FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

186 / 228
すいません、本編の執筆が乗らなかったのでちょっとしたオマケです。
時系列はS級試験後、ナツ達が帰ってきて数日くらいと思ってください。
本編とは関係ないので読まなくていいって人は飛ばしてもらって結構です。



おまけ(本編関係なし)

「バーンクさん!アタシ、アップルパイ作ってみたの!食べてみて!」

 

ギルドでナツ達が普段通り話していると、マーラがやって来てバンクに箱を手渡す。

 

「お?サンキュー」

 

「へぇ、マーラって料理できんのか、かわいい趣味じゃねぇか」

 

「すごーい!美味しそうじゃない!」

 

「あら、いい匂いですわね」

 

「オイラお腹空いてきちゃった」

 

「すげぇな、形も綺麗だし、確かに旨そうだ」

 

「でも、どーしてバンクに?」

 

「ん?こないだのS級試験のお礼…かな?」

 

「かなって…」

 

「おぉー!うまそー!!」

 

バンクの貰った箱に、ナツが身を乗り出して来た。

 

「あ!みんなの分もありますよ!バンクさんのほど量はないですけど」

 

「「やったー!」」

 

マーラが、もうひとつ箱を取り出して机の上に置いた。

 

「へぇー、?どうしたのウェンディ、シャルル、なんか顔色が悪いけど」

 

ルーシィがウェンディとシャルルに視線を向けると、二人は青白い顔でパイを眺めていた。

 

「い…いえ…別に」

 

「ねぇマーラ…これ…アンタが作ったって言ったわよね?」

 

「うん!そーだよ」

 

シャルルがマーラに質問してる間に、他のメンバー達は箱を開けてパイに手をつける。

 

「あら?」

 

スンスン

 

何かに気づいたミラは、パイの匂いを嗅ぎ始めた。

 

「?どーしたのミラさん、食べないの?」

 

「ううん、ちょっとね…リート」

 

「?」

 

ミラはリートを呼ぶと、持ってるパイをリートの口元へ持っていく。

 

「はい、あーん」

 

「ファッ!?!?」

 

「え!?いきなりどーしたのミラさん!」

 

ルーシィやラリカが、ミラの行動に困惑していた。

 

「ちょっ…ミラ、オレは自分の一切れがあるから」

 

「いいから、ほら口開けて」

 

「「うんめぇー!」」

 

「おい、リート、このパイうめぇぞ!!」

 

「ホント!?よかったぁ」

 

「「うそっ!?」」

 

そんなことも気にしてないナツ、バンク、グレイの三人は既にパイを食べ初めていた。

 

そして、その言葉に喜ぶマーラと、なぜか驚くウェンディとシャルルがやけに気になるが、ナツ達が食べているということは、少なくとも危険性はないとリートは判断した。

 

「ううっ…」(こりゃ、断れねぇ流れだ…)

 

「あ…あー」

 

シャク

 

モグモグ

 

「…うまい」

 

「…ホントに?」

 

「え…うっ!」

 

バタッ

 

ミラがホントに?と聞いた瞬間、リートがいきなり倒れた。

 

「え!?え!?どーしたのリート!!!」

 

「何事ですの!?」

 

「って…えーーー!ナツ!?グレイ!?バンクにハッピーまで!!」

 

振り返ると既にパイを食べていた連中が倒れていた。

 

「やっぱり」

 

「え?アレ?」

 

「どういうこと!?」

 

ルーシィがウェンディ達に視線を向けると、ウェンディ達はマーラの料理について説明する。

 

「実は、マーラって料理ができてるのって見た目だけなんです」

 

「見た目だけって…味はダメってこと!?」

 

「でも、ナツ達は美味しいって言ってたわよ?」

 

「味はどうか知らないけど、そもそもの材料がダメなのよ」

 

「材料って?」

 

「マーラ、今回のパイに何を使ったの?白状しなさい」

 

シャルルが呆れた顔で、マーラに視線を向けた。

 

「白状ってひどくない!?アタシ普通にパイ作っただけだよ!?」

 

「その普通に作ったパイがこんな現象を引き起こしてるんでしょーが!いいから材料を言いなさい!」

 

「材料って言っても…小麦粉と、砂糖と、リンゴと、水飴と、蜂蜜と」

 

マーラは、ひとつひとつ材料を上げていく。

 

「ここまでは普通ね」

 

「そうねぇ」

 

「おかしなものは入ってませんわね」

 

 

「あとは、塩酸と…」

 

「「「え?」」」

 

※真似しないで下さい

 

「硝酸と、アンモニア水と」

 

※絶対に真似しないで下さい

 

「塩素酸塩と…過よう素酸ナトリウムかな?」

 

※絶対何があっても決して!真似しないで下さい

 

「何か…後半ワケわかんないの混じってるんですけど…」

 

「全部毒物よ。食べたら即死ね」

 

「はいぃ!?」

 

「食べなくてよかったですわ…」

 

「ってか男共は食べちゃってるんですけど!?」

 

「その内起きますわよ」

 

「そうね、リート達だし」

 

「雑!!!」

 

そう言ってミラ達は、そっとパイを箱に戻した。

 

「だからアンタは!!どーして料理に化学薬品を使うのよ!!!」

 

「だっておいしくなりそうだったんだもん!!!」

 

「化学薬品使って美味しくなるわけないでしょーが!!!」

 

「料理は化学って言うじゃん!!!」

 

「ホントに薬品を入れる人は居ないわよ!!!」

 

シャルルがマーラに怒鳴り散らし、マーラは涙目でシャルルに訴えかける。

 

「でもバンクさん達は美味しいって言ってたよ!!!」

 

「その後倒れちゃってるじゃないの!!!アンタは今後いっさい料理禁止よ!!!」

 

「ひどい!!?ウェンディ!シャルルに何とか言ってよ!!」

 

「ごめんマーラ…私もシャルルに賛成…」

 

「ウェンディまで!!?じゃあミラさん!!」

 

「ごめんねマーラ、私もこれはちょっと…」

 

「ラリカちゃん!!!」

 

「右に同じですわ」

 

「ルーシィさん!!!」

 

「ア…アハハ…」

 

マーラは涙目でみんなに訴えかけるが、この場に一人としてマーラの味方はいなかった。

 

「そ…そんな~!!!」

 

「ひどい!!アタシが何をしたって言うのよ!!!」

 

 

「「「「「殺人未遂」」」」」

 

 

「なんでぇーーー!!!」




すいません、すぐに本編に戻ります。

このオマケ、残してた方がいいと思いますか?

  • 残しててほしい
  • 消しても構わない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。