FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
技など考えついたら、今後の展開で出していくと思いますのでまだまだ案があればリクエストの方で教えてください。
ギルダーツと刃鬼の2人は、互いに目を見たまま動かない。
「すごい…」
「どっちもなんて魔力なの…!?」
「アタシ達、巻き込まれっぱなしなんですけどね…」
「言われた通り、ここを離れた方がいいと思うんですけど」
「う…うん…だけど」
ルーシィはカナをの様子を見ると、カナは暗い表情で答えた。
「行こう、私たちがいたらギルダーツの邪魔になる」
ルーシィ達はマカロフを連れて離れる準備をする。
「強ぇーー!!!オレ、この喧嘩見てぇーー!!!」
ナツは嬉しそうに言うが、そそくさとルーシィがナツを回収して行った。
「行くわよナツ」
そしてナツ達は、また拠点へと向かって走り出した。
(今、指の1本でも動かそうものなら、オレは確実にギルダーツに狩られるな)
(ならば…)
刃鬼は、足元からギルダーツが気づかないようにゆっくりと冷気を放出する。
(奴らの詮索は後だ。今優先すべきなのはギルダーツ…この男の殲滅のみ)
「どーした、来ねぇのか?」
「フッ…いやなに、これ程の緊張感のある戦いなのだ。貴様の全力を見る為に少々策を練っていたところだ」
「だが、ここらで策を練るのはやめにしよう。今しがた準備は出来た」
「なに?…!?」
ギルダーツが自身の足下を見ると、地面と氷で張り付けられていた。
「モード滅霊竜…滅霊竜…衝塊」
パン!
「しまっ」
ドゴォ!!
「ぐううっ…」
ギルダーツは、左右から襲う2つの冷気によって挟み込まれ、身動きが取れなくなる。
シュタタタタタ
「!」
「モード滅神竜…滅神竜…蒼閻」
ドン!!
「ぐうぅぅっ…」
身動きの取れなくなったギルダーツに、一気に距離を詰めた刃鬼は、そのまま蒼閻でギルダーツを空に吹き飛ばす。
「モード滅悪竜…滅悪竜…魔輝」
そのまま刃鬼は、下から氷の針をギルダーツに放つ。
「っち」
バサァ!!
ギルダーツは空中で体勢を立て直すと、マントで針を払い落としたが、
「貴様に同じ手が何度も効かん事は分かりきっている」
「!?」
マントで隠れていた視界が開けると同時に、ギルダーツの目の前に刃鬼が迫って来ていた。
「フッ」
「ハァ!!」
ドゴォォン!!!
2人の拳がぶつかり合い、空中でのラッシュの打ち合いが地面に落ちるまで続く。
ドカ!ドゴ!バキッ!ゲシっ!
バン!
地面に落ちる瞬間、拳のぶつかり合う反動で、2人は弾き飛ばされる。
クルクルクルクル
シュタッ!
空中で体を回した刃鬼は、地面に足を付けると同時に、ギルダーツに向かって拳を握って飛び出す。
キィィィ ボコォ!!
「!」
ダッ!
対してギルダーツは、地面に足を付けると、足下の地面を魔法で砕き、クッションとして着地した後、刃鬼とはワンテンポ遅れて前に飛び出す。
(着地のテンポをずらすことによって、オレの攻撃のリズムを狂わせたか!!)
「破邪顕正・一天!!!」
ドゴォォ!!!
攻撃のタイミングがズレたことにより、刃鬼の拳はギルダーツに避けられ、ギルダーツの渾身の一撃が刃鬼の顔面に直撃する。
「カァァァッ!!」
ズドォォン!!!
「やったか」
その瞬間
ゴゴゴゴゴ…
「!?なんだ!!!」
島の大樹が崩れ落ちたのだ。
「ぐおぉっ…力が…抜ける…」
ガクッ
ギルダーツは全身のチカラが抜け、地面に膝をついてしまった。
「くそっ、どーなってやがる」
ガラガラガラ
「!?」
パラパラ
岩の瓦礫から刃鬼がゆっくりと現れ、ギルダーツの下にまで歩み寄ってきた。
「今のは効いたぞ…そこそこにな」
刃鬼は自分の両腕を二三度開いては閉じ、自身も力が抜けていることに気がつく。
「フム、どうやらこの身体にあるリートの力が著しく抜け落ちているようだな…今は本来のオレの魔力のみがこの身体を支えている…と言ったところか」
刃鬼は、ニヤリと笑いギルダーツを見下ろす。
「だが、それで十分。リートの力が抜けているということは、おそらく貴様もだろう?ギルダーツ」
「くっ…」
「力の抜けた貴様を倒すならオレの今までリートの体内で密かに貯め続けた魔力があればお釣りが来る。さぁ、どう料理しようか」
にしても、滅全魔導士とか考えておいてなんやけど…主ひとりじゃ、案少ねぇなぁ…読者がいてマジで良かった