FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」   作:タイキック新

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皆様、明けましておめでとうございます。

せっかく年が明けたのにオリジナルの話しも無しってのは主的になんか嫌だったので、即興ですがオリジナルの話しを作ってみました。即興なので、面白味の保証はしかねますw

そして、最近また遅れてしまっていますが、しっかりと新話も執筆してますので出来上がり次第投稿します!!だから安心してください!!


オリジナル物語3
新春サブスペシャル


「リート、明けましておめでとうですわ」

 

「は?なんだそれ?」

 

リートは年明けに、ラリカから新年の挨拶を言われるが、それを知らないため呆けた顔をしていた。

 

「東洋のごく一部の国では、年が明けるとこのような挨拶をするらしいですわよ」

 

「へぇー」

 

「ほら、私も挨拶したのですから、リートも挨拶をしてくださいまし」

 

「お、おう、えーっと…明けまして…おめでとう……だっけか?」

 

「よろしい、さて、挨拶もすんだ事ですし、早くギルドに行きますわよ」

 

「へいへい」

(どこからこーゆー知識を得てくるんだかなぁコイツは…)

 

リートとラリカは、足早にギルドへと向かって行った。

 

 

………

 

リートとラリカがギルドに着くと早速、ルーシィが挨拶をしてくれる。

 

「あっ、リート、ラリカおはよう」

 

「おう、おはようさん」

 

「ルーシィ、明けましておめでとうございますわ」

 

「?なにそれ?」

 

「あー、東洋の年越しを祝う挨拶なんだと、今日1日ラリカは、この挨拶をして回るらしいぞ」

 

「へぇー、物知りねラリカって」

 

「いえ、私はまだまだお勉強中の身ですわよ」

 

「はは、エライわねラリカって、じゃあアタシも、明けましておめでとう」

 

「はいですわ」

 

その後リート達は、ナツ、グレイ、エルザ、ハッピーと合流し、仕事を探してリクエストボードに集まっていた。

 

「なぁリート、なんかいい仕事あったか?」

 

「いいや、グレイとエルザは?」

 

「こっちもだ。あまりよさそうな仕事はねぇな」

 

「こちらもだ、やはり年明けは皆、家族で静かに過ごしたいのだろう」

 

 

 

「ねぇー皆~こっちに面白そうな仕事があったわよ」

 

ルーシィがそう言って一枚の依頼書を持ってきた。

 

「?なになに…食べると願いが叶うと言われる、年が明けてから3日間の間にしか咲かない魔法の花を摘んで来てほしい?」

 

「願いが叶うってロマンチック~」

 

「ほう、面白そうだな」

 

 

「うさんくせぇなー」

 

「聞いたことねぇぞそんな花の事なんて」

 

「オレもだ」

 

「オイラもー」

 

 

「全く、うちの男性連中は、ロマンがありませんわね」

 

 

「「「ほっとけ」」」

 

ルーシィとエルザとラリカは乗り気だが、他の男性陣はその話しを疑っていた。

 

「まぁ、他にいい依頼もないし、これで行くか」

 

そう言ってリートは、ミラに依頼書を出しに行く。

 

「ミラ、悪いけど、この仕事行ってくるから手続きよろしく頼む」

 

「えぇ、いいわよ♪あ、そうだリート、あなたの家の鍵を貸してくれない?」

 

「?いいけど、どうしたんだよいきなり」

 

「せっかくの年明けだし、貴方の部屋の片付けをしようかな?って思って、もしかして…ダメだった?」

 

「いや、むしろ助かる」

 

リートは、自分の家の鍵を取り出して、ミラに渡した。

 

「ありがと♪じゃ、仕事行ってらっしゃい」

 

「おう、行ってきます」

 

 

………

 

 

「依頼書に書いてあった花はこの辺りか…」

 

花を探しに山へと来たエルザは、辺りを見回す。

 

「今のところ、それっぽい花はありませんわね」

 

「そうだな」

 

「やっぱりガセだったんじゃねぇか?」

 

「そんなはずありませんわ!!!絶対に願いが叶う花は存在しますわ!!!」

 

「…何でそんなに必死なんだよ…」

 

「確か、ルーシィが依頼書に書いてある説明を元に花の絵を描いてくれたはずだよ」

 

「うん、一応想像でだけど…こんな感じだと思う」

 

ハッピーに言われ、ルーシィが紙を取り出し、全員に見せて確認する。

 

「とりあえず、もうちょっと探してみようぜ、ここでじっとしてても仕方ねぇ」

 

リート達は、更に山奥へと入って行った。

 

「腹減ったなー」

 

「あい」

 

「我慢してくださいまし」

 

山奥へと進んだリート達は、少し離れたところに人影がいるのを見つける。

 

「誰かいる」

 

「え!?こんな山奥に!?」

 

「オイラ達みたいに花を探している別のギルドかもよ」

 

「とにかく、皆いつ戦闘になってもいいように、警戒しておけ」

 

リート達は、敵かもしれない4人の人影に、警戒しながらも近づいて行く。

 

「あ?誰だオメェらは」

 

「俺達の邪魔しようってのか?」

 

「いい度胸だ」

 

「フン」

 

向こうもリート達に気が付き、挑発をしてきた。

 

「あん?テメェらこそ誰だよ」

 

「喧嘩なら買うぞコラ」

 

グレイとナツは、相手の挑発にあっさりとかかった。

 

「なんで会って早々喧嘩なんだよ…」

 

「やめんか貴様ら!!!」

 

「「あい!!!」」

 

エルザの喝でナツとグレイが大人しくなった。

 

「相変わらずね…エルザは」

 

「あい!!」

 

「それがエルザですわ」

 

 

「ってかお前らは一体誰で、何の目的でこんなところにいるんだ?」

 

リートが率先して4人に話しかける。

 

「へっへっへ俺達は新設魔導士トレジャーギルド、蛇の口(スネークマウス)の者だ」

 

「この山にお宝になる花が咲いているという情報を聞いて独占しに来たんだよ」

 

「見たところお前らも目的は同じようだが、残念だったな。この森に咲いている花は全て俺達がいただく」

 

「フン」

 

その話しを聞いて、ラリカが口を挟む。

 

「頂くも何も、あなた方もまだ見つけてないのではありませんの?」

 

「言ってやるな…」

 

 

「それよりもそっちの女二人、結構いい女じゃねぇか」

 

「確かに、おいテメェら、女を置いてとっとと帰りな」

 

「それとも、ここで俺達にボコボコにされるか?」

 

「フン」

 

 

 

「「「「は?」」」」

 

「あらら…」

 

ナツ、リート、グレイ、エルザは、今の言葉で完全にキレた。

 

「今なんつった?」

 

「オレたちの仲間を見捨てて帰れってか?」

 

「ボコボコにされるのはどっちだろうな」

 

「貴様ら、覚悟はいいな」

 

 

「「「「へ?」」」」

 

 

 

「火竜の鉄拳!!!」

 

「氷竜の咆哮!!!」

 

「アイスメイク・ランス!!!」

 

「換装!!天輪ペンタグラムソード!!!」

 

ズドーーン!!!

 

 

「「「「ぎゃぁぁぁ!!!!」」」」

 

蛇の口の4人はナツ達に、あっさりとやられてしまった。

 

「アタシの出番なし!!?」

 

 

………

 

 

その後、花探しを再開したリート達は、しばらく山の中を歩き回っていた。

 

「あ、皆~あったよ~!!!」

 

「ホントか!!?」

 

「すげぇじゃねぇかルーシィ!!!」

 

「流石だな」

 

「やったじゃねぇか」

 

「すごいよぉルーシィ!!!」

 

「私にも見せてくださいまし!!!」

 

ルーシィの周りで花を探していた皆が、ルーシィの元へと集まってくる。

 

しかし、ルーシィが持っていた花はというと…

 

「「「「「ちっさ!!!」」」」」

 

「あははは…これしか見つからなかった…」

 

 

「はぁ~これっぽっちかぁ」

 

「まぁ見つかっただけ儲けもんだよ、最初の時なんてあるかどうかすらあやしかったくらいなんだからよ」

 

「確かにな」

 

「しかし、帰るまでの時間を考えるとここらがタイムリミットだろう、依頼書の規定量に達していない以上任務は失敗だ。この花は記念として持って帰るとしよう」

 

「そうだな、じゃ、ルーシィ…お前持って帰れよ」

 

リートにそう言われルーシィは、一瞬驚いた表情を見せる。

 

「え?いいの?」

 

「当たり前だろ、その花を見つけたのはルーシィだ。だからそれを持って帰る権利もルーシィにある。な?皆」

 

「そうだぞルーシィ、遠慮なく貰っとけよ」

 

「オイラ達別に必要ないもんね」

 

「だな」

 

「私は残念ですけど仕方ありませんわ、また来年リートを使って探してみますわ」

 

「自分で探せよ!!!」

 

「アハハ、じゃあこの花はアタシが貰うね…どうしたの?エルザ」

 

ルーシィがふとエルザを見ると、エルザはショックを受けたような顔をしていた。

 

「い…いや、何でもない!!そうだな、その花はルーシィが持って帰るべきだ!!うんうん」

 

((((欲しかったんだ…))))

 

それを見てルーシィが微笑むと、花を7等分に千切って全員に配った。

 

「はい」

 

「い…いいのか?」

 

「私達まで貰ってしまうと効力が失くなってしまうかも知れませんわよ?」

 

「いいのよ、その時はその時だし、せっかく皆で探したんだもん。喜びも分かち合わないとね」

 

「そうか、ありがとなルーシィ」

 

「サンキューな」

 

「ありがたく貰っておくよ」

 

「オイラ、大事にしまっておくよ」

 

「いや、食べなさいよ」

 

その後リート達は、花を持って帰り道を歩いて行く。

 

「そういや、エルザは何であんなに花を欲しがってたんだ?」

 

「い…いや…その…それは…だな」

 

「結婚ではありませんの?」

 

「!?」

 

ラリカがそう言うと、エルザが驚いた表情でラリカを見る。

 

「結婚?」

 

「最近、エルザが結婚関係の雑誌を読んでいるのをよく見かけますのよ」

 

そんな話しを聞いているエルザの顔は、みるみると赤くなってくる。

 

「ダハハハ!!!エルザが結婚ってありえねぇー!!!」

 

「「「!!?」」」

 

ナツが、エルザが結婚したがっているかもと聞き大爆笑する。

 

リート達は恐る恐るエルザを見ると、先程とは別の意味でエルザが赤くなっているのが見て分かるほどになっていた。

 

「笑っちゃ悪いよナツゥ」

 

「だってよぉあのエルザが結婚って考えられねぇー!!!」

 

 

 

 

ドゴン!!!!

 

 

「ごばぁ!!?」

 

ナツは、怒り狂ったエルザの拳骨一撃でノックアウトされる。

 

「今のはお前が悪い」

 

 

………

 

 

「ただいまぁ」

 

「ただいまですわ」

 

依頼を終えたリートとラリカは自分達の家に帰って来た。

 

「あ、リート、ラリカ、お帰りなさい」

 

「ミラ!!?」

 

「こんな時間まで掃除をしててくれましたの!!?」

 

部屋中ピカピカになったことと、遅くまでミラがリート達の家に居たことに、二人は驚きを隠せなかった。

 

「フフッそうよ綺麗になったでしょ?」

 

「あぁ、正直助かるよ、ありがとな」

 

「ありがとうございますわミラ」

 

「じゃあ、何かご褒美をもらわないとね」

 

ミラは、少しだけ不適に笑いリートを見る。

 

「えーっと…俺達(・・)に出来ることなら、可能な限り善処するぞ…」

 

「私、ミラの家でエルフマンとお話ししてきますわ」

 

「逃げるのかラリカ!!?」

 

「リート…ファイトですわ」

 

「裏切り者ぉ!!!!」

 

そう言ってラリカは家から出ていってしまった。

 

ミラは不適な笑みをさせながらリートに近寄ってくる。

 

「ミ…ミラ?俺も出来る事と出来ない事ってのがあってだな?その前にちょっと落ち着け?な?」

 

壁まで追い詰められたリートに、ミラが勢いよく抱きつく。

 

「?…?」

 

「もう、リートが嫌がるようなことなんてしないわよ。ご褒美って言うのは、今日の残りの時間を二人っきりで過ごしたいだけ」

 

「へ?それだけ?」

 

「なんだと思ったの?」

 

「…いえ……ただの勘違いなので気にしないで下さい」

 

そして、リートとミラは二人っきりで、新年の残りの時間を過ごしていった。

 

(こんな日も、悪くないな)




意外と文字数が多かった…まぁええか、こんなもんだ。文字数が多くて困る事はない!!
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