FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
いやぁ面白くなってきたぁ!!!
「う………うん?…………………………」
ゆっくりと俺は目を開く 咄嗟に動こうとするが
両腕は動かない………
「………ってうわっ!なんじゃこりゃ!!!」
よく周りを確認すると俺は十字架にかけられていた。今の俺は両腕 両足が縛られている。更に足元付近に変な魔法陣がある事なんだが…………
こんな程度魔法で破壊出来るだろうと俺は岩を纏おうとするが……
「ま……魔法が……魔法が使えねぇ!?」
改めて両腕を確かめると手首には黒いリストバンドみたいなのが巻かれていた。
変な魔道具だな………
すると奥の方からカツンカツンと杖をつく音が二重に聞こえる。
そして音が聞こえなくなった時には白髪の爺さんとあの…………マラカス?がいた。
「ふむこれが【貴様と同じ別次元から来た
白髪の爺さんは俺を見て言った。爺さんの左手には緑に光る杖を持っていた。
「そうだとも我が同志よ。彼は別次元の妖精の尻尾に所属している 最強魔導士の一人だ」
さっきから何を言ってるんだ?別次元って?
「褒めてもなにもでないぞ」
俺はマラカスの顔を見て睨む
「…………フッ」
マラカスは俺を見て一瞬笑った。
完全に舐めてやがるな………
「とても強そうには見えないがな………まぁあの氷竜と渡り合える実力本物なのかもしれぬな」
白髪の爺さんは俺の事をじろりと見ていた。
「褒めたと思ったらディスるのか…………」
俺は縄を自力で解こうと体を揺らすがかなりキツく縛られている為ビクともしない
「どうだ?魔法が使えない気分は」
マラカスは俺を杖でつつく ウザイ…めっちゃウザイ……………
恐らく縄と一緒に括りつけてあるこの魔道具の原因だろう。
「それでは氷竜よりも先に大地の竜で確かめてみるとするか」
白髪の爺さんは緑に輝く杖を俺の首元に近づける。
「……何してんだよてめぇ………何だよこの爺さん」
俺は爺さんを睨む。
「確かに、こりゃ紹介遅れた。私は新たなる国を創設する者ファガナルと申す」
また厨二病かよ。国作りたいなら秘密基地でも作ってろって本当に言いたいもんだな。
「さてと自己紹介も済ました事だし…始めるか…………」
ファガナルは俺の目の前で杖を掲げる。
「では貴様の魔力を奪うとする」
「……嫌に決まってるだろ」
そもそも俺の魔力を奪ったところで何が出来るというのか
「貴様………自分の魔力がどんな力を秘めているか理解していないのか?」
俺の魔力の力?
「知らねぇよ………」
俺がそう言うとファガナルは笑い
「まぁ魔力提供してくれる礼だ。聞かしてやろう」
………魔力提供は許可してないがな。
そうして俺は聞かされた。コイツらの計画を……………………
イア、リートサイド
無事ランデスのおかげで私達は森をぬけた先にあった 村の宿に何とか身を潜めていた。
「はぁ……………」
私がため息をつく
未だにこの状況を把握出来ていないのに追い討ちをかけるように敵の襲撃 ランデスが身を呈して拉致られる………………敵の正体も分からない為探しようもない
詰みという状況なのかしら………………
そうベットに横たわっていると部屋のドアをノックする音がした。
時刻は23:00オズモンとラリカは既に寝た事は確認済み
つまり………
「どうぞー」
私がそう言うとドアは開いてリートとバンクがやって来た。
「よっ!邪魔するぜ♪」
「悪いな、こんな夜分遅くに」
リートとバンクは近くにあった椅子に腰をおろした。
「なぁイア お前に話しておく事があるんだ」
リート達は風呂上がりなのかサッパリしていた。
「話しておく事?」
「それはな………俺達を襲った相手についてだ」
リートはとんでもない事を言った。
「敵について知ってるの!?」
「あぁ あの時バンクが黒フードの連中数人と戦っていたのは把握してるだろ?」
「えぇ勿論よ」
バンクはグローブみたいな武器の色で属性が変わる変わった戦い方だった。
「その時よ これ拾ったんだけどよ、これが俺達の受けてた依頼と関係があったんだよな」
そうしてバンクはポケットから十字架のキーホルダーを取り出す。
「変なキーホルダーね………」
「そう そのキーホルダーが 今回俺達が壊滅してやるつもりの盗賊団【新滅団】だ」
その団名に聞き覚えがあった。そう私達の依頼で倒す盗賊団名だ。
「新滅団ですって!?」
思わず素っ頓狂な声を出してしまう
「何だ知ってるんじゃねぇか」
「いや……ちょっと待ってくれるかしら……………」
どういう事なの?もう全てがおかしい………………改めて思うけど
とにかく疑問に思いながら私はリート達と初めて会った時に話した内容よりも詳しく改めて話した。
緊急指名手配書の事 その内容が盗賊退治の事 団名が同じという事 ボスのらしき人物の紫色に輝く杖の事 あの時めんどくさくて省いた事全て話した。
「ホント謎だよな。お前らってw」
バンクは私の話を聞いて笑っていた。私からしたら貴方達が謎だけどね……………
リートは少し黙った後に何か思い出した顔をした。
「紫色の杖の話で思い出したんだが俺達が受けたクエストの情報にな……緑色に輝く杖ってのがあったんだが」
「緑色は見てないわね…………」
何故情報がコレだけ違うだろうか……確かにアレは紫色に輝く杖だった筈……結局数分間の静寂の末
「とりあえず明日早くランデスを助けよう。新滅団の基地は知っている………けど教会じゃないくてかなり昔に潰れた酒場なんだよな」
そこも違うのね…………まぁとりあえずランデスを助けないと!!!
「早くランデスと戦ってみてぇしさっさと行こうぜ!!!」
「はぁ……そればっかだなお前は」
唯一この日学習した事はバンク………かなりの戦闘狂ってのがよく分かったわ………………………
ランデスサイド
マラカス共の計画を聞いた俺は最高にキレていた。
「………このクズ野郎共!!!……………正気じゃねぇな!!!」
俺は必死に縄を解こうとする。
コイツ等は許せない……!!!
「………さてと全て話した。では開始する【新たなる世界……国を創設】しようじゃないか」
そうして紫色の杖と緑色の杖は輝きを増す………
「絶てぇ許さねぇからなぁぁぁ!!!!」
そして俺の視界は白く染まった………………………………………
次の日
イア、リートサイド
朝早く起きて朝飯を済まそうと私とオズモンは宿の食堂に向かっていた。
どうやら宿には一部屋に新聞が律儀に内容を写したものが玄関前に置かれてあって内容を確認している。
「この日付も私達が見た昨日の日付と違うわね……」
「本当に不思議だねぇー」
オズモンは眠そうに欠伸をする。
新聞を読みながら私は食堂の席に座る。
「朝食と言ったらナポリタン一択よね♪」
鼻歌交じりで私は食べていた。オズモンは風呂敷から魚を取り出して食べている。
すると
「よっ、 イア オズモンよく寝れたか?」
私の隣にリート達が現れて座る。
「僕はぐっすりー」
オズモンは呑気すぎるわ…………
「まぁよく寝れたか聞かれたら違うわね」
「それはそうですわよ。大切なお仲間が敵に拉致されたのですわよリート」
ラリカはオズモンの隣に座った。
「確かにラリカの言う通りだな。悪ぃ」
リートは私に頭を下げる。
「気にしてないわ。寧ろ私達を気遣ったつもりだったんでしょ?ありがとう!」
「それより早くその盗賊を倒しに行こうぜ!」
バンクは昨日から同じような事しか言っていない気がするんだけど……………
「えぇ!ほらリート達も早く食べて!ランデスを助けましょ!!!」
私はそう言って完食したナポリタンの皿にフォークを置いた。
「あぁ。そうするか……」
リートとバンクはそう言いながら注文している時オズモンが
「ランデスはちゃんと何か食べてるのかなぁ?」
自分の手元にある魚を眺めながらそう呟く
……捕虜…人質みたいな立場にいるランデスだけど…………何かしらは食べているのかもしれないけど………
すると昔の思い出を思い出した。
「ねぇ…オズモン覚えてる?ランデスは前遭難した時の話」
その話をするとオズモンも思い出したらしく
「うんー!結構前にだよねークエスト先でランデスが崖から落下して1週間くらい遭難しかけたんだよねー確かランデスかなりキレていたけど雑草と岩を食って生存していたんだよねー」
オズモンが笑いながら思い出していた。
「それ……笑い事ではないと思いますわよ……………」
ラリカは唖然としていた。というかそれを笑顔で話すオズモンに引いているかもしれないわね…………
ランデスサイド
「………ちくしょうが………ハァ…………ハァ」
俺は今息が出来ないほどの苦痛を味わっていた。
2つの杖は輝いた瞬間俺から急激に魔力が低下しているのだ。コレは木竜の吸収と同じ類のやつだな……………クソ……しんどい
「まだ魔力が吸えるとは………さすがとしか言いようがないな」
ファガナルはニヤケながら杖で俺をつつく
「まぁ今回はこれくらいでいいだろう……杖に限界がくる」
マラカスはそう言って紫に輝く杖の先端をさすっていた。
つまりこの2つの杖には魔力を吸う力があって限界があるって事か………俺より不便だな………
そんな事を考えていたらファガナルが手を2回程叩くと扉から黒フードの2人が現れて十字架の周りを動き出して魔法陣を展開しだした。
ホント変な宗教団体なんじゃないかと思えてきた。
すると魔法陣は4つに分裂して俺の周りを激しく回転しだして……………4つの魔法陣から黒い光のようなものが飛び出して俺を覆った。
まさに牢屋のようだ そもそも俺はこの状況で抵抗出来ないんだがな
「明日……明後日には終わらせよう」
「いや、もしかしたら今日かもしれぬぞ」
ファガナルはそう牢屋のようなものをカンカンと叩いて去った。
そしてまた一人になった所で気がついた。
「飯は!?」
そうだよ、ランデスはこういうキャラなんだ…やっぱり向こうとはキャラが違うんだ!!
たまにはオリジナルの話しだけじゃなくて別のアンケートもしてみますってことで人気オリキャラアンケート
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主役のリート
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ある意味怖いラリカ
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ナツ2号のバンク
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後の展開に期待のエレナ
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原作キャラに勝てる奴はいない