FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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とりあえず、ゴルスの魔法の正体を明かしましょう…多分見た人は、やっぱりなと思うことでしょう!!

まぁそう思われてもいいか


帰宅

「何よ……コレ」

 

アマネがリートとラリカを連れて屋敷に帰ってくると、屋敷はボロボロになり表には使用人が数人倒れていた。

 

「これは…ただ事じゃねぇな」

 

「間違いなく何者かの襲撃がありましたわね」

 

 

「何があったの!!!誰か意識がある人はいないの?!!!」

 

「うっ……アマネ……お嬢様…」

 

倒れていた使用人の1人が意識を戻し、声を発する。

 

「!!」

 

アマネは急いで使用人の下へ駆けつけ、抱きかかえる。

 

「どうしたの!!?ここで一体何があったの!!!」

 

「王子の…手先の………者です…そいつらが屋敷を…」

 

「エウスは!!?エウスなら対処出来たでしょう!!!」

 

「エウス様は…戦闘でやられてしまい……」

 

「「「!!!」」」

 

エウスがやられたという情報に、三人は驚きを隠せずにいた。

 

「あのおっさんがやられただと!!?」

 

「ウソ…よね?…エウスが…エウスがやられるなんて!!!」

 

 

 

「嘘じゃねぇぞぉ」

 

「「「!!!」」」

 

リート達の近くの大木の天辺から声が聞こえ、そちらに目を向けると、ゴルスがボロボロのエウスを掴みながらたっていた。

 

「エウス!!!」

 

ブォン

 

ゴルスはエウスを放り投げると、エウスは地面に叩きつけられる。

 

アマネは急いでエウスの下へ走っていく。

 

「テメェ…何者だ?」

 

リートがゴルスを睨み付けるが、ゴルスは面倒くさそうに答える。

 

「ったく…またその質問かよぉ、もういい加減名乗るのも面倒くせぇんだよぉ、第一オレの目的はアマネお嬢様だ、アンタだろぉ?そこの金髪ぅ」

 

エウスを抱き上げて涙を流すアマネにゴルスが視線を向けると、アマネはキッとゴルスを睨み付ける。

 

「何で…どうしてエウス達がこんな目にあわないといけないのよ!!!」

 

「はぁ~…アンタのせいだよぉお嬢様ぁ」

 

「私…の?」

 

「アンタが王子の求婚を断ったせいで、王子がご立腹なんだよぉ挙げ句の果てには国外へ逃亡と来たもんだ王子のヤロォ…オレらを使って血眼で探してたんだぜぇ」

 

「ぐすっ…知らないわよ、第一なんで私があの人と結婚しないといけないのよ」

 

「お~言うねぇ、けどそれはもうどーでもいいんだよぉとりあえず王子の下に一緒に来てもらうぜぇ結婚しようがしなかろうが関係ねぇ、連れて行くのがオレの仕事なんでなぁ」

 

ゴルスは大木から飛び降りて、地面に着地するとアマネにむかって歩み寄る。

 

バッ!!

 

「あぁん?」

 

アマネとゴルスの間に、リートが割り込んだ。

 

「リート…」

 

「どっかに隠れてろ…こいつはヤバい」

 

コクッ

 

頷いたアマネは、エウスを背負ってその場を離れる。

 

「あんだよぉ、まだ居たのかテメェ~」

 

「ラリカ…」

 

リートは肩に乗っているラリカを呼ぶ。

 

「なんですの?」

 

「ギルドに戻って助っ人を呼んできてくれ…誰でもいい、なるべく早く」

 

「わかりましたわ」

 

ラリカは翼を生やして空に飛んでいった。

 

「あ?ネコが飛んでる?」

 

「余所見してんじゃねぇぞコラ」

 

「あん?」

 

リートは一瞬でゴルスと距離を詰めると、ゴルスの顔を、氷を纏った手で思いっきり殴り付ける。

 

ドゴォ!!

 

「ぐっ…」

 

ゴルスを殴ったリートの手に、痺れを感じる。

 

「硬ぇ…どんな体の作りしてんだよ」

 

「クッ…クックックックッ」

 

リートに吹き飛ばされ、仰向けになって倒れているゴルスが、いきなり笑いだす。

 

「ハァーッハッハッハッハ!!!いいじゃねぇかぁオマエ!!オレがぶっ飛ばされるなんて何年ぶりだぁ!!!」

 

ゴルスが起き上がりリートを見ているが、その顔には傷1つついていなかった。

 

「あの執事より面白そうだなぁテメェ」

 

「ぐっ…」

 

バッ!!

 

リートは腕の痛みを耐えて、ゴルスに向かって走り出す。

 

「くらいやがれ!!」

 

リートがもう一度拳を構えて殴りかかる。

 

しかし、ゴルスはニヤリと笑ったまま動こうとしなかった。

 

ドスッ

 

「うっ…」

 

リートの拳がゴルスの顔に当たる前に、ゴルスの足下から生えた金の触手がリートの腹に突き刺さっていた。

 

「ワンパターンな攻撃してんじゃねぇぞぉ、もっと本気でこいよぉ」

 

触手はリートを遠くへ投げ飛ばし、リートは地面を転がる。

 

「はぁ…はぁ…」

 

リートは腹に氷を張って、触手による出血は免れたが、それなりのダメージをおってしまった。

 

「あんだよぉ、もう終わりか?」

 

リートは掌から氷の柱を伸ばしてゴルスにぶつけようとする。

 

「氷竜の凍柱!!!」

 

ズオォォ!!

 

「ヘッ」

 

ゴルスは金の触手を三本まで生やすと、ドリルのような形に1つにまとめ氷の柱にぶつける、すると氷の柱は金の触手に貫かれ、粉々になる。

 

「なっ!!?」

 

ゴルスは片手をリートに向けると、そこから巨大な金の塊を作り出し、リートに向けて放出する。

 

「金剛弾」

 

ドン!!!

 

「!!?」

 

リートは飛び上がって金の塊を回避すると、リート真上にゴルスが大きく息を吸いながら、構えて待っていた。

 

「金竜の…」

 

「まさか!!?」

 

「咆哮!!!」

 

空中で身動きの取れないリートは、ゴルスのブレスに直撃してしまう。

 

ドゴォン!!

 

「がはっ」

 

「生きてるかぁ?生きてるならもっと楽しもうぜぇ」

 

フラフラとリートが立ち上がるのを待っていたゴルスは、ニヤニヤと笑っていた。

 

「テメェ……滅竜魔導士だったのか……」

 

「あぁ?おう、そうだぜぇテメェと同類だなぁ」

 

「一緒にするなよ」

 

リートが、氷を腕に纏って構えをとる。

 

「ハハッそうだなぁ、確かに同じじゃねぇなぁ…オレの方が強ぇもんなぁ」

 

「じゃあ、ここからはシンプルに殴り合いといこうかぁ」

 

ゴルスも腕に金を纏う。

 

「さぁ、やろうぜぇ」

 

「はぁ…はぁ…」

 

二人は同時に飛び出して、拳を突き出す。

 

「はあぁぁぁ!!!」

 

「おらぁぁぁ!!!」

 

ドゴォォン!!!

 

2人の拳がぶつかり合い、大爆発が起こる。

 

その後も二人は殴り合いを続けるが、徐々にリートが圧され始めていた。

 

ガッ ゴッ ドゴォ

 

「がっ…」

 

「オラオラどーしたぁ!!」

 

ドゴォン!!

 

体力のなくなったリートは、ついにゴルスに殴り飛ばされる。

 

「ごほっ…がはっ」

 

「はぁはぁ、まだ生きてんのかぁテメェはぁ」

 

ゴルスの身体に金がまとわりつき徐々に全身へと広がっていく。

 

「ここまでやった褒美だぁ、面白ぇもん見せてやるよぉ」

 

「おも…しれぇもん…だと?」

 

 

 

「モード竜人(ドラゴニュート)




モード竜人…雷炎竜とかが出るよりも先に敵キャラでモード変化出しちゃった……
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