東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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最初は霊夢の話しです。何の話しかぜひ予想してみて下さい。ちなみにスタートから未完です。
1/20弍を公開しました。よければそちらもお願いします。


霊夢編
第一話


ここは幻想郷。忘れられた者達の集う世界…だった。

だが、私の眼前にはいつもの風景はなかった。

周りには小さな黒い粒のようなものが飛んでおり、普通だとは思えないような状況。

だと思えば、紫や早苗から聞いた『外』の世界の光景と酷似していた。

私のいる場所は山。どうやら神社ごと来たらしい。

だけど高いところから見える景色は、見知らぬ大きな建物や、紫のスペルで出る鉄塊が走っている。

そしてなにより、能力が使えない。

 

「本当にここ……どこ?」

 

私は諦めた。

 

―――――――

 

「とりあえず家に入りましょう。そして状況をまとめよう。」

 

そう思い家に入った。

そこにはいつも通りの我が家、唯一変わらぬ安寧の地。

当然私はお茶を入れ、縁側に座り落ち着いた。

 

「………ふぅ。」

 

一息入れ、状況のまとめに取りかかる。

 

(なんとなく原因に予想はついてるけど、一応確認はしたい。なら簡単なやり方はこれね。)

「紫おばあちゃー」

「ぶん殴るわよ?」

 

やっぱり予想通り、原因は紫だった。

 

「あの企画本当だったのね。でも私参加は拒否したはずだけど?」

「霊夢がやるのに意味があるのよ。」

「?」

「いやだって貴方、面倒くさがりだから修行なんてサボってるし。」

「だって面倒だし……」

「異変も最初動くの魔理沙だし。」

「魔理沙が行動早いだけだし。」

「ずぼらで女の子らしくないし。」

「最後のは関係ないでしょ!?」

「そこで私は考えたのよ。貴方にはその全てを改善出来るような世界に行ってもらおうと!」

「とりあえず早く帰してほしいんだけど……」

「NO!」

「なんで!?」

「この世界はちょっと特殊な外の世界よ。悪魔という存在がいて、それを退治する職業もある。貴方はこの世界で、能力が不安定なまま!悪魔と対峙して!立派な真人間になってもらうわ!」

「どういうことよ……」

「まぁ最初は学生からね。この鍵を使えば塾に行けるわ。どこの戸…いえ、扉からでも塾に通じてるわ。それからは生活も授業も頼んである人がいるから。その人を頼ればいいわ。」

「え?じゅくって?」

「この世界の寺子屋みたいなものよ。とりあえず物置小屋の戸にでも使いなさい。私がいじって鍵穴着けたから。とりあえずその人のところに行きなさいな。だいたい事情は話したわ。」

(その人も巻き込まれたのか。気の毒に……)

「ああそれと期限はまだ決めてないけど、終わった後もし私の満足いく感じで貴方が成長していたら、報酬も用意してるから。」

「五十円くらいなら許すわ。」

「この世界でのおよそ五十万じゃないの……まぁ、結果によっては考えるわ。」

「その言葉忘れたら夢想転生ね。」

「はいはい。じゃぁ私はもう行くから。他の参加者もいるしね。ああそれと、その人頼らなきゃ貴方は生活もままならないから絶対に行きなさい。」

「分かってるわよ。五十円のために頑張ってやるわ。」

(現金な子。)

「それじゃあ頑張りなさい。」

「次会う時はお金用意してなさいよ!」

 

紫は隙間を開いて帰っていった。

私は紫の言う人のところにとりあえず行こうと思い、物置小屋に向かった。

そして本当に『じゅく』なるところに行けるのか、半信半疑で鍵穴に鍵を差し込んだ。

おそるおそる戸を開いてみると、広い通路が広がっていた。

そしてその時、私はあることに気付いた。

 

「頼んである人って……顔も何も聞いてなかった……」

 

私は途方に暮れた。

 




どうでしょう?つまらないと感じたら申し訳ありません。とりあえず少しこれからの方針を言います。
霊夢編から始めますが、一話、二話となるべく続けません。霊夢編一話、次は魔理沙を予定してるので魔理沙編一話、そして霊夢編二話……というように進めます。
一人を集中すると僕も飽きますし内容そんなに続けて思いつかないしこうさせて頂きます。もしかしたら原作未完でこの小説も終わるかもしれませんし、お願いします。長文失礼。これからは気をつけます。初回なので許して下さい。
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