レヴィ・ア・タンという男   作:後生さん

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展開早いって?
そんな掘り下げる気ないですし…私は!!展開がない展開が!!嫌いなんです!!だからどの作品も全部展開早いですよ。
やっぱ短編にしようかなぁ…(遠目)。





ボスが氷漬けにされたンゴ

 

 

 ボスが氷漬けにされたンゴ。

 

 ………すんません、結構衝撃だったんですけどね。

 いやぁ、マジでクーデター起きたわぁ。理由とか知ってたけども、いつ起きるとか予想つかないからビビった。まぁ作戦会議で解っていたんだけど。

 

 てか俺も参加したんだけどな!クーデター。

 ボンゴレファミリーの九代目幹部の雷の守護者、ガナッシュ・(サード)と戦闘してた。特に指輪のバリアが面倒だったけど、まぁ勝った。けどその時にはとっくにボスは氷漬けにされてたんだがな。俺の行動の無意味さね。悲しかった。

 

 で、ヴァリアーは実質凍結して、9代目の監視下に置かれた。表面的には存続するだろうけど、やはりまだ警戒しているせいか見張りがついている。

 そして現在、何故か俺には2,、3人ついてるんだな。

 

 

「ムム、レヴィ」

 

「マーモン。監視役は?」

 

「当然ついてきてるよ。全く、鬱陶しいったらありゃしない。君が蹴散らしてくれないかい」

 

「事態が更にややこしくなるだろうが」

 

 

 マーモンが俺の様子見で来てくれた。その声には不満が募っているけども、ボスが起きるまでの辛抱だとは思っているらしい。というか、俺達はヴァリアーがこのまま存続しないなんて無いと解っているから、比較的楽に監視されている状態でもある。

 

 

「いつになったら解放されるんだろうね」

 

「少なくともボスが居ない間は有り得ないな」

 

「ボスがどうなってるかは解らないけど、きっと時間が掛かるね。まぁ僕達を縛れると思ってるなら大間違いさ。全く難儀な奴等だよ」

 

「この状況を作ったのは俺達だがな」

 

「フン、苦悩すればいいさ。けど、僕は気になってるんだよね。クーデターの理由ってヤツをさ」

 

 

 まぁ、知らないだろうな。

 それを知っているのは、原作を知る俺と、ボスとその場に居合わせたスクアーロだけなのだ。

 逆にボスの命令だからとクーデターを実行するお前達の忠義心の方が俺は気になってるんだけど。

 

 

「さてな。知らなくていい事もある」

 

「ムム…まるで知っているみたいな反応するね。まぁいいさ、僕はお金さえ貰えればそれでいい」

 

 

 ──この守銭奴め。そういえばマーモンに忠義心なんか無かったような………この守銭奴め!

 

 

「それじゃ僕はもう行くよ。僕の所は君より楽な体制だからね。あんまり抑え込まない方がいいよ」

 

「ああ」

 

 

 どういう意味なのかさっぱり分からんが、そのままふよふよと出て行くマーモンの後ろ姿を見送る。

 

 

 ──さて。取り敢えず、束の間のお休みを謳歌しますか!

 俺にとってはこのまま続いて欲しいんだけど、思ってる通りどうせ任務は始まるしね!畜生!

 

 

 

 

 

 

 

────

 

 

 

 

 

 

 

 レヴィ・ア・タン。ボスの忠実なる下僕。

 

 …まぁこれは言い過ぎだけど、誰の目から見てもボスとレヴィの関係性は強かった。スクアーロはどちらかと言えば苦労人……いや、ボスの右腕だけども、やはりレヴィとはまた違う主従の関係だろう。

 

 ボスがレヴィに対する反応としては、まずはその顔。目付きが何倍にも歪められて、何かを暴いてやろうかと企んでいる様だ。それに何よりレヴィに文句をつけない。自分の為すべき事は絶対だと格付けるボスが、唯一指示だけしか送らない相手がレヴィだ。我儘なんか毎度受けてるスクアーロが不憫に思える程に、レヴィには命令だけしか告げない。 

 

 一方レヴィは、ボスに対しては機械の様だった。命令は当然の如く聞き入れ、当然の様に完遂する。表情に曇りもなく、瞳には翳りもなく、ただ言われているがままにボスの命の元に実行し為し遂げる。

 

 僕は単純に、何故なんだろうと疑問に思った。

 そして、それをレヴィに聞いた事がある。

 

 

「レヴィ。君は褒美の為に動いてるとは思えないんだけど、何故そんなにも忠実なんだい?」

 

 

 レヴィはきょとんとした様に僕を見て、答える。

 

 

「ボスがそれを望まれるからだ」

 

 

 ……僕は感極まったよ。

 だって、それってなんて、ボス想いなんだろうって。

 間違いなくボスへの忠義心で高いのって君だよ、レヴィ・ア・タン。

 

 それに何が面白いかって、レヴィが意外に付き合いやすいって所だ。厳つい顔面とは裏腹に、ベルが最年少だからって何かと任務での怪我の有無を気にしてるし、ルッスーリアの趣味にも引かない。スクアーロの書類片付けは真面目に請け持ってるし、僕とはお金の貸し借りもないしね。それは面白くもないけど、迷惑料も出ないんだから本当優秀だよ。

 

 ああ、それにある程度表情が読めやすいのも良い。

 ボスの時はあんなにも動かない表情が、普段の会話では見せてくれるから中々に退屈しない。

 

 

 ──でも、全員が恐らく思ってる事がある。

 

 

 レヴィって、本当に強いんだよ。スクアーロと良い勝負をするし、いや、スクアーロさえも苦戦する程にね。

 何よりボスからの重要任務が倍多いから、日に日に戦闘技術は増していってるからもう、ね。

 それで任務が終わって帰って来るんだけど………未だに殺気が残ってるから、うん。怖いんだよ。 

 

 いや気付いて?僕達が怖がる位にレヴィの殺気が強いんだよ?つまりボスと同等…いや、それくらいレヴィが力を付けてる証拠なんだよね!

 

 だから思う。あんなにも死地で暴れてきたレヴィが、ボスが封印された今、正気でいられるんだろうか。

 ──もしかしたら暴走するかもしれない、と9代目達も恐れているんだ。だから監視役が多い。

 

 

「本当に気をつけなよ。僕達は知らないから」

 

 

 僕達は止めない。というか止められないしね。

 レヴィが暴れたら、君達のせいだから。

 

 ニヤリと笑う僕に、監視役が喉を鳴らした。

 

 

 

 





仲間から高評価なレヴィ、喜べないね。
果たしてレヴィの休暇(監視期間)はいつまでなのか。謳歌出来るといいですねレヴィ。私は君の味方だ。

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