FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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ブルーノート戦決着


鬼VS重力

「すごい…リート、あの強いのを圧倒してる…」

 

「はい…すごいです」

 

「でも、何か今のリートさん怖いよ」

 

刃鬼が戦う姿を見ていたルーシィ達は、刃鬼をリートと思い、強さに驚愕していた。

 

「違う…」

 

「え?」

 

「ナツ、違うって何が?」

 

「アイツはリートじゃねぇ」

 

「うん、オイラもそー思う、リートはあんな怖い戦い方はしないよ」

 

しかし、ナツとハッピーは確信を持っているわけではなかったが、リートとは別人の刃鬼と見破っていた。

 

 

「リート…アンタ一体…」

 

カナもリートの様子がおかしいことには気がついていたが、それでもその場から動けそうになかった。

 

「さてと、次はどの力にしようか?神か?悪魔か?それとも別の力か?好きに選んでいいぞ、それが貴様の最期の選択となるのだからな」

 

「ぐうぅっ…畜生」

 

刃鬼は、余裕の表情でブルーノートに選択を迫る。

 

「選ばないならオレが選んでやろう。そうだな…次は滅霊魔法…滅霊魔導士(ゴーストスレイヤー)といこうか」

 

刃鬼は両腕を氷で纏い、ブルーノートに迫る。

 

「ダァァァ!!!」

 

フッ

 

「!」

 

ブルーノートは迫る刃鬼を殴ろうとするが、確実に刃鬼をとらえたはずの拳は空を切った。

ブルーノートが殴ったのは刃鬼の残像だった。

 

「どこを見ている?ここだここ」

 

「!」

 

ドガァ!

 

「ぐぁぁぁ!」

 

刃鬼はブルーノートの後ろから現れ、そのままブルーノートの殴り飛ばす。

 

「滅霊竜…無像(むぞう)

 

ズザァァァ!

 

「くそっ!…!?」

 

地面に足をつけ刃鬼を見ようと顔を上げた瞬間、ブルーノートは驚愕した。

なぜなら四人の刃鬼がブルーノートを囲んで立っていたのだ。

 

ダッ!

 

「なに!?」

 

四人の刃鬼は、次々にブルーノートへと襲いかかる。

 

ブン!

 

ビキィ!

 

「!」

 

咄嗟に襲いかかってくる一人を殴ろうとしたブルーノート、だが、襲いかかってくる一人を殴った瞬間、殴ろうとした腕が凍りついたのだ。

 

ダッ!ダッ!ダッ!

 

だが、異変に驚いてる暇などなく、次々に刃鬼の残像がブルーノートへと襲いかかってきた。

 

「くそが!!落ちろぉ!!!」

 

ズゥゥン

 

シュウゥゥ

 

ブルーノートは咄嗟に魔法で、すべての刃鬼のゴーストを押し潰した。

 

「あぁ、そうくると思ったぞ小僧」

 

「!?」

 

ゴーストに気を取られていたブルーノートの目の前まで、刃鬼は迫ってきていた。

 

「滅霊竜…衝塊(しょうかい)

 

パン!

 

ズドン!

 

「うおぉぉぉっ!」

 

刃鬼がその場で手を合わせると、ブルーノートの体は、巨大な冷気で左右から叩き潰された。

 

「止めだ。モード滅鬼竜」

 

刃鬼の角が少し伸び、牙も生えだした。

 

「やはりこの力が一番しっくりくるな。さて、止めといこうか、お前が望んだ通り飛ばしてやろう」

 

「滅鬼竜…銀世界」

 

刃鬼がそう唱えると、刃鬼の周りの全ての時間が止まり銀色の世界が広がった。

 

「これがオレの一番の魔法、銀世界だ。綺麗なもんだろう?…と言っても聞こえんか」

 

刃鬼はゆっくりと、ブルーノートの下へ歩み寄る。

 

「さぁ、終わりだ」

 

グワァァッ

 

ズドン!

 

刃鬼が止まったブルーノートを殴ると同時に、全ての時間が動き出す。

 

「ぐっ…ぐわぁぁぁぁ!!!」

 

それと同時に、ブルーノートは海へと吹き飛んでいった。

 

「やった!」

 

「すごい!」

 

「何がどうなったの?」

 

「勝った…のか」

 

ルーシィ達は、リートと思っている刃鬼に駆け寄っていく。

 

「クククっ」

 

「!待て!」

 

だが、異変に気づいたナツが、全員を止めた。

 

「何がおかしいコノヤロウ!!!」

 

「いや、敵が一人減っただけで喜ぶとはおめでたい奴らだと思ってな」

 

「…なんだと」

 

「貴様らはわかっておらんのだ。いつオレが貴様らの味方と言った?」

 

「「「「!?」」」」

 

刃鬼はナツたちへ視線を向けると、ニヤリと笑った。

 

「せっかく手に入れた体だ。リートの心を折るために利用させてもらうぞ」

 

「何!?」

 

「貴様ら全員を皆殺しにする」




実を言うと、ブルーノート戦はメインのつもりで書いてないんです。次ですよ次
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