FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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今回はナアル戦と、ゴルス戦です…つまりはメイン戦!!まぁそんなすぐに終わらないんですけど…


美しい者

「らぁ!!」

 

「このっ!!」

 

ドゴォン!!

 

バンクは、赤くしたグローブで

 

ガジルは、鉄に変えた腕で

 

それぞれナアルに向かって殴りかかる。

 

「う~ん、10点だね」

 

二人の攻撃をかわして、後ろに回り込んだナアルが点数をつけながら髪を櫛でセットする。

 

「そんな攻撃が私に通用するわけないじゃないか、君たちはあまりにも野蛮すぎる。攻撃というのはもっと優雅にするものだよ」

 

「ヤロォ」

 

「舐めやがって」

 

 

「さて、そろそろ私も君たちの命を刈り取らせてもらおうかな」

 

「「あ?」」

 

ナアルが右手を横に出すと、大鎌が現れる。

 

「なっ!!」

 

「おーっ、すげぇな」

 

「私達ゴルスさんの手下は全員換装を得意とする魔導士さ!それぞれ武器を換装する。そして私はこの大鎌を換装するって訳なんだよ」

 

「自分の魔法をべらべらと話すって事は、相当自信があるみてぇだな」

 

バンクの言葉を聞いて、ナアルはニヤリと笑う。

 

「当然さ、それだけ私達は強くて美しいからね」

 

「ナルシスト野郎が」

 

「だけどよガジル、こいつが強ぇのも事実だぜ?」

 

「フン、そんな事はわかってんだよ。だからこそオレたち二人で戦ってんだろ」

 

 

「話し合いは終わったかい?」

 

「「!!」」

 

バンクとガジルが二人で言い争っていると、二人の間にナアルが現れ、バンクは鎌の柄の部分で殴り飛ばされ、ガジルはナアルに蹴り飛ばされる。

 

「んにゃろ、風乱拳!!」

 

ヒュンヒュンヒュン

 

バンクの技を、ナアルはその場から一歩も動かずに、鎌で軌道を反らせて全て回避する。

 

「はっ!…マジかよ…」

 

ヒュッ!!

 

「!!」

 

ナアルはバンクとの距離を一瞬で詰め、大鎌を振り下ろす。

 

「ちっ」

 

バッ!!

 

バンクが後ろに逃げるがギリギリかわしきれず、肩を少しだけ斬られてしまう。

 

「遅いよ」

 

ドゴッ

 

「ごほっ!!」

 

バンクはナアルに腹を蹴られ、そのまま地面を転がる。

 

「鉄竜剣!!」

 

ガジルが腕を剣に変えて、ナアルに斬りかかる。

 

「おっと」

 

ガキィィン!!

 

ナアルが、大鎌の持ち手でガジルの剣をガードすると、そのまま大鎌を引き、ガジルの首の後ろから斬りつけ、首を撥ね飛ばそうとする。

 

「ほら、1人片付いた」

 

ガキィン!!

 

「!!」

 

ガジルの首を斬り落としたと確信していたナアルだったが…ガジルは首の後ろを鉄に変え、鎌を防いでいた。

 

「成る程、ゴルスさんと同じで全身を変化させられる…という訳かい」

 

「へへっ…そーいうことだ」

 

「そして、オレにばっかり注意してていいのか?」

 

バッ!!

 

「!!」

 

ナアルが振り返ると懐にバンクが入り込み、構えをとっていた。

 

「さっきのお返しだ!!この野郎!!!」

 

バンクはナアルの腰を思いっきり蹴り、爆発で吹き飛ばす。

 

ズザァァァ

 

「うっ…」

 

 

「どーよ?結構効いたろ?」

 

「ったく…いつまでも寝てると思ったらようやく反撃しやがって」

 

「お?あぶねぇ所を助けたんだから、礼の1つくらいあってもいいんじゃねぇの?」

 

「バーカ、あんなもん危なくも何ともねーよ」

 

「「あぁ?」」

 

二人が喧嘩を始めようとすると、ナアルが立ち上がり、二人を睨み付ける。

 

「君たち…私の美しい身体に傷をつけるなんて、私にやられる覚悟はできてるんだろうね?」

 

ナアルは新しく、さっきとは違う大鎌を換装する。

 

「この大鎌は特注品でね、どんなに硬い物でも切り裂く事ができる。当然、鉄でもね」

 

 

「おい、やられる覚悟だってよ」

 

「フン、そんなもんあるわけねーだろ」

 

「だな、あるのは」

 

「「テメェをブッ倒す覚悟だけだ!!」」

 

 

 

………

 

 

「どーしたあ?あの時みてぇに正面から突っ込んでこねぇのかぁ?」

 

ゴルスは余裕そうにリート達を挑発する。

 

(ここで奴の言うとおりに突っ込んで行っても前回と同じだ…ここは慎重にいかねーと)

 

「オラァ!!!」

 

リートが考え込んでいる内に、ナツがゴルスに向かって飛び出す。

 

「待てナツ!!!ばか正直に殴っても意味が…」

 

「火竜の…」

 

「鉄拳!!!」

 

ドゴォォン!!!

 

「んだよぉ…こんなもんかぁ?」

 

ゴルスはナツの攻撃を真正面から受け止め、アゴを蹴りあげ、回し蹴りで吹き飛ばす。

 

ゴッ

 

「ウゴッ」

 

ドカッ!!

 

「ぐぼぉ!!」

 

 

「ナツ!!」

 

 

「おいおい、氷竜よぉ、こんなやつばっかりかぁ?お前が連れてきたメンツはよぉ、だとしたらガッカリだぜぇ?」

 

「安心しろよ、その程度でやられるようなやつは、オレの仲間にはいねーよ」

 

 

「ん~~がぁぁぁ!!!」

 

蹴り飛ばされ倒れていたナツは、勢いよく立ち上がる。

 

リートはナツの下に行き、ナツの耳元で話しかける。

 

「ナツ、アクナさんのアドバイスを思い出せ、あの戦い方でやつを倒すぞ」

 

「ばっちゃんのアドバイス?」

 

「あぁ、砕くんじゃなくて、貫けってやつだ!!」

 

リートも前に出て、拳を突き出すと、ゴルスもそれに合わせて拳をぶつける。

 

「はぁぁ、何がしてぇのか知らねぇが、その程度じゃ前回の二の舞だぜぇ」

 

「わかってんよ、だから二人がかりなんだよ」

 

リートが空中に跳ね、ナツに合図をかける。

 

「行け!!ナツ!!」

 

「おぉぉぉ!!!火竜の…剣角!!!」

 

ドォォン

 

ナツの突進は、ゴルスの腹に直撃したがゴルスにダメージはなく、アッサリと止められる。

 

「あぁぁん?痛くも痒くもねぇぞぉ?」

 

「いってぇ~…硬すぎるぞこの野郎!!」

 

「っち、失敗か…」

 

リートは即座にナツと共に距離をとり、構え直す。

 

 

「ナツ…次はオレが行く、フォロー頼むぞ」

 

「任せろ」

 

 

「次はねぇぜぇ」

 

「「!!」」

 

二人が動くより前に、ゴルスが攻撃を仕掛ける。

 

「金竜の…咆哮ぉ!!!」

 

ゴルスのブレスは、金のつぶてが混じっており、二人に物理的なダメージも与える。

 

「「ぐわぁぁぁ!!!」」

 

 

「どぉしたよぉ?もう終わりかぁ?」

 

ブワァッ

 

「!!」

 

土煙からリートが飛び出し、ゴルスの腹を狙って拳を構える。

 

「氷河…」

 

「螺旋拳!!!」

 

「ぐおおおぉ!!?」

 

ゴルスは身体を回転させながら、後方へと吹き飛んでいく。

 

「やった!!」

 

「いや、この程度じゃ終わらねぇ」

 

ズザザァァァ…

 

ゴルスは足を地面につけて回転を止め、踏ん張りで持ち直す。

 

シュゥゥゥ…

 

「ふうぅぅぅ…今のは効いたぜぇ」

 

 

「もう一回吹き飛べ!!!」

 

リートは、今度は氷を纏った拳でゴルスの顔を殴る。

 

「はっ!さっきの技じゃなきゃオレの体で耐えられ…」

 

ドスゥゥッ

 

「!!」

 

「…貫け」

 

リートのパンチはゴルスに通用し、ゴルスはまたも吹き飛ばされ、仰向けで倒れ込む。

 

「よしっ…」

 

「やるな、リート!!」

 

「あぁ、しかし…貫く拳か…思ったより難しいぞ」

 

 

「クックックッ…カッハッハッハッハァ!!!!何年ぶりだぁオレがダメージを受けるなんてよぉ!!!」

 

ゴルスは口から垂れた血を拭いとると、笑いながらナツとリートを見る。

 

「楽しくなってきたじゃねぇかぁ、さぁ続きをしようぜぇ」

 

「ぶっとばしてやる」

 

「燃えてきたぞ」




ナアルを書いててふと思いました。

あれ?こいつゴクウブラックと一緒じゃね?…

口調が美しい…
武器が大鎌…
ナルシスト…

やっば…特徴一致し過ぎる……わざとじゃないですよ!!いや、マジで…

人間0計画とか考えてないですからね

わからない人はドラゴンボール超を観たらわかります。
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