FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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ここからは、リートの戦いが決着するまで全部オリジナルでいきます!


氷竜VS魔鎗

ズドォン!!

 

イクシードに殴り飛ばされ、浮遊島に叩きつけられたジフレクトは、ゆっくりと起き上がり口元の血を拭う。

 

「くそがっ、とことん邪魔しやがって」

 

そこへ、イクシーズも島へと降りたってきた。

 

「よう、ジフレクト、お前も王国軍も諦めの悪い奴らだな。いい加減諦めたらどうだ?この喧嘩はもうオレ達の勝ちだぜ?」

 

「ふざけんじゃねぇよ。隊長も言ってただろうが、まだ終わってねぇって。隊長が諦めねぇなら、オレも止まるわけにはいかねぇんだよ」

 

「じゃあオレも止めなきゃならねぇ、お前が止まらねぇと次々に仲間達が危険にさらされるからな」

 

「やれるものならやってみやがれ」

 

「「………」」

 

ビュン!

 

ドゴォン!!

 

二人は同時に動きだし、氷を纏った拳と鎗をぶつけ合い相殺する。

 

ドン!

 

「「!」」

 

二人は爆風で弾き飛ばされ、後ろの岩に激突する。

 

「ぐっ…」

 

「氷竜の咆哮!!!」

 

「!」

 

ジフレクトが体勢を立て直す前に、イクシーズがブレスでジフレクトを狙う。

 

ダン!

 

ジフレクトは地面を強く蹴り、一気に真上に飛び上がる。

 

「っぶねぇ」

 

「滅竜奥義…」

 

その瞬間を狙っていたイクシーズは、両手を合わせ巨大な刀を作り、ジフレクトに視点をあわせる。

 

「氷刀飛燕斬!」

 

イクシーズは、空中にいるジフレクトに向けて斬激を放つ。

 

「っちぃ!!次から次へと、めんどくせぇなぁ!!!」

 

ジフレクトは、鎗を高々に上げてダイヤルを回す。

 

「極炎蒼!!!」

 

ジフレクトが鎗を斬激に向けると、切先から黒い炎が渦巻きながら斬激に向かって放射される。

 

ズオォォォォ!!!

 

「なっ!?」

 

「地獄の炎でも味わいやがれ!!!」

 

ジフレクトの炎が斬激を飲み込むと、そのままイクシーズに向かって突っ込んでくる。

 

「氷竜の建円!!」

 

イクシーズは氷のドームで身を守る。

 

「氷ごときで、この炎を防ぎきれる訳ねぇだろ!!!」

 

ゴォォォ!!!

 

ジフレクトの炎は勢いを止まることを知らず、どんどんとイクシーズの氷が溶け出してくる。

 

 

「何て威力してやがんだ…短時間でオレの氷を溶かしやがった」

 

バリン!

 

とうとうイクシーズの氷が割られ、イクシーズ本人も炎にのまれてしまう。

 

「ぐわぁぁぁ!!!」

 

タッ

 

「ざまぁねぇな…だが、今のはオレの最大級の攻撃…テメェも世界は違えどオレと同じリートだったってことか」

 

「何終わった感じだしてやがんだ」

 

「!?」

 

「はぁ…はぁ…」

 

炎から、ボロボロになったイクシーズが現れ、ジフレクトは驚きで一瞬固まってしまう。

 

「まさか、あの炎を受けてたってるってのか!!?」

 

「はぁ…はぁ…っ…勝負は…ここからだろ」

 

イクシーズは掌に冷気の塊を作り出す。

 

「滅竜奥義…」

 

イクシーズは軽く息を吐き出すと、冷気の塊を下に落とす。

 

「氷陣討戦場」

 

辺り一帯が青い冷気で包まれ、イクシーズの身体能力が一気に跳ね上がった。

 

「なんだ…何をしやがったテメェ」

 

「…すぐにわかる」

 

「いいだろう、何をする気か知らねぇが、このオレがテメェよりも強ぇって証明してやる!!!」

 

ジフレクトはダイヤルを回し、高速で動き出した。

 

「瞬蒼!!」

 

バッ!

 

(もらった!)

 

ジフレクトはイクシーズの後ろに現れて鎗を構え、イクシーズに向けて突き出す。

 

フッ…ガシッ!

 

「なっ!」

 

しかし突き出した鎗はイクシーズの肩を逸れ、イクシーズの反対の手で掴み取られる。

 

「っちぃ!重蒼!!!」

 

そう言ったジフレクトの鎗は一気に重くなったが、イクシーズはピクリともしない。

 

「嘘だろ…」

 

「はぁ!」

 

イクシーズは、そのまま鎗ごとジフレクトを手前に投げ落とす。

 

ドゴォ!!

 

「ぐぉぁぁ!」

 

「諦めろ…お前はもうオレには勝てねぇ」

 

「ふざけんなぁぁ!!!」

 

ジフレクトは地面で回転し、イクシーズの足を引っ掻ける。

 

「!?」

 

ドサッ

 

ジフレクトはそのまま反動で起き上がると、イクシーズに鎗を構える。

 

「熱弾蒼!!!」

 

「っち!」

 

イクシーズも慌てて掌を向けて、可能な限り冷気をジフレクトの作った空気の塊にぶつける。

 

ドン!

 

「ぐおぉぉ!?」

 

「くうぅっ…」

 

空中にいたジフレクトは吹き飛ばされたが、地面に倒れていたイクシーズは地面を踏ん張りに利かせなんとか反動に耐えきった。

 

「っつ…くたばれ!!」

 

ジフレクトは、自身の鎗をイクシーズに向けて投げ飛ばす。

 

「うっ!」

 

ガスッ!

 

危機を感じたイクシーズは体を反転させて、鎗をかわす

そのままイクシーズは起き上がり、ジフレクトに向けて飛び上がった。

 

「空中で、鎗もなけりゃあ、お前はタダの人間だろ!!!」

 

「じゃあ、さっさと元の魔戦部隊へと戻らさせてもらおう」

 

ニヤリと笑ったジフレクトに、イクシーズは何かを察する。

 

キリキリキリ

 

「なんの音…!?」

 

ジフレクトの手をよく見ると、自身の鎗とジフレクトの腕が細い糸で繋がっていることに気がつき、慌てて振り返る。

 

「おせぇ!」

 

グイッ!

 

ジフレクトが糸を引っ張った瞬間、イクシーズの背中に向けてジフレクトの鎗が突き刺さった。

 

ドスッ!

 

「ぐぁぁぁ!!!」

 

「ハハハ!オレの勝ちだ!!!」

 

グイッグイッ!

 

「あぁ…っがぁぁ…」

 

ジフレクトが糸を引く度に、イクシーズの背中へと鎗は深く食い込んでいく。

 

「ぐっ…なめんじゃ…」

 

ゴン!!

 

「ねぇ!!!」

 

「ぐぼぁ!!!」

 

イクシーズはジフレクトを蹴り飛ばし、その場で反転しジフレクトに背中を向けると、吹き飛ばされた勢いで、ジフレクトの持っていた糸が勢いよく引っ張られ、その反動で鎗が背中から抜ける。

 

「ぐっ…はぁはぁ…」

 

ガラガラ

 

「っち…タフな野郎だ」




一気に滅竜奥義2つも使わせてしまった…まぁ、まだここから少し伸ばしてみますよ
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