FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

51 / 228
コラボ終了まで今回と合わせて残りあと2話となりました中々の長文でしたな


セカイノオワリ?

「…………ん?………」

俺はそこで目を覚ました。

さっきまで黒い壁で覆われた部屋にいた筈なんだが…………なんか俺は今神秘的な部屋にいた。

上を見上げると小さな青い球体………宇宙だ。それも沢山の………

 

「えーーー!?」

指で数えようにも多すぎて無理だった………足元には小さな赤、黄、緑等の様々な輝きを放つ球体があった。

変な空間に困惑するが改めて周りを見るとイア達が倒れていた。

 

「……くっ……ここは何処だ?」

するとリートも目を覚ました。今のところ起きたのはリートだけだった。

 

「分かんねぇ………」

そして俺の後ろにいたオズモンを起こそうと揺らすがオズモンは岩のように動かなかった。

 

「ぐぬぬぬ…………何だ…コレ…………..」

必死になって押すがビクともしない。

 

「クソ………ラリカもだ………どういう事だ?」

リートもラリカを持ち上げようとするがオズモンと同じような感じだった。

咄嗟に視界にイアが見えた為イアに駆け寄るが

 

「イアまで…………」「バンク………」

イアは目を開いたまま動かなかった。バンクもまるで何かに抵抗していたかのような形で動かなくなっていた。

 

「やはり滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)はこの空間にいても何ともないと言うのか…………」

前から声がした。そこには杖を持ってこっちに向かってきているファガナルがいた。

 

「完全なる世界まで残り1時間………その前に立ち塞がるゴミを掃除するとするか」

マランスもファガナルの後ろから現れる。

 

「この空間?」

リートは首を傾げる。確かにこの変な神秘的空間は一体なんだと言うのだ。

そんなリートの発言にファガナルが笑って言った。

 

「この空間は我々が創った世界 大地の竜の世界と氷竜の世界を混ぜて創った第3の世界だ」

また意味わからねぇ事を…………

 

「まぁ簡単に言えばココは我々の求めていた世界だ。そしてこの空間では普通の人間…魔導士でも抵抗出来ずに動き………時と言う方が正しいかもな…………どんな事をしてもその者等は動かないのだよ」

なるへそ……アイツらの持ってる杖で創った世界だからアイツらの時?は止まらない そして俺らの魔力は特殊だと言っていたから効果を受けないのだろうか……………

 

「コレがお前等が求めていた世界?随分とまぁ……変だな」

俺は思わずそう言う。

 

「なぁにコレから出来ていくのさ魔法のない世界…………魔導士が居ない世界を」

魔法がない世界……さっきも言っていたな。

 

「お前等は神になるとか言ってたがお前等は神なんぞなれる訳ねぇだろ………寝言は寝て言いやがれ」

リートはそう言ってファガナル達を睨む。

「その強がれる理由が理解出来ないな………この世界では我々が神だ。法律(ルール)だ。貴様等は最早要らぬ存在とっとと失せてもらおうか」

俺はそんなマランスの発言に

 

「自己中だなぁ…………己が法律?俺等はそんなに縛られねぇぞ。そんで、俺とリートは最後の希望って事らしいし………………早く【カミサマ】を倒すとするか リート!!!」

そうニヤリと笑ってやった。

リートは少し黙った後俺と同じようにニヤリと笑い

 

「勿論だ!」

そう言って構える。

ファガナルとマランスは驚いた顔をして

 

「死にたいらしいな」「神の逆鱗に触れし者………滅してくれる」

そう言って2つの世界の命運がかかった戦いが始まった………………………

 

先手必勝 俺は地面を蹴りマランスに襲いかかる

 

「魂よ。我が元に」

そう呟いたマランスは自分の腹付近に黒い球体を造った。

そこから黒い腕が現れ俺の拳を掴む

 

「何だコイツ」

そう言いながら俺は突き出した拳を引く 黒い腕は引っ張られ出てきたのは顔の無い俺より少し背が高めの化け物だった。

咄嗟に俺は膝を勢いよく突き出して化け物の顔面にくらわせてやった。

黒い化け物は形を少しづつ崩れながら消えた。

 

「ランデス……お前って凄ぇ躊躇なくやるよな」

リートはそんな俺を見てドン引きしていた。

 

「考えてるより先に膝が『コイツ蹴りたいー(裏声)』で言ったからな しょうがない」

まぁリートはあの時戦った時に確信したけど俺と違って(まぁ俺も偶には頭使っているが)脳筋ではなく冷静なキャラ感があるもんな。

 

「で……この不気味なキモイ野郎は何なんだコノヤロウ」

俺はマランスから離れる。

 

「私の魔法による俗に言うゾンビの類だ。どの場所にも魂ってのが存在する。私はそれを固めて怨念のような塊を造りだす死者(デッドパーソン)の魔法さ」

ゾンビか……面倒だな。

 

「ほら……もっと怨念を出してやろう」

そうして沢山のゾンビみてぇなのにが空中から降りてやって来た。

めっちゃウザイ………どう攻略するか……今回は脳筋理論で勝てるか?

 

「よーし、奴等を細切れにしてやる(例のあのネズミの声)」

 

「なんでお前ってたまに声変わんだよ……」

俺は岩を纏って近くのゾンビを細切れにしてやろうと思ったが

 

「待てランデス……ココは俺に任せろ」

そう言ってリートは深く息を吸って

 

「氷竜の咆哮!!!」

そう言ってリートは氷と衝撃波を回転して周りに放つ

リートが放つ咆哮はゾンビ達を凍らせる。

 

「すげぇ!!!コレなら行ける!!!」

そう期待した瞬間突然咆哮は物理的法則を無視したかのように直角90度になってこっちに飛んできた。

 

「ギャァァァァ!!!」

俺は咄嗟に砂塵壁でガードするが凍った砂は衝撃波によって砕けた。まぁそれくらい予測していた為ギリギリ避けられた。

 

「危ねぇ……………」

 

「悪ぃランデス………今のはアイツの魔法か?」

リートはファガナルを睨んでいた。ファガナルは少し残念そうな顔をしていた。アイツ、アレで俺がやられると思ったのか……舐められてんな。

 

「多分な……まぁ予想つくわな。反射だろ」

そう言うと

 

「正解だ。我の魔法は反射(レフレクスィオーン)と言うものだ」

ご親切に…………まぁあの時の咆哮よりも威力が上がってると言う事は反射時に威力を増幅している感じだな。

 

「んじゃ…………拳ではどうなるもんだろうな!!!」

俺は砂を足に纏い高速でファガナルに向かって殴ろうとするが

 

「させぬわ」

ゾンビが大量に現れて正に肉壁そのものと化して防がれる。面倒くせぇ!!!

俺は再び距離をとる。

 

「あのゾンビ共の全体を凍らせれる咆哮が使えないとなると……氷竜の凍乱ってのがあるんだが………魔力消費が激しくて連発は無理だ……………」

リートは悔しそうにゾンビの大軍を見ていた。

そこで俺はある考えを思いついた。

 

「リート……今はマランスを倒すのに集中しようぜ………………俺があのゾンビの大軍を【一撃で倒して】道を開くからその隙にマランスに向けて火力のある魔法を叩き込んでくれ」

そう俺が提案するとリートは少し黙った後に

 

「……………任せるぞ」「あぁ任せろ!」

そうして俺は構える。

「弐乃型の構え………………………滅竜奥義…………」

俺は足に力を込めてゾンビの大群目掛けて走る。

 

「弐乃型……青柳(アオヤギ)!!!」

俺は地面を強く蹴ってゾンビの大軍の中心な飛び込んで地面を強く叩く

地面は歪み強い衝撃波を放った。ゾンビの大軍足から崩れていく……………

 

「リートォォォ!!!」

俺は大声で青髪の青年の名を呼んだ。

 

「任せろ!」

リートは俺の背中を飛び越えてマランスに接近する。

マランスは驚いたがすぐに魔法であのゾンビを召喚しようとするがリートの方が早かった。

 

「遅せぇよ。氷河螺旋拳!!!」

リートは腕の周りに螺旋状の冷気を纏ってマランスの腹を殴った。黒い服は凍りつきマランスは大きく回転しながら吹き飛ばされた。

 

「グハァァァ………………」

 

「マランス!?」

咄嗟にファガナルは大きく吹き飛ばされたマランスを見る。その瞬間を待っていたぜ!俺はファガナルに近づく

 

「貴様!!!」

ファガナルは俺に気づいてあの杖で俺に攻撃するが俺は杖を飛び越えて構える。

 

「ゼロ距離なら反射出来るかな!もう1回滅竜奥義!向日葵の輝き(サンフラワーブライトネス)!!!」

俺は拳1点に力を込めてファガナルの顔に光線を当てた。

しかしファガナルは顔に魔法陣を展開し反射しようとしていた。

「グヌヌヌ…………くっ……………この程度の魔法…………跳ね返してくれるわ!」

 

「この程度?滅竜奥義だぞ………反射出来る訳ねぇだろうが!!!」

その瞬間魔法陣は破壊されファガナルの頬を焼いた。

 

「ガァァァァ…………熱い……熱いィィィ……………ギザマァァァァァ!!!」

ファガナルが適当に杖を振り回す。1発殴って終わりだな…………大した事ねぇ癖にイキリやがって…………

 

「で!カミサマ達もう終わりだな。世界を創るとか言う程デカい夢あるのに実力はちいせぇな!」

そう転がってるファガナルとマランスを俺は見下す。

ファガナルは俺を今にも殺しそうな顔をしていた。あー怖い怖い

 

「もうお前等に勝ち目はねぇだろ………無駄な抵抗は止めろ」

リートもそう言うがマランスはニヤリと笑う。

 

「こんなあっさり我々が負けるとでもお思いか?見せてやろう杖の最後の力をファガナル………やるぞ」

そうマランスは立ち上がる。ファガナルも睨みながら立ち上がる。

 

「許さぬ……許さぬ…許さぬ..許さぬ!!!今ココに【神が生まれた事】を後悔させてやろうぞ!!!」

そう言ってファガナルは杖をマランスの元に近づきマランスの持ってる杖と重ねる。

 

「「本来重なるつもり無し者だけが可能とする。次元合体……今此処に表れし者は………世界を導く神である。祝え………………此処に今!神が現れる」」

 

神神うるせぇな………そして杖は輝いてファガナルとマランスを包むかのように消えた……………

自滅技か?そう思った瞬間目の前がぐにゃりと曲がる。そしてそのぐにゃりとしたものは渦巻きを巻く………

 

「いつもこういうパターンは最悪の道辿るんだよな何でだろ?」

俺は汗を少しかいて呟く

 

「………お前くらいだろ。この空気がヤバい状況でそう言う事言えるのは」

リートも汗をかいていた。

その瞬間渦巻きは消え失せた。その渦巻きがあった所には1人の人型の化け物がいた。

 

顔はあるにはあるのだが目が沢山ある………手は4つもあり……胸元には紫と緑の杖についてあった宝石みたいなのが埋められていた。

 

「神とは言えねぇだろ!?」

どう見ても醜いモンスターじゃねぇか!

 

「魔力がさっきと格段と違ぇ……舐めてたら死ぬぞ」

そうリートが言うと化け物は口らしき所から言葉を発した。

「ЩЫЩЬбЧЧбТСПСПЧΑΔьюэъΖъ」

やべぇ!キリル文字で会話し始めた!

何言ってんだこいつ!!!

 

「会話は通じねぇって事か……………ラストバトルだ。リートやろうぜ!」

そう言うとリートはヤレヤレと首を振って構える。

 

「ああ、これで終わらせてやる」

今ココに2人の滅竜魔導士と神を名乗る者の頂上決戦が始まった……………………………




今回はここまでです、予定が変わらなければ次がラストとなります

たまにはオリジナルの話しだけじゃなくて別のアンケートもしてみますってことで人気オリキャラアンケート

  • 主役のリート
  • ある意味怖いラリカ
  • ナツ2号のバンク
  • 後の展開に期待のエレナ
  • 原作キャラに勝てる奴はいない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。