日常編これしか書いてないんですけど、許してちょ。
思ったけど、ここで何気オリ主顔出てますよね。
……ツナ達ってなにを見てたんだろう…?
今日は待ちに待った体育祭。
…でもなく、僕等風紀委員会にとってはただただ忙しいだけのイベント日だ。青春なんてそんなもの、なんて言う奴は実際青春すら味わった事の無い中年親父の台詞だと考えられる。抗うだけ無駄なのにね、年長者の意地なんて捨ててしまえ。
因みに現在の居場所は、並中の屋上。
一応僕の役目はとっくに終わらせたから、同じく仕事を片付けた兄さんと体育祭の様子を見学している所だ。
「裕弥、あの馬鹿騒ぎ何とかしてきてくれない?」
「嫌だよ。今年の棒倒しを最終的に許可したのは兄さんでしょ。僕に押し付けないで」
「あの煩い口を黙らせるには仕方なかったでしょ」
「その結果更に酷くなったんだけどね」
二人して物騒な空気を醸し出しているのは、今年の目玉、棒倒しによる生徒達の異常な盛り上がりのせいだった。凄まじい気合いの入れように若干引きつつ、その騒音について話し合っていたのだ。
「A組をB、C組で潰す道理ってなんなわけ?」
「さぁね。大将に恨みを持ってたか、宣戦布告でもしたんでしょ。それより──」
兄さんの目がかなりヤバめだ。
まぁ、体育祭なだけあってその群れ様は僕から見ても鬱陶しいからね。兄さんには我慢ならなかったんだろう。
「群れ過ぎ。噛み殺されたいの」
「無理な相談ってモノだよ兄さん。人が集まらない体育祭なんて開催する意味ないからね」
理解はしてるらしいけど、どうやら兄さんの許容範囲は越えてしまったらしい。
バッ!と飛び降りると、棒倒しに乱入しだした。
「あーあ。兄さんの独擅場になっちゃってる」
至る所から悲鳴が響くこれは、まさにカオス。
僕には関係ない…と言えるはずもなく、この後始末は風紀委員会がする事になるんだろうなと半目になった。兄さんは暴れながらも確実に楽しみだしてるし、もう僕にはどうする事も出来ないよ。
「…そもそもどうするつもりも無いけど」
兄さんを止めてくれと役員から要請が来るまで、暫くグラウンド上の阿鼻叫喚を眺めていた。
「なかなか噛みごたえのあった一日だったよ」
「嫌味言ってる?僕には散々な一日だったよ」
並盛街の見回りを兄さんとしながら、僕は肩を竦めて幾らか上機嫌の兄さんにジト目を向けていた。
知ってる?この人僕が止めようとした時まさかの僕にまでトンファーを振り翳してきたんだよ?咄嗟に近くにあった棒で応戦して受け流したけど、かなり冷や汗モノだった。そのすぐに僕だって気づいてくれたお蔭で何とか収まったんだけど。
「暴れるなら僕の居ない時に…いや、やっぱり僕の居る時だけにしてくれる?理不尽はもう結構だ」
「却下。僕は僕のやりたい様にやるだけだ」
「これだから何様僕様風紀委員長様は…」
「喧嘩売ってるの、裕弥?」
「喧嘩っていうか巻き添えは喰らったんだけど」
「いつもの事でしょ」
この兄は…。
平然と言ってくれるけど、その後始末にどれだけ僕が駆り出されてると思ってるのか。
僕は密かに何らかの仕返しをする事を誓った。
「そうだ裕弥、帰ったら付き合って」
「…嫌だよ」
「何?文句でもあるの?」
「…いつも特訓だって言う割に本気で掛かってくるのはどちら様?神経削れるから控えたいんだけど」
「実戦で使えない特訓はただのお遊びでしょ。裕弥のメンタルを強固にする為にも必要な事なの」
「はいはい、毎度有難う御座います」
兄さんがジト目で見てくるのをさらりと躱して、見つけたチンピラ共を蹴散らす。
帰ったら兄さんの嫌いな料理でも揃えるか、と仕返しの内容を考えつつ、中学最初のイベント日は終わった。
はい、次回から黒曜編です。
雲雀さんだって原作そんな顔出してないんだから、オリ主がこんぐらいでも仕方ないよね。え?閑話?なにそれ…??
ある程度オリ主の性格把握出来ましたか?
兄弟仲は悪くは無いですよ。良くもないだけで。
ではでは!