FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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グレイの過去を書こうとも考えましたがやはりこの物語はリートが主役なので今回はスルーします。
グレイの過去を知らない、もしくは、もう一度読みたかったという方は是非とも漫画の方でお願い致します
(この作品読んでてグレイの過去知らないって人はさすがにいない...のか?..)


絶対氷結(アイスドシェル)

『遺跡内』

 

「何て事をしやがる」

 

零帝リオンはナツを睨み付ける

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)め‥‥」

 

「ダメだ何が起こったのか全然わかんね」

 

「この遺跡を傾かせたようですな、遺跡の支柱を半分破壊し傾かせた事で月の光をデリオラまで届かせない作戦でしょう」

 

「見かけによらずキレ者でございますな」

 

「ごちゃごちゃうるせぇよ!!」

 

ナツは足に炎を纏い爆発させ飛び上がった

 

「かぁぁぁ!」

 

 

ゴキィン!

 

 

ナツはそのままリオンに頭突きを放つがリオンは氷となり崩れた、偽物である

 

「こっちだ」

 

リオンは氷で造った鳥をナツに放つ

 

「空中じゃ避けれまい」

 

しかしナツは小さくブレスを吐き床にぶつかりリオンの攻撃をかわした

 

「残念!避けれるぞ」

 

ナツは足から炎を出しブレイクダンスの要領で振り回す

 

「くっ!こんなデタラメな魔法が...」

 

リオンはナツの炎を飛び上がり回避した

 

「空中じゃあ避けられないんじゃなかったか?」

 

「!!!」

 

「火竜の咆哮!」

 

ナツがリオンに向かってブレスを放つが

 

ミシッミシッ ガラララ

 

「おおっ!?」

 

床が崩れてナツが落ちていった

 

「おやおや運がよかったようですな零帝様」

 

「何をした、ザルティ」

 

「はて...」

 

「とぼけるな、床が抜けたのは貴様の魔法だろう」

 

リオンはザルティにつめよった

 

「さすが零帝様お見通しでしたか」

 

「俺があんな炎をくらったくらいで死ぬと?」

 

 

ピキピキ

 

 

リオンの周りを氷が張り部屋一面が氷でいっぱいになる

 

「出ていけ、こいつは俺一人で片付ける。俺はデリオラを倒せる唯一の魔導師零帝リオンだ!こんな小僧を消せんようでは名がすたる」

 

「おやおや」

 

「デリオラを倒す?」

 

 

・・・

 

 

「それがあいつの目的なの!?」

 

リート、エルザ、ルーシィ、ハッピー、ラリカは遺跡に向かって走りながらグレイからリオンの目的を聞いていた

 

 

・・・

 

 

「もう半分倒されてるようなもんだろーがわざわざ氷から出して、あいつと戦いてーのか?」

 

「変わったやつだなおまえ」

 

ナツはリオンの目的を変わった事と言いはなった

 

「全てはウルを越えるため、夢の続きを見るためだ!!」

 

リオンの氷で造られた鳥がナツに襲いかかるがナツはかわし続ける

 

「だったらウルと直接戦えばいいんじゃねぇーの?」

 

「聞いてないのか?ウルは既に死んでいる、グレイのせいでな!」

 

氷の鳥がナツにぶつかるがナツは左腕を盾に防いでいた

「過去に何があったか知らねぇが今おまえがやろうとしている事で迷惑している奴がたくさんいるんだ。」

 

「いい加減目を覚ましてもらうぞ熱ーーいお灸でな」

 

 

・・・

 

 

「リオンは昔からウルを越える事だけを目標にしてきただからそのウルがいなくなった今ウルの倒せなかったデリオラを倒すことでウルを越えようとしている」

 

グレイはリオンについて話していた

 

「そっか...死んだ人を越えるためにはその方法しか」

 

「いや、あいつは知らないんだ‥‥確かにウルは俺たちの前からいなくなっただけど‥ウルはまだ生きている」

 

 

 

「「「えぇー!」」」

 

 

 

「いなくなったけど生きてる?どういう事だ?」

 

リートはグレイに尋ねた

 

「10年前だウルはデリオラを倒すためにアイスドシェルって魔法を使い自分の身を氷に変えデリオラを封印した、つまりあの氷はウルそのものなんだ」

 

グレイの話を聞いてる内に遺跡が見えるところまできた

 

リート達は遺跡の異変に気付く

 

「遺跡が...傾いてる?」

 

「「どうなって(んだ)(るんですの)ー!!」」

 

「ナツだな」

 

「だろうな、ムーンドリップの事を聞いて思ったがあいつにしちゃ考えたな...もしくは偶然か...」

 

「私は後者だと思いますわ...」

 

ガサガサ

 

「!?待て!誰かいる!」

 

「見つけたぞ妖精の尻尾(フェアリー テイル)...」

 

草むらからいくつか何人か鎧の兵士が出てきた

 

「行け」

 

「!」

 

「ここは私に任せろ」

 

エルザはグレイにそう言った

 

「リオンとの決着をつけてこい」

 

グレイは小さく頷き遺跡へと走り出す

 

「リート!」

 

「ん?」

 

「グレイを頼んだ」

 

「決着つけるのはあいつなんだろ?」

 

「見届ける、もしくはグレイが危険になったらお前が助けてやってほしい」

 

「...へいへい...あくまで保険ってわけね...少しはグレイも信用してやれよ」

 

リートはグレイを追いかけて走り出した

 

「信用してないわけではないさ...お前達全員な」

 

 

・・・

 

 

『遺跡内』

 

グォォォ!バキィン!

 

ナツとリオンの戦いは白熱していた、すると氷の壁が外から割られグレイとリートがやってきた

 

「グレイ!...と...リート!?」

 

「ようナツ、てめぇ俺の拳骨くらう覚悟はできてんだろうな...」

 

ナツは顔を青くする

 

「いや、今はそれどころじゃ!」

 

「分かってる、仕事を片付けるのが先だ」

 

ナツはホッと胸を撫で下ろす

 

「ナツ‥‥こいつとのケジメは俺につけさせてくれ」

 

グレイはナツにリオンの相手を譲れと言うがナツは反発した

 

「てめぇ!!一回負けてんじゃねぇか!!!」

 

「次はねぇからよこれで決着だ」

 

「たいした自信だな」

 

「10年前、ウルが死んだのは俺のせいだ、だが仲間を傷つけ村を傷つけあの氷を溶かそうとしているお前だけは許さねぇ」

 

「共に罰を受けるんだリオン」

 

グレイは右手の平を上に左手の平を下に向け腕を前に出しクロスさせる

 

「そ...その構えは!!!?」

 

「「?」」

 

リオンはグレイのやろうとしていることを瞬時に理解したが二人はいまだに分からずにいた

 

 

 

絶対氷結(アイスドシェル)!?」

 

 

 

「アイスドシェル?」

 

「それって確か...」

 

「き‥‥貴様!血迷ったか!」

 

「今すぐ島の人たちを元に戻せ、そして仲間を連れて出ていけこれはお前に与える最後のチャンスだ」

 

グレイはリオンを睨み付ける

 

「なるほど、その魔法は脅しか‥‥くだらん」

 

 

ブワァッ!

 

 

グレイが魔力を放出する

 

「くっ!」

 

「ぬおおっ!」

 

「...」

 

「本気だ」

 

「コイツ!」

 

「この先何年経とうが俺のせいでウルが死んだという事実は変わらねぇ...どこかで責任をとらなきゃいけなかったんだ」

 

「それをここにした。死ぬ覚悟はできてる」

 

ギリッ...

 

「死ぬ覚悟?...」

 

リートは歯を食い縛り怒る

 

「答えろリオン!!!共に死ぬか!!生きるかだ!!!」

 

リオンはそれでも笑った

 

「やれよ、お前に死ぬ勇気はない」

 

「...残念だ」

 

「これで終わりだ!アイスド!」

 

「どアホォ!」

 

ナツがグレイが絶対氷結(アイスドシェル)を使う前に殴り飛ばした

 

「ナイスだ...ナツ...」

 

リートはその光景を見てナツを誉める

 

「勝手に出てきて責任だなんだうるせぇよ!人の獲物とるんじゃねぇ!」

 

「え...えもの!?」

 

「考え方は戦闘バカ丸出しだけど...」

 

「俺にケジメをつけさせてくれって言ったじゃねぇか!」

 

「はい了解しましたって俺が言ったかよ」

 

グレイはナツに怒った

 

「あいつとの決着は俺がつけなきゃならねぇんだよ!!死ぬ覚悟だってできてたんだ!!!」

 

ゴス!

 

リートがグレイを殴る

 

「!?リート!」

 

「てめぇ...死ぬことを俺達が許すとでも思ってんのか?」

 

ナツもその言葉に同乗する

 

「死ぬことが恩返しかよ あ? 逃げてんじゃねぇぞコラ」

 

ゴゴゴゴッ

 

そんな話をしていたら傾いていた遺跡が元に戻った

 

「は?」

 

「傾いてた遺跡が...戻った?...」

 

「ど...どーなってんだ!?」

 

「お取り込み中失礼」

 

ザルティがリオンの元へやってきた

 

「ほっほっほ、そろそろ夕日が出そうでしたので元に戻させてもらいましたぞ」

 

「あいつの仕業って訳か」

 

「俺があれだけ苦労して傾けたのに...どうやって元に戻した!?」

 

ナツがザルティに聞くがザルティは答えない

 

「ほっほっほ」

 

「どうやって戻したー!!!?」

 

「さて、ムーンドリップの儀式を始めに行きますかな」

 

ザルティは儀式をしに去っていく

 

「シカトされてんぞナツ」

 

「上等じゃねぇか!!ナマハゲがぁ!!!」

 

ナツはザルティを追いかけた

 

「ナツ!」

 

「俺はあいつを100万回ぶっ飛ばす!!こっちはお前らに任せるぞ!!!」

 

「俺は基本よっぽどじゃねぇと手は出さねぇよ...」

 

「負けたままじゃ名折れだろ?オメーのじゃねぇぞ!」

 

「分かってる」

 

「「妖精の尻尾(フェアリーテイル)のだ!」」

 

「フッw」

 

ナツはそのまま走り去っていった

 

「騒がしい連中だ」

 

リオンはグレイに向き合う

 

「お前、さっき俺が絶対氷結(アイスドシェル)を使おうとした時本気でくらう気だったのか?」

 

「あぁ、だが助かる...そう気づいたからやれと言った」

 

「助かる?」

 

「例え俺が閉じ込められようとも俺には仲間がいるそしてここはムーンドリップで絶対氷結(アイスドシェル)を溶かせる島だ」

 

「なるほど...もし、グレイが絶対氷結(アイスドシェル)ってのを使ったとしても犬死にで終わったわけだ」

 

「迂闊だった...これで絶対氷結(アイスドシェル)は無力だな」

 

「それでもこの俺との決着を望むと?お前は俺には勝てな...」

 

「もうやめようデリオラは諦めるんだ」

 

「脅しの次は説得か?」

 

グレイは話を続ける

 

「リオン...よく聞いてくれウルは氷となって今も生きてるんだ」

 

「グレイ...」

 

「リオンだからもうこんなことは」

 

 

 

グサッ

 

 

 

「!?」

 

リオンは剣でグレイの腹を突き刺していた

 

「知ってるさそんな下らんこと...あれは最早ウルではない、ただの氷クズさ」

 

グレイは倒れこんだ

 

「お...お前...知ってたのか...」

 

「だからどうした、つまらんことばかり言いやがって、死ね」

 

リオンはグレイに剣を向け突き刺そうとするが

 

ガキン!

 

間にリートが割って入りリオンの剣を受け止めた

 

「ったくホントに俺が出ることになるとは思ってなかったぞ」

 

「ヒュー...ヒュー...リート...コイツは俺に」

 

「黙って寝てろグレイ、さっきから死ぬ覚悟だなんだって言いやがってここで死ぬことは俺が許さねぇ」

 

「貴様、邪魔をするのか」

 

「うっせぇぞクズ白髪てめぇの理想なんざ知ったことじゃねぇがな...俺の家族をここまでやったんだ、地獄を見る覚悟はできてんだろうな?」

 

「いいだろうグレイの前に貴様を殺してやる」

 




リオンとの戦いはリートにお任せです
グレイと共同も考えましたがグレイのプライドがあるためそれはさしてくれないなと思い結果グレイは死にかけ、リートは手助け、リオンと戦うって発想になりました
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