FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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いやぁ前々から思ってましたけど感想ってやっぱりありがたいですね特に指摘してもらえるとどこを訂正するべきかよくわかって、ぶっちゃけスゲェ助かります

リート「でもお前が訂正しねぇと意味ねぇぞ」

主「……」


それでは本編です!!!


一人の人間

楽園の塔にエーテリオンが投下される

 

「終わった…」

 

塔の中にいたシモンがそう呟くと同時に、エーテリオンが投下され、エーテリオンの光で楽園の塔の姿が隠れ外の小舟に避難していたグレイ達は、衝撃で小舟から放り出される

 

「エーテリオン…」

 

 

「プハッ…なんつー威力だ…」

 

それぞれが海から浮かび上がり、エーテリオンの投下を目の当たりにする

 

即座にジュビアが、空気を貯めた水の球体で全員を守る

 

「ナツぅ…エルザぁ…リートぉ」

 

 

「死んでませんわよね?…リート…」

 

全ての衝撃が収まり煙が晴れていく

 

 

 

………

 

 

エーテリオンが投下されたが、中にいたエルザ達は無事だった

 

「え?…生きてる?」

 

 

「くくっ…」

 

エルザが自分が生きていたことに混乱している中、ジェラールはクスクスと笑いだした

 

「ジェラール?」

 

 

 

「あははははははははぁ!!!!!」

 

 

……

 

 

グレイ達が居る外から見た楽園の塔は、煙が少しずつ消えてきていた

 

「な…何…あれ」

 

 

「外壁が崩れて…中から水晶?」

 

エーテリオンの衝撃で上がっていた煙がはれ、楽園の塔があった場所には、巨大な水晶がそびえ立っていた

 

「ねぇ…無事だよね?ナツもリートもエルザも…シモンって人も」

 

ルーシィ達は心配そうに楽園の塔を見つめていた

 

……

 

 

楽園の塔の中では、ナツもリートも無事に生きていた

 

「いってぇ……」

 

 

「…生きてんのか?…オレたち…」

 

 

「何がどうなってやがる」

 

そして、シモンもしっかりと生き残っていた

 

「エーテリオンは落ちた……な…なぜオレは生きている?」

 

 

……

 

 

ジェラールが笑いだし、エルザは未だ困惑していた

 

「ついに!!ついにこの時が来たのだぁ!!!!!」

 

 

「おまえ…」

 

 

困惑しているエルザに向かって、ジェラールが話しかける

 

「くくく、驚いたかエルザ」

 

「これが楽園の塔の真の姿、巨大な魔水晶(ラクリマ)なのだ」

 

「そして、評議院のエーテリオンにより27億イデアの魔力を吸収することに成功した!!!!

ここにRシステムが完成したのだぁ!!!!!」

 

 

……

 

『ERA』

 

「目標健在!!!い…いえ!!!何だアレは…」

 

 

「巨大な魔水晶!!!」

 

「魔水晶がエーテリオンの魔力を吸収したぁ!!!!」

 

評議院が騒ぎだし始めた頃、少し離れたところでヤジマは、ジークレインに詰め寄っていた

 

()ーク!!!これは一体どういうことかね!!」

 

 

……

 

 

「だ…騙したのか……」

 

エルザがジェラールを睨み付けていると、エルザの後方から声が聞こえた

 

「かわいかったぞ、エルザ」

 

エルザが振り返ると、そこにはERAにいるはずのジークレインの姿があった

 

「え!?」

 

 

「ジェラールも本来の力を出せなかったんだよ。本気でヤバかったから騙すしかなかった」

 

 

「ジークレイン!!?」

 

「な…なぜ貴様がここに!!?」

 

ジークレインが、エルザ達の元へと歩み寄る

 

「初めて会った時の事を思い出すよ。エルザ…マカロフと共に始末書を提出しに来た時か」

 

「ジェラールと間違えて俺に襲いかかってきた。

まぁ…同じ顔だし無理もないか……」

 

「双子と聞いてやっと納得してくれたよな。

しかしお前は敵意剥き出しにしていたな」

 

 

「当たり前だ!!!貴様は兄のくせにジェラールのやろうとしていることを黙認していた!!!それどころか私を監視していた!!!!」

 

エルザはジークレインに怒鳴り付ける

 

「そうだな…そこはオレのミスだった。

あの時は[ジェラールを、必ず見つけ出して殺す]とか言っておくべきだった」

 

「しかし、せっかく評議院に入れたのにお前に出会ってしまったのが一番の計算ミスだな」

 

 

「とっさの言い訳ほど苦しいものはないよな」

 

 

ジークレインとジェラールは親しげに話す

 

「やはり…おまえ達は結託していたのだな……」

 

 

………

 

 

その頃ERAでは、ヤジマに詰め寄られていたジークレインの姿が、いきなりヤジマの目の前から消えた

 

「き…消えた……()ークが消えた…」

 

 

………

 

「結託?それは少し違うぞエルザ」

 

ジークレインが、エルザの言葉を否定した

 

「オレたちは1人の人間だ。最初からな」

 

そういうとジークレインは、ジェラールの体に吸い寄せられるかのように、姿を消した

 

 

「そ…そんな…まさか…」

 

「思念体!!!?」

 

 

「そう…ジークはオレ自身だよ」

 

 

「バカな!!!ならば、エーテリオンを落としたのも自分自身!!!その為に評議院に潜り込んだと!!?」

 

 

 

「仮初めの自由は楽しかったかエルザ、全てはゼレフを復活させるためのシナリオだった」

 

 

「貴様は一体どれだけのものを欺いて生きているんだぁ!!!!!」

 

ジェラールは全身に魔力を込める

 

「フフ…力が…魔力が戻ってきたぞ」

 

 

………

 

 

外から見ていたショウ達は、巨大な水晶の塔を見て呟いた

 

「Rシステムだ」

 

 

「何!?」

 

 

「私達が作っていたRシステムの完成体です」

 

 

「間違いねぇのか?」

 

 

「あぁ…オレたちが見間違えるはずかねぇんだゼ」

 

 

「作動してる」

 

 

「作動って!!?まさかゼレフが復活するの!!?」

 

 

ルーシィがショウ達に向かって叫ぶ

 

「わかりません…私たちも実際に見るのは初めてですから…」

 

 

………

 

 

塔内ではエルザがジェラールに立ち向かっていたが、先程とはうって変わってエルザがジェラールに圧倒されていた

 

「くあぁっ!!」

 

エルザはジェラールの魔法で吹き飛ばされる

 

「さっきまでの威勢はどうした?斑鳩との戦いで魔力を使い果たしていたか?」

 

エルザは体制を立て直すと、太刀を換装しジェラールに斬りかかる

 

「ジェラァァァァァル!!!!!」

 

ジェラールはエルザの攻撃をかわし続ける

 

「今頃、評議院は完全に機能を停止している、ウルティアには感謝しなければな」

 

「あいつは、よくやってくれた…楽園にて全ての人々が一つになれるのなら、死をも恐れぬと」

 

「まったく、バカな女である事に感謝せねばな」

 

 

「貴様が利用してきた者達全てに、呪い殺されるがいい!!!!」

 

エルザが攻撃を続けていると、背中に痛みが走った

 

「!」

 

痛みが走った瞬間、蛇の模様がエルザの腕を締め付ける

 

「な…何だこれは!!?」

 

 

拘束の蛇(バウンドスネーク)、さっき抱き合った時につけておいたものだ」

 

そして、蛇の模様はやがてエルザの全身を締め付けた

 

「うっ…あっ…体が…動かん!!!」

 

エルザは持っていた武器を落とし体を固定される

 

「Rシステム作動の為の魔力は手に入った、あとは生け贄があればゼレフは復活する」

 

「もう おまえと遊んでる場合じゃないんだよエルザ」

 

「この27億イデアの魔力を蓄積した魔水晶にお前の体を融合する」

 

「そして、お前の体は分解されゼレフの体へと再構築されるのだ」

 

エルザはジェラールに押され、後ろにあった魔水晶(ラクリマ)に体が飲み込まれ始めた

 

「がぁぅあ」

 

 

「お前の事は愛していたよエルザ」

 

ズズズズ…

 

エルザの体はどんどんと飲み込まれていく

 

「くそっ!!くそぉ!!!」

 

 

「偉大なるゼレフよ!!今ここに!!!この女の肉体を捧げる!!!!」

 

 

「ジェラール…ジェラーールゥゥ!!!!」

 

 

ガシッ

 

「おっと」

 

「あぶねぇ」

 

エルザが飲み込まれるギリギリのところでナツとリートがエルザを引っ張り出した

 

「エルザはフェアリーテイルの魔導士だ渡さねーぞ」

 

 

「……」

 

ナツは笑いながらそういうが、リートは黙ってジェラールを睨み付けていた

 

「ナツ、リート…」

 

 

「なーにしてんだよ、早く帰って仕事行かねーと、今月の家賃払えねーぞ」

 

 

「それ、一番困るのルーシィじゃねぇか?」

 

 

ナツとリートは、エルザを床に寝かせて話す

 

「ス…スマン…体が……動かなくて…」

 

 

「「ほーう…」」

 

 

すると二人はエルザの体をくすぐり出した

 

「普段ヒデェめにあってるからな!!!こ~れでもくらえ!!!」

 

 

「俺にも普段威張り散らしてんだ、これくらいはやらせろ!!」

 

 

「アハハハ!!やめ…やめろお前達!!」

 

「ナツ…リート…今すぐここを離れるんだ」

 

 

「やだね、オマエが無理なら代わりにオレがやってやっからさ」

 

 

「俺もだ……それに、あいつにはちょっと聞きたいことがある…」

 

ナツもリートも、エルザの指示を無視した

 

 

「よせ…相手が悪い…おまえ達はアイツを知らなさすぎる」

 

 

「知らなきゃ勝てねぇもんなのか?」

 

 

「そうでもねぇだろ」

 

 

「頼む…言うことを聞いてくれ」

 

 

そっと、エルザの左目から涙が溢れた

 

それを見たナツはエルザを抱えた

 

「よっ」

 

 

「な…何を」

 

 

「エルザ…オレもリートも、オマエを全然知らねぇ」

 

 

「え?」

 

 

「けど勝てる!!!!」

 

ボスッ!!

 

ナツはいきなりエルザの腹を殴った

 

それにより、エルザの意識がなくなった

 

「ったく…もうちょっとマシな寝かせ方はねぇのかオマエは」

 

 

「噂以上の傍若無人ぶりだな、身動きできねー仲間を痛め付けて満足か?」

 

 

「エルザが…泣いていた」

 

 

「普段弱音なんか絶対に吐かねーコイツがだ…」

 

ナツとリートの拳に力が入る

 

「弱音をはいて声を震わせていた」

 

 

「オレたちは、そんなエルザなんか見たくねーんだよ」

 

 

「あぁ…エルザは強くて凶暴でいいじゃねーか」

 

 

 

 

 

「「目が覚めた時いつものエルザでいてほしいからオレ達が戦うんだ!!!!」」

 

 

 

 

 

ついに、二人の滅竜魔導士がジェラールとぶつかる




次回、やっとナツとリートがジェラールと戦います、いやぁ長かったねぇ、書いてる内に何回そろそろ戦えるかな?と思ったことか、でも全然戦わず気がついたら楽園の塔書き始めて2ヶ月以上たってるし…まぁ書かなかった主も悪いんですけど

たまにはオリジナルの話しだけじゃなくて別のアンケートもしてみますってことで人気オリキャラアンケート

  • 主役のリート
  • ある意味怖いラリカ
  • ナツ2号のバンク
  • 後の展開に期待のエレナ
  • 原作キャラに勝てる奴はいない
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