FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」 作:タイキック新
あと、もうすぐ新キャラ出します…
「んがぁぁぁ ごぉぉぉぉ」
楽園の塔の一件から3日後、ナツは未だに、ベットで眠っていた。
それを、グレイ、ルーシィ、ハッピー、ラリカ、エルザが、同じ部屋で様子を見ていた。
「大丈夫かコイツ」
「さすがに3日間も寝っぱなしってのはね」
「ナツ!!ルーシィがメイドのコスプレで歌って踊って皆引いてるよ」
「私、それはそれで見てみたいですわ」
「いやよ、それに、そんなんで反応されて起きてもらってもヤだけど…」
「ぷっ」
ナツは、目を閉じたまま笑った。
「寝ながら笑うな!!!」
「もうしばらく休ませてやろう、仕方ない状況だったとはいえ
「エーテリオンを食ったんだっけか?だんだんコイツも化け物染みてきたな」
グレイは、不貞腐れたような顔をし、椅子に座り直した。
「そういや、ナツと一緒にエーテリオンを食ったはずのリートはどうしたんだよ?アイツ、翌日には起き上がってたけどよ」
「リートなら、ビーチの方に行ってますわよ?なんか、楽園の塔で出した力を引き出したい…とか何とか言ってましたわ」
エルザは、手を額にあてる。
「あいつ…また無茶を…」
……
リートは、ビーチの近くの林の中で、ガーゼや、包帯を着けたままで、修行していた。
「ふぅぅぅ…」
修行していたリートの周りは、木や地面が、凍り漬けにされていた。
(違う…こんなんじゃねぇ、あの時出せた力は…)
リートは、張っていた氷を全て割り、周りを元の状態に戻す。
(どうすれば、あの時のような力が引き出せる?…どうすれば…やっぱ、エーテリオンを食うしかねぇのか?…いや、それじゃあ意味がねぇ、エーテリオン無しで、あの時と同じとはいかなくても、せめて、アレに近い力を自力で引き出せるようにならねぇと……)
……
「アイツも、十分化け物だな…」
「まったく…二人揃って、説教できる立場か?」
エルザが、ルーシィ達の方に体を向けて、改まって謝罪する。
「今回の件では、皆にも迷惑をかけたな……本当に、なんと言えばいいか…その…」
「もう…そのセリフ何回言ってるのよォ」
その後エルザは、バンクとジュビアが、いなくなっていることに気が付く。
「そういえば、あのエレメント4の娘と、ジョゼの元右腕の男は?」
「あぁ ジュビアか、もう帰っちまったよ。フェアリーテイルに一刻も早く入りてぇから、マスターに頼みに行くんだって」
「バンクは、残ってる宿泊日数分ホテルに泊まるって駄々こねてたけど、ジュビアに引きずられて一緒に連れていかれちゃってたわよ。」
「そうか、聞けば、あの二人には世話になったようだし、私からマスターに稟請してもよかったのだがな」
「つーか、リートもそうだがよ、エルザ…お前は寝てなくていいんかよ?」
「ん…見かけほど大したケガではない。エーテリオンの渦の中では、体は組織レベルで分解されたはずなのだがな」
「分解って…本当に奇跡の生還だったんだな」
(正直、何が起こったかはよく分からない…だが…今は生きてることを喜びたいな)
「なにはともあれ、さすがエルザとリートだな、勝手に毒食ってくたばってるマヌケとはエライ違いだ。」
「今なんつったァ!!!!グレーイ!!!!」
グレイの一言で、ナツが飛び起きた。
「起きたー!!!」
ガチャ
ナツが起きたタイミングで、リートがホテルに戻ってきた。
「お、目ぇ覚めたかナツ」
「あら、リート、おかえりなさいですわ」
「ん、ただいま」
ナツは、起き上がり、グレイを睨み続けていた。
「ステキな食生活デスネって言ったんだよ、バーカ」
「?なんの話だ?」
リートは、話しの意味を理解しておらず、ルーシィに話しを聞く。
「気にしなくていいわよ、いつもの喧嘩だから」
「ふーん」
「そういえばリート、お前、修行していたそうだが、なにかしら成果はあったのか?」
エルザが、リートに聞くと、リートは、首を横にふって答えた。
「いや、ダメだ…あの時に近い力でも、なんとか引き出そうとしてみたけど、できても精々、いつもパワーアップに使ってる技までだ。」
「そうか、まぁ本来ドラゴンスレイヤーがあの力を引き出すのは、現状、不可能に近い。できなくて当然というほどなんだ、無理に引き出す必要もないだろう。」
「オレとしては、あと少し、何かきっかけがあれば、なれなくもないと思うんだけどなぁ…」
「あまり、無理をしないで下さいまし、リート…」
ラリカは、心配そうにリートを見ていた。
「大丈夫だよラリカ、別に無理してるわけじゃねぇからさ」
リートは、ラリカの頭を撫でて、笑いかける。
「だいたいなぁ…」
ナツとグレイは未だに喧嘩していた。
「あいつら、まだやってんのか…」
「オマエ、フクロウのエサになってなかったか?
食う方か?食われる方か?どっちだよ食物連鎖野郎」
「うぬぬぬぬ…」
「お、珍しくナツが
「くかー」
ナツは、またベッドに倒れると、そのまま眠り始めた。
「寝たー!!!」
「絡む気が無いなら起きんじゃねぇ!!!」
「あはははっ!!」
……
ここは、とある場所。周りは火山で囲まれていた。
そこで、一つの白い光が、飛び回っていた。
「何をしに来た?グランディーネ」
「久しぶりね」
「ここへ来る事、干渉する事を禁じたハズだ。今すぐ立ち去れグランディーネ」
「近くに、アナタとフランドーラを感じたものだからね」
「あの子達…本当に無茶ばかりするのね。誰に似たのかしら?クスクス」
「フランドーラの子供であるあの子は、魔法の加護があるらしいからいいとしても、アナタの子は、今回は運がよかったみたいだけど、そう何度も続かない…あの子、死ぬかもね」
「出ていけ」
「いずれあの子達も、ウェンディと会うことになると思うけど、今度は仲良くしてほしいわね」
「出ていけ!!!!人間に干渉するな!!!!」
「このイグニールを怒らせたいのかぁ!!!!」
火山の奥からは、赤い竜…イグニールが姿を現した。
「そうね、何を心配したトコで私達にできる事は何一つない…あとは、人間の力を信じるしかないものね。」
「ゼレフは……いいわ、もうよしましょう。
竜王祭で会えるのを楽しみにしているわ、イグニール」
そういうと、グランディーネは姿を消した。
………
「騒がしい奴等だな、アイツ等は…」
さらに場所は変わり、ここは氷の山が周りを囲っていた。
「まぁいい、イグニールが声を荒げる事は今に始まった事じゃない。」
(リート…とうとう、ドラゴンフォースに目覚めたか…いつか、こうなるだろうと予測はしていたが、しかし、これであの魔法の加護が、役割を果たし始める…)
(メイビスとの約束をした時に付けた…あの魔法が…)
この前、リア友にリートの好きな滅竜奥義の話しになり、聞いてみたところ「あの、あれ…NARUTOの螺旋丸てきなアレ…」と言ってました。
氷河螺旋拳は奥義かどうかは微妙やし、螺旋丸的なアレって言うなよ!似てるけど…と心のなかでスッゲェ叫んでましたw