさん、理恵さんまで戦闘態勢に移り何かの切っ掛けでそのまま決闘しそうない~や~な緊張感が場に漂う。
パンパン!「はいはい、そこまで。こんな所で喧嘩したら迷惑になるから辞めなさい」僕は手を叩きながら両者を止める。
「さあさあただでさえ注目されているみたいだからこんなくだらない事で評判落とす事は無いと思いますよ?」
サイラオーグさんの前に出て言うと「……確かにな。全くまだまだ俺も未熟だな」と苦笑しながら戦闘態勢を解くと彼の眷属も解いた。
それを見て磯兄達も戦闘態勢を解いたので安堵のため息をついた。こいつらの戦いを仲裁するなんてまっぴらごめんだ。どんだけボコボコにされるか。
「リアスと先程お互い新人丸出し、素人臭さがどうにも抜けない話して直ぐにこれとは我ながら情けないな」苦笑いしつつこう続けた。
「力任せでは駄目でもっと多彩な戦術、戦略に対応しないといけない。それはその通りだがそれを踏まえた上で先程言ったが赤龍帝とはできれば1VS1で理屈なしのパワー勝負をしたいものだ」と言い去ろうとしたが
「……一つ聞きたいんだが前に俺がバアルの者を倒したと言ったが誰だ?お前と親しかった奴か?」
磯兄が聞くと背中を向けたまま立ち止まり「……親しくはないかな?正直お世辞にも仲がいいとは言えないな」
「そんな奴の為になんでお前がそこまで気にするんだ?ほっとけばいいだろう」「好き嫌いではない。俺はバアルを継ぐのだからその名誉は俺が守らなければならない」「大した男だな、お前は」
その賞賛を聞くと無言で別のスタジオに向かうサイラオーグさんの背中を見ながらおそらく磯兄に負けた男は彼を馬鹿に迫害していた側だろう。それにも関わらず敵討ちしようするなんて僕には理解できない感情だ。
それはそうとして「……まだ思い出さないの?」「そんな昔の話一々覚えているわけねえだろ」
そう耳を掻きながら磯兄はどうでも良さそうに言う。誰だか知らないがここまで冷遇されるとは敗れた男に少し同情した。
グレモリーとは別のスタジオに僕達も向かった。「では本日はよろしくお願いします」
「今更だけど何を応えるの?宿した怪獣の事なら正直ほとんど知らないんだけど」と僕はコスモスさんに聞くと
「「その辺りは私達が対応するので安心してください。今回皆さんを連れてきたのは怪獣は悪の存在ではないというのを伝えたかったからです」」「悪の存在じゃない?」
「確かに怪獣は巨大な力を持ちこの世界に大きな爪痕を残しました。ですが彼らの中で邪悪と呼べるのはごく一部で怪獣が人間と悲しい戦いになった理由も大半はお互いに生きるために戦っただでけです。怪獣には善も悪も無いという事を伝えたいと思いました」
「怪獣はそうかもしれないが俺達巨獣器使いには悪意がある奴だっているぞ。大丈夫か?」
磯兄がそう言うと「「それも宿した人間次第なので過剰に恐れないで欲しいという事を伝えたいと思って連れて来たんですよ」」
成程ね。そう思っていると番組が始まった。思ったより伊藤さん、コスモスさんが話の中心で他は時折話す程度で終わった。
それは良いのだが僕に全然質問しないのは何故だろうか?後から知った話なのだが怪獣王だと知っていたが見るからに怖い格好してから聞こうにも聞くことができなかったそうだ。
確かに映像で見て見ると一人だけ完全にホラーとかにでてくる魔物とかだもん。そりゃあ悪魔だからって触れるのは怖いわな。
ただでさえ怪獣王って評判よくないのに拍車かけてしまったかもしれないな。
ゴジラに対して申し訳ない気持ちになったのは別の話。
撮影を終えるリアス部長達も丁度終わったらしく出くわした。その時に気づいた。「あれ、一誠は?」一誠の姿が何故かいない事に気づいた。
「一誠なら別撮りしているわ。彼は『乳龍帝』または『おっぱいドラゴン』として冥界で有名になっているのよ」
「な、何ですか!!?『乳龍帝』、『おっぱいドラゴン』って!!?」伊藤さんがあんまりなネーミングにツッコむのはその場にいた全員の代弁したものだった。
何でもシトリー戦の時におっぱいおっぱい叫んでいたのがお茶の間に流れまして、それを見た子供たちに大うけしてしまったらしくそこから『おっぱいドラゴン』、『乳龍帝』と呼ばれているとの事だ。
それを聞いたドライグさんがガチで泣いていたそうだ。そりゃそうだ。誇り高い天龍とまで呼ばれた強大な龍がそんな呼び名されるなんて今まで経験無いだろうし泣きたくもなる。
一誠のせいで傷ついた彼に申し訳ないでいっぱいになってしまった。でも確かに鎧姿の一誠は特撮ヒーローみたいで格好いいし子供はおっぱいとか単純なものが好きだから結構相性良いのかもしれないな。
そんな事思っていると「そんな冥界の子供達に損な悪影響を与えていたなんて……!」と立ち眩みを起こす伊藤さんを慌てて支えた。
「ちょ、ちょっと大丈夫?」「ええ、大丈夫です」あいつ本当に何してんだが……しかし別撮りで何を撮ったのだろうか?
疑問に思っていると騒ぎの元凶の声が聞こえたのでその方に向かっていくと目にした光景を見て慌てて見つからない様に引っ込みつつ無言で他の皆を停止させた。そこには!!
「こ、この曲に次兄の番組がありますからそ、そのついでに以前約束したケーキを作ってきたのですわ。あ、あり難く思ってくださいね!」
「へ~え、これお前作ったのか?スゲーな!ありがとうな!でもせっかくならお茶の約束の時でよかったのに」
「ぶ、無粋な真似はしませんわ。大事な試合が控えている中お時間は取らせませんわよ。ただケーキ作りには自信があったのでプレゼントしようと思ったんですの!」
おお、すごい!こんな典型的なツンデレヒロインと鈍感主人公の組み合わせを見ることができるなんて想像もしなかった。あいつも成長したんもんだと感心しながら見ていた。
そそくさと帰ろうとするレイヴェルさんに対し一誠が呼び止めると指でケーキを一つまみして食べた。
「旨いよ、レイヴェル。行儀悪くてごめんな。いつ会えるか分からないから先に感想と礼は言おうと思ってな。残りは家でゆっくり食べるよ、ありがとう!俺でよければお茶も別の機会に付きあうよ」
その言葉を聞いたレイヴェルさんが顔を真っ赤にしながら目を潤ませて「……イッセー様、今度の試合応援しています!」そう言って頭を下げると足早に去って行った。
何でそうなっているか分かっていないだろう一誠の背中に僕は声を掛けた。
「おお、美味しそうなケーキ。後で食わせて」「剣刀なのか!?お前何その恰好、怖いんだけど!!」
「今の姿を見せたくてないからこうなった。それより何故驚いてもそっちの名前で呼べるんだ!?」
どいつもこいつも何故僕の本名を咄嗟に呼ばないんだと腹が立ってきた!剣吾はもういないとかそういう事か!?
「まあ、いい。そんな事よりレイヴェルさんもすっかりお熱だね~。罪な男になったもんだ」
「熱!?あいつ何か病気なのか?」「多分そんなリアクションするとは思っていたけど実際に見るとちょっと悲しいものがあるね……ま、いいさ。中々面白いものを見た」
「お前いつから見てたんだ!!」「君だけ別撮りして何しているんだろうと言っていた時声が聞こえたら向かっていくと丁度レイヴェルさんがケーキプレゼントするのが見えてね。声懸けるのも野暮だから終わるまでまっていたんだよ」
「お前見ていたということじゃねえか!」「僕だけじゃないよ。皆見ていたよ」
そう言ってさっきまで僕がいた角に一誠を連れてくるとそこには
主にグレモリー眷属の女子たちが怖い雰囲気で睨んでおり、リアス部長に至っては眉をしかめ瞑目までしていた。
う~ん……これはひょっとして修羅場かな?幸い大きなトラブルがなく家に戻り皆でケーキを食べた。
――――試合が始まる日まで思い思いに過ごしているある日一誠の部屋から「こ、これどう説明したらいいだろうか?」という声が聞こえてきた。気になりそっと扉を開けると何かの映像を見て悩んでいる一誠がいた。
何だろ?エロ関係なら今更だからおそらく別撮りしたものなんだろうな。
ちょっと気になるが身内にも秘密だと言っていたので本人の口から話すまで待つかスルーした。
それがまさかあんな事になることはこの時想像もしていなかった。
――――
さていよいよ今日はディオドラとの決戦日。僕はゲームが始まる前に皆より先に会場へ行き応援するがそれまで皆と会話して過ごしていた。
他の皆は最終調整をしていて準備しているから終わるまで二人では世間話している。
「へえ、お前が独り立ちしたらアーちゃんとゼノヴィアさんが付いていくと言ってくれたんだ」
「ああ、俺と一緒にいたほうが面白そうだと言ってな」「確かにお前ほど傍から見れば面白い男はそうそういないな」「……どういう意味だてめー、こら」
「しかしそうなると独立するために本気で上目指さないといけないね。頑張ってね」
「ああ、まずはこのゲームでディオドラに勝ってからだ!あいつの魔力スゲーけどパワーだけならこっちも負けない奴がゴロゴロいるんだ!」
「九分九厘実力を出しければ君たちが勝つだろうけど気を付けてね」
「ああ、任せろ!」そんな話をしていると他の皆も集まって来た。
「前から思っていたけど制服ってどうよ?」もう少しゼノヴィアさんみたいな戦闘服にした方がいいと思うんだけどな。まあ、今更か。
「そんなことよりアーちゃん、はいこれ」「なんですか?これは」「お守りみたいなもんだよ。戦闘で消えても一切気にしなくていいよ」そう言いつつピンクの花飾りをアーちゃんにつけた。
「ありがとうございます」「じゃあ皆先にいっているから試合がんばってねえ」そう言いながら会場に転移した。
……どうか僕の勘違いでありますようにと祈りつつ。
「待ってました、席はここですよ。剣刀さん」「磯兄達は」「先程アザゼル先生が用があると伝えられ先生の方に向かいましたがそれから戻ってませんね」
そんなやり取りしているとバトルフィールドと思える空間が展開される。一定間隔でローマ建築のような柱が何本もそびえたち、その後方には大きな神殿らしき建築物も見えた。それから程なく魔法陣からグレモリー眷属が出てきた。
ここからは見えないがおそらくディオドラも出現したのだろう。だが、審判のアナウンスがいつまでたっても聞こえてこない事に一誠達はもちろん観戦しているゲストからも戸惑いの声が聞こえてきた。
その時、神殿の反対方向に多数の転移用魔方陣が現れる。「え、こんな近くでいきなり!?」
一誠が慌てふためいているが数が可笑しい。明らかにディオドラの眷属を超える数だ。これはいったい?
「……アスタロトじゃない!?」木場君もそのことに気づき、剣を構える。
「魔方陣そのものに共通点は見られませんわね。ですが――」朱乃さんが手に雷を走らせながら言うと
「ええ、朱乃。すべて悪魔のものよ。しかも記憶が確かなら――」リアス部長が紅いオーラを纏いながら魔法陣を険しい表情で睨む。
「あの魔法陣は!!」伊藤さんも何か気づいたのか驚いた顔を見せる。
その様子を見て漸く今何が起きている事に気づいた!まさかここで仕掛けてくるなんて訳ないと思っていた自分の考えが如何に甘いか思い知らされた。
魔法陣から三桁、下手すれば4桁近い数の悪魔が出てきた。それも敵意と殺気満々でだ!
「間違いありません!!彼らは『禍の団』(カオス・ブリゲード)の旧魔王派です!!」と伊藤さんが叫ぶと同時に[禁手 極光虫の聖武装・翠型](バランスブレイク モスラ・アームズ・カスタムグリーン)の機会音声が聞こえたと共にモスラギアを纏う伊藤さん。
僕もゴジラブレードを持つと「まだ結界は万全じゃないみたいだね!強力なの張られる前に飛び込むよ!」
「では捕まってください!」伊藤さんが手を伸ばしたので握ると高速で飛行する。ゲームフィールドに近づくと張られている結界をゴジラブレードで切り裂きつつ突入した!間に合ってくれ!!
時は少し戻り俺一誠はカオス・ブリゲードが乱入した事に度肝を抜かす!
「忌々しい偽りの魔王の血縁者、リアス・グレモリー。ここで消えてもらおう」旧魔王を支持する連中からすれば現魔王それもルシファーであるお兄様を持つ部長が目障りで仕方ないんだろう。
そう思いつつ構えるが!「キャッ!」突然、悲鳴が聞こえる。アーシアの声だ!俺はアーシアがいた方向を見るがその姿はない!イッセーさん!」
すると、アーシアの声は上空から聞こえてくる。そこにはアーシアを捕まえたディオドラの姿があった。
「やあ、リアス・グレモリー。そして赤龍帝。アーシア・アルジェントは頂くよ」
「アーシアを放せ、このクソ野郎!卑怯だぞ!つーか、ゲームで決着つけるんじゃなかったのかよ!!」
俺がそう叫ぶとディオドラは初めてそのさわやかそうな笑みを捨て、醜悪な顔つきになる。
「馬鹿じゃないのかい?ゲームなんて最初からするつもりはないよ。君たちはここで彼ら、禍の団のエージェントに殺されるんだよ。いくら君達でもこの数の上級悪魔と中級悪魔を相手取れないだろう?ハハハハ、死んでくれ。速やかにできるだけ惨めに散ってくれたまえ」
部長が憤怒の表情で上空に浮かぶディオドラを激しく睨む。
「あなた、禍の団に通じたというの?最低最悪だわ。しかもゲームまで穢すなんて万死に値する!!何よりも私のかわいいアーシアを奪い去ろうとするなんて!!」
「彼らと行動したほうが、僕の好きなことを好きなだけできそうだと思ったものだからね。ま、最後のあがきをしていてくれ。僕はその間にアーシアと契る。意味はわかるかな?赤龍帝、僕はアーシアを自分のものにするよ。追ってきたかったら、神殿の奥まで来てごらん。素敵なものが見られるはずだよ」
ディオドラが嘲笑する憎たらしい顔で勝ち誇っていたがその時!!バリン!!というまるでガラスが割れるみたいな音と共に上の空間、つまりゲームフィールドにヒビが入るの見た!
そこから何かが高速でこっちに向かってきている!!?あれは歌織ちゃんに剣刀だ!
「守護聖花(プロテクト・フラワー)!!」目を桃色に輝かせた剣刀が叫んだ。
その瞬間アーシアが剣刀から貰った花飾りから色とりどりな花弁をまきつつ蔓があっという間に伸びアーシアを守る様に包み込んだ!!
「何!!?」アーシアを捕らえていたディオドラは花弁や蔓によって軽く体を傷つきながらアーシアを手放した!
「アーシアさん!!」離れた隙を逃さず歌織ちゃんがアーシアを掴み俺達の傍に優しく舞い降りる。
アーシアを守った植物は歌織ちゃんを傷つける事なく地面に降りたら役目を終えたと言わんばかりに塵になった。
「くそ!返せ!」「とりあえず死んでろ!」剣刀が落下しつつ剣を持っていない左手で指鉄砲のポーズをし、そのまま人差し指からまるでレーザーみたいに青い火炎放射を放ちディオドラの胴体を貫く!
「ディオドラめ!!ヘマをしおって!こちらに来たのは良いが所詮は紛い物の魔王の血族か!」と旧魔王の悪魔がアーシアを捕らえたのにも関わらずまんまと奪われたディオドラを罵る。
「モスラの巫女と一緒にいるお前は何者だ!!」「名乗るほどの大したもんじゃないよ」
足から水を噴出しながら着地した剣刀は悪魔の集団に向かって最初剣から熱線か何かを撃とうしたがその質問を聞いた時何故か動きを止め剣を地面に突き刺した!
すると悪魔の軍団を黄色の結界が包んだ!!「黄盾を広範囲に展開して閉じ込めた。あの中では黄塵が吹き荒れているから足止めには丁度いいだろう」と言うとアーシアに駆け寄った。
「アーちゃん!大丈夫!」「はい、大丈夫です。剣刀さん、あのプレゼントしてくれたあの花は……?」
「詳しい話は後!!さっさと脱出するよ!!」と言うなり足から炎を噴出させ空を飛び虚空を斬りつける。
おそらく結界を斬り脱出したかったのだろうが実際は……!
ガキン!!硬い音が響いたと同時に斬りつけた剣が不自然に止まった。
一瞬間があった後「いったー!!なにこれ!?スゲー硬いんだけど!!」と剣刀が涙目になりながら叫ぶ!
「おそらく結界を張る何らかの強力な神器いえもしかすると神滅具(ロンギヌス)という可能性もあるのかもしれません」そう言いながら歌織ちゃんが落下する剣刀をキャッチし頭を撫でる。
今にして思えばこの時確かに隙があった。歌織ちゃんが離れた瞬間突如煙幕が巻かれた!
怯む俺達だったがその時「キャア!」と叫ぶアーシアの悲鳴が聞こえてきた!くそ!アーシアどこだ!!
煙が晴れるとアーシアの姿が無かった!いや、アーシアだけでない!ディオドラの奴もいない!どこに消えた!
「しまった!!くそ、ディオドラの奴がカオス・ブリゲードと繋がっていると気づいていたのにまんまとアーちゃんを攫われるなんて!」剣刀がそう自己批判している……って!
「お前、ディオドラの奴が『禍の団』と繋がっているって知っていたのか!?」
「あいつが来た時ディオドラの試合見てその可能性が高いとは思った。だからアザゼル先生に伝えたが口留めされていた。何か動いているみたいだから邪魔しないように黙っていたがまさかこんだけ勢力が揃っている所に襲撃してくるとは思って見なかった!読みが甘かった!!」
「何でそんな事が分かったんだ!?」俺の問いに剣刀はサラっと「だって、あいつオーフィスの”蛇”を使っていたから」とさっさり応えた……って何!?!?
「オーフィスの”蛇”って何だ!!?」
「あ、やっぱり気づいてなかったんだ。試合の映像でパワーアップした状態カテレア・レヴィアタンがオーフィスの”蛇”を使った時と全く同じだった。だからすぐにわかったよ。あいつがバレるリスクを警戒して今日まで隠し持って置く知恵がない馬鹿でよかった。でなけば気づくことは無かったね」と言うが
「でも結局守れなかったからこっちの方が間抜けだがね」と苛立ちを隠せずに言う。
その時「コスモス様!」と突然歌織ちゃんが話す。「はい、皆さんにも聞こえるようにですね」というと宙に映像を映した。
そこにはコスモスさん映っていて「「皆さん無事ですか!」」「はい、コスモスさん。実は」
「「言いたいことがたくさんあるでしょうがまず簡単に説明します。現在ゲームは『禍の団』に乗っ取られてしまいました。同時に貴賓席がある会場も今攻撃を受けています」」
「そんな、そこまでの事態なんですか!?」想像を遥かに超える
「「詳細はアザゼル総督が説明してくれると思うので今人数分の通信機を転送します。急いで神殿までは走ってください。そこで今回の件について彼が話してくれます。現在このフィールドは神滅具(ロンギヌス)の中でも上位にあたる『絶霧』(ディメンション・ロスト)により強固な結界で覆われています。」」
上位の神滅具だと!?そんなものまで
「「『絶霧』は結界、空間に関するの中でも規格外の力を有し破壊は困難です。本来はこうゆう結界に精通されているオーディン様でさえ破るのは難しいです。
その上ある可能性があるので結界内に入れるのは危険という事でモスラと時空を超えて対話できる私達が人数分通信機を贈る事になりました。受け取った後は神殿まで行き総督の指示に従ってください」」
その言葉が終わると共に通信機が転送された。俺達は急いで神殿まで走りたどり着くと通信機を装着した。するとすぐに聞き覚えがある声が聞こえてくる。
『そっちは無事か?アザゼルだ。言いたいことはいろいろあるだろうが、まずはこっちの話を聞いてくれ』
先生から語られたのは恐るべき内容だった。
まず最初に違和感を覚えたのは最近、現魔王に関係する者の不審死が続けた発生した。調査の結果裏で動いていたのは旧魔王派。グラシャボラス家の次期党首が不慮の事故死したのも実際は連中が手にかけた事が判明した。
内通者がいるのではないかと疑い調査している中でディオドラのゲームで不自然なパワーアップしているのを見て調査していた。剣刀がオーフィスの”蛇”を使っているという情報も後押しになった。
『首謀者として挙がっているのは旧ベルゼブブと旧アスモデウスの子孫だ。歌織が倒したカテレア・レヴィアタンといい、旧魔王派の連中が抱く現魔王政府への憎悪は大きい。このゲームにテロを仕掛けることで世界転覆の前哨戦として、現魔王の関係者を血祭りにあげるつもりだったんだろう。ちょうど、現魔王や各勢力の幹部クラスも来ている。襲撃するのにこれほど好都合なものもないだろう。だが』
先生はここで一息つく。
『俺たちにしてもまたとない機会だ。今後の世界に悪影響を及ぼしそうな連中を一網打尽にするにはちょうどいい。現魔王にセラフたち三大勢力を中心にオーディンのジジイにギリシャの神々、帝釈天のところの仏どもも出張ってテロリストどもを一気につぶす寸法だ。事前にテロの可能性を極秘裏に各勢力に示唆したらどいつもこいつも応じやがった。どこの連中も勝気だよ。今全員旧魔王派相手に大立ち回りだ。磯野たちも応戦している』
「……いずれにせよこのゲームはご破算ってわけね」
『悪かったな、リアス。戦争なんてそう起こらないと言っておいて、こんなことになっちまっている。今回、お前達を危険な目に遭わせた。一応、ゲームが開始する寸前までは事を進めておきたかったんだ。奴らもそこで仕掛けてくるだろうと踏んでいたからな。案の定、その通りになったがお前達を危ないところに転送したのは確かだ。この作戦もサーゼクスを説得して、俺が立案した。どうしても旧魔王派の連中をいぶり出したかったからな』
「あの、もし俺達が死んじゃったらどうするつもりだったんですか?」
『俺もそれ相応の責任を取るつもりだった。俺の首で事が済むならそうした』
俺が何気なく聞いたが、応えた先生の声色は真剣なものだった。死ぬ覚悟で今回奴らを引き寄せたのか……。
その覚悟に俺だけでなく皆言葉がでなかったと思ったら
「ふざけんな!何の為にディオドラの事を皆に黙っていたと思っていたんだ!今回のゲームしたのもあんた等を信用したから止めなかったのに、それを!!」剣刀がブチ切れながら叫ぶ!!
『お前の怒りは最もだ!終わったらいくらでも責任……』
「責任って何だ!!?お前の命なんぞ欠片も価値はねーんだよ!!」
「剣刀!!落ち着け!先に言うことがある!先生、アーシアがディオドラに連れ去られたんです!」
『──っ。そうか。どちらにしてもおまえたちをこれ以上危険なところに置いておくわけにはいかない。アーシアは俺たちに任せておけ。そこは戦場になる。どんどん旧魔王派の連中が魔方陣で転送されてきているからな。その神殿には隠し地下室が設けられている。かなり丈夫な造りだ。戦闘が静まるまでそこに隠れていてくれ。あとは俺たちがテロリストを始末する』さらにこう説明した。
『コスモスから聞いた通り神滅具『絶霧』は結界、空間に関する神器の中でも飛びぬけている。何しろこの手の術に長けていつオーディンのクソジジイでも破壊できない代物だからな。ディメンション・ロストが作った結界にこのゲームフィールドは覆われているため入るのはなんとかできるが、出るのは不可能に近いんだよ』
「ひょっとして先生もこのフィールドにいるんですか?」
『ああ、いる。かなり広大だから離れてはいるがな』
「……わかりました、アーシアは俺たちで救います」
『おまえ、今どういう状況かわかっているのか?』
「む、難しいことはわかりません!でも、アーシアは俺の仲間です!家族です!助けたいんです!俺はもう二度とアーシアを失いたくない!」
俺の言葉に先生は怒気を含めて返答したが、それでもうちの兄は引き下がろうとしなかった。さらに部長と朱乃さんが続く。
「アザゼル先生、悪いけど私たちはこのまま神殿の奥にはいってアーシアを救出するわ。ゲームはご破算だけど、奴とは決着をつけなければ気が済まない。私の眷属を奪うということがどれほど愚かなことかその身に教え込まないといけないのよ!」
「アザゼル先生、私達、三大勢力で不審な行為を行う者に実力行使する権限があるのでしょう?いまがそれを使うときでは?ディオドラは現悪魔勢力に反政府的な行動を取っていますわよ?」
通信機の向こうで、先生が嘆息を漏らす。
『…たくっ、頑固なガキどもだ…。ま、いい。今回は限定条件なんて一切ない。だからこそ、お前達のパワーを抑えるものなんて何もない。──存分に暴れろ!特にイッセー!赤龍帝の力を裏切り小僧のディオドラに見せつけてこいッ!』「オッス!」
先生の言葉に俺は気合を入れて返事をした。
『最後にこれだけは聞いていけ。大事なことだ。奴らはこちらに予見されている可能性も視野に入れておきながら事を起こした。つまり多少敵に勘付かれても問題ない作戦でもあるということだ』
「相手が隠し球を持ってテロを仕掛けてきていると?」
『ああ、それが何かはまだわからないがこのフィールドが危険なことには変わりはない。ゲームは停止しているため、リタイヤ転送は無い。危なくなっても助ける手段はないから肝に銘じておけ。──十分に気をつけてくれ』
そこまで言って、先生からの通信は途絶えた。部長が子猫ちゃんにサーチするよう指示をすると
「……あちらの方向からアーシア先輩とディオドラの気配を感じます」猫耳を動かしながら子猫ちゃんが神殿の奥を指さした。
「じゃあ皆はそっちお願い。僕はここであいつら片付けてから後を追うよ」剣刀が顎で黄盾で覆われて足止めされている悪魔の軍団を指した。
「一人で相手する気ですか!?無茶です!せめて私も」「アーちゃんの安全が最優先だ!行く先に何があるか分からない!さらに援軍がいるかもしれないからな。……それに一人の方が簡単に勝てるし」
歌織ちゃんに対し剣刀がそんな事を言った。「あれだけの数どうやって!?」
「ここで話しているのが聞かれて対策されては不味い。唯、事が終わるまで通信機の電源は切っておくよ。その方が巻き込むリスクが減る」
剣刀がどこか虚ろの表情をした時何をするか悟った。……お前こんなシリアスな展開であれやるつもりか!
確かに効果的だけど!「よし!わかった!ここ任せたぞ!皆行こう!」「一誠!剣刀一人に」
「大丈夫です!部長!信じてください!」俺の言葉に部長始め皆が迷っていたが頷き神殿内の奥に行こうとするが
「最後に僕が今回地下室で待機しない理由はアーちゃんが心配だけじゃない。X星人の存在があるからだ」と剣刀が言う言葉に皆が耳を傾けた。
「今回あいつらが出てくるか分からないがもし参戦するなら安全だと油断している所で襲撃されるのが一番怖い。あいつらなら隠し部屋に気づいても可笑しくないと思った方がいいだろう。まだこっちが戦闘態勢の方がマシだと判断したからだ」
「ええ、十分気を付けていくわ」と部長が頷くと剣吾を除くオカルト部はアーシアを探して神殿内の奥に向けて走り出した。
「……さて、そろそろかな?」「漸く解けた!」「おお、思ったより時間かかったね?嬉しい誤算だよ」
「貴様!何者だ!!?データーにお前の情報なかったぞ!?」「何事も日々アップデートしているというものだよ。それにお互いそんなに興味ないだろう。覚えておきたい関係じゃないだろ?」
「ふん!確かにな!さっさと消せばいいだけだ!まさか貴様一人でこの軍勢を相手するつもりか!」
「一人で相手にするというより味方を巻き込まない為にはこの方が都合が良かったんだよ」
「ほう、どんな危険な武器を持っているというんだ?」「やれやれ、今時武器で何てナンセンスだよ。争いは愛と歌で解決するものだよ」そう言いつつ隠し持っていた讃美歌を取り出した……。
「本当に大丈夫でしょうか?」「いや大丈夫だろう。寧ろもっと遠くに行った方がいい方が安全だ」
心配する歌織ちゃんに「……確かにアレをやるなら近くいない方がいいな」
「何をするのか知っているのですか?」「全部終わったら教えますよ。あいつからすればあんまり話したく事だと思うから」
少し遠い目をしながら応えた。神殿の中に着くとにかく広大な空間が広がっていた。大きな空間がずっと広がっており、巨大な柱が何本も並んでいるくらいには特筆すべきこともない。
そこにフードをかぶった三人の人影があった。
「……ココカラ先ヘハ赤龍帝トモスラノ巫女ダケデオ進ミクダサイ」真ん中の人物が機械音声丸出しで話しかけた。
「当初ディオドラノ眷属ダケデ相手スル予定ダッタガ先程見セタ無様ナ有様ヲ見テX星人カラ提供サレタ我々ガ急遽参戦スル事二ナリマシタ。X星人ノ要望ニヨリ我々ノ性能ヲグレモリー眷属デ試シタイトノ事デス」
「……いいわ、その提案あるわ。私の眷属がどれほどのものかその身をもって知るといいわ」
「部長、いいんですか!?」驚く俺に「相手はアーシアを人質にとっているわ。下手に刺激すればわからないわ。それに」ローブの三人を見て
「彼らがX星人の与えたものよ。本来ディオドラや他の攻撃しているテロリストと一緒に行動した方がいいのにわざわざバラバラにしてくれたのよ。ここで倒した方がいいわ」と部長が言う。
「一誠、歌織。アーシアを頼んだわよ!」「任せてください、部長!」「一誠さん、私に捕まってください!一気に行きましょう!」女王に昇格させた俺を歌織ちゃんが手を握るとそのまま高速で飛んで行く!
皆絶対無事でいろよ!……待っていろよアーシア!絶対助けるからな!!
一誠と歌織が先に進むのをあの三人は言葉通り止めようとしなかった。
「さて要望通りね。私達に何の用かしら?」僕木場優斗の主であるリアス・グレモリー部長が聞くと「ここからは僕が話そう」と真ん中の人物から流暢に話し始めた。先程と声が違うから恐らく通話しているのだろう。
「初めまして、リアス・グレモリー眷属の皆さん。X星人です。こいつに話させると時間がかかるから通信しています。名前は直接会った時に話したいので今は控えさせていただきます」
「X星人。貴方何のつもりなの?」
「最初はこいつらをディオドラではなく別に派兵する予定だったんですが予想以上に彼が使えなかったので急遽こちらにしました。こいつらがいなければアーシア嬢を攫う所か彼自身も危なかったですね」
「目的は何なの?」「データーの収集ですね。敵味方問わずこの世界の種族が巨獣器に対抗できるのはどのレベルなのか?おそらくアザゼル総督辺りから巨獣器としての対抗策を教わっているでしょう?若い貴方達がどこまでその力を持っているのかそれを知る事ですね。その為に彼らを連れてきました」
そう言うとフードを被った左右の人物が前に出ると[ゴロザウルス!][マンダ!]の機会音声が響いた。
その瞬間右の人物の足が恐竜の足を思わせる特殊な靴を履いている。
左の人物は左腕から蛇を思わせる触手が怪しく蠢いている。「その巨獣器!……貴方達はまさか!!」部長が心当たりがあるようなリアクションをした。
心当たりを聞く前に[古龍の跳躍鎧](ゴロザウルス・アームズ)[水龍の深淵鎧](マンダ・アームズ)の機会音声と共にローブが弾け飛ぶと全身鎧を纏った姿を現した!
ゴロザウルスの方はどこか恐竜を思わせる荒々しい形状をしており他の巨獣器より脚部に装飾しているように見える。一方マンダはどことなく水を感じさせる鎧を纏っている。左腕にとぐろを巻いた龍の形状をした盾を装備している。そして共通しているのは頭に妙な装置を付けられている。
「貴方達はアザゼルを慕っていたと聞いているわ。それなのに何故裏切ったの!?」部長の問いに二人は反応を示さない。代わりにX星人が応えた。
「彼らは裏切っていませんよ。拉致した後我々が洗脳したのですよ。ああ、どうやったら戻せるか教えましょう。頭の装置を破壊すれば洗脳が解けますよ」
「何で教えるの?」「まずですね、我々としても彼らが所有しているより別の人物に宿した方が都合がいいんですよ。だが折角捕まえたものそのまま殺すのは勿体ない。こちらの戦力にできないか色々試したんですよ。そうしていたら今回のテロ計画を聞き処分する前に投入してい見ようと判断したんですよ」
「どういうつもり?」「所詮洗脳状態では本来の力より数段劣っていますからね。こう言えば貴方達はどうにか助けようとするでしょう。それで漸く互角というラインです。苦労して手にいれた巨獣器を無駄にするリスクよりも貴方達が巨獣器への対抗手段がどんなものなのか知るメリットが大きいと判断したという訳です」
「そんな理由で彼らを!」「我々は貴方達に注目しています。それにどの道敵対する関係です。自陣にとって得な事をするのは当たり前じゃないですか?」「そうゆうのを外道と言うのよ!そいつは禁手しないの?」
「ああ、これは違いますよ。とある人間をキメラの材料にしようとしたのですがそれよりこっちの方が優れていると引き取りそいつを素体にした誕生したロボット兵士ですよ。その人物はかなり性格に問題がある人物でキメラにした所で味方を食うぐらいの事してでしょうから命令に忠実なこっちにして正解だったでしょう」
その言葉に僕達は顔をしかめた。どんな問題ある人物か知らないが平然と実験材料に使うその精神。ますます気にくわない!!
「これは若い頃当時別宇宙にいた私が旧友と共に考案したものを発展させたものです。彼は天才でした。ザイエン元気でやっているかなあ……」とどこか懐かしい声色で昔を思い返していた。
「……おっと、どうでもいい事ですね。その時のモデルにしたものを改良したのがこちらです」
そう言い終わると真ん中の人物がフードをとった。
その姿はフランケンシュタインを機械化したと言えばいいのだろか?金属骨格剥き出しの姿で不気味に目が発光させていた。
両腕に俗に言う手甲剣と呼ばれる手の甲を覆う装甲と一体化した剣を装備している。
「さあ、それでは始めましょうか!!」X星人の言葉により三人が戦闘態勢に移る。
巨獣器との本格的な戦い……巨獣器の存在が知ったその日からいつかは来るとは思っていた戦いがこんなに早く実現するとは!
思えばマイロンさんの前のバラン以来の巨獣器使いと本格的な戦い。
あの時は正体も分からず手も足もです剣吾君にまかせっきりだったが今は違う!
いつまでも一誠君や剣吾君、歌織さんに頼っているだけじゃない!彼らと肩を並べる為にも必ず打ち勝ってアーシアさんを助けてみせる!!
敗れたバアル家の男の名前を出さないのは単純に原作で名前が分からないからです。10章までに原作で分からなかったら肩書で説明しようと思います
剣吾が女体化し剣刀になった事を実はディオドラ及び禍の団は知りません。これは剣吾がゴジラの巨獣器を宿しているのは知られていますが女性になっているのは敵陣営ではヴァ―リチームとX星人しか知りません。
会見で顔を隠したのが幸いし今回ノーマークだった事も剣刀の攻撃が通用した理由の一つです。
古龍の跳躍靴(ゴロザウルス・ギア)巨獣器としては珍しく脚部に装備される。強靭な脚力とそれによる俊敏な動きを可能にし特に跳躍力に優れている。
水龍の深淵鞭(マンダ・ギア)片腕から蛇の様に自在に動く鞭を伸ばす事が可能。長さには限界がある。どちらの腕からでも使用可能だが片方しか伸ばす事はできない。水中での呼吸を可能にする。
古龍の跳躍鎧(ゴロザウルス・アームズ)どこか恐竜を思わせる荒々しい形状をした全身鎧。脚部が発達しておりこれにより短時間なら水面歩行や空中歩行すら可能にするほど。敏捷性と怪力を合わせ持つ。
水龍の深淵鎧(マンダ・アームズ)どこか水を感じさせる全身鎧。片腕にとぐろを巻いた龍の形状をした盾を装備している。この竜は自由に動き鞭としての機能だけでなく締め付けや噛みつきも可能。片腕しか使えないのは通常時と同じ。水中で脅威の機動力を誇る。
ゴロザウルス アロサウルスやギガノトサウルスなどの獣脚類のモデルになったとされる種族。動きは極めて機敏で特に跳躍力が優れており力も強い。その為目立った特徴はないが単純な肉弾戦では地球怪獣でも上位の種族。
肉食だが基本大人しく頭もいいので比較的人間とも良好な関係を保つことができた。
マンダ 東洋竜の様な姿をした怪獣。竜やシーサーペントのモデルになったとされる種族。幼体の時は巨大な蛇そのものの姿をしているが成体になる最後の脱皮で角と髭、手足が生えた姿に変わる。
主に海中を生息域としており水中機動性は全怪獣で最も優れていると言われている。淡水でも生息できるだけでなく陸上や地中も水中程速く動けないが移動でき生息範囲は極めて広い。
海軍関係者と取ってトラウマに成程被害を出した怪獣でもありこのマンダに対抗するために轟天号始め特殊戦艦が開発される程だった。主な武器は締め付けと噛みつきだが水中ではさらに超音波砲を口から放つ事が可能。
コスモス曰くかつてムー大陸の守護神として崇拝されていたらしい。