「やあお気づきかい?○○君。とりあえず初めまして。…此処は何処か?お前は誰だ?そうさな、此処は生死の境にして転生の間で、私は…物語の好きな存在、こんな言い方は相応しいかは分からないけど、君にイメージさせやすい呼称なら、神さ。…驚愕、困惑、仕方ない。こんな事態だからね。…用?ああ、君は不幸中の幸い、なんて言い方は出来ないか。不幸とは…心して聞いてね、君は事故で死んだ。…あれ?妙に受け入れがいいね。なら話を進めると…君は偶然ながら選ばれた。望む世界に転生させてあげよう。理由は特に無いさ。強いて言うなら人類へのちょっとしたプレゼントの一つであり、暇潰しだよ。…そうか、此方としては喜んでくれて嬉しいよ。それで望む世界と、何か特典、生まれや能力を無理ない範囲で2つ話して欲しい。私は読心能力はあるけど、折角なら自分で言葉に出してほしいんだ。…そうか、今なら変更可能だけど転生後は私と対話出来ないし変更や取消も不可能だよ。…了解、なら確認するよ。世界は『ONEPIECE』で特典は“ドンキホーテ以外の天竜人の一族出身”と“覇気三色の才”か。なら今手配して送り出そう。それと、君にしか読めない、原作の時系列を記した手記もあげるけどいる?分かった。それでは頑張って。人間に幸あれ!
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俺の人生は本来幸せだった。親は大抵の望みを叶えてくれる。学校では同級生の誰も俺に逆らえなかった。気にくわない奴はいじめ…遊んでやった。だがある日、そいつが何時の間に準備したのか、全部上手いことバラして学校、そして親までを味方にしやがった。巫山戯るな何故思い通りにならねぇんだ!そう考えて注意が散漫になったのか、気がつけば神の前に居た。嬉しかった。小説にあった異世界転生、チートハーレムが味わえるんだ!俺は特権を振るうような気分で、以前以上に好き放題出来る為の要望を伝えた。神であり続けたいし、弱いままだと安心し切れないので対処もした。神は俺を見てくれているんだ、祝福をくれるんだな!
さぁ、天竜人に俺は成る!!
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どうしてこうなった。
俺はただのとある国の王子に生まれ、前世など生温い位厳しい日々を過ごしていた。初めは気が付かなかった。その後話が違うと憤った。そうして手記を読んで俺は知った。理解した。手記が無ければ憤ったままだろう。
現在は“空白の百年にあたり”、俺の一族は“何れ天竜人に至る19の王”の1つ、すなわちまだ天竜人でなく、そうなるには相当過酷な道を往かねばならない訳だ。
…巫山戯んなぁァァァァァ!!!
俺は天竜人に生まれたいんであって、自分でなってみせないといけないだと!こんな話あってたまるかぁァ!!
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選ばれたのは偶然ではあるけど、どんな人間を、どんな環境に放り込むかは私の作為さ。というか人でなしのクズを転生させるなら、悪性を存分に振るえる立場より、苦労し踏ん張り更生する立場の方が、因果応報だし結果的には本人の為になるからね。まぁ最後の二言が私の気持ちさ。どうか新時代を開いてくれよ、この世界線の主人公。
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…色んな感情が渦巻いちゃいるが、やるしかねぇ。今の生活は裕福とはいえず、他人にも分け隔てなく嫌でも親切であれと強制され、勉強やら鍛錬やらは辛い。だがやってやる。今度こそ人生を思い通りに味わう為にも、覇気以外の特典を履き違えて不幸な環境に落とした神に反抗を示す為にも、天に昇ってやる。だから…
俺は!天竜人に!!成る男だ!!!
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これは、反逆の意志を掲げ、王国を打倒し、
続きません。私の頭では続けられません。ですのでもしよかったら、どうぞコレの続きを自由に書いて下さい。ただ、その場合は、主人公は善人・偉人に更生、成長する設定ですからそれを守って欲しいですね。