FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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今回はエレナ戦、つまりオリジナルの戦闘です。これを1話で終わらせて残るはジェラール戦!!!

そろそろ出ますよ!!!ドラゴンフォース!!!


エレナの本音

エルザが斑鳩と対戦していた頃エレナとバンクも今まさに戦おうとしていた

 

「女性を殴り飛ばすなんて男の風上にも置けない人ですね」

 

「あ?別に俺は何て言われても構わねぇけどよ、お前は強い!!…そう思って妖精女王(ティターニア)に取られたくなくてな、殴り飛ばしてあの二人から離れるのが手っ取り早かったからそうしただけだ」

 

「それに俺は強い奴なら老若男女区別しねぇよ」

 

バンクはそう言い終えると戦いの構えをとった

 

「そうですか…なら…」

 

構えをとっているバンクの頭上からいきなり黒い影が降ってきた

 

「!!!」

 

ズドォォォン!!!

 

バンクの頭上に巨大な岩が落ちてバンクに直撃した

 

「私も、遠慮はいらないということでいいんですね?」

 

ズガァァァン!!!

 

バンクの上から落ちてきた岩は勢いよく粉々に粉砕され中から無傷のバンクが出てきた

 

「あぁ、もちろんだw」

 

バンクは赤い装備を黄色に変えて即差にその場から消えて見せた

 

「速いですね……でも」

 

バンクがエレナの後ろに回り込もうとした瞬間何かに絡まり身動きがとれなくなる

 

空気罠(エアトラップ)

 

「ぐっ…」

 

「私に近づくのは判断を誤ったとしか言えませんね」

 

エレナはバンクの方を向き石でできたナイフを作り出す

 

「造形魔導士か…けどよ…二種類以上の造形魔法なんて聞いたことねぇぞ…」

 

「半分正解です、あなたなら別に教えてあげても構いませんかね…私は空間(・・)の造形魔導士です」

 

バンクは目を見開いた

 

「空間だぁ!!?」

 

「うるさいですね…まぁ簡単に言えば私の視界に入る全ての物が造形魔法の対象になるんですよ。つまり戦う場所や持っている物によって私の技は多彩になります」

 

「なっ…」

 

バンクは冷や汗をたらす

 

「どうしました?今さら怖じ気づいたんですか?」

 

しかしバンクの表情は笑っていた

 

「いや、そんなに強い奴とは思ってなくてな…むしろラッキーだぜ!!!」

 

バンクは装備を緑に変えると周りの空気を操りエレナの罠から抜け出した

 

「なるほど、ここに来るだけあって大した威力の魔法ですね」

 

罠から抜け出したバンクは即座に黄色の装備に変化させ部屋中を走り回る

 

「…犬ですかあなたは」

 

「誰が犬だ!!!」

 

「はぁ鬱陶しいのには変わりありませんね」

 

そう言うとエレナは懐から試験管のような容器を数本取り出した

 

「?」

 

「面倒なのであなたをこれで捕らえます」

 

エレナが容器を開けると中から液体が出てくる

 

「視界に入りました、これで…」

 

エレナが手を前に出すとバンクの足元に水溜まりが広がった

 

バシャッ

 

「!!」

 

バンクが水溜まりを踏んだ瞬間またバンクの動きが止まった

 

「んだこれ…」

 

「強い衝撃を与えると接着力が増す特殊な液体です。これであなたの行き先に水溜まりを造形したんですよ」

 

「ははっ、やるなお前w」

 

バンクは赤い装備に変えて地面を殴り爆発を利用し水溜まりを蒸発させた

 

水を蒸発させたバンクはその場から炎をエレナに向かって放つ

 

「炎拳!!!」

 

エレナは懐から出した試験管の先ほどとは違う容器を開け床に手をついた

 

「水壁」

 

バンクの炎を水の壁で防いだエレナはそのまま水の壁を造形し直す

 

「津波」

 

「ゲッ!!!」

 

バンクは襲いかかってくる津波を見て慌ててその場から離れた

 

次にバンクが現れた先ではエレナが既に石で造った弓矢でバンクを狙っていた

 

「…マジかよw」

 

「石弓」

 

ドスッ

 

「うっ」

 

エレナの放った弓矢がバンクの左肩を貫いた

 

「片腕しか使えないあなたに、もう勝ち目はありませんね…このまま引き下がることをオススメしますよ」

 

「くっ…くくくっ」

 

エレナの言葉を聞いたとたんバンクは笑い出した

 

「何がおかしいんですか」

 

エレナの表情は一気に変わりバンクを睨み付ける

 

「いや、お前って人を殺したりできねぇ

いい奴なんだなって」

 

「は?」

 

「本当は妖精女王をゼレフ復活の生け贄ってのに捧げるのも嫌なんだろ?」

 

「……」

 

エレナは何も喋らなくなりそれでもバンクは話しを続けた

 

「本当は誰も殺したくなんてないし、生け贄も捧げたくなんかない…違うか?」

 

「……まれ」

 

「その証拠に、さっきからオレを殺すチャンスは何度もあったはずだが決定打を与えられていない最初の一撃から抜けた瞬間から違和感を感じていた。だがこれで確信が得れた、お前に人は殺せねぇ」

 

「だまれ!!!」

 

怒ったエレナは石の大砲を造った

 

「石砲!!!!」

 

大砲がバンクに向かって発射されたときバンクは装備を赤色に変えて石の弾を殴り爆発を起こした

 

「エルザ姉様が私たちを裏切った!!!そうジェラール兄様から聞いたときは絶望しかなかった!!!それでもジェラール兄様は私たちを見捨てなかった!!!私はそれを信じるしかできないのよ!!!」

 

爆発でバンクの周りには煙が舞っておりその中からバンクの声が聞こえた

 

「…どいつもコイツも…自分じゃない別の誰かの言葉を鵜呑みにしやがって」

 

「何かいいましたか?」

 

「んーや別に、お前の魔法、どうやら俺の出す炎とかはコントロールできねぇんだなって思ってよ」

 

「えぇ正確には別の人の魔力が通っていたら私には造形することも操ることもできません」

 

「あっそ、なら自分の技を心置きなく出せるなw安心したぜ」

 

「安心?あなたは私を怒らせたんですよ、そんな余裕あるはずないでしょう」

 

エレナは今度は石の大砲と空気の大砲をそれぞれランダムで造形した

 

「ミックス砲!!!」

 

無数の大砲がバンクに向かって弾を出すがバンクはそれを全てかわし続ける

 

「そんな…」

 

「お前は信じるものを間違ってるぜ

ジェラールって奴の言葉だけを信用してそれ以外の奴に耳を傾けようとしない、そんな奴が間違った考えを直せるわけがねぇ」

 

「じゃあどうしろって言うんですか!!!私にはもうジェラール兄様しか頼れる人がいないんです!!!」

 

エレナは気付いたら砲撃をやめておりバンクに向かって叫んでいた

 

「仲間がいるんだろ?」

 

バンクはエレナの目の前まで来ておりエレナの顔の横スレスレに拳をつき出す

 

ドゴォン

 

エレナの後ろにある壁に拳の跡がついた

 

「頼れる存在だから…助け合える存在だから仲間っていうんじゃねぇのか?」

 

エレナの頭の中にはシモン、ショウ、ミリアーナ、ウォーリーの顔が浮かんでいた

 

「それでも助けを求めたければ俺のところに来い、オレがお前の全部を守ってやるよw」

 

そう言われたエレナはバンクの胸に顔を埋めて泣き叫んだ

 

「あぁぁ…うわぁぁぁぁ!!!!」

 

バンクは拳を引っ込め黙ってエレナを泣かせ続けた

 

「ホントは…大好きなエルザ姉様を生け贄になんてしたくなかった!!!

それでも!!!ジェラール兄様の言い付けだと自分に言い聞かせてきた!!!

けど、けど、こんなことはもうしたくない!!!

人を殺したりなんてしたくない!!!

大好きな兄様や姉様達と過ごせるなら自由なんていらない!!!」

 

「そうか…」

 

バンクはエレナが泣き止むまで何もせず、ただただエレナを黙って見つめていた

 

 

(にしても……)

 

(戦いに関しては消化不足だったな…)

 

そんなことだけを思って




バンク君…最後の言葉がなかったら最高だったのに…やっぱり戦闘狂か…

そしてようやく出せましたエレナの魔法!!!引っ張り過ぎたなぁ…絶対…

たまにはオリジナルの話しだけじゃなくて別のアンケートもしてみますってことで人気オリキャラアンケート

  • 主役のリート
  • ある意味怖いラリカ
  • ナツ2号のバンク
  • 後の展開に期待のエレナ
  • 原作キャラに勝てる奴はいない
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