FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
今後は漫画の展開だけじゃなくアニメでの展開ももっと増やしていこうかなと考えておりまする...余計に時間かかりそうだな...
『ファントムロードギルド本部』
「ん...え?え?何これ...ここドコォ!!!」
ルーシィが目を覚まし自分が見知らぬ場所にいることに気がつく
するとドアの向こうから一人の人影が現れた
「お目覚めですかな、ルーシィ・ハートフィリア様」
「誰!!?」
ドアが開きファントムロードのマスター・ジョゼが入ってきた
「私はファントムロードのギルドマスター ジョゼと申します」
「ファントム!!?」
(そうだ...あたしエレメント4に捕まって...)
「このような不潔な牢と拘束具、大変失礼だとは思いましたが今はまだ捕虜の身であられる
理解の程をお願いしたい」
「何が捕虜よ!!よくもレビィちゃん達を!!!」
「あなたの態度次第では最高の客人としてもてなす用意もできてるんですよ」
「何それ...」
ルーシィの足の上を虫が這う
「ひゃあ!!」
「ね?こんな牢屋は嫌でしょう大人しくしていればスイートルームに移してさしあげますからね」
「何でアタシ達を襲うのよ」
「アタシ達?...ああ、フェアリーテイルのことですか」
ジョゼはにたりと笑って答えた
「ついでですよついで、私たちの目的はある人物を手に入れることでしたがその人物がたまたまフェアリーテイルにいたからついでに潰してしまおうとね」
「ある人物?」
ジョゼはルーシィに近寄りながら答える
「あのハートフィリア家のお嬢さんとは思えない鈍さですねぇ...
あなたの事に決まっているでしょうハートフィリア財閥令嬢のルーシィ様」
ルーシィの顔が赤くなる
「な...何でそれを知ってんの?」
「あなた、ギルド内では自分の身分を隠していたそうですねぇ
この国を代表する資産家の令嬢がなぜ、安く危険な仕事をしているかは知りませんがね」
「誘拐...ってこと?」
ルーシィが身構えたがジョゼは否定する
「いえいえ、滅相もございません、あなたを連れてくるように依頼したのは他ならぬあなたの父上なのですから」
ルーシィは驚愕し肩を震わす
「そんな...ウソ...なんであの人が」
「それはもちろんかわいい娘が家出したら普通探すでしょう」
「しない!!!あの人はそんな事気にする人じゃない!!!」
「あたし帰らないから!!!あんな家には絶対に!!!」
「おやおや困ったお嬢さんだ」
「今すぐあたしを解放して」
「それはできません」
するとルーシィの顔色が少し赤くなる
「ってかトイレ行きたいんだけど」
「これはまたずいぶんと古典的な手を使いますねぇ」
「いや、マジで...助けて~~」
「どうぞ」
ジョゼはボコボコにへこんだバケツを用意した
「ホホホホ古典的ゆえに対処法も多いのですよ」
しかしルーシィはそのままバケツの上に立ち下着を下ろそうとする
「バケツかぁ」
「ってするんかい!!!」
「なんてはしたないお嬢様でしょう...しかし私はジェントルメン」
ジョゼが後ろを振り返ったその時
「えい!」
「ネパァーーーー!!!!」
ルーシィがジョゼの股関を蹴りあげジョゼはそのまま悶絶した
「古典的な手もまだまだ捨てたもんじゃないわね、今度小説で使おーっと、それじゃお大事に♪」
ルーシィはジョゼが入ってきた扉とは反対の扉を開け脱出しようとするが
「ウソ...」
ルーシィのいた牢獄は高層タワーのような構造になっており扉の向こうはフェンスも何もなく飛び降りたらまず助からないほどの高さにあった
「残念だったねぇ...ここは空の牢獄...よくもやってくれましたね」
ジョゼはなんとか立ち上がりルーシィに向かって歩いてくる
「うっ...」
ルーシィは後ろに下がろうとするが一歩でも下がると落ちてしまうところまで来ていた
「さぁ、こっちへ来なさいファントムの怖さを教えてやるためにお仕置きですよ」
しかしルーシィは後ろを向いたままタワーから飛び降りる
「な!」
(声が...聞こえたんだ...絶対にいる!!!)
「ナツーーー!!!リートーーー!!!」
「「ルーシィー!!!」」
ナツとリートはハッピーとラリカに運んでもらい低空飛行でルーシィの近くまで来ていた
「どうなってるのー!!ルーシィが降ってきた!!」
「ラリカ!!俺を全力で投げろ!!!」
「えー!」
「早く!!!」
「もう!どうなっても知りませんわよ!!!」
ラリカはリートを全力で前に投げ飛ばす
ガシッ
リートはルーシィをキャッチしてそのまま前に飛んでいく
「ヤバッ壁が...」
リートはそのまま振り返ると
「ナツ!!!」
「「「?」」」
「へいパス!!!!」
「「「なにー!!!」」」
リートはナツに向かってルーシィを放り投げた
ドカン!!!
リートは壁に激突しナツはハッピーが止めたおかげで壁に激突せずにすんだ
「痛てぇ...」
「「「無茶すんな!!!」」」
「やっぱり...いると思った」
ナツはルーシィを拘束していた縄を引きちぎる
「大丈夫か?」
「うん...なんとか」
「よしっなら一旦ギルドに戻るぞ」
「はぁ?ここが本部だろ!!!だったら」
ナツはリートの提案を反対しハッピーとラリカはリートに賛成する
「エルザは撤退っていってたよ」
「ビビってんだよ!!!俺はこんな奴らちっとも怖くねぇ!!!」
「マスターだって重症ですし、リートも一度負けてるんですのよ!!!」
「ちょっとはオブラートに包めねぇのかオマエは...」
「じっちゃんやリートの仇もとるんだよ!!!」
「死んだみたいに言うんじゃねぇ!!!」
「とにかく、今の戦力だけじゃ絶対に勝てねぇ、ここは一旦ギルドにもどって作戦を考えるべきだ」
「そうだよ!!無理だよ!!」
「なんだと!!」
「...ごめん」
ルーシィは泣きながら謝る
「「「?」」」
「全部...アタシのせいなんだ...それでもアタシ...ギルドにいたいよ‥‥フェアリーテイルが大好き‥‥」
「オ...オイどうした!?なんの事だ!!?」
「ルーシィ?」
「一体何がありましたの?」
「ぐすっ...えっぐ...えっ...えっ」
そこへリートがルーシィの頭を撫でてなだめる
「ルーシィ...一体何があったか知らねぇけど、今回の一件をお前のせいだなんて誰も思わねぇし疑いもしねぇ、
お前がフェアリーテイルを裏切らないことなんて皆もう知ってる...
だから自分のせいだなんて言うな、それでも自分のせいだと思うなら俺たちと一緒に戦ってくれればいい、
お前のできることをやってくれればそれでいい、な?」
「そ、そうだぞ!!お前はフェアリーテイルにいればいいんだよ!!いていいんだよ!!」
「...ナツ...戻るぞ」
「お、おう...」
リート達はルーシィを連れてギルドに戻った
その頃牢獄ではジョゼがルーシィが飛び降りたショックでまた悶絶していた
「やってくれたなぁ小娘...オイ...」
・・・
『マグノリア東の森の木の家』
マカロフはそこへ運ばれ人間嫌いの治癒魔導士ポーリュシカに治療を受けていた
パチィン
ポーリュシカがマカロフの頬をたたく
「ちょ...ちょっと!!」
「マスターに..いや、怪我人になんて事するんですか!!!」
「年甲斐もなくムチャをするからこんなことになるんだ、まったくバカな男だねぇ」
「あんた達もいつまでいるんだい!!とっとと帰りな!!!」
ポーリュシカがアルザックとビスカにそう言うが2人は看病すると言い張る
「しかし、マスターの容体が」
「看病させて下さい」
「帰りな、辛気くさい顔は病人にとって一番の毒だよ
これは風の系譜魔法、枯渇(ドレイン)
対象者の魔力を流出させてしまう恐ろしい魔法だ、流出した魔力は空中を漂いやがて消える」
「漂っているマカロフの魔力を集められたら回復も早いんだけどね
もう遅いねこいつは長引くよ」
その言葉にビスカとアルザックは落ち込んだ
「そうですか...」
「皆に伝えておきます...」
「あんたらまだ居たのかい!!」
「ええっ!!聞いてくれみたいな空気じゃなかった!?」
「とっとと帰りな!!!人間臭くてたまらん!!!」
「「失礼しましたー!!」」
ビスカとアルザックが去っていき家にはマカロフとポーリュシカだけが残った
「昔から世話のかかる男ね
魔導士にとって魔力は生命の源に等しい...魔力が強大な者ほどドレインは苦痛を伴う...あんた頑張らないとこのまま死ぬこともあるんだよ...
本当にバカなんだから」
・・・
『フェアリーテイルギルド』
そこでは先程の戦闘で怪我をしたもの達が治療を受けていた
「痛て」
「ちくしょう!!」
「あいつらの本部はここだ」
「南西の高台から遠距離魔法で攻撃すれば」
「今度は爆弾魔水晶(ラクリマ)大量に持っていくぞ!!」
そんな声が飛び交うなかルーシィは1人寂しそうにしていた
「どーした?まだ不安か?」
ルーシィにグレイは声をかける
「ううん‥‥‥そういうのじゃないんだ‥‥‥なんか‥‥ごめん」
「でもオイラ驚いたな、ルーシィ何でお金持ちなのを隠してたの?」
ナツやハッピー達もルーシィの元に集まってくる
「隠してた訳じゃないんだけど、家出中だからね...あまり話す気にもなれなくて」
「一年間家出した娘に感心もなかったくせに...急に連れ戻そうとするんだもんな...パパがあたしを連れ戻すためにこんなことをしたんだ...最低だよ」
「でも、元を正せばアタシが家出したせいなんだよね、アタシの身勝手な行動でまさか皆にこんなに迷惑をかけちゃうなんて...
本当にごめんねアタシが家に戻ればすむ話なんだよね」
「んなわけねぇだろ」
「!」
リートが治療を終えてルーシィの元へやってきた
「お前はここにいたい...フェアリーテイルにいたいって言ったよな?」
「うん」
「ならいればいい、ここがお前の帰る場所でお前を迎えてくれる場所だ...
お前はフェアリーテイルのルーシィなんだ、居たくないところに行くより居たいところに居た方がよっぽどお前のためになる」
「俺も同じだぜルーシィ♪」
ナツもリートに同意した
ルーシィは涙目になる
「お、おい泣くなよ...」
「だって...」
「リート!!レディを泣かせるなんて!!!顔の皮を剥いで塩酸を頭から被せた上で街中でつるし上げますわよ!!!」
「マジで怖ぇからやめてくれ!!!」
その光景をロキは遠くから黙って見ていた
そしてカナはカードを使いミストガンの居場所を探り
ミラはラクサスと通信用ラクリマで通話していた
「ダメ!!!ミストガンの居場所はわからない」
「そう...残念ね」
「ルーシィが目的だとすると奴らはまた攻めてくるよ...怪我人も多いし...ちょっとまずいわね」
「マスターは重症、ミストガンの行方もわからない頼れるのは貴方しかいないのよ...ラクサス」
「あ?俺には関係のねぇ話だ勝手にやっててちょうだいよ」
「フェアリーテイルのピンチなのよ」
「知らねぇなジジイの勝手に始めた喧嘩を何で俺達がケツを拭かなきゃならねぇんだ」
「ルーシィが狙われているのよ」
「ルーシィ?ああ、あの乳のデケェ新人か、俺の女になるなら助けてやってもいいと伝えとけ、
それとジジイはさっさと引退して俺にマスターの座を寄越せとな」
その台詞にカナが怒りを表す
「あんたって人は」
「おいおい、それが人にものを頼む態度かよとりあえず脱いでみたらどうだ?俺は色気にはよわ...」
バリン!!
ミラが怒りのあまりに通信用ラクリマを破壊する
「信じられない...本当にこんな人がフェアリーテイルの一員なの?」
「リートがラクサスに言っても無駄だって言ってた理由がよくわかったよ...」
「こうなったら次は私も戦う!!!」
「何言ってんのよ!!!」
「だって私がいたのにルーシィは拐われちゃって」
「駄目よ今のあんたじゃ足手まといになる...
例え元S級魔導士のあんたでもね」
ズウゥン、ズウゥン
いきなりギルド内が揺れ始める
「何だ!!?」
「外だーーー!!!」
フェアリーテイルのメンバーが全員外に出ると
「な...何だあれは...」
ファントムのギルドが6本の足を生やして歩きながらフェアリーテイルに近づいてくるのが見えた
「ギルドが歩いて...」
「ファントムか!?」
「想定外だ...こんな方法で攻めてくるとは...」
「どうする...」
「あいつら...何をする気だ...」
『ファントムギルド内』
「魔導集束砲ジュピター用意」
ギルドの中にはジョゼが立っており、その下の部屋から巨大な大砲が姿を表す
「消せ」
『フェアリーテイルギルド前』
「全員伏せろぉぉぉ!!!」
エルザが前に飛び出した
「エルザ!!!どうする気だ!!!」
エルザは換装した
「金剛の鎧!!?まさか!!受け止める気か!!!」
そこにリートがエルザの後ろに立ちエルザの鎧にさらに氷を張る
「俺とお前でなんとか踏ん張るぞ!!エルザ!!!」
「助かる!!!」
ファントムはフェアリーテイルのギルドに向かって容赦なくジュピターを発射した
「エルザー!!!」
「リート!!!」
「ぐあぁぁぁ!!」
「くっそ...がぁぁぁ!!!」
エルザの鎧は氷と一緒に砕けエルザとリートは吹き飛ばされた
「エルザ!!!リート!!!」
「スゲェ...あれを止めちまった、助かった...」
「けどよぉ」
エルザは重症になりリートもエルザほどでは無いとはいえそれなりのダメージをおった
「はぁ はぁ」
「うぅ...」
そしてファントムのギルドからスピーカーにてジョゼの声が聞こえてくる
「マカロフ、エルザ、そしてリートも戦闘不能...もう貴様らに凱歌はあがらねぇ」
「ルーシィハートフィリアを渡せ!!!今すぐにだ!!!」
今回はここまでです。
なんとかジュピターまで書けた...次はどこまで書こうかな...
そろそろまた、ファントム編が終わった辺りのきりがいいところでオリジナルの話しを作るつもりですのでアンケートを実施しようと思いますので協力お願いします もちろん前回のアンケートで選ばれなかった話も解答欄に入れさせてもらいます
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ルーシィがリートの家に招待される
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バンクのオリジナルの話し
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リートとミラのデート回
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前回アンケートの3~5番目の話し
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そんなのいいから本編はよ