FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

190 / 228
マーラの新技です。こうでもしないとマーラの戦いをうまくできそうになかったんで


線香花火

「よーしっ!ナツさん、ハッピー、ルーシィさん、準備はいい?」

 

「おう!」

 

「オイラもいつでもいいよ!」

 

「アタシはよくない!!!」

 

マーラ達が華院に立ち向かおうとしていたところを、ルーシィが引き止める。

 

「もーなんですか?ルーシィさん、これからってときに」

 

「そーだぞルーシィ、せっかくまとまったのによぉ」

 

「ノリ悪いよルーシィ」

 

「アタシは動けないって言ってるでしょうが!!!」

 

「大丈夫!それもなんとかするから」

 

くいっ

 

「キャァ!!」

 

「「うわっ!」」

 

マーラに反抗していたルーシィの体が動きだし、いきなりマーラ達に襲いかかった。

 

「あっぶなぁ」

 

「何すんだよルーシィ!!」

 

「アタシの意思じゃないって!!」

 

「おしゃべりの時間は終わりっスよ、仲間にやられるがいいっス!!」

 

華院はノーロさんを使い、ルーシィを操作する。

 

「いやぁぁぁ!!!」

 

「よっ!」

 

突進するルーシィを土台にして上に乗るナツは、そのままブレスの構えをとる。

 

「お尻さわんな!!」

 

「火竜の…」

 

くいっ

 

しかし、ブレスを撃つ前に、ノーロさんに操作されたルーシィがナツの顔に蹴りを入れる。

 

「うごっ!」

 

ばっ!

 

「そこ!花火砲!」

 

華院の後ろに回り込んだマーラが、光の玉を華院に向けて放つ。

 

「おっと!無駄っスよ!」

 

ぐいん!

 

「またぁぁ!!?」

 

華院とマーラの間にルーシィを割り込ませ、ルーシィに花火をキャッチさせた。

 

「うっそぉ!?」

 

「ひいいぃぃぃ!!?」

 

「ドッチボールっス!!」

 

「マーラ避けてぇ!!」

 

ルーシィは、持っていた花火をマーラへ投げ返す。

 

「ひやぁぁぁ!!!」

 

ドカァン!!

 

何とか咄嗟に伏せて花火を避けたマーラ、その後ろで花火が木の一本に当たり爆発する音が聞こえた。

 

「こわっ!!花火こわっ!!」

 

「自分の魔法でしょーが!!」

 

「あ、そうだった」

 

ガシッ

 

「よし、ルーシィ動くな」

 

ナツはルーシィを羽交い締めで捕まえる。

 

「なんて力だ。アレに操られてるときは力が増すのかよ」

 

「ななななにやってるんスかアンタらー!!!イチャイチャはいかんっスよーー!!!」

 

「アレはイチャイチャなのかな?」

 

パシッ

 

「あっ」

 

「ルーシィ!人形奪ったよ~!」

 

華院の一瞬の隙を突き、ハッピーがノーロさんを奪取する。

 

「よしっ!!!」

 

「やった!!!」

 

「ナイスハッピー!!!」

 

「……」

 

ハッピーは、華院から奪ったノーロさんを動かし、ルーシィを操りナツの顔をルーシィの胸に埋めさせる。

 

むぎゅ

 

「あそぶな!!!」

 

「ズルいよハッピー!!次アタシだからね!!」

 

「オモチャじゃないっての!!!」

 

「返せー!!!」

 

ドン!

 

「うぎゃ!」

 

ハッピーを張り手で吹き飛ばした華院は、落ちるノーロさんをキャッチしようとする。

 

パシッ

 

「あ!」

 

「ギリギリセーフ」

 

だが、ノーロさんをキャッチしたのはマーラだった。

 

「マーラ!!!」

 

「返すっスよぉ!!!」

 

「嫌です!くらえ!花火砲!」

 

マーラは、華院の真下から花火を上に向けて撃った。

 

「おっと!」

 

だが、華院はそれをアッサリとかわす。

 

「しまった!」

 

「どどすこーい!」

 

ドゴォン!

 

「「「マーラ!!!」」」

 

「がはぁっ!」

 

華院の張り手で、マーラは地面に顔を叩きつけられた。

 

「こー見えて自分、残忍っすよ」

 

「待ってて今助けるから!!」

 

ルーシィは鍵を取り出そうとするが…

 

「うそっ…こんなときに…魔力切れ?」

 

「ア…タシ…は……大丈夫…それより…ナツ…さん…作戦を」

 

「ぐっ…だぁぁぁ!!!!」

 

ナツは、全力のブレスを空に向かって撃ち出した。

 

「どこ狙ってんっスか、まずは1人、仕留めたっス!」

 

ゴゴゴゴゴ

 

マーラにとどめをさそうとする華院の上から、なにか巨大な物が落ちてくる音が聞こえた。

 

「「ってデカーーー!!!」」

 

それはマーラが先程撃った花火の玉だった。

 

「へへっ…ナツさんとアタシの全魔力を注ぎ込み真上から落とす花火…線香…花火…だよ」

 

「ななななんすかそれーーー!!!」

 

「ハッピー!!」

 

「あいさー!」

 

マーラは華院にとどめをさされるギリギリで、ハッピーに救出された。

 

「ありがとうハッピー」

 

「すごい大きさになったね」

 

「ほとんどナツさんの魔力…だけどね」

 

「ままままずいっス!どうにか!どうにか!…ど」

 

ドゴォン!!!

 

あわてふためく華院の真上に、マーラの作った花火が落ち、大爆発を起こした。

 

「「「ひゃぁぁぁぁ!!!!」」」

 

ギュゴゴゴゴゴ

 

「「「!」」」

 

爆発に慌てるルーシィ達だったが、ナツが爆発の炎を食べてくれたお陰で、ルーシィ達が巻き込まれることはなくなった。

 

「ふぅー、ごちそーさん」

 

「作戦大成功だね!」

 

「えへへっ…ありがとう」

 

「すごかったぜ、マーラ」

 

「アタシ…死ぬかと思ったんですけど」




線香花火…特大にするとやべぇ技です。本来のマーラの全魔力だと、大玉転がしの玉サイズに、ナツの炎を合わせるとその三倍になると思ってもらえるとわかるかと
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。