FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
フェアリーテイルでデートって言ったらなんだろうって考えてたらちょっと、書き始めるのが遅くなりましたw許してくださいな
(今回の話はファントム戦後のギルドが完璧に直っているという設定で書きますので了承の程お願いします)
デート(オリジナル戦闘あり)
『フェアリーテイルギルド』
「お祭り?」
リートはマカロフから話を聞いていた
「おぉーそうじゃ、実はちょっと特殊な依頼でな、その祭りをやる街の市長が儂らのギルドの双竜の大ファンらしくてのぉ
ナツかリートのどちらかを必ず連れてきて是非祭りの警備をしてほしいとの強い要望があってな」
「で、俺って訳か...まぁナツがこんなイベントに参加なんてしたら」
「器物損害...建物破壊の祭りはメチャクチャ...」
「あげくの果てには軍隊も出動してマスターの責任...」
「それだけはなんとしても阻止するんじゃぁぁぁ!!!!」
マカロフは我を忘れて取り乱す
「落ち着けよマスター!!だから俺に頼んだんだろ?」
「そうじゃ、とにかく頼んだぞリート!!市長が言うにはリートと他にも誰か連れていく事の許可は降りとるから誰か誘って何もないなら無いで祭りを楽しんできたらよい」
「分かった、じゃあそうさせてもらうよ」
「...ところで...その祭りって何の祭りなんだ?」
リートは祭りについてマカロフに問う
「んー?確かー...研究員が作った娯楽用のラクリマの試験をするとか何とか言っとったのぉ」
「...大丈夫かよそれ、爆発とか起こらねぇよな」
「ま、なるようになるじゃろ、その為の警備じゃからな」
「...一気に不安になってきた」
・・・
『リートの家』
「ってなわけで誰か誘おうと思うんだけど...お前はどうだ?ラリカ」
リートは家でラリカを祭りに誘っていた
「私は構いませんわ...って...ちょっと待って下さいまし、そのお祭りっていつですの?」
「ん?3日後だけど?」
ラリカは顎に手を当てて考える
「申し訳ありませんけど私はパスさせてもらいますわ」
「え?でもさっきは構わないって...」
「レディには色々とありますのよ♪それより私よりもっと相応しい相手がリートにはいるじゃありませんの」
「へ?誰だよ」
「ミラですわよせっかくお付き合いをしているのにリートったらミラに振り回されてばかりなんですからこれを期に少しはこのデートで成長してみなさいな」
リートの顔が一気に赤くなる
「デ...デートって...お前...」
「ほら、そうと決まれば早速誘ってきなさいな!!この時間ならミラはまだギルドにいるはずですわよ♪」
ラリカはリートの背中を推してギルドに向かう
(...面白いことになりそうですわね)
・・・
『フェアリーテイルギルド』
「お祭り?」
ミラはギルドのテーブルに乗ってる食器を片付けながらラリカの話を聞いていた
「ええ、リートったらせっかくこんないいイベントがありますのにミラじゃなくて私を誘おうとしてましたのよ。確かに私も行きたいですけれど、あいにく予定がありまして...ってことでお二人で行ってみてはどうですの?」
「すまん、ミラ...でも、やっぱ俺から誘うとか妙に恥ずかしくて」
「フフwいいわよ別に、じゃあマスターにはその日は予定があるって言っておかなくちゃね♪」
ミラは嬉しそうにマカロフの元へかけていった
「さぁここまでお膳立てをしたのですから男を見せなさいなリート!!」
「ぐっ...はぁ...わかったよ」
・・・
3日後の夜
リートとミラは二人きりで護衛も兼ねてだが屋台を周り祭りを楽しんでいた
ミラは祭りに合うように赤い浴衣を来て歩いていた
「これ美味しい!!」
「ハハッそりゃよかった」
ミラとリートは食べ歩きをしていた
そしてそれより少し後ろから4つ...いや、正確には6つの影が二人を見ていた
「なーんでこんなにコソコソと二人を見てんだよ?」
「わかっていませんわねナツ、二人の空間に私達が入っても邪魔になるだけですわよ」
「そうよナツ、こういうときは影からそっと見守るものなのよ...そして小説のネタになる展開をじっと待つのよ」
「小説についてはルーシィだけだよ」
「しっかしこう人が多いなら少しは堂々としてても気付かれねぇんじゃねぇか?」
「貴様はまず服を着てから言わんかグレイ」
リート達の後ろから
ナツ、ルーシィ、ラリカ、グレイ、ハッピー、エルザが隠れて付いてきていた
「ったくリートもひでぇよなぁ...祭りなら俺達も誘ってくれればよかったのによ」
「そう言うな、リートも誘わなかった訳があるのだろう、あまり詮索してやるものではないぞ」
「そうだよナツ、でも...せっかく来たんだからおいら達も楽しんでいいよね?」
「よしっハッピー!!あそこの屋台見に行ってみようぜ!!」
「あい!!」
ナツとハッピーは屋台巡りを始めた
「ってかあの二人当初の目的忘れてるし...」
「ったくあのバカは...しょうがねぇ俺たちだけでリートとミラちゃんの後をつけようぜ」
「そうね...ってエルザは?」
ルーシィとグレイがエルザを探すと
「それとそれ、あとこれもくれ」
エルザも屋台で注文してちゃっかり祭りを楽しんでいた
「あんたも楽しんでんじゃないのよ!!!」
‥‥‥
そしてリートとミラも娯楽用とされるラクリマの装置を発表前に少しだけ見に来ていた
「これが今回使われるラクリマか」
「意外と大きいわね」
「これはこれはフェアリーテイルのお二方、今回はこんな遠い町まで足を運んで頂きありがとうございます」
リートとミラの元へ市長がやって来て話しかける
「どうですか?お祭りは楽しんでいただけておりますかな?」
「えぇ、それはもう、彼女も楽しんでますよ」
「ありがとうございます♪」
「いえいえ、楽しんで頂けたなら何よりです、それよりも...お二方はフェアリーテイルのリートさんとミラジェーンさんで間違いありませんよね?」
「え?えぇまぁ」
「やはり!!氷竜さんと雑誌で人気のミラジェーンさんにお会いできるなんて光栄です!!
私、フェアリーテイルの双竜の大ファンでしてねぇ、妻もミラジェーンさんのファンなんですよ!!よかったら握手だけでもお願いできませんか?」
「ええ...それくらいなら...いいよな?ミラ」
「えぇ、いいわよ♪」
リートとミラは市長と握手をかわした
「いやぁ嬉しいなぁwやっぱり本物は違うなぁ」
「ハハハ...」
リートは苦笑いをしながら市長を見ていた
「ラクリマの試験までまだ少しだけ時間がありますからまだまだ祭りを楽しんでいってください」
「そうさせてもらいますよ、行くかミラ」
「ええ、市長さんお邪魔しました」
リートとミラは祭りの屋台があった方へ戻っていく
「...お前たち...準備の方は順調だろうな」
「はい、時間内には完璧に整えられるかと」
「よし、このラクリマで私の夢が叶うんだ気を抜くんじゃないぞ」
「はい」
市長達はリートが去ったあと怪しげな会話をしていた
・・・
その頃ナツ達はリートを見失っていた
「くそっリート達を完全に見失ったな」
「全く、見失うとは何事だ!!」
「あんた達が屋台に目移りしている間に見失ったんでしょーが!!!」
・・・
「リート、この後どうする?」
「ん?まぁ警備も兼ねてるからなぁ祭りの外には行けねぇし...食べ物も食べたから次は射的とかやっていくか?」
「いいわね♪面白そう」
リートとミラは射的をしに行く
「いらっしゃい!!なんだい兄ちゃんかわいい彼女を連れてデートかい?」
「ハハハ、えぇまぁそんなところです」
「フフw」
リートは屋台の親父にからかわれ照れ臭そうに答える
「かぁーっこんな美人と付き合ってるなんてやるねぇ!!じゃあ是非とも彼女のプレゼントをゲットしていきな!!」
「だって、リートw」
「最初からそのつもりだよ...ミラ、どれが欲しい?」
「うーん...じゃあ、あれ!」
ミラが指を指した場所には少し高そうなネックレスが置いてあった
「おっ!!お嬢ちゃん見る目あるねぇ あれはうちの目玉だよ、んじゃ彼氏君は要望通りにあれを取らねぇとな」
「目玉って...絶対難しいやつだろそれ...」
リートは銃を構えてネックレスを狙い弾を撃つ
ポンッ
弾はネックレスに当たったがびくともしない
「...マジか」
「あらあら大変そうね あれは」
「ガハハハ!!そう簡単にはとれねぇよ!!ホラまだ弾も残ってんだから諦めんなよ」
リートはもう一度狙いを定める
(ちょっとずるいけど許してくれよ、おっちゃん)
リートは銃に魔力を込め弾を撃つと同時に銃口に貯めた冷気を軽く破裂させ弾の威力を上げた
ボンッ
弾はネックレスにぶつかりネックレスと一緒に台の下に落ちる
「う...うそぉ」
「うっし」
「ねぇ、リート...」
「ミラ、悪いがその話は後で...ついでにごめん」
リート達は景品を貰いその場を離れた
「もう、魔力を使うなんて屋台の人がかわいそうでしょ」
「悪かったって...でもああでもしねぇと取れそうになかったんだよ」
「今回だけよ」
「わかってるよ」
ミラはリートが射的場で行ったことを許し祭りの続きを楽しむことにした
・・・
楽しい時間とはあっと言う間に過ぎるものでラクリマの試験まであと少しという時間まで迫ってきていた
「そろそろラクリマの試験を見に行くか」
「そうねどんな事が起こるのかしら」
「そりゃあ行ってみりゃ分かるだろ」
・・・
リート達が会場に来ると同時にスピーカーから放送がかかる
〈皆様大変お待たせいたしました、これより娯楽用ラクリマの起動試験を始めたいと思います〉
おおぉぉぉぉ!!!!
「いよいよだな」
「楽しみね」
まず始めに3人程の人が出て来てラクリマを起動する
するとリート達の周りに立体映像の魚が現れる
「すごぉい」
「へぇーおもしれぇな」
その後も次々とラクリマの試験は成功し
とうとう最後の一つになる
〈さぁいよいよ最後の一つとなりました皆様最後までお楽しみください〉
「とうとう最後だな」
「沢山見せてもらったけど面白かったわね」
「あぁ」
リート達が最後の一つのラクリマを待っていると
ガシッ
「なんだ!?」
「リート!!?」
正面から出てきた魔導士が作った魔力の腕にリートは捕まえられた
「ンフフフフw噂の氷竜さんがここまでバカだとは意外でしたよ」
「テメェは...」
「市長!!」
腕に捕まったリート達の前に市長が現れた
「一体どういうつもり?」
ミラは市長を睨み付けながら話しかける
「簡単なことです
このラクリマは実はまだ未完成でしてね最後の仕上げをこの氷竜さんに手伝っていただこうという算段ですよ」
「未完成?仕上げ?それをこんな状況で俺が手伝うと思うか?」
「あなたの意思など必要ありません、必要なのはあなたの魔力のみですから」
「魔力?」
「このラクリマは娯楽用ではなく魔力吸収装置となっていましてねそれを更に改良し吸収した魔力を別の肉体に与え同じ魔法を使えるようにできる優れものなんですよ」
「そんな物で何をするつもりだ」
「フッw評議院を全滅させ私が魔法界を仕切るそれが私の夢でしてねこれを期に夢を叶えようかと」
リートは力を込めて腕からの脱出を謀るが
「無駄ですよこの街でもかなりの実力者30人分の魔力を込めた魔法です、そう簡単には抜け出せませんよ」
そう言うと市長はラクリマを起動させリートの魔力を吸いとり自分の体に流し込んでいく
「ぐああっ!!!」
「リート!!」
「フハハハ!!素晴らしい!!これがフェアリーテイルの氷竜の力!!この調子で次は火竜の魔力も吸いとる計画を練りましょうか」
「リートを放して!!」
ミラが市長に攻撃しようと迫るが
バッ
市長の手の平から氷の塊が放たれミラに直撃する
「ミラ!!」
「安心しなさい殺してはいませんよあなたの次はミラジェーンからも魔力を吸いとる予定ですからね」
「ぐっ...くそっ...がぁぁぁ!!!」
「だから無駄だと言ってるでしょう」
ズバン!!!
いきなりリートを捕まえていた魔力の腕が切り落とされる
「なんだ!?」
「無事か!!?リート!!」
解放されたリートが頭をあげると目の前には天輪の鎧に換装したエルザが立っていた
「エルザ!!」
「っち、まさか妖精女王がいるとは...お前達!!妖精女王を片付けろ!!」
市長の掛け声で大量の魔導士が姿を現す
「くそっ数だけは無駄に揃えやがって」
「俺達もいるぞ!!」
どこからか声がしたと思った次の瞬間魔導士達の後ろから爆発が起こる
「火竜の鉄拳!!!」
「アイスメイク・ランス!!!」
ナツとグレイも戦いに参戦した
「お前ら!!」
その間に吹き飛ばされたミラにルーシィとハッピー、ラリカが近寄る
「ミラさん!!大丈夫ですか?」
「えぇ、ありがとう」
「貴様らぁ次から次へとぞろぞろと...」
市長の怒りが少しずつたまっていく
「すまねぇお前ら...けど、市長は俺がやる...雑魚どもを任せていいか」
「...分かった」
エルザはナツ達と他の魔導士を片付けに向かった
「よぉ市長さんよさっきはずいぶんとなめたマネしてくれたな、たっぷりと仕返ししてやるから覚悟しろよ」
「フンw今さらあなたが出てなんになると言うのですかもうあなたの魔力を半分近く吸いとらせてもらったのですよ」
「関係ねぇ...魔力が半分残ってりゃテメェを倒すには十分だ」
リートは腕に氷を纏い臨戦態勢になる
「ルーシィ!!!ハッピー!!!ラリカ!!!ミラを連れてここから離れてろ!!!」
「分かった!!」
ルーシィ達がその場を去っていく
「さぁやろうか」
「今さらあなたごときに遅れはとりませんよ」
・・・
エルザはナツ達と合流した
「ナツ!!グレイ!!」
「エルザ!!!」
「いいのかよ、あっちに手を貸さなくて」
「あぁ、リートが一人で決着をつけるそうだ。とにかく私たちもこいつらをさっさと片付けるぞ!!」
「「おう!!」」
・・・
リートも戦いを始めた
「氷竜の硬拳!!!」
「くらいませんよ!!」
リートと同じ方法で氷を纏った市長はリートのパンチに合わせて拳を繰り出し拳のぶつかり合いとなる
「さっき手に入れた魔法の割にはずいぶんと使いこなしてくれるじゃねぇか」
「技の方法は自然と頭に入ってくるのですよ、だからこんな攻撃も可能です」
市長は両手の平を合わせて巨大な刀を作る
「まさか!!?」
「氷刀飛燕斬」
市長は斬激をリートに向けて飛ばした
「ぐっ」
リートは紙一重で斬激をかわした
「まさか氷刀飛燕斬まで使ってくるとはな」
「フハハハ!!!素晴らしい!!素晴らしい力ですよ!!!」
「どうしたもんかな」
・・・
ルーシィ達はミラの手当てをしていた
「よしっこれで大丈夫だと思う」
「ありがとうルーシィ、でもどうして皆がここにいるの?」
「そ...それは」
「そんな事はいいじゃありませんの、とにかく今はリート達が勝つのを信じて待つべきですわよ」
「あ、話をそらした」
「あい」
・・・
リートの戦闘は少しずつだがリートが推しはじめてきた
「ぐっ...くそ...なぜだ...なぜこの私がおされている」
「テメェは俺の魔法をまだ完璧に操れてねぇんだよ、一日やそこらで使いこなされてたまるかってんだ」
「ならもっとだ!!もっと貴様から魔力を吸いとってやる!!」
市長がラクリマを起動させたがリートはラクリマからの攻撃をかわした
「どうやら動く標的からは魔力を吸いとるのは困難になるようだな」
「くそっ」
リートはラクリマからの攻撃をかわしながら市長の懐に入った
「!!!」
「諦めろ」
「氷河螺旋拳!!!」
市長の腹を殴ったリートはラクリマ目掛けて市長を吹き飛ばす
「ああぁぁぁ!!!!」
市長の体はラクリマを貫通し空高く吹き飛んでいった
「リート!!!」
「どうやらそっちも終わったようだな」
「あぁ、にしてもお前ら何でこんなところに?」
「た、たまたまだ」
「お...おう!!そうだぜ、たまたまだ」
「まぁいいか...お陰で助かったし」
・・・
戦いが終わってリートとミラは少しの間だけ二人きりになっていた
「ミラ、悪かったな...こんなことになっちまって...」
「いいのよ、今回の事はリートは全く悪くないもの」
「ねぇそれよりも、射的でとったネックレス着けてくれない?」
「え?あ、あぁいいよ」
リートはミラにネックレスを着けようと首に手をまわした次の瞬間
リートの唇に柔らかい感触が
「フフw今回はこれで許してあげる♪次はまた別の所にも連れて行ってね」
ミラは走ってナツ達の元へかけていった
「...」
そこへ街の被害を確認してきたエルザが戻ってくる
「街の一般市民の被害がなくてよかった...建物はいくつか崩壊してたが...どうした?リート...顔が赤いぞ」
「いや、多分俺は一生ミラには勝てねぇんだろうなぁって...」
「?何の話だ?」
一方マカロフのもとには今回の件で出た建物の被害請求の山ができていた
「なぜじゃぁぁぁぁ!!!!!!」
オリジナルの物語は今回はここまでとさせてもらいます
お気に入り登録者100人を突破いたしました!!
これも皆さんのお陰です、ありがとうございました!!
次回からまた本編に戻っていくのでこれからもよろしくお願いします