FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

162 / 228
書けたので、即投稿!誤字とかあれば教えてもらえると助かります


ドロマ・アニム

「へっ!裏切り者が、ザマァねぇな」

 

「所詮は堕天、元エクシードだ。王に救われた恩を忘れ、刃を向けるとはな」

 

「!?向こうのエルザとリート!」

 

ナイトウォーカーとジフレクトは、落ちていくリリーを見下ろしていた。

 

「ぐっ…ジフレクト…」

 

「うわーんリリー!」

 

「あの野郎、よくも!」

 

 

「スカーレットォ!!!」

 

「イクシーズ!!!」

 

 

「ナイトウォーカー…」

 

「いくぞ、ラリカ」

 

「はいですわ」

 

「まて、エルザ、リート」

 

ナイトウォーカーとジフレクトは、スカーレットとイクシーズに目をやり、二人がそれに反応したが、そこをミストガンが止める。

 

「エドラス王国の王子である私に、刃を向けるつもりか!エルザ・ナイトウォーカー!リート・ジフレクト!」

 

「王子!?」

 

「聞き違いじゃなかったんだな」

 

 

「フハハハハハ!王子だと?笑わせるでないわ!!ワシは貴様を息子などとは思っておらん。七年も行方を眩ませておいて、よくおめおめと戻ってこれたものだ」

 

「王様の声だ」

 

「え!?どこにいるの?」

 

「貴様がアースランドでアニマをふさいで回っていたのは知っておるぞ。売国奴め!お前は自分の国を売ったのだ」

 

「この声…どこから」

 

「まるで地の底から聞こえてくるみたい」

 

「オイ!姿を現せ!!」

 

「そーだそーだ!!」

 

「あなたのアニマ計画は失敗したんだ。もう戦う意味などないだろう」

 

「意味?戦う意味だと?」

 

城のあった場所が光輝き、全員の視線がそこに向かう。

 

「何だ?この音…いや、これは!?」

 

「魔力で大気が震えてるんだ!!」

 

「これは戦いではない、王に仇なす者への報復、一方的な殲滅」

 

城の手前から。巨大な玉子に似た兵器が現れる。そしてそこからは国王の声が聞こえてきた。

 

「何あれ!」

 

「魔導兵器か!?」

 

「ワシの前に立ちはだかる気なら例え貴様でも消してくれる!!!跡形もなくなぁ!!!」

 

「父上…」

 

「父ではない、ワシはエドラスの王である!そうだ、貴様をここで始末すれば、アースランドでアニマを塞ぐものはいなくなる。また巨大な魔水晶を作り上げ、エクシードを融合させることなど納戸でもできるではないか」

 

そして、玉子の形をした兵器が開き姿を変えると、その姿はまるでドラゴンのような形をしていた。

 

「フハハハハハ!!!王の力に不可能はない!!!」

 

「王の力は…絶対なのだぁぁ!!!!」

 

「おぉ…間違いない…あれは、あれは」

 

「ドロマ・アニム…」

 

エクシード達は、ドロマアニムの存在を知っているようだった。

 

「ドロマ・アニム…こっちの言葉で竜騎士の意味…ドラゴンの強化装甲だと!!?」

 

「ドラゴン…」

 

「言われてみれば、そんな形」

 

「強化装甲?」

 

「強化装甲ってなに?」

 

ナツ達は強化装甲を知らなかったがそれをココが説明する。

 

「対魔戦用魔水晶ウィザードキャンセラーが、外部からの魔法を全部無効化させちゃう搭乗型の甲冑!!王様があの中で、ドロマ・アニムを操縦してるんだよぅ!!」

 

国王がドロマ・アニム越しに、兵達に指示を出す。

 

「我が兵達よ、エクシード達をとらえよ!!」

 

『ハッ!』

 

「まずい!!逃げるんだ!!」

 

ミストガンがエクシード達に逃げるように指示し、エクシード達は急いで逃げ出す。

 

「逃がすなテメェら!!」

 

「マジカライズキャノン、充填完了」

 

「照射!!」

 

兵達はレーザーを撃ち出し、エクシードに当てると、エクシードは次々と魔水晶に変えられていく。

 

「追えー!!」

 

『おぉー!!!』

 

イクシーズ達がレギオンに乗ると、スカーレットが即座に指示を出す。

 

「王国軍からエクシードを護るんだ!!ナイトウォーカー達を追撃する!!」

 

「そうだね!…あっ、そういえばアンタ達、このレギオン乗ってても酔わないけど、乗り物酔いに効くトロイアでもかけてもらったの?」

 

「「なぬ!?」」

 

ルーシィの言葉に、ナツとイクシーズは二人してドン引きする。

 

「こ…こいつだって仲間みたいなもんだろ?乗り物扱いすっか普通…引くわー」

 

「お前はもうちょっと生き物の扱いを学んだ方がいいと思うぞ…わりとマジで」

 

「そ…そうね…ごめんなさい、ってかこのやり取りすごい久しぶりな感じ」

 

「無駄話はともかく、あのデカブツはどーする」

 

「「無駄とか言うな!!!」」

 

「今話す事ではありませんわよ…」

 

「相手にするだけ無駄だよぉ、魔法が効かないんだから」

 

「かわしながら行くしかない!!今のエクシードは無防備だ。オレたちが守らないと」

 

「よォーし行くぞ!!」

 

ナツの指示で、レギオンも動き出した。

 

「かわしながら?守る?プハハハハハ!!!人間は一人として逃がさん!!全員この場でチリにしてくれる!!!」

 

ドロマ・アニムは、口から特大のレーザーをナツ達に向かって打ち出した。

 

「「「うっ!」」」

 

ズドォォン!!

 

そこへ、ミストガンが魔法でドロマ・アニムのレーザーを防いで見せた。

 

「ミストガン!」

 

「ミストガン?それがアースランドでの貴様の名前か?ジェラール」

 

「ぐっ…エルザ!!今の内に行け!!」

 

「しかし…」

 

「行くんだ!!」

 

ミストガンは、魔法を唱え反撃を試みる。

 

「3重魔法陣…境水!!!」

 

ミストガンは、ドロマ・アニムのレーザーを弾き返した。

 

「なに?跳ね返した?」

 

ズドォォン!!

 

「やったか?」

 

「すごい、これがミストガン!?」

 

「クフフフフ…チクチクするわぁ!!」

 

しかし、その反撃はドロマ・アニムには全く効いていなかった。

 

「傷一つねぇぞ!!」

 

「あの攻撃でもダメなのかよ」

 

「そう!これがウィザードキャンセラーの力!!魔導士ごときがどうあがこうと、いかなる攻撃も効かん!!!」

 

ズォォォ!!!

 

ドロマ・アニムはもう一度レーザーを撃ち出し、今度はミストガンに直撃する。

 

「うわぁぁぁぁ!!!」

 

ミストガンは、そのまま地面へと落下していった。

 

「ミストガン!!」

 

「ウワーッハッハッハッハ!!!貴様には地を這う姿が似合っておるぞ!そのまま地上で野垂れ死ぬがよいわぁ!!!」

 

「やろぉ…」

 

その間にも、エクシード達はどんどんと魔水晶に変えられていく。

 

「くそっ!アイスメイク…」

 

ぐわん!

 

「うわぁっ!!」

 

グレイが魔法を使おうとするが、レーザーをよけるレギオンに揺られ真艫に魔法を使えない。

 

「くそっ!こりゃキツいな」

 

「ナツやリートじゃなくても酔いそう…」

 

「おぉ、美しいぞ!エクシードを一人残らず魔水晶にするのだぁ!!!」

 

「くそぉ!あれをかわしながら戦うのは無理だ!!!」

 

「レギピョン頑張って!!」

 

「でも、どーすればいいの?」

 

ルーシィがそう聞くと、ハッピーが答える。

 

「ルーシィが囮になればいいと思います!」

 

「鬼ぃ!!」

 

「猫です」

 

「ほらほら、話の腰を折らないの」

 

ズドォン!

 

レーザーを撃ち続けるドロマ・アニム、そこに頭上から攻撃するものが

 

ズゴォン!

 

「ぬぉぉお!?」

 

頭上からの攻撃の次は、ドロマ・アニムの腹にも衝撃が、

 

「誰だ!魔法が効かんハズのドロマ・アニムに攻撃を加えてる者は!!」

 

「天竜の…」

 

そして、さらに一撃、ウェンディがドロマ・アニムの上に飛び上がり大きく息を吸い込む。

 

「咆哮!!!」

 

 

「貴様らはぁ!!!」

 

ドロマ・アニムに立ち向かう者、それはナツとガジルとウェンディの三人だった。

 

「やるじゃねぇか、ウェンディ」

 

「いいえ、二人の攻撃の方がダメージとしては有効です」

 

「野郎…よくもオレの猫を」

 

「そうか…貴様らか!!」

 

 

「ナツ!!」

 

「ウェンディ!!」

 

「ガジル!!」

 

「行け、猫達を護るんだ」

 

「リートは行きませんの?」

 

レギオンに乗るリートは、頬を掻きながら気まずそうに答える。

 

「…出遅れた」

 

「アララ…」

 

そして、そこへ落ちてくる人影が一つ

 

「オォォォォ!!!」

 

「!あれは…」

 

「エドラスのリート!!!」

 

ジフレクトが鎗を構えて、ナツ達の所に落ちてくる。

 

「まずい!このままじゃエドラスのリートまで加わって一方的に不利に…」

 

ヒュン!

 

「!」

 

ガシィッ!

 

レギオンから飛び出したイクシーズが、ジフレクトを止め浮かんでいる島に向かって殴り飛ばす。

 

「氷竜の硬拳!!!」

 

「ガァァァッ!!」

 

「コイツはオレがやる!!お前ら!後は頼む!!」

 

「リート!!」

 

 

 

「そっちは任せた」

 

「でも、あんなの相手に三人で大丈夫なの?それにリートも」

 

「なぁに、問題ねぇさ。相手はドラゴン…倒せるのはアイツらだけさ」

 

「あぁ、そして、この世界のリートを倒せるのも、私たちの世界のリートしかいない。ここはナツやリート達に任せるとしよう」




な…なんとか日付が変わる前にでけた…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。