FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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とりあえず昔の伏線回収しときます。結構説明してないのありましたわ。物語はあんまり進んでませんけどもね


滅全魔道士で倒す敵

天狼島が消え、リートが目を覚ました世界は、真っ白な何も無い世界だった。

 

「どこだここ?オレは刃鬼と交代して……」

 

リートは辺りを見渡して、よく見れば見覚えのある世界だと認識した。

 

「そーいやここ、確か初代の……」

 

「また会えましたねリート」

 

「!」

 

リートが振り返ると、そこには初代マスターのメイビスがそこに立っていた。

 

「初代」「ね!ぇ!さ!ん!ですよ!」

 

「そこ、そんなにこだわる必要ある?」

 

メイビスはコホンと咳払いをすると、リートの目を真剣な眼差しで見つめる。

 

「まずは覚醒おめでとうございます。リート」

 

「覚醒、そうだ!初代に聞きたいことがあるんだ!」

 

リートがメイビスに滅全魔道士の事を聞こうとしたが、メイビスはツーンとでも聞こえてきそうな雰囲気で顔を背けた。

 

「あの……初代?」

 

「姉さんです。姉さんと呼んでくれなきゃ答えませんよ」

 

(めんっどくせっ!)

 

リートは頭をかいて、ため息を吐きメイビスの呼び方を変える。

 

「ね……ねぇ……さん」

 

メイビスは、パァッと顔を明るくさせ、嬉しそうに返事をした。

 

「はい!姉さんですよ!何でも聞いてくださいね!」

 

(何となく、この人の扱い方わかってきた気がする)

 

「姉さんは、どうしてオレにこの力を与えたんですか?」

 

メイビスは真剣な面持ちで、リートに力を与えた理由を語る。

 

「貴方に、どうしても倒してもらいたい相手がいるのです」

 

「倒してもらいたい敵?ハハッまさか、ゼレフ書の悪魔とか言うんじゃないですよね?」

 

「いいえ、たしかにそちらの敵も倒してもらいはしたいんですけど」

 

メイビスは指を1本立てて、もう1つの敵の正体を明かした。

 

「本当に貴方に倒してもらいたいのは、魔神です」

 

「魔神……それはどういった敵なんですか?」

 

「魔神は私が妖精の尻尾を作るずっと前に、1度だけ見た存在でした。その魔神は自分の欲求の為に、街ひとつを一瞬で消した恐ろしい力を持つ存在なのです。

そして、全ての種族に自由に変えられる力を持っています。ある時は人に、またある時は悪魔に、私が見た時は神様の姿をして街を滅ぼしていました」

 

「なるほど、だからどんな種族になっていても倒せるために、オレに滅全魔道士の力を与えたと」

 

「はい、その通りです。やつはゼレフ同様に野放しにする訳にはいきません。

放っておけば魔神の気まぐれにより世界が滅ぼされかねません」

 

「そんなやばい奴なんですか」

 

「えぇ、そしてリートを滅全魔道士にしたのはあなたがフランドーラの息子でもあったからなのです」

 

フランドーラの名前が出たことにより、リートは目の色を変えてメイビスにつめよる。

 

「フランドーラを知ってるのか!?」

 

「知ってますよ。けれど今どこにいるのかは私にも分かりません」

 

それを聞いて、リートはメイビスに詰め寄ることを止めて、元の位置に戻り落ち着き直した。

 

「そっか……それで?オレがフランドーラの息子であるのと、この力を与えてくれたのに何の関係が?」

 

メイビスは、ひと呼吸置くと、理由を話した。

 

異結魔法(いけつまほう)、数ある滅竜魔法で唯一、氷の滅竜魔法でしか使えない封印魔法を利用させてもらったのです」

 

「異結魔法……?」

 

「異結魔法は、体内に入った異物を氷結して封印、もしくは冷気に変え全身から放出させる魔法です。今まで毒などで犯されそうになっても無事だった、何て経験ありませんか?」

 

リートには、思い当たる節があった。六魔との闘いでコブラと闘った時の事だ。

 

「そーいえば確かに」

 

「あなたを滅全魔道士にした時は、まだ幼く力を制御することは不可能でした。

だからこそ、異結魔法を使える氷の滅竜魔法を使えるフランドーラに頼むしか無かったのです」

 

「オレにその力を与えた理由は分かりました、あともう1つ聞きたいことがあります」

 

「なんですか?」

 

「刃鬼の……存在です。奴は危険すぎる。そんなやつをなぜオレの意識の中に」

 

「魔神が鬼の種族にもなれる存在だからです。

しかし、鬼の種族は自身の魂をラクリマに移すことの出来る種族、どーしても必要な力がどうやっても鬼の存在を入れる必要がありました」

 

「……まぁ、無理やりではありますけど納得出来ました」

 

メイビスはクスリと笑ってリートを見つめた。

 

「大丈夫ですよ、あなたは私の義弟(おとうと)です。鬼の力だって使いこなしてくれると信じていますから」

 

リートは大きく息を吐き、微笑みながらメイビスを見た。

 

「分かりました。姉さんに信じられたからには、使いこなして見せますよ」

 

「さすが私の義弟です!」

 

「でもオレ、アクノロギアに殺されてしまったんじゃ」

 

「大丈夫ですよ。あなたも皆もまだ死んでませんから」

 

リートは目を点にして意外そうな表情をする。

 

「え?」

 

「次に目を覚ましたらその事も全てお話しします。今はゆっくり休んでくださいね、リート」

 

それだけ言い残し、メイビスは消えてしまい、リートが次に目を覚ました時は青い空と天狼島の景色、そして、見覚えがあるが若干違う妖精の尻尾に残った仲間の姿だった。

 

「リートォッ!!お前も生きてたんだなぁぁ!!!」

 

「……は?」




メイビスとリートの関係は、また別の機会で細かく説明します。

最近ちょっと悩んでるので読者の皆さんに聞きます。この先この作品でクロスオーバー要素つけた方がいいと思いますか?因みに付けるとしたらキャラ崩壊をなるべく防ぐ為にオリジナル物語か、その物語から繋がるところを本編で出すくらいにしかなりませんが

  • オリキャラに技とかだけでも出して欲しい
  • クロスオーバーキャラも出して欲しい
  • 無くてもいい
  • 無い方がいい
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