FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
「…トさん…ートさん!!リートさん!!」
「…うっ…」
「あ、よかった。目を覚ましたんですね」
リートは、ゆっくりと目を覚ますと、目の前にはナツ、ガジル、ウェンディの三人がいた。
「ウェンディ…ナツ…ガジル…」
「ボロボロだなリート」
「テメェもだろ」
「私たち全員ですよ…」
「どーでもいいけどよ、さっきから見えるアレはなんだ?」
リートの視線の先には、光が空へと向かってユラユラと流れていくのが見てわかった。
「さぁな、オレ達もそれを確認しに行くところだ」
「確認って…誰にだ?」
「この世界のガジルさんは新聞記者らしいんです。なので何か分かるかと」
「なるほど」
そう聞いたリートは立ち上がり動き出す。
「そうと決まればさっさと行くか」
「「「おう!(はい!)」」」
そこから王都へと戻ってきた四人は、街の人達の慌てように驚いていた。
「なんだ…こりゃ」
「これは一体…」
街から逃げ惑う人の一人を捕まえて、ナツは事情を訊くことにした。
「おい!何があった!?」
「離せ!今街中で魔導具が次々に使えなくなってるんだ!早く逃げないと!!」
「魔導具が使えなくなっただけで、何で逃げる必要があるんだよ」
「今まで使えていた魔力がなくなってるんだ!こんなもの天災が起こる予兆に決まってるだろ!!」
「なるほどな」
「?どう言うことだよリート」
いまだに街中のパニックの原因を理解できていなかったナツ達に、リートは説明を行う。
「オレ達アースランドの奴らからしたら、魔力がなくなったとなっても、元々体内にあるものだ。そこまで気にするほどでもねぇが、エドラスの人達からしたら今まで当たり前に使っていた物がいきなりなくなる。しかも、国中でだ。まぁ何かしら起こる予兆と考えるやつがいてもおかしくねぇわな…ここまでなってるのは異常だけどな」
「つまり、津波が来る前の大きな地震や土砂崩れになる前の豪雨とかと同じ現象と、この世界の人達は思っているってわけですね」
「まぁ、そーゆーことだ」
「き…君たち!!!」
「「「「?」」」」
リート達が振り返ると、そこにはエクシードのニチヤと共にいたナディが立っていた。
「お前…」
「ぼきゅ達を…ううん、王子を…助けてほしいんだ!!!」
そして現在、ナツ達はとある建物のとある部屋で、クローゼットを漁っていた。主にナツとガジルが
「いいんでしょうか…勝手にこんなことしちゃって」
「いいんだよ、今は緊急事態ってやつだ」
「どーせ他の奴らはそれどころじゃねぇしな」
「止めるべきなのかなぁ…これって」
「お!いい物はっけーん!」
ナツは黒いマントを見つけ、自分のを含めた4枚を広げる。
「これ使えそうじゃねぇか」
「もうなんでもいいから早くしてくれ…こんな賊みたいなことできればしたくねぇんだからよ」
「んだよリート、つれねぇなぁ」
「何とでも言えってんだ」
そして、マントを羽織ったナツ達は、人目のつかないように外に出てくる。
「さてと、あとは国王のやつを連れてくるだけだが」
「オレがとってきてやんよ!」
「物みたいに言うなよ…」
ノリノリのナツが、大急ぎで国王の居た場所に走っていった。
「大丈夫なんでしょうかホントに、下手をしたら余計に街の皆さんを混乱させるかもしれないのに」
「
「不安要素しか見当たらない…」
そして、ナツが気を失った国王を引きずって戻ってきた。
「おーい!連れてきたぞぉ!」
「「はやっ!!」」
「へへっ、さーてと最後の一暴れといこうか」
きりわるいなぁ…まぁいいか、次書いていこう