FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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やっべぇ…過去1更新が遅れちゃったよぉ

今日の更新で皆さん許してくれるかな?許してくれたら嬉しいなぁ


斑鳩

「あと25分…か おまえともお別れだなジークレイン」

 

ジェラールはチェスの駒を動かしながらそう呟いた

 

 

……

 

その頃ショウはエルザのカードを胸ポケットに入れたままジェラールの元に向かっていた

 

「ジェラール……くそっ!!くそぉっ!!!」

 

「よくもオレ達を騙して……姉さんをキズつけて」

 

ショウはジェラールに騙されたことに怒りを感じていた

 

「ショウ!!いいから落ち着くんだ!!!私をここから出せ!!!」

 

「大丈夫だよ、姉さんはオレが守る絶対に」

 

「ショウ!!!」

 

 

ベン ベケベケベケ

 

ショウがジェラールの元へ向かう途中、どこからか音が聞こえてくる

 

「!!」

 

音に気付いたショウが音のする方を見ると一人の女性が現れた

 

「うちは斑鳩と申しますぅ

よしなに」

 

ショウの目の前に現れたのは三羽鴉(トリニティレイヴン)の一人の斑鳩だった

 

「どけよ 何だこのふざけた奴は」

 

ショウは斑鳩を睨み付ける

 

「あらぁ…無粋な方やわぁ~」

 

「てめぇなんかに用はねぇ!!!」

 

ショウは持っていたカードを斑鳩に向けて投げる

 

しかし斑鳩はカードを全て、持っていた長刀で切り落とした

 

「バカな..」

 

「うちに斬れないものはありません」

 

ズバァ!!

 

斑鳩が言葉を発した直後ショウの胸が切り裂かれた

 

「がはぁ!!!え…あがっ…」

 

「い…いつの間に…」

 

ドサッ

 

ショウが倒れると同時に内ポケットに入っていたエルザのカードが出てくる

 

「ショウ!!!」

 

 

「姉さん…」

 

「あらぁそんな所におりましたん?エルザはん」

 

「今すぐ私をここから出せ!!!お前の勝てる相手じゃない!!!」

 

エルザは必死でカードから出ようとする

 

「安心して……そのカードはプロテクトしてある…外から絶対にキズつけることは出来ないんだ」

 

「へぇ」

 

斑鳩はそれを聞いて刀をを構えた

 

「ショウ!!!私を出せ!!!奴の剣ただ者じゃない!!!!」

 

「大丈夫…信じて」

 

シュバッ!!!

 

斑鳩が抜刀で斬撃を飛ばすとエルザのカードに命中した

 

しかしエルザのカードは斬れていなかった

 

「ホラ…!!!」

 

しかしカードはプロテクトのおかげで切れなかった訳ではなく中にいるエルザが刀で斬撃を防いだ為切れていなかった

 

「カードの中を…空間を越えて斬ったぁ!!?」

 

ビュッ オオオオオ

 

斑鳩はその後もエルザに向けて斬撃を飛ばし続ける

 

エルザもそれを次々と防いでいく

 

カッ ガキィン キィン

 

「くっ」

 

「姉さん!!!」

 

エルザと斑鳩の攻防が続いているとエルザがカードの中から飛び出してきた

 

「え!!?」

 

「貴様のおかげで空間に歪みができた

そこを斬り開かせてもらった」

 

(空間を越える剣もすごいけど…あの一瞬でそれを利用した姉さんはやっぱ流石だ…

見事すぎて言葉が見つからない)

 

「貴様に用はない消えろ」

 

「クスッ」

 

斑鳩が笑うとエルザの鎧と剣にヒビが入り粉々に砕けた

 

「くあっ」

 

「挨拶がわりどす

あれ?もしかして見えてませんでした?」

 

エルザの鎧が砕けたことによりエルザとショウは驚愕の顔をする

 

(どんな速さの剣なんだよ…姉さんにも見えてなかった?)

 

「見つめるは~♪霧の向こうの~♪物の怪か~♪」

 

「ジェラールはんを探すあまり

今…自分が見えない剣閃の中にいることに気付いてない」

 

エルザは斑鳩と対峙する

 

「そうそうその眼」

 

(姉さんも本気になった)

 

「うちは路傍の人ではありませんよ」

 

「そのようだな」

 

エルザは天輪の鎧に換装する

 

「敵だ」

 

「参ります」

 

 

「ちょっと待ってください」

 

「!!!」

 

斑鳩の後方から声がした

 

「なんですの?エレナはん、今ええとこですのに」

 

「あなたはバカですか?生贄になるエルザお姉様を殺したらゼレフが復活できないじゃないですか」

 

「あら?けんどジェラールはんは生かして捕らえろとは言ってなかったはずですえ」

 

「生かしてなかったら生贄とは言いません」

 

エレナは斑鳩に強く反発した

 

「エレナ…」

 

エルザは悲しそうな瞳でエレナを見つめる

 

「エレナ!!!お前はジェラールに騙されているんだ!!!」

 

ショウはキズをおった体で必死にエレナを説得しようと試みる

 

「たとえ騙されていたとしても今さらジェラール兄様を裏切ったりする気はありませんよショウ兄様」

 

「クスッ エレナはんはジェラールはんにご執心どすなぁ」

 

「あなた達は嫌いですけどね」

 

「あらぁそれは残念ですなぁ」

 

「とにかく」

 

エレナはエルザの方を向く

 

「あなたを生贄にするという目的が一致している限り私がエルザお姉様につくことはありえません」

 

「つまりお前も敵ってことだなエレナ」

 

エルザは剣を構えた

 

「はい、申し訳ありませんが時間もないので2対1で戦わせてもらいます」

 

「うちはどちらでも構いませんよ」

 

エルザ対エレナと斑鳩の戦闘が始まろうとした時

 

エルザの後方から高速で何かが飛び出してくる

 

「!!!」

 

高速で動く何かはエレナに衝突しエレナはガードするも勢いよく吹き飛んでいった

 

「面白そうなことになってんじゃねぇか、俺も混ぜてくれよw」

 

エレナを吹き飛ばしたのはバンクだった

 

「お前は!!?」

 

「あらぁ、また一人無粋な方が現れましたなぁ」

 

「へっ無粋で結構、俺はただ強い奴と戦いたいだけだからな

ってな訳でさっきぶっ飛ばしたアイツの相手はオレがさせてもらうぜ妖精女王(ティターニア)

 

そう言ってバンクは装備の色を黄色に変えるとエレナの吹き飛んで行った方へ向かっていった

 

「お、おい!!」

 

エルザがとっさに声を掛けるも既にバンクの姿は見えなくなっていた

 

「なんかよぉ分かりまへんけど、これで元通りやなぁ」

 

(エレナ達の様子は気になるが、今は目の前のコイツを片付ける!!)

 

「あぁ」

 

エルザと斑鳩はお互いに臨戦態勢に入った

 

「参ります」

 

先に攻撃を仕掛けたのは斑鳩だった

 

ガキィン

 

エルザは斑鳩の剣を防ぎつづける

 

キィン ガキィン

 

攻防の中で飛び上がったエルザは斑鳩に攻撃をしかける

 

「天輪・循環の剣(サークルソード)

 

エルザはいくつもの刀を円形に回転させ斑鳩に向かって放つ

 

「無月流」

 

バキバキバキ

 

「夜叉閃空」

 

斑鳩が刀をふるとエルザの剣が全てへし折られた

 

「!!!剣が全部…」

 

「くっ」

 

斑鳩の攻撃は終わらず剣をへし折った威力の剣圧でエルザの鎧が破壊された

 

「かはっ」

 

「姉さん!!」

 

斑鳩の勢いは止まらず次は炎の斬撃をエルザに飛ばした

 

「無月流・迦屡羅炎(かるらえん)

 

「換装!!!炎帝の鎧!!!」

 

炎に態勢がある炎帝の鎧に換装したエルザは斑鳩の攻撃を防御したがそのまま壁まで吹き飛んだ

 

「耐火能力の鎧どすか?よくあの一瞬で換装できたものどす」

 

がらがら

 

「…うあっ」

 

耐火の能力がある炎帝の鎧も斑鳩の先ほどの攻撃で粉々に砕けた

 

「殿方の前でそんな格好では身もしまらないでしょう

どうです?そろそろ最強の鎧を纏ってみたら」

 

「バ…バケモノめ」

 

ショウはエルザと斑鳩の攻防を目の当たりにし体が震えていた

 

「この姿を見て立っていた者はいない

後悔するがいい

煉極の鎧 換装!!!」

 

エルザが煉極の鎧に換装したと同時に斑鳩はエルザに攻撃をすると煉極の鎧さえも粉々に砕けちった

 

(勝てない…姉さんじゃ勝てない…)

 

「それが最強の鎧どすか?」

 

エルザは攻撃に耐えきれずにうつ伏せに倒れた

 

「おわかりになったでしょう?どんな鎧を纏おうがうちの剣には勝てませんよ」

 

「はぁ…はぁ……」

 

「あきらめなさい」

 

しかしエルザは絶対に諦めずフラフラの状態になりながらも立ち上がる

 

そしてまたエルザは換装した

 

しかし今度は鎧ではなかった赤いズボンに上はサラシと装束の姿となり両手には二本の刀を持っていた

 

「!」

 

(なんだ、あの鎧…装束は)

 

「何のマネどす?その装束からは何の魔力も感じない

ただの布きれどす」

 

「ただの布きれ!!?」

 

「あれだけの剣閃を見せてあげたのに

うちもなめられたものどす」

 

斑鳩は挑発されたと思い怒りで表情が少しだけ変わる

 

「姉さん!!!どうしたんだよ!!!まだ強い鎧はたくさんあるんだろ!!!姉さんはもっと強いんだろ!!!」

 

「私は強くなどない」

 

(強くなんか…目の前で大勢の仲間が死んだ…大切な人達を守れなかった……そして……)

 

(私はいつも泣いていたんだ…強く…より強く自分を見せようと

自分の心を鎧に閉じこめ泣いていた)

 

「弱いからいつも鎧を纏っていた。ずっと脱げなかったんだ」

 

「たとえ相手が裸だろうと、うちは斬りますよ」

 

斑鳩はエルザに斬りかかろうと構える

 

「鎧は私を守ってくれると信じていた、だがそれは違った」

 

「人と人との心が届く隙間を私は鎧でせき止めていたんだ」

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)が教えてくれた

人と人との距離はこんなにも近く温かいものなのだと」

 

 

「覚悟ぉ!!!!」

 

斑鳩がエルザに斬りかかる

 

「もう迷いはない!!!!私の全てを強さに変えて討つ!!!!」

 

「これで終わりどす!!!」

 

カッカッカッ

 

斑鳩はエルザに向かって走り出していた

 

「姉さん!!」

 

ズバン!!

 

エルザと斑鳩はお互いに刀を振るった

 

「………くっ」

 

ブシュッ

 

エルザの肩が切られる

 

「勝負あり…ごぷっ」

 

斑鳩が気を緩めた瞬間斑鳩の体から血が吹き出した

 

「そ…そんな…」

 

「はぁ…はぁ…はぁ」

 

斑鳩の体力は尽き倒れた

 

「み…見事どす…」

 

「うちが…負ける…なんて…ギルドに…入って以来…初めてどす……しかしあなたもジェラールはんも負けどすわ」

 

「!!」

 

「落ちてゆく~正義の光は~皆殺し~」

 

「プッ…ひどい詩」

 

斑鳩はそのまま力尽きた

 

「15分!?エーテリオンの事か!!?」

 

「ショウ ケガは平気か?」

 

「う…うんなんとか」

 

ショウはボロボロの体でなんとか立ち上がる

 

「今すぐシモン達や私の仲間達を連れてここから離れるんだ」

 

「で…でも…」

 

「私の言うことが聞けるなショウ」

 

エルザはショウに微笑んだ

 

「うん…姉さんは?」

 

「決着をつけてくる」




さて、後はエレナ戦とジェラール戦のみだ

正直今回の戦いは斑鳩対バンクにしても面白いかなって考えたりもしたんですけど今後の展開が物凄く変わってくるので悩んだ結果エルザ対斑鳩になりました。

たまにはオリジナルの話しだけじゃなくて別のアンケートもしてみますってことで人気オリキャラアンケート

  • 主役のリート
  • ある意味怖いラリカ
  • ナツ2号のバンク
  • 後の展開に期待のエレナ
  • 原作キャラに勝てる奴はいない
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