FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
ここからか!!ここから敵を倒してくれるのか!!!
イア、リートサイド
朝食を済ました私達は宿を出てリートの案内の元その潰れた酒場に向かっていた。
試しに宿の厨房にいたお婆さんに聞いてみたらかなり昔にあったらしくこの街が設立する前にあった小さな村の酒場でこの街が出来る前に闇ギルドと正規ギルドの激突により村は滅んだとの事(
「そもそも酒場にアジトがある程大きいのかしら?」
「多分かなり古いし地下とか改造してあるんだろ」
因みに先頭からリート ラリカ 私 オズモン バンクの順番で進んでいた。
必死になって逃げた時には気づかなかったがこの森は歩くとなるとかなり時間がかかる
「リート これ道本当にあってるの?」
私は雲行きが怪しくなってきた。
「……あぁ大丈夫だ。複数の匂いとランデスの匂いがこの先に続いてる」
リートはそんな事を言うとふと疑問に思った。
「リート。そもそもランデスの匂いって何ですの?」
ラリカがそう私と同じ事を尋ねていた。
リートは少し考えて こう答えた。
「ギルドの匂いと花の香りだな」
ふーん……アイツから花の香りなんてした事ない気がするけど………まぁ
後ろではオズモンとバンクが会話をしていた。
「そんで?その後ランデスはどうしたんだ?」
「その後ねー ランデスが腹減ったから帰るとか言う理不尽な理由で放置して帰ったんだよー」
「ダッハッハッ!!面白ぇ!」
バンクは腹を抱えて笑っていた。いつの話してんのよ……………
「オズモンそれいつの話?」
私は試しに聞いてみたら オズモンが驚いたような顔をして
「イア覚えてないのー!?ほら……ランデスが闇ギルドと関わりたくないのに凄く絡まれていた時期の話だよー」
それかなり昔の話ね………………
「ん?何だその話?」「興味ありますわ」
リートもラリカも興味があるみたいだった。
「まぁ例の酒場の場所に着くまで余裕はありそうだし話すわね……………………………」
私はそう言って過去に起きた事件『ランデス暴走事件』を話す事にした……………………
アレはナツがギルドに入った頃の話でランデスは今はニートのような自堕落な生活をしているけど昔はそんな感じじゃなく普通にクエストを私と一緒にこなしていた…………
けど何の運命なんだか今でも分からないけど…………
その頃のランデスは闇ギルドとかなり出会って戦う事が多かったの。私も巻き込まれたけど私とランデスが組めば闇ギルドの雑魚程度は倒せていたのよね………
そんなある日にナツがクエストに行ってから2日経っても帰ってこなくてギルド総出で探すことになったのよ。そしたら闇ギルド
その話を連中から聞いたランデスは怒り狂ってマスターよりも…………ギルドの皆よりも先にとある街の魔道具店を乗っ取った
その時ランデスが言ったセリフがこちら
『てめぇら!!!俺の仲間《家族》に手を出しやがって!!!ぶっ殺してやる!!!二度と妖精の尻尾《フェアリーテイル》に手を出すんじゃねェ!!!!』
その一言を言ったランデスは総勢50人の闇ギルドの連中を同時に相手をして暴走したの。
その時ランデスは甘いものを定期的に食べないと魔法が暴走するという変わった体質で怒りで糖分が低下して暴走 街中を植物まみれにしてたった1人で制圧したの その後はマスターによって無理矢理止められたのよ。
拉致られていて近くで見たナツは
『アレは恐ろしいぞ…………あんなランデスとは戦いたくねぇエルザの次に…………』
そう震えながら言う程だった。
「……………今は毎日甘いもの食べてるけどいつ暴走するか分からないの。今思うと今回…………本当に心配なのランデスは1日甘いものを食べてないと思うわけ」
そう私が説明すると
「また暴走されたら止められないかもしれねぇって事か」
リートが納得した顔をしていた。
「どれだけ甘党なんですの……………」
ラリカは呆れていた。そりゃそうでしょうね。甘いもの食べないだけで魔法暴走とか…………
「そんで?暴走したランデスは強えのか?」
バンクは興味津々らしい かなり目を輝かせていた。そんな目で見られても……………
「ヤバいわよ。マスターでも少しかかる程でエルザが斬っても斬っても生えてくる植物に苦戦する程よ」
そう説明した。正直私も止めようとしたけど暴走してるランデスは魔法を一切寄せ付けなかった。今のアイツの実力じゃ戦争よ戦争 複数のギルド全勢力で止める勢いじゃないと止められないわよ…………………………
「成る程…エルザとの相性があるとはいえ、それでもエルザが苦戦するとなるとなかなかだな」
「そんなに強ぇのか!!!くぅーっますます戦いたくなってきたぁ!!!おい!!アイツが暴走して暴れてたら俺はアイツと戦うぞ!!!」
「…コイツはここに埋めて置いていこう」
「…賛成…」
「…ですわ…」
そんな危険人物《ランデス》は今
「甘い………も……の…………………腹..へった…………………じ…………ぬ…………………洒落に………なら…ねぇ……………」
「コイツずっとこれしか言ってねぇな………」
俺を見張る片方の男は呟く
「……せめて捕虜…人質みてぇな立場だし死なしたら駄目なんじゃねぇか?」
片方の男は俺を囲ってる檻を叩く 金属の鈍い音が広がる。
「なぁに死にかけの方がよく魔力を吸えるんだとよ。ほっとけほっとけ」
まずいな精神的に弱らせる気だなあのクソ爺さん
「喉乾い…た………み……みず…………………」
「ハハハッ! 一生嘆いてな!!!」
「最早奴隷見てぇだな!」
好き勝手いいやがって…………………
「クソが……クソが………クソッタレがァァァァァァァァ!!!!」
俺は必死に暴れだした。
流石の俺の行動に監視してる男共は驚いて
「ヒッ!」「何なんだコイツ!?」
思わず引き下がる程だった。
俺は必死にこの十字架と魔道具をとり払おうと体を揺らす。
「へっ平気に決まってら!その魔道具は頑丈で壊れねぇんだ。やれるんもんなら………は?…お…おい…………」
ガン..ガン……ガン....ボキボキガン…ビキビキ…ボキ……十字架は木製の為か少しづつ割れる音がする。手首にある魔道具はバキバキと音を立てる。
まずいと判断した男は焦った顔をして
「すぐにボスに連絡しろ!コイツはヤバ…………………………」
隣の男に話しかけた瞬間牢屋から緑の輝きが放たれ 周りに衝撃波が走る。
「「うぁぁぁぁ!!!」」
監視していた男達は大きく吹き飛ばされ壁に激突する。
「食い物……………甘いもの……………」
俺はそう呟き壊れた魔道具を取り払う。そして牢屋の鉄格子を掴んで曲げる。
「ば….けものめ..……………」
男は小さな声でそんな事を言って気絶する。
誰になんと言われようとも関係ねぇ
「あのジジイ共は許さねぇからなぁぁぁ!!!!」
憎悪に満ちた俺は体から植物を解き放った………………
イア、リートサイド
ある程度森の中を進んでやっとあの平原に着いた。
「後少しで酒場に着く筈だ…………」
リートから一筋の汗が流れる。
オズモンからはかなり汗が流れていた。いや なんでそんなに垂れてんのよ。
「皆そろそろ戦闘準備しましょ」
「あぁそうだな」「へっようやくか!」
リートも周りを確認してバンクはグローブを填めて構える。
そんな時だった。
ゴゴゴ……………突如大きな揺れがする。
「なっ……何!?」
大きな揺れにより森の木々の数本は折れる。
地割れが起きてまさに天変地異だった。
「地震か!?」
リートがラリカとオズモンを抱きしめて守る。
そして私達は愕然とする。突如森の中に大きな花が咲いた。それは大きな向日葵だった。
私は見覚えがあった。昔に見たあの日の光景……………
「アレは………ランデスの……………魔法よ!?」
「嘘だろ!?さっき話していた暴走って奴か!?」
「アレがランデスの本気か……面白ぇな!!!」
「何言ってますの!?状況を理解しなさいなバカンク!!!」
一人覗いてかなり混乱していた。
あんな暴走あの時よりもかなり酷いわ。
「とにかくあそこに向かおうぜ。丁度あの辺が奴らのアジトの筈だ」
リートは落ち着いて揺れてる地面を出歩く
「分かったわ」
そうして私達はデカい向日葵に向かって歩んで行くのだった………………
ランデスサイド
「スーパーヘッドアタック!!!」
「グハァァァ…………」
俺は一人の黒フードの男を頭突きで倒す。
「捕虜とは言え弱ってる筈だ!やれ!!!」
あの時の司令塔の役目の男が仕切っていた。
この狭い道ぎゅうぎゅうに黒フードの連中がいる為 全員倒さないと行けなさそうだ。問題ない……
「上等だ。全員……全員ぶっ飛ばしやるよぉ!!!」
俺は地面に手を付けて壁から薔薇を解き放つ
「近づけない……………クソ!炎の魔法で焼き払え!」
そう司令塔は大きな火の球を薔薇に向けて放つ
「まとめて蹴散らしてやる 向日葵《サンフラワー》!!!」
俺はそう言って薔薇を1箇所に集めて大きな向日葵を咲かせる。
炎は向日葵に命中するが巨大な茎の前では無力で壁は燃える。
「……撤退………撤退だぁぁぁぁ!!!」
司令塔の男は愕然として後ろに下がる。好き勝手やったアイツは逃がさない
「散々やってくれやがって……発射」
そうして俺は大きく伸びて天井を突き抜けた向日葵を操作して下に向ける。向日葵は中心に白い光を集める。
「消えろ」
そして俺は特大の光線を黒いフードの連中に浴びせた。
「ギャァァァァ!!!」「助け………………」「マランス様助けて………………………」
一瞬として黒焦げになった連中を見て哀れに思う。まぁ黒フード被ってたしお似合いかもしれないな。
「…………後はあのクソ爺さん共だ」
俺は無我夢中で走った。アイツ等とは長い時間やってくれた為嫌でも匂いは覚えていた。
匂いは段々近くなってくる。そして曲がり角を曲がって大きな部屋にジジイ共はいる…………………
「ウォォォォォォォォ!!!」
俺は曲がり角を勢いよく曲がった瞬間
突如目の前に青い髪の毛が目の前に見えた。
ん?何だ……………そう考えた頃には俺の頭と青い髪のは激突した。
「グギャ!?」「痛ってぇ!?」
俺は変な声を出して仰向けになった。青髪の男は頭を抱えて転がっていた。
「リート!?大丈夫ですの!?」
「リートいきなりどうし………………ってランデス!?」
いつも聞いている声 そうか来たのか態々な………
「お……おぅ………イア、リート」
俺は何とか立とうとするが
「グッ!!!」
そう右腕を抑える。痛いというか何かが解き放たれる感覚だ。今俺は暴走状態をギリギリ意識を保ってる状態だった事を普通に忘れていた。
「やっぱり暴走してるのね………ほら アンタのデカい向日葵見て向かったらこうなんだから………まぁほら林檎 森で一応拾っといたから」
そう言ってイアは俺の林檎を投げる。
すぐさま俺は林檎をキャッチして食らいついた。
「うめっ……うめぇ……………じぬがど思っだァァァァ!」
林檎を食った途端凄い涙が溢れてきた。
「ランデス………何も食ってなかったの?…………………可哀想に………………………」
流石の今の俺を見たイアはかなりドン引きしていた。
「ランデスー魚いるー?」
そうオズモンは俺の嫌いな魚を取り出す。
「あぁぐ………いだい………くれ」
オズモンが魚を俺の手に置いた瞬間俺は一瞬で飲み込んだ。
「ランデスが……魚を丸呑みですって!?」
「え?驚くとこそこですの?」
「何回でも見られんなwww」
イアは驚愕していてラリカはそれにツッコミ俺の食い方がおかしかったのかバンクは腹抱えて笑っていた。
ホントに死ぬかと思ったのに……コイツ等…………
そんな時リートが頭を抱えて俺の前に立った。
「ランデス…………あの時はありがとな」
そう笑顔で俺に手を差し伸べる。まぁ本能が勝手にやったしな。
そんなリートの手を俺は握って
「やってやろうぜ……………大地と氷の最強タッグをな!!!」
負けじと笑顔で言ってやった。
今回はここまでです
ちなみに余談ですが最近ずぅーっと人気投票やってますが流石リート君ダントツトップですなぁ
あ、ちなみに主は個人的にバンクとか好きです…一番票少ないやんけ…
たまにはオリジナルの話しだけじゃなくて別のアンケートもしてみますってことで人気オリキャラアンケート
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主役のリート
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ある意味怖いラリカ
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ナツ2号のバンク
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後の展開に期待のエレナ
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原作キャラに勝てる奴はいない