FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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そろそろリートの見せ場もまた考えないと...あんなにボロボロにしておいて戦えってのも酷な話だと思うけど


開眼

フェアリーテイルギルド前、巨人はいまだに魔方陣を書き続けていた

 

「もう、10分なんてとっくに過ぎているのにまだ魔法は発動してない」

 

「心臓に悪すぎるぜぇ!!!いつ終わるんだよ!!!」

 

「ねぇ、あの巨人の動き...遅くなってない?」

 

外で戦っている者たちが巨人の動きが遅くなっている事に気づき始めた

 

「中にいるナツ達が必死に食い止めてるんだよきっと、祈るしかないね」

 

 

・・・

 

 

ジュビアとの戦闘を終えたグレイ達の元にミラとエルフマンが駆け寄ってきた

 

「グレーイ!!!」

 

「エルフマン!?」

 

「あら?なぜミラもここに居ますの?」

 

「何か幸せそうな顔してぶっ倒れてるがコイツが3人目のエレメント4か!?」

 

「...いろいろとありましたのよ」

 

エレメント4を3人倒した事により希望が見えた

 

「あと一人倒せばアビスブレイクを止められるわ」

 

「どういう事ですの?」

 

「この魔法や巨人はエレメント4が動力だったんだ」

 

「まだ間に合う!!!いけるわ!!!」

 

 

・・・

 

 

巨人の中ではナツとアリアが戦っていたが現在ナツは一方的に推されていた

 

「はぁはぁ」

 

「よくぞここまで立っていられる、たいしたものだ」

 

「くそっ」

 

ナツは腕に炎を纏いアリアに向かっていく

 

「しかし、我が空域の前には手も足も出まい」

 

アリアが手を前に繰り出すと見えない攻撃がナツを襲う

 

「ぐっ」

 

ナツは後ろに飛ばされ背中から床に転がされた

 

(何だコイツ...こんな一方的にやられるナツは初めて見るぞ...)

 

ハッピーはナツとアリアの戦闘を後ろの柱に隠れて見守っていた

 

(見えない魔法...どうすればいいんだ)

 

ナツは転がりを利用して立ち上がる

 

「まだ立つか火竜」

 

「倒れるわけにはいかねぇだろ...俺はフェアリーテイルの魔導士なんだ...」

 

「燃えてきたぞコノヤロウ!!!!」

 

「ナツ...」

 

ハッピーは心配そうにナツを見る

 

「空域・絶」

 

アリアが手のひらをナツに向けると見えない連激がナツを襲う

 

「ぐああああああっ!!!!」

 

(強すぎる...コレがエレメント4最強の男)

 

「ちくしょう!!!」

 

「上には上がいるのです若き竜よ、

 

あなたがもし氷竜と一緒に戦っていたら結果も変わっていたかも知れませんがね」

 

「火竜の咆哮!!!!」

 

ナツがアリアに向かってブレスを吐くが攻撃が当たる寸前でアリアの姿が視界から消えた

 

「ど...どこだ」

 

「終わりだ火竜...あなたにマカロフと同じ苦しみを与えてやろう」

 

ナツの後ろにアリアが現れる

 

「空域・滅 その魔力は空になる」

 

「やばっ...」

 

ナツの魔力が徐々に減らされていく

 

「ナツーーー!!!」

 

「う...あ...がっ」

 

ナツが魔力を減らされていくなかアリアの顔に蹴りが入れられた

 

「!!!」

 

ナツは空域から解放され後ろを振り返るとそこには

 

 

 

 

「エルザ!!!」

 

 

 

 

ボロボロになったエルザが立っていた

 

「ほぅ」

 

「おい、動いて大丈夫なのかよ」

 

ナツの心配を余所にエルザの殺気がヒシヒシと伝わる

 

「こいつがマスターを...」

 

ぞくっ

 

「悲しいな、火竜だけでなく妖精女王の首まで私にくれるとは」

 

「私たちの親に手を出したのはこの男だな」

 

エルザの殺気が徐々に強くなる

 

「エルザ...」

 

「ふふふ、さすがにエルザが相手となるとこの私も本気を出さなければなりませんな」

 

アリアは目隠しを外した

 

 

・・・

 

 

「目!?」

 

ラリカとグレイとエルフマンが走りながらミラにアリアの情報を聞いていた

 

「なぜアリアは目を閉じていますの?」

 

「アリアは普段目を閉じることで強大すぎる自分の魔力を抑えてるらしいの」

 

「なんじゃそりゃ!!!」

 

「なら、是が非でも目を開かせる前に倒さないといけませんわね」

 

「そう、もしもアリアの目が開いたら私たちの勝機はなくなるかもしれない」

 

 

・・・

 

 

ミラ達の願いも虚しくアリアは開眼してしまっていた

 

「来い...エルザ」

 

「死の空域・零 発動この空域は全ての命を喰い尽くす」

 

「命を喰う魔法だと...」

 

 

 

 

 

「なぜそこまで簡単に人の命を奪えるんだ!!!!貴様等は!!!!」

 

 

 

 

 

エルザが本気になり剣を換装しアリアに突っ込んでいく

 

「あなたにこの空域が耐えられるかな?」

 

アリアはエルザに向かって空域を使い攻撃するが

 

 

ズババババ

 

 

「バカな!!空域を切り裂いて...」

 

エルザはアリアの攻撃を全て剣で切り裂きながらアリアの元に走りそのまま天輪の鎧に換装する

 

「ちょっ...まっ」

 

 

 

 

「天輪・繚乱の剣(ブルーメンブラット)!!!」

 

 

 

 

 

エルザはすれ違い様に、無数の剣でアリアを連続で切り裂いた

 

「がふぉ!!」

 

「!!!」

 

「マスターがお前ごときにやられるはずがない今すぐ己の武勇伝から抹消しておけ」

 

 

・・・

 

 

巨人が書いていた魔方陣が光だした

 

「全員ふせろぉぉぉ!!!」

 

「伏せて何とかなる魔法じゃねぇよ!!!」

 

外で戦っていたもの達が騒ぎだした

 

すると

 

ガラガラガラ

 

巨人の体がくずれはじめる

 

ズズゥゥゥン

 

巨人が完全に崩れ原型をなくしたとき外で戦っていたもの達が歓喜をあげた

 

「やったんだね...みんな」

 

 

・・・

 

 

巨人が崩れた事により中でも揺れが起こっていた

 

「おおっ」

 

くらっ

 

エルザは体力を使いきり倒れる

 

「エルザ!!!」

 

ナツはそれにいち早く気づきエルザを抱える

 

巨人が崩れた影響は中にいた者全員が気付いた

 

「何だ!?」

 

「ナツのヤツがやったのか!!?」

 

「どうなりましたの!?」

 

「止まったのよ!!アビスブレイクは消滅したんだわ!!!」

 

 

‥‥‥

 

 

揺れはリート達のところにもとどいていた

 

「なんだ...この揺れ...」

 

「あーどうやら俺達のところのエレメント4が全滅したみてぇだな」

 

バンクは目を覚ましたようでリートの言葉に反応した

 

「!!ッテメェもう起きて...」

 

リートはもう一度戦うのを警戒し立ち上がる

 

「もう戦う気はねぇよ...俺の負けだ」

 

「...信じていいんだな?」

 

「ああ、俺は勝負にはケチをつけねぇ、俺の流儀だ」

 

「そうか」

 

リートはバンクを信じて座り直した

 

「なぁ、一つ聞いていいか?」

 

リートはバンクに話しかける

 

「なんだよ?俺とまた戦いたくなったのか?」

 

「んなんじゃねぇよ...お前...なんでファントムに入ったんだ?」

 

「...」

 

「答える気は...ねぇか」

 

「いや、お前になら話せる」

 

バンクはファントムに入った経緯を話し始めた

 

「俺は小さい田舎の育ちだった...魔法すら珍しいくらいのな」

 

「けど、俺はどうしても魔法が使いたくて必死で覚えた...

 

その時はただ魔法が使ってみたくて覚えられるならどんな魔法でもよかった」

 

「そして、気がつけばこのファイターをつかえるようになっていた、

 

初めはグローブとか無しで使ってたから生傷が堪えなくてな...

 

それでも俺はこれで魔導士になれたってただそれだけを喜んだんだ...

 

だが村の奴らの目からは物騒だ、気持ち悪いだの言葉ばかりが聞こえた...」

 

 

「ちょっと待て、お前の魔法ってその装備あっての物じゃねぇのか?」

 

「...話しの腰折るんじゃねぇよ...

 

まぁ俺の装備は俺の魔法で傷つかないように魔法に態勢のあるモンスターの革を剥いで作ったいわゆる防具だ

 

その気になりゃあ素手でも爆発をおこせる、バンダナは魔力をより正確にコントロールするための装備だ」

 

「へぇー」

 

「はぁ...話を戻すぞ」

 

「村で嫌われた俺はついには両親にも捨てられ路頭を何年もさまよった...

 

そこで出会ったのがうちのマスターってわけだ、

 

あの人にファントムロードを教えてもらい恩返しするためにできる限りの事をやって

 

数ヵ月であの人の右腕と呼ばれるようになった...だけどあの人は俺たちを只の駒としか思ってない、

 

それでも俺はあの人の為になるならと必死で命令をこなしてきた...

 

まぁ元々戦いが好きなのはギルドに入って強いやつとやりあってると楽しくなってきたからだが」

 

「...」

 

「けど今回で俺はお前に負けたしこれであの人からも捨てられるだろう...

 

まぁ、あとのことはその内考えればいいが」

 

リートはバンクの身の上話を最後まで聞いていた

 

「あーぁこんなつまんねぇ話しをしてもしょうがねぇのに何してんだかな俺は」

 

「なぁ...」

 

「あ?」

 

「もし、お前が本当にいくところが無かったらよ」

 

「?」

 

 

 

 

 

「フェアリーテイルにこいよ」

 

 

 

 

「はぁ!!?おまっ...意味分かって言ってんのか!!?俺は敵だぞ!!!しかも今起きている戦争の相手」

 

「かんけぇねぇよお前達がルーシィにやったことは確かに許せねぇがそれはお前のところのマスターの指示だろ?

 

なら、コレが終わってからでもお前なら十分罪を償えると俺は思ってる」

 

「お前...」

 

バンクと話をしているといきなりスピーカーから声が聞こえる

 

《フェアリーテイルの皆さん我々はルーシィを捕獲しました、一つ目の目的は達成されたのです》

 

「ジョゼ...んのやろう」

 

《きゃあぁぁ!!!!》

 

スピーカーからルーシィの悲鳴が聞こえた

 

《聞こえたでしょ?我々に残された目的はあと一つ...貴様等の皆殺しだクソガキども》

 

その言葉を吐いた後スピーカーからの声は消えた

 

「あいつ...もうがまんならねぇ!!!」

 

リートは立ち上がり走り出す

 

「おい!!!」

 

「?なんだよ」

 

「マスターは強えぞ...お前じゃ勝てねぇ」

 

「確かにな...俺なら勝てねぇ」

 

 

 

 

「けど、俺達なら勝てる」

 

 

 

 

リートはそういうと去っていった

 

「俺達...か...フッw悪くねぇな...フェアリーテイル」

 




今回はここまでです、バンクのベタでしたけど身の上話と魔法の説明をしたくてちょっと加えてみましたいかがでしたでしょうか?
さぁそろそろガジルの出番ですガジルくん頑張ってナツにボコられてくれたまえ

そろそろまた、ファントム編が終わった辺りのきりがいいところでオリジナルの話しを作るつもりですのでアンケートを実施しようと思いますので協力お願いします もちろん前回のアンケートで選ばれなかった話も解答欄に入れさせてもらいます

  • ルーシィがリートの家に招待される
  • バンクのオリジナルの話し
  • リートとミラのデート回
  • 前回アンケートの3~5番目の話し
  • そんなのいいから本編はよ
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