ネタバレを気にする方に配慮して、修学旅行編の直前の回での次回予告と、19巻の内容直前での次回予告は致します。
圭にこの文化祭を最大限楽しんでもらう。
明確な目標ができたところで、光上は御行と別れ、圭と一緒に校舎へと戻った。彼の計画がうまく行くことを願いつつ、自分のことも考えるために思考を切り替えた。
圭に目一杯楽しんでもらう。その目的をいかに達成するか。実は確かなプランがあって言ったことではない。
あの場を収めようと思ったこと。2人の喧嘩は見たくないこと。圭には笑っていてほしいこと。主にそういった気持ちがあったため、咄嗟に言ったことだ。光上にしては珍しく計画性がない。
(白銀さんが喜んでくれるもの)
圭と会うことは多くても、一緒にどこか遊びに行くことは少ない。2人だけで遊んだのも、彼女の誕生日と先日の水族館ぐらい。それ以外だと誰かしらが一緒にいる。早坂だったり、生徒会の人間だったり。
その事を思い返しながら、彼女が楽しんでいた要因を考える。他にも人がいる時だと絞り込みが難しい。振り返るべき記憶は2人で出かけた時のものだろう。そうなると誕生日と水族館になる。しかし誕生日となるとその日そのものもが特別。白銀兄妹はその意識が薄いものの、その日を参考例にするのは避けたいところだ。そうなると水族館だけ。
(ペンギン? ペンギンをテーマにしてるところなんてあったっけな……)
彼女があの日で一番興奮していた瞬間。それは間違いなくペンギンを見た時ではあった。だからその分析はある意味間違ってはいない。だが正解とも言えない。その前段階としての大前提があるのだから。
光上は持っていたパンフレットに目を通す。どこでどんなことが行われているかを再確認するためだ。ペンギンは見当たらない。代わりに目に止まったのは、この文化祭のスローガンである。
──『伝われ燃える想い ハートtoハート奉心祭』
(そのハートは白銀が回収したんだけどな)
奉心伝説を知らないために、スローガンの意味合いを理解していなかった。パンフレットから目を離し、校内新聞を見る。インタビューを受けた御行の記事が貼りだされていた。
『男らしくいく』
知らない人からしたら、何を言っているのかわからないだろう。意味深なその発言の真相は、協力した光上を除けば1人だけに伝わればいいもの。
(男らしく、か)
光上はあまりジェンダー論が好きじゃない。しかし、すべてを頭から否定する気もない。御行のように、本人が口にしてる場合がそうだ。その人がそう在りたいと自分の目標を口にしているだけ。
そしてそれがヒントになった。光上はアイデアロールに成功し、どうしたら楽しんでもらえるのかの答えを導き出す。自分も楽しみ、圭も楽しむという答えだ。
「お昼はまだだったよね。3年A組がやってるうどんバーガーが美味しいらしいんどけど、どうかな?」
「うどんバーガー、ですか? あまり想像できないのですが」
「名前の通りだよ。バンズの間に焼きうどんを挟んでるみたいなんだ」
「そのような食べ物もあるんですね。ぜひ食べてみたいです」
「決まりだね」
鉄板を扱うクラスはすべて校舎外に配置が振り分けられている。また校舎から出るのは二度手間だったものの、下駄箱の近くだったので大して億劫には感じない。
外は外で賑わっている。お昼時であり、食べ物をメインに据えているクラスが集中していることもあり、多くの人が集まっている。夏祭りの屋台と変わらない賑わいだ。
うどんバーガーを出しているクラスの配置は、立ち並ぶテントの真ん中付近。最も人が密集する場所。光上は圭に視線を送ると、大丈夫だと視線で返される。
「俺の後ろをついてきて」
「わかりました」
「念の為、逸れないように手も繋いでおこう」
「この人の量だと、合流が大変ですもんね」
差し出された手に自分の手を重ねる。逸れないようにという言い分があるのだ。これぐらいおかしなことじゃない。
圭は文化祭中に手を繋ぐことはできないと思っていた。付き合っていないという事実。周囲の目を気にしてのことだ。光上に好意を寄せていることは秘密にしている。今日一緒に回っているのも、普段お世話になっていて、誘ってもらったからという言い訳がある。
だから、中等部の誰かに光上と手を繋いでいるところを見られたとしても、逸れないためのものだと言える。そうやって言い訳を用意しないといけないのは面倒だが、そこを突破してしまえば圧倒的にプラスだ。
「待機列は、こっちか」
人が多いと、いったいどの列がどこの店のものか分かりにくい。それを補うために、どのクラスも看板を用意して最後尾を教えてくれている。目的の店の待機列を見つけ、人の波をなんとか抜けていく。
「なんとか着けたね。白銀さん大丈夫だった?」
「はい。光上さんのおかげで私は楽に通れました」
本当に楽に通れていた。光上は有名人の1人だ。本人がどう思おうと、光上への反応は最終的に周囲が決める。生徒会に入ったことも関係し、光上は注目を浴びやすくなった。そんな彼がこの人波の中を通ると、可能な限り周りが道を開けるのだ。結果的に圭と手を繋いでいるところも見られたわけだが、そこは必要な代償だったとしか言えない。
列に並んでしまえば、ここから逸れるような心配もない。手を繋ぐ口実もなくなり、圭の方から手を離す。光上も圭の考えを察し、引き止めることなく手を離した。
「列はできてるけど、回転率良さそうだね」
「調理工程も簡単なようですね」
うどんバーガーの作り方は簡単だ。焼きうどんを作ればよくて、それを挟むバンズも軽く焼いて温めるだけ。焼きそばと同じ要領で一気に作ることができるため、ノンストップでの提供が可能なのだ。
列が進むにつれて焼きうどんの香ばしい匂いが漂ってくる。それを嗅いだ圭のお腹がかわいく鳴り、光上がくすりと笑う。顔を赤くした圭がお腹を抑えながら、光上を軽く叩いた。それを見ていた周囲の人間は和んだとか。
「買った人はすぐ横のところから裏手に回ることをオススメするよ!」
「その方が落ち着いて食べられそうですね。ありがとうございます」
3年生のオススメ通り、圭と2人でうどんバーガーを買ったら裏手に回る。食べ歩きしている人が多いが、端に止まって食べている人もいる。光上は後者を選択し、彼女と並んで食べる。
「! 美味しい……!」
「B級グルメってこんな感じのやつのことを言うのかな」
「たぶんそうですね」
お腹が空いていたからか、圭はパクパクと食べ進めている。光上はそれを微笑ましく思いながら、自分のペースで食べ進めた。先に食べ終わった圭が、勢い良く食べてしまったことを恥じらったのは言うまでもない。
光上も食べ終わると、他の食べ物も食べに行こうという話になる。うどんバーガーだけではあまり満たされない。
「白銀さんちょっと待って」
「なんでしょう?」
「少しだけ口周りにソースがついてる」
「ふぇっ……!?」
急いでその汚れを取ろうとしたところで、圭は踏みとどまった。ここで一計を案じたのである。
「光上さん、取ってくれますか?」
「え……」
「自分では見えないので」
半歩光上に近づき、彼の肩に手を添えてそれを支えに背伸びする。瞳を閉じて口を差し出すように軽く上を向く。
彼女のその行動に光上は混乱した。昨日のこともあり、否が応でも
僅か数秒。しかしその短時間で激しく意識し、それを必死に抑え込んだ結果。光上はハンカチで圭の口周りを拭いた。ヘタレだった。圭も少し残念そうにしていた。
(でも、そういうのは付き合ってからだよね)
一応圭は理解を示しているつもりだった。
その後にいくつかの店を回り、ある程度お腹を満たしたら校舎へと戻る。グラウンドでもアトラクション系の出し物があるのだが、圭は運動するような服装をしていない。自ずと選択肢から外れる。校舎内であれば、的当てだったり、輪投げだったりと、比較的簡単なものがあるのだ。
「あらあら?」
「あ、どうも」
「? お知り合いですか?」
2人が声をかけられたのは、オカ研の前。声をかけた人物はそこの部長であり、光上とも顔見知り。しばしば情報交換する仲だったり。
「ご無沙汰しております。あわてんぼう先輩」
「私ほど落ち着いた人は稀だと思うのだけど。私の名前は阿天坊よ」
「失礼噛みました」
「違う。わざとでしょ」
「かみまみた」
「わざとじゃないの!?」
「女将は見た」
「爛れた関係を!?」
なにしてんのこの2人って視線を圭が向ける。それを受けて軽く咳払いし、いつの間にかこれをやる仲になったのだと説明。双方が本の影響を受けた結果である。仕掛け人は阿天坊なり。
「さて、せっかくだから入って行きなさいな。占ってあげますよ」
「どうする?」
「せっかくのご厚意ですし、占ってもらいましょう」
「彼女は良い子ね~」
部室の中へと案内し、阿天坊は占いのための席に着く。その対面に光上と圭が座る。
「阿天坊先輩はどのような占いをされる方なのですか?」
「この秘蔵のノートに蓄積された統計を元に占ってます。中身はお見せできないけどね」
「本格的ですね」
「じゃなかったらこんな事文化祭でしないわよ」
そう言いながらノートをパラパラと捲る。いったいどの辺りに何が書かれているかは不明。誰もそれを知らない。しかし阿天坊の情報量は確かなもので、占いに関しては一定の信頼がある。占いに関しては。
「白銀圭様。誕生日は8月1日で血液型はB型。カップは──」
「言わないでください!!」
「阿天坊さん。中学生相手にそれはないですよ」
「そうだったわね。ごめんなさいね、癖みたいなもので」
自分が集めた情報って言いたくなるのが人の心理。しかしプライバシーの侵害は良くない。その分別があるため、阿天坊は占いの時に普段の枷を外すようにしている。親友の萌葉を意識しているのか。圭は涙目になりながら胸元を隠した。そのピュアな反応に阿天坊はダメージを負う。
「光上様の誕生日は9月9日。救急車ね。私のターンよ」
「今大富豪してませんから」
「血液型はA型。フランス人のクォーター」
「そうだったんですか!?」
「言ってなかったっけ? うちの母親が日本とフランスのハーフで、父親は生粋の日本人だよ」
クォーターだからといってどうという話でもない。そこから話が広がるわけでもなく、驚いて終わる話。彼がクォーターであることを知っているのは、他だと四大財閥の人間と藤原ぐらいか。
「お二人の何を占いますか?」
「てっきり占う内容を決めてるのかと思いましたよ」
「光上くんは思い浮かばないと。白銀さんはどうですか?」
「えっと……」
圭は恥ずかしそうにモジモジしながらチラチラと光上を横目に見る。できれば2人の関係性とか占ってほしい。恋占いとかしてほしい。しかしそれは阿天坊に光上を好きだと言わないといけないわけで、圭はその事に迷っていた。
阿天坊はその様子から圭の気持ちを汲み取る。まだ圭は中学2年生。その中でも特に汚れを知らない部類の子なのだ。
「せっかく2人で来ていますし、関係性を占いましょうか」
「関係性ですか?」
「相性を占う、と言ったほうがわかりやすいかしら?」
「ぜひお願いします!」
「ふふふっ、畏まりました」
圭の反応が可愛らしく、阿天坊はノリノリで占いを始める。いつもなら相手をイジり倒すことも考えてノリノリになるのだが、今日は純粋に占ってあげたい気持ちが強い。
「白銀様は白百合ですね。穢れ無き純粋さをお持ちでいて、それでなお自身のお心を強くお持ちです。プライドは高いですが、柔軟性も併せ持っております。自身が信じるままに歩めばよろしいかと。迷われても、あなたの周りには常に助けてくれる人がいます。気をつけることとしては、それを忘れないことですね」
「阿天坊さんが真面目に占ってる……」
「占いには本気ですからね?」
失礼な驚き方をしている光上の横で、圭は気恥ずかしそうに笑っていた。自分のことを分析されるとむず痒い。しかし悪い気分でもない。その結果もにゅもにゅしているのだ。
「光上様は……白いキャンバス。何者にも染まらないようでいて、何にでもなれる存在。皆誰しも初めはそうですが、今でもそれを保てているのは稀有です。ですが、だからこそ気をつけないといけません。保っているのはカバーがあるから。それがあるままでは、あなたは何にもなれません」
「……肝に銘じておきます」
「ま、お二人の相性自体はいいですよ。相互に補える関係です。共依存が怖いですが、そこはその時のあなた方次第」
「予想以上の本格さに驚いてます……!」
「白銀様も正直ですね~」
その素直さは嫌いじゃなかった。皮肉なんて一切ない純粋な反応。そういう反応をする人ほど、占いがしやすかったりする。
「阿天坊先輩。この水晶玉は使われないのですか?」
「雰囲気出るから置いてるだけよ」
「占いの方法は人それぞれだし、こういうセッティングがあることで精度が上がったりするらしいからね」
「そういうこと。でも、できないわけでもないわよ。やってあげましょうか?」
「いいんですか?」
やってみてほしい。はっきりと圭の目にその思いが書かれており、阿天坊はこくりと頷いた。自分のノートを一旦横に置き、水晶玉を撫でながらころころ転がす。
「あなた方に文字が見えるようになりますよ」
「文字?」
2人の視線が水晶玉に注がれる。阿天坊の手によって遮られていたが、その手が離されたことではっきりと水晶玉を見ることができる。
「あんたの願望じゃねぇか!!」
「甘酸っぱさって毒よね」
「知らんわ!」
もう十分だろうと立ち上がり、圭を連れて退出しようとする。それを阿天坊は光上だけを呼び止めた。まだ揶揄おうとしてるのかと思いきやそういう様子が見受けられない。光上は圭に先に出るように頼み、1人だけ部室に残る。
「あの子の前では控えてたけど、光上くん。あなたは虚ろな存在よ。会長は違った表現をしていたようだけど、そこは解釈の違いね」
「は?」
「
「そんなことはないです」
「……いいわ。私の役回りを超えることはしたくないし、一言だけ追加して終わりにしましょう」
阿天坊は深くため息をつき、魔女帽子を指で突き上げながら光上の目を見抜く。
「今のままでは彼女を傷つけるだけよ。そうしたくないのなら、変わることね」
真っ白いままのキャンバス。それは純粋であることを示しているのではない。圭の場合、そこに
その保護を外し、彼独自の色を出していかないといけない。誰かを想う人になりたいのなら。
その後も圭と一緒に文化祭を楽しみ、後夜祭であるところのキャンプファイヤーにも同行させた。本来なら生徒たちだけで楽しむものなのだが、圭も秀知院学園の生徒ではある。そんな言い訳を考えつつ、引け目もあるから離れたところで見ている。
「すみません、キャンプファイヤーまでいさせてもらって」
「ううん。誘ったのは俺だから。白銀さんと見たかったし」
「っ!」
ストレートに伝えられることには慣れない。胸がきゅっと締め付けられ、彼の顔を見られなくなる。彼の視線は、キャンプファイヤーの方へ、具体的にはそれを囲って楽しむ生徒たちに向けられている。
自分を見てほしいと思いつつ、みんなが楽しんでいる様子を見守る彼も好きだなって思ってしまう。それなりに独占欲もあるのかもしれない。
「? 何か騒がしいですね。……空から何か降ってる?」
「始まったみたいだね」
「……まさか」
「うん。君のお兄さんはなかなかに大立ち回りが好きらしい」
去年の生徒会選挙といい、この怪盗騒ぎといい。ここぞという時は派手なことをする性格なようだ。
兄が勝負に出るという大仕掛け。いったいどういうものをするのか、見届けやろうと圭は上から目線で成り行きを見ることにした。いろいろと絶望的なセンスがあるくせに、ロマンチストな面もあるんだ。相当なことをするに違いない。
それから待つこと10分ほど、またもや空から仕掛けが降ってきた。
今度はカードではない。一夜にして消えた大量のハートの風船だ。観測用バルーンが割れ、その中から大量のハートが降ってくる。そのハートはキャンプファイヤーの上昇気流によって落下速度が低下。自然風の助けもあり高さがほぼ停滞する。
それを最も味わえる場所は、この学園で一番高い所。つまり時計台の上。御行はそこにいるのだと圭はすぐに見破った。
(ふーん。お兄ぃにしては悪くないじゃん)
相変わらずのロマンチスト。誰も考えないような、考えたとしても実践しないようなシチュエーション。しかし、だからこそそこに唯一性が生じる。白銀御行が、その人のためだけに用意した数分間だと。
正直に言えば彼女は嫉妬した。自分のそんなシチュエーションの中でやりたかったと。ロマンチストの極み。夢見過ぎだと言われるような状況。それ故に味わえる夢心地の時間。それを味わえないことに、それを好きな人とはできないことに嫉妬した。
──そして歯車が崩れる
その嫉妬によって、忘れられていた殺意が蘇る。悪感情は懐疑心に繋がり、後ろ向きな思考を呼び起こす。
「白銀さんに、伝えたいことがあるんだ」
そのタイミングで光上は話を切り出してしまった。
彼が立ち上がり、それに合わせて自分も立つ。向かい合い、先程まで逸らしていた視線を彼に向ける。
伝えたいこととはなんだろうか。
期待してもいいのだろうか。
そう思ったが、彼の気まずそうな雰囲気から違うのだと気づいてしまう。
『悪い方向への思考』『疑念』『嫉妬』
悪感情に掻き毟られ、彼が話すことは自分にとって嬉しくないものだと決めつけていく。
『コスプレ喫茶のメイドと執事の人、恋人設定でやってたらしいよ』
──本当に設定?
──今から告げられることは、この気持ちが叶わないことなんじゃないの……?
呼び起こされるいくつかの記憶。
『お姉ぇって小学生の低学年くらいの頃に、光上さんと結婚したいって言ってたみたいだよ。今は全くそのつもりないらしいけど」
──本当にないの?
──だって下の名前で呼んでた
『ハートが消えたことは目を瞑ってあげてほしい』
──私よりお兄ぃを優先したのはなんで?
──私はその程度ってことなの……?
「いや……」
──今までは合わせてくれてただけで
──もうそれはやめるって話なんじゃ……
『恋愛感情は永遠じゃないの』
そう言った母親に連れられて家から連れ出された。その言葉が脳内を反芻する。
「白銀さん? どうしたの?」
「いやっ!!」
彼が伸ばした手を弾いた。
弾いてしまった。
「ぁっ……」
それは心配してくれた彼への拒絶で。
彼の驚いた顔が胸に突き刺さる。
「ぅっ……ぁぁっ! ぁぁぁっ!」
痛い。 痛い。 痛い。
耐えられない痛みが。
止めどなく溢れる涙が。
何もかもが耐えられなくて。受け止められなくて。
──私はその場から逃げるように走り去った
修学旅行編について
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漫画出るまで修学旅行編待機
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18巻の内容までならOK
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ネタバレ気にしないから更新続行