三千大千世界を駆ける   作:アマエ

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タイトル=誰もいない場所

番外編。凍てついた白昼夢、あるいは結ばれぬ愛。

※本編完結後、二十歳の伊之助が単身原作軸に迷い込む前中後編。
※ファンブック2の情報をもとに、登場人物紹介の産屋敷家当主のくだりを修正。

誤字報告ありがとうございました!




#??? Somewhere over the rainbow 前編

「そういえば、一度だけ琴葉に人を喰ってるところを見られたことがあったんだよ」

 

すぐ失神させてごまかしたけど、と蜜柑を剥く手を止めずに笑う養父の脛を炬燵の中で蹴ってしまったのは不可抗力だ。驚いて足が動いたのが半分。後の半分は、障子を開けっ放しの部屋の外に母の気配が近づくのを感じたから。数秒のうちに無防備な足音が聞こえてきて、童磨が「おや、気づかなかった」と笑うのに呆れてしまったものだ。

 

抜身の小太刀を握りしめ、伊之助はつい先日のやり取りを思い出していた。睨みつける先には、記憶に懐かしい格好をした童磨の姿がある。そして己の後ろには濁流にせり出した崖と、その縁にへたり込む若い女と赤ん坊。青い顔をして荒い息をしている女もその腕に抱かれた子供も、覚えがありすぎた。

 

(なんで父ちゃんが母ちゃんを襲ってんだ!? ありもしなかった事を夢に見てるってのか)

 

伊之助の両親は、元人喰い鬼の童磨と、そうと知らず彼のもとに身を寄せ守られた琴葉だ。何がきっかけで童磨が餌でしかないはずの琴葉を大切にしたのかは知らない。しかし伊之助が物心つく頃には、二人は想いあい、上弦の弐という地位にあった鬼は人間の母子に優しい目を向けていた。

 

今、暗がりから伊之助を見つめている虹の眼差しは、さながら石ころに向けられるそれだ。童磨が家族以外に向ける熱のない瞳。整った顔に浮かぶ笑顔もよくできた物真似でしかなく、いっそ寒々しかった。

 

「琴葉は身寄りがないって言ってたけど、君たちすごく血が近いね。兄妹かな? まさか鬼狩りの身内だったとは驚いたよ」

 

鉄扇片手に童磨が首を傾げる。その動作から微塵も目を離さないまま、伊之助は左手の小太刀を鞘に戻した。崖下の轟々という水音がひどく耳に煩かった。

 

「あ、あのっ、私はいいから、伊之助を連れて逃げて! お願いします、この子を助けて!」

 

琴葉からすれば、まだ顔も見ていない怪しい男のはずなのに、懇願する声は血を吐くような必死さだ。聞いたこともない母の叫びを背中に受け、伊之助は腹を決めた。否、決めざるを得なかった。

 

「ああ、泣かないで、琴葉。君も伊之助もお兄さん?も俺が救ってあげる。俺の中でずっと一緒にいられるんだ。大丈夫、怖くないよ」

 

「嫌、嫌ッ、嘘つき! 伊之助に近寄らないで!」

 

「……酷いなあ。ずっと側にいるって約束したのに、嘘つきは君の方だ」

 

昆虫のような熱のない視線が伊之助越しに母子に注がれる。そこに情などなく、伊之助が愛する二人は、この場において鬼と餌でしかなかった。

 

(父ちゃんじゃねえ。こんな目を母ちゃんに向ける野郎が、父ちゃんであるはずがねぇッ!!)

 

「近寄るんじゃねえ、クソ鬼!」

 

「へえ、顔はそっくりだけど声は似てないね。もうどうでもいいけど」

 

笑顔で鉄扇が振るわれ、氷の花びらが迫ってくる。童磨の血鬼術の一つ、散り蓮華だ。伊之助一人であれば切り払っていた攻撃。しかしこの場で戦闘に入れば、至近距離にいる女と赤ん坊は花びらに伴う粉凍りの餌食となる。伊之助が知り尽くしている童磨の血鬼術は、人を殺すことにおいて破格の性能を誇っているのだ。

 

「しっかり子供を抱いてろよ!!」

 

「きゃあッ!?」

 

童磨の隙をつくなんて無謀なことは試みない。鬼舞辻無惨の下を離れた養父は弱体化したと言っていたが、そうであるならば今、目の前にいる鬼は伊之助が知る童磨よりも強いのだ。生物として別次元の性能を誇る、圧倒的強者。それが上弦の弐という鬼なのだ。

 

(御子を出されたらひとたまりもねえ。ここは逃げるしかっ)

 

琴葉と赤ん坊を左腕で抱きこみ、右半身を盾にして崖から身を投げる。落下距離はそれなりだが、呼吸使いの剣士が死ぬようなものではない。しかし、それは外的要素がなければの話だ。

 

「わあ、思い切りがいい! でも逃さないぜ」

 

「クソがッ!!」

 

--血鬼術・蔓蓮華

 

美しく弧を描いて迫る氷の蔓を切り落とし、蓮花を蹴りのける。空中で片手での迎撃、もう片腕は守るべき者達で塞がっているというのに、伊之助が受けた傷は白い右頬への切り傷ひとつだけであった。

 

(やっぱり父ちゃんじゃねえ。あいつ、完全にこっちを舐めてやがった)

 

急激な落下から着水するまでの数秒の間、翡翠の瞳が崖上の鬼から離れることはなく、母親と自分自身を庇いながら流れに呑まれるその時さえ、臨戦状態を解くことはなかった。

 

「あーあ、見誤っちゃった。あの状態で俺の術を防ぐとは、ややもすると柱かもしれない」

 

三日月の薄あかりの下、崖の際に立った鬼は手にした扇で口元を隠して目を伏せた。眦から溢れた涙が誰のためのものなのか、知る者はいなかった。

 

 

※ ※ ※

 

 

幸か不幸か、水かさがある川の水面から琴葉と赤ん坊の頭を出すことに専念しているうちに浅瀬に流れつくことができた。体に張りつく着物の裾を強引に割って大股で川からあがり、同じく濡れ鼠となっている二人をなるべく砂利が細かな場所で下ろす。小一時間は流されていたのか、もう東の空が白み始めていた。

 

頬の傷以外は筋肉が疲労したぐらいで、二振りの刀も無事だ。上弦の鬼を一人で相手取った結果としては上々だが、その幸運を喜ぶ余裕はない。

 

「はっ、はあっ、畜生っ……どうなってやがる……」

 

伊之助の記憶は、嘴平邸の庭で鍛錬をしていたところで途切れている。陸軍学校での指導を終えて帰宅して、夕食前の軽い運動のつもりで対の小太刀を奮っていたのだ。縁側では童磨が久しぶりに鉄扇の手入れをしていた。もう片手で振るうことができない獲物に打ち粉をはたき、鼻歌まじりに作業をしていたと思う。

 

気を失っている琴葉の隣に腰をおろし、青ざめた美貌を覗きこむ。肌に張りつく髪を払ってやれば、伊之助が知る母親よりずっと若い顔立ちがあらわになった。

 

「母ちゃん、なんで逃げたんだ」

 

鍛錬をしていたはずの伊之助は、気がつけばあの崖の近くに立っていた。紺色の着流しから両袖を抜いた格好で、抜身の刃を手にしていた。状況がわからず凍りついた彼の前に飛び出してきたのが、赤ん坊を抱いた琴葉だったのだ。数秒もおかずにやってきた追手の斬撃を防いだのは条件反射。その後は、混乱の中で体が勝手に動いていた。

 

くしゅん。

 

赤ん坊の小さなくしゃみに肩が跳ねる。ずぶ濡れのままでは女子供の体には毒だろう。伊之助は深呼吸をひとつ刻んできつく瞼を閉ざし、気合をいれてそれを開いた。

 

(火を起こして体を乾かさねえと風邪ひいちまう。まだ朝になったばかりだ。母ちゃんとガキ……俺か、俺が起きたら状況確認して、それから人里を目指す。よっしゃ、完璧な流れだぜ)

 

そうと決まれば即行動。火打ち石などなくとも乾いた枝を集めて河原の石を打ち合わせれば薪の完成だ。ちょっとした祭りの炎ほどに大きく育てた熱源の近くに琴葉と赤ん坊を横たえれば、二人の顔色が目に見えて良くなった。

 

次に琴葉の濡れた髪を絞ってやってから、躊躇いなく腰の帯に手をかける。この場の三人の顔立ちが瓜三つでなければ、誰が見ても良からぬ無体であったが、伊之助は家族の世話を焼いているだけだ。うら若き裸体に目もくれず、脱がせた着物から水気を絞り、よれよれになったそれを適当に地面に挿した大きめの枝にかけて広げる。赤ん坊も同じようにしてから琴葉の腕に抱かせ、最後は自分も裸になって豪快に着物と褌を絞っていた、その時。

 

「う……ぅ、ここは? 貴方は、きゃああああっ!?」

 

目を覚ました琴葉が朝日に照らされた全裸を見るなり悲鳴をあげ、それで起こされた赤ん坊も元気いっぱいに泣き出した。近くの茂みで休んでいた鳥たちが逃げ去るほどの騒ぎだ。

 

悲鳴をあげてすぐに子供を抱き上げて逃げをうった女は、しかしよたよたと三歩ほど歩いて躓いた。鬼から全力疾走で逃げ回り、挙げ句に川に落ちて体が冷え切っているのだから無理もない。伊之助が慌てて二人を抱きとめて火の側に戻してやると、彼女はおずおずと見上げてきた。

 

「あ、ありがとう」

 

「怖がらせちまって悪かった。川に落ちたの覚えてるか? あのままじゃ風邪引いちまうから脱がせただけだぜ。ほら、着物もそこで乾かしてる」

 

伊之助は少し迷い、ややあって言葉を続けた。口元がぎごちなくなってしまったのは仕方がなかった。

 

「俺は伊之助。お前は?」

 

「伊之助さん? この子も伊之助って言うんです! えっと、息子の嘴平伊之助です。私は嘴平琴葉。あの、あの、えっと」

 

「ゆっくりでいいぞ。なんで鬼に襲われてたんだ?」

 

暖を取るために近くに座ると、琴葉は基礎体温が高い伊之助の方に無意識に寄ってきた。彼女の動物的な勘の良さは童磨の折り紙つきだ。伊之助が血肉を同じくする相手だと体の方が気づいているのだろう。多少は恥ずかしいらしく、赤ん坊と立てた両膝で胸元と下半身を隠しているものの、悲鳴をあげたばかりとは思えない気さくさであった。

 

「鬼って、教祖様のことかしら」

 

「そうだ。あいつ、お前らを喰おうとしてたぞ」

 

「……優しい人だと思っていたの。夫が伊之助に手をあげたから、私、逃げ出して、それから教祖様に保護していただいたんです。信者の皆さんもとても優しくて、教祖様は一番優しくて、伊之助のことも私のことも大事にしてくれて、本当に……私、大好きだったの、あの人のお側は安心できたの」

 

ぎゅうと息子を抱いて俯いた女の喉が震える。とろりとした声が割れてしまっても彼女は言葉を紡ぎ、伊之助も揺れる炎に目を向けて黙って聞いていた。

 

「何も怖いことはないって、酷いことをする者はいないって言ったのに、嘘だった。教祖様は鬼で、信者の皆さんを食べてた。全部嘘だったのよ。伊之助のことも、きっといつかは。だから、私、私……ごめんね、伊之助、お母さん間違えてばかりで」

 

泣き出した琴葉の白い肩を抱いてやり、伊之助は彼女からわからないように己の目元を拭った。今の話で理解してしまったのだ。この若い母親と赤ん坊の自分が、鬼と家族になる日はやってこない。ここでの童磨と琴葉の道は永遠に分かたれたのだ。

 

(これは夢じゃねえけど、俺の過去でもねえ。父ちゃんが人喰ってるのを見られて母ちゃんに逃げられた世界だ。クソッ、何やってんだよ……)

 

父ちゃん、と心のなかで呼びそうになって止める。嘴平伊之助の父親は元人喰い鬼の嘴平童磨ただ一人。そして、あの父はたとえ天地がひっくり返っても琴葉を傷つけることはしないのだ。

 

(上弦の弐、童磨)

 

崖の上から見下ろしてくる虹の双眸が脳裏に焼きついている。無感情な視線は、扇による切り傷よりよほど鋭利に伊之助の胸に突き刺さり、ともすれば叫びだしそうな痛みを錯覚させていた。

 

(あいつの縄張りは万世極楽教の寺院とその周りだ。近づかなきゃまず会わねえ。だからまずは母ちゃんと俺を安全なところに連れてく。その後は家に帰る方法を探すが……その前に)

 

薪を睨む瞳がぎらりと煌めき、五年ぶりに鬼殺隊士の横顔が浮かびあがる。青みがかったざんばら髪の合間で可憐な唇が獰猛に引き結ばれていた。

 

(あいつの頸を斬る。他のヤツに殺らせたり鬼舞辻の道連れになんてさせねえ。絶対俺が斬って、崩れるのを看取ってやる)

 

 

※ ※ ※

 

 

母子を連れての移動は、伊之助が琴葉を背負い、己の着物の裾をちぎった即席のおんぶ紐で胸元に赤ん坊を括り付けて走ることで想定以上の捗りをみせた。太陽が真上にのぼる頃には森を抜け、人の気配を探って最寄りの町にたどり着いたのは夕暮れ前のこと。伊之助も琴葉も無一文であったが、幸い藤の家紋を掲げた家を見つけることができた。

 

「邪魔するぜ」

 

「はい、ただいま。もしかして鬼狩り様でございますか?」

 

「そうじゃねえが、鬼殺隊のことは知ってる。こいつらが上弦の鬼に襲われてたのを助けた。ここで保護してもらえねえか」

 

「えっ、少々お待ち下さい!」

 

上弦と聞いて落ち着かなくなった家人がばたばたと奥へと消えていく。すぐに何やら慌ただしい気配がしてきたが、伊之助は気にせず琴葉をおろして赤ん坊を手渡した。二人とも疲れた様子ではあるが、物珍しそうにきょろきょろとしていた。

 

廊下の奥から家人に先導されて一人の男がやってくる。覚えがある気配に目を向ければ、獅子のような茶金の髪と炎を思わせる羽織に一瞬どきりとした。

 

(俺が赤ん坊なら、そりゃそうか)

 

威風堂々といった足取りで伊之助たちの目前までやってきた大柄な男は、爛々とした瞳で彼らを見下ろし口を開いた。

 

「上弦の鬼に襲われたというのは君たちか?」

 

「ああ。俺は伊之助だ。こっちは嘴平琴葉と息子の伊之助。俺と同じ名前なのは気にすんな」

 

「うむ。俺は煉獄槇寿郎、鬼殺隊の炎柱だ。来たばかりのところをすまないが、詳しい話を聞かせてほしい」

 

「こいつらは休ませてやってくれ。話は俺だけでいいだろ」

 

伊之助が家人の方を見てそう言うと、炎のような男は琴葉と彼女が抱く子供の様子に眉を下げ、構わないと答えた。

 

「床の用意をさせよう。伊之助殿は、こちらに」

 

「おうよ」

 

家人に琴葉たちの世話をいいつけて踵を返す槇寿郎。その後に続こうとした伊之助の袖が、くいと引っ張られた。

 

「あの、伊之助さん、私たちだけ休ませてもらうのは」

 

「気にすんな」

 

片手で袖を捕まえて眉をさげている琴葉に、伊之助は彼女に似せるように優しく笑いかけた。どんなに気が張り詰めているときも、母親にこうして笑顔を向けられると安心できたからだ。

 

「お前らは俺の家族みたいなもんだ。だから明日ゆっくり話しようぜ。今日のことは任せとけ」

 

川に落ちたせいで少しごわついてしまっている長い髪を、いつも童磨がしているように柔らかく撫でてみる。琴葉は零れそうな瞳で伊之助を見上げていたが、ややあって年相応の笑顔を返して目を伏せた。

 

「はい。明日、いっぱいお話しましょうね」

 

「ああ、ゆっくり休めよ」

 

「ありがとうございます。おやすみなさい」

 

家人に連れられていく母子の背中が廊下の角で見えなくなる。同時に伊之助がまとう気配も穏やかなものから剣士のそれに切り替わり、すぐ側にいる炎柱もそれを感じ取って緊張を浮かべた。

 

「随分と腕が立つようだな。鬼殺隊のことを知り、上弦の鬼という言葉を使い、廃刀令のこのご時世に刀を二振りも下げている、君は一体何者だ?」

 

槇寿郎の問いかけは当然のものだ。自分がどれほど怪しいか、伊之助自身が一番よくわかっている。それでも姫武者のような青年は、にやりと不敵な顔であえて言い放った。

 

「俺の名は嘴平伊之助。階級は丙。二十年先から迷い込んできた迷子だ」

 

 




【登場人物紹介】

嘴平伊之助
お母さん似な獰猛系美青年。弱肉強食を世の真理としているスーパードライ猪。しかし家族にはウェットな20歳。人間に戻った童磨と晴れて彼の妻となった琴葉と三人で地方の城下町で暮らしている。今年から陸軍学校で剣術講師の仕事を始めた。最終決戦から五年がたった今でも毎日鍛錬しており、実力は上がり続けている。肉体的にピークに差し掛かり、いまや師である煉獄杏寿郎の最盛期よりさらに強い。この度、運命の悪戯でひどくリアルな白昼夢?に迷い込んだ。父ちゃんじゃない童磨の頸を斬ると決めた。なお、口にする情報を限定して相手に勘違いさせる手法は父譲り。

童磨
十二鬼月・上弦の弐にして万世極楽教の教祖。愛を知る機会を得られなかったサイコパス。原作どおりに逃げた琴葉を追いかけ、崖っぷちで殺そうとしたが、思わぬ横やりが入った。伊之助が琴葉の血縁者だと見抜いたが、まさか彼女が抱く赤ん坊の成長した姿(しかも自分の養い子)とは思わない。まんまと逃げられて大仰に肩を落とした。あの時、泣いた理由は自分でも死ぬまでわからない。

嘴平琴葉
ちょっぴり知能に難ありな超絶美人ママ。18歳。童磨が信者を喰っているのを見てしまい、すぐさま息子を抱いて寺院を飛び出した。追ってきた童磨に追い詰められ、伊之助だけでもと川に落とそうとした刹那、第三者にかばわれてタイミングを失った。息子じゃない()伊之助は初対面のはずなのに、何故か一緒にいて安心する。裸で薪を囲んだり、おんぶされたり、色々おかしいのに無条件に好意を抱いてしまう。なお、童磨を「嘘つき」「酷い」と罵りまくったが、鬼や化け物とは一度も呼ばなかった。

煉獄槇寿郎
そろそろ三十路の炎柱。奥さんの体調が心配。伊之助らが保護を求めた藤の家紋の家に宿泊していた。家人から上弦の鬼と遭遇した人間がきたと聞いて飛んできた。この後、童磨直伝のミスリード攻撃を受け、多大に間違った理解をしつつお館様(耀哉9歳)に手紙を飛ばすことになる。

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