いやほんと申し訳ない……。忙しくてやばたにえん。
コロナってどこまで適用されてるのか疑問です。
楽しみにお待ちしてくださっていた皆様!!!三秒程度の焼き土下座でどうか許してください死んじゃうごめんなさい!!!!
リング戦早く終わんねぇかなぁ…無理かな、無理だろうな。だとしても俺だけ帰らせてくんないかなぁ。
「…」
「(わぁ凄い雲雀サンから睨まれてる気がするよー)」
こわぁいかえりたぁいなきたぁい。
三拍子揃ったんですけど誰か拍手して?自分でするわ。
「強制招集を掛けたのは他でもありません。大空戦では、六つのリングと守護者の命を掛けて頂くからです」
「(誰だそんなルール作った奴……ボ、スか……??)」
早く倒されればいいのにこなくそ。
「っリングと守護者の命を掛ける…?」
「そうです」
「ちょっと何言ってんの!?ランボまで勝手に連れて来て…いい加減にしろよ!!」
「(すげぇスヤスヤ寝てるんですけどあの子牛)」
「下がってください。状況はヴァリアー側も一緒です」
「(一緒じゃねぇわピンピンだわ)」
うちで芳しくない奴なんて、拘束されてるマーモンとどっか行ってるスクアーロだけですからね。
「ガタガタ言わないの。招集が掛かったらどんな姿だろうと集まる!それが守護者の務めよ」
「その通りだよ。僕もザンザス様の怒りが収まって力になる機会を伺っていたのさ」
「おい」
「ッシシ、よく言うよ。捕まったけど殺されずに済んで、饒舌になってやがんの。負け組は無様だね」
「事実だとしてもそう言ってあげないの」
「(お前もそうなる筈だったって教えてやろうかな)」
取り敢えずこの守銭奴に苛立ったので、鳥小屋にでも入れといたら反省するかな?しないかな。ボスの部屋にしたら……俺まで腹が痛くなりそうだから止めとこ。
ていうかスクアーロは完全に死んだものとされてるんだな。彼奴偽装上手すぎだろ、俺と代わって欲しい。
「では、大空戦を始めましょう」
「え!?ちょっと待ってよ、まだ納得は…!!」
「(そーだそーだ!)」
「出来なければ失格とし、ザンザス様を正式なリングの所持者とするまでです」
「っんのやろ…!」
「(ブーブー!引っ込めザンザス!!)」
「、?レヴィ、震えるの止めてくれないかい?揺れてる」
手の震えでマーモンから苦情が来てしまった。
「ああ、すまない」
「その癖止めといた方が良いんじゃないかい?」
「ああ…(震える癖?!指摘されるまで気付かなかった…)」
「(ボスへの忠義心が高いのは分かるんだけどね)」
キモおじさんが震えるってただの変態だもんな……べ、別に自分で思って悲しくないわけじゃないんだからね!!
「(治しとこ…)」
「ではまず、守護者のリングを回収します」
「っなにぃ!?死に物狂いで取ったこのリングを返せと言うのか!?」
「真の守護者であるならば心配する必要は無いでしょう。最終的にボンゴレリングは、必ず持つ主人の元へ行くものです」
「……(茶番だな)」
それならば、そもそもリング戦なんか意味が無い。こんなのボスが合法的にリングを手に入れる為の過程に過ぎないんだから。ああやだやだ、これがブラック上司か……ヴァリアー自体そもそもブラックなんですけどどうすれば??
大空戦。フィールドは学校全体。
そして各々が戦ったフィールドから行動開始となる。
毒が注入されるリストバンドだと知りながら、自ら装着する俺って凄い通り越して称えられるべきだと思うんだ。
「シシッ、そんじゃお先♪」
「ベル、怪我はしないようにな」
「王子は怪我しねーし。レヴィも暴れ過ぎんなよ」
「アタシも行くわん。また会いましょレヴィ〜」
「ルッスーリアも油断はするなよ」
「反省はしてるわよっ。レヴィも程々にねん!」
何を?と疑問を抱かずにはいられない。
「そろそろ出してくれないかい、レヴィ?」
「……」
「無言で開けないでよ。もう逃げ出したりしないさ」
「(疑いの目)」
「むむっ。信じてないね?僕はレヴィに嘘をついて金銭を要求した事なんて一度もないのに、酷いじゃないか」
「金は関係ないだろう」
「バレたか。まぁ僕なりにやってやるさ」
ふよふよ浮くマーモンに呆れながら、まぁ頑張ることは知ってるのでいつもの通り声を掛けることにしよう。
「それではな、マーモン。油断は禁物だ」
「!うん。レヴィも…なんて、必要ないか。君なら確実にやるだろうし。またね」
体育館に向かって行くマーモンの背を眺め、俺は思う。
その期待何なのか教えて欲しいなぁ……って。
屋上に移動したお☆
「すぴー……すぴー…」
「呑気な…」
寝てる子牛の横で俺も寝たい。
あ寝ちゃ駄目すか?そうですか……。
[なんだこの棒は…?]
おっふ唐突に聞こえてきた声〜。
リストバンドからかな?今すぐ投げ捨てたい。
[各フィールドに設けられたホールの頂上部分には、フィールドと同じ種類のリングがそれぞれ置いてあります]
[リング?まさかまた奪い合えってのか?]
[シシッ。てことはさぁ、俺達も戦えちゃうワケ?]
これだから戦闘狂は。
[どうぞご自由に。ただし、出来ればの話ですが]
フラグ回収オメ!!!嬉しくないっっ!!
「っっ!?」
途端、リストバンドからチクリとした痛みと共に何かが注入され、俺は倒れ込む。神経が麻痺し、猛烈な激痛に汗を流す。これが毒とか、シャレになんないって…!!
[デスヒーターと呼ばれるこの毒は、瞬時に神経を麻痺させ、立つことすら困難にします。そして、全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増していき、30分で絶命します]
説明どうもありがとよ…!!
拳を握り込むも力は入らず、息をするのでさえ辛い……訳でもない。これでも毒に対する免疫はこれまでの任務で培われてきた。多分他よりは少なからず動ける、筈。
「ッッ、ぐ、…は、…っ」
動きは最小限に。じゃないと毒が回りやすくなる。
リストバンドを巻いた手首の10cm程上を力を込めれる限り指で抑え、細かく、けれど早過ぎず遅過ぎに呼吸を続ける。足に力を少しずつ込めて、ゆっくりと立ち上がる。
「、ッ、…!(立てた…!)」
この激痛はもう我慢の域だ。心を無視するのは何度もやってきた。これくらい、今までと何も変わりはしない。
──ああ、そう考えると少しは思考が綺麗になった。
僅かな目の動作でホール頂上の位置を確認し、距離までに必要な脚力を出す。リングを素早く取って着陸前までにリストバンドの窪みに填めて、着地。そのまま子牛に填めれば後腐れは無くなるだろう。そうとなれば──!!
「っふ、ふ、……ッッ!!」
少しのふらつきは予想内。俺は思考通りに行動に移し、見事にリングを取り、解毒に成功出来た。
「(いっ生き返るうう!)っは、はぁっ……子牛…」
着地で転びそうになったのは内緒。重い体を動かして、恐らく気絶している子牛のリストバンドにリングを填めた。
「は……どうせ戦力外だろうからな」
俺を阻むことは出来ない!
リングを回収し、軽く体を回した所で屋上下を覗き込む。
「……ボス」
ニヤリとほくそ笑んでるボスと目が合った。どうやら俺が一番に解毒したみたいだな。良かったぶっ放されなくて。
「今参ります」
リング渡したら帰れないかなあ、なんて泣きそうになりながら、俺は屋上から飛び降りたのだった。
レヴィたん毒を分殺。秒でも瞬でもありません。
如何でしたか?本当に投稿マイペースで申し訳ない……催促下さった方に頭しか下げれません。楽しんで頂けたらもう嬉しいです!!
あぁ投稿したんだなぁ……みたいな目で勝手ながら、これからも宜しくお願いします。私を嫌いになっても!レヴィたんは嫌いにならないでください!ではでは!