FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
リート達が帰ってきた日の夜、ギルドでは皆が羽目を外して飲んで騒いでと賑やかな夜を過ごしていた。
「お前も火の魔法使うのかロメオ!」
「またギルドの温度上がっちゃうね!」
ギルドの一部の席で、ナツ、ハッピー、バンク、ガジル、リリーがロメオと楽しそうに談笑していた。
「冷たい炎も出せるぜ」
ロメオは青色の炎を出したり紫の炎を出したりと、次々に色の違う炎を見せて行く。
「おぉ、青い炎!」
「お、今度は紫色だな、これは何だ?」
「父ちゃんと同じ紫のくっつく炎、あと、変な匂いの黄色い炎」
「くっせー!」
黄色い炎の匂いに、ナツは嫌そうに距離をとる。
「大したものだな」
「お前、親父よりスペック高くねーか?」
「将来有望じゃねぇーか、いい事だぜ!ニシシ」
「ん?この魔法どこかで」
ナツはロメオの魔法に見覚えがあり、記憶を辿りながら思い出そうとする。
「父ちゃんに内緒で、兎兎丸先生の魔法教室に行ってるんだ」
「おぉ!兎兎丸かぁ!アイツは面白ぇからなぁ」
「アイツ……そんなことしてたのか」
兎兎丸の名前を聞いたガジルとバンクの2人は、昔のギルドを思い出し、嬉しそうに反応していた。
「懐かしいなぁー、オレあいつの炎全色食ってねぇしなぁ、よぉーし!オレも会いに行こうかなぁ!!」
「ごめん、ナツ兄の話しは禁句なんだ」
「だよねぇ」
そして、また別の席では、マカオとワカバ、そしてマカロフが酒を飲みながら話しをしている姿があった。
「しかし、お前が4代目妖精の尻尾マスターとはなぁ」
「なぁに言ってんだよ。
こんなの代行みてーなもんだよ。今すぐこの座返すよ」
「いや、面白ぇからしばらく続けてくれぇい」
「マジかぁ!」
マカロフの意外な返答に、マカオの顔はニヤついていた。
「先代がそー言うならもーしばらく」
「このなんとも言えねぇガッカリ感がウケんだけど!」
「じゃろ?」
そして、また別の場所ではエルザとリート、そしてラリカが、ビスカとアルザックの結婚報告を聞かされていた。
「なにぃ!?ケケッ結婚したのかお前たち!?」
「へぇー、お前らついにくっついたのか、いつかはそーなるだろうとは思ってたけど」
「あら、おめでたいじゃありませんの」
「6年前にね」
「聞いてよリート、エルザさん、プロポーズアタシからなのよ。アルってば」「その話しはよせよ」
椅子に座ってかき氷を食べるリートと、紅茶を飲むラリカの二人は、予想していたのが的中したからか、平然としていたが、エルザだけは動揺しており、座っていたリートの胸ぐらを顔を真っ赤にしながら掴みあげて揺さぶる。
「おお、おめでとう!不束者だが、よろしく頼む!」
「ええええエルザぁぁ!脳が揺れるっ!揺れてる!酔うっ!吐くってオイッ!」
そばで見ていたミラとエルフマン、リサーナも可笑しそうに、エルザの動揺する姿を見ていた。
「何言ってんだエルザ」
「自分に当てはめてごっちゃになってるわね、でも、いいわね結婚、私も早くしたいなぁ」
ミラの視線がリートへ向いた瞬間、リートは異常な悪寒を感じ取っていた。
「!!……なんか寒気が」
「素敵ねぇ!子供はいるの?」
「娘が一人」
「アスカって言うんだ」
「あら、いいですわね。幼いうちに拷問器具の知識を植え付けて、大きくなった頃には拷問教の仲間入りを」
「「それだけはやめて」」
ラリカの拷問信者を増やす作戦は、アルザックとビスカの2人によって全力で阻止された。
そしてまた別の場所にて、ウェンディとマーラがリーダスから7年後の2人を想像して描いた絵をプレゼントされていた。
「あの……リーダスさん、これ……」
「リーダスさん……」
「ウィ、オレなりにウェンディとマーラの7年間の成長を予想して描いてたんだ」
ウェンディのもらった絵は、確かに身長や雰囲気は大人びていたが、ある1部に関しては全く成長していなかった。
「む……胸が」
「ん?なんか言った?」
マーラも、以外と納得してないようで、リーダスに直接問い質す。
「リーダスさん……なんでアタシこんなに胸育ってるのに、身長は小さいままなの……?」
「うぃ、マーラはそんな感じかなって」
「リーダスさん、性癖混ぜ込んでないよね?」
「?」
シャルルもエクシード組の成長を予想された絵が渡されていたが、シャルルとラリカはセクシーモデルのような姿に、ハッピーは筋肉質に海パン、リリーはハッピー以上に筋肉の主張が激しく褌姿で描かれていた。
「これ、気持ち悪いんだけど」
「なぜオレは褌」
「汚物ですわよこんなの」
「そーいえば、エクシードのみんな7年間ずっと心配かけちゃったかなぁ」
「いや、エクシードは人間とは時の感覚が違う、それほど大事とは捉えていないかもしれんな」
「そっかァ」
「それならいいんだけど」
「私、大きくなっても大きくならないんでしょうか……?」
「ロリ巨乳は嫌ぁ……」
「ウィ何か変なとこある?その絵」
昔より短文になってるなぁ、まぁ着実に進んでるならいいか