東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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何か色々重なって時間ありま…いやあったけど、けど…流石に書く気どころか何もするき起きない状態になってました。まあそれでも書かなかった自分が悪いので謝っておきます。本当ごめんなさい。


第十一話

「上級祓魔師…監察官…!」

 

誰が言ったかも分からない。

しかしかなり上位の者なのは一目で分かる。

 

(強い…!)

 

隙だらけに見えるのに、常に奥村燐という存在に対して気を張っている。

他者との対話中に別の対象を監視するのは言う程簡単じゃない。

燐の怪我を心配するしえみを放り、燐を連れて雪男と共に去って行く。

私達は解散の指示を受け、各々帰宅を始めた。

 

―――――

 

「……」

 

私は燐を連れて行ったシュラに対して…実に無関心だった。

確かに強いことは強いだろうが、おそらく私なら身体能力だけで圧倒出来る程度だろう。

それ以上に、私に恐怖を与えた存在。

 

『奥村燐』

 

遊具が壊れて落下してきた廃材、壊したのは燐だ。

正確には燐が戦っていた相手。

あの時私がいなければ、燐はしえみを助けていただろう。

燐は、青い炎の手を伸ばしていた。

妖怪でさえ生ぬるい獰猛さ、施設一つを破壊し得る能力、しえみを助けようとした青い炎。

それに抱いたあまり感じることのない感情。

 

(私が…殺されると思うなんて…)

 

博麗の巫女として、妖怪と戦うために、厳しい修行を成してきた。

その甲斐あって恐怖という感情が薄かった。

自分の強さに絶対の自信を持っていた。

しかし今は、自分の力が弱いことを理解して、無意識に自分を卑下している。

私が恐怖したのは、絶対に勝てないという絶望。

実力差の理解。

少なくとも奥村燐は、人間ではない何か。

今の私では絶対に敵わない五大老クラスの化け物。

 

「あれが人間なら私なんて可愛い方ね…」

 

私はそんなこと考えても、別に戦うわけじゃないと考え、早々に眠ることにした。

 

―――――

 

「霊夢~♪あ~そ~ぼ~♪」

「…フラン…ふふっ…まったくあんたは…」

「?」

 

この子は私が悩むのが馬鹿らしくなる程に無邪気だ。

人が自分の不甲斐なさを情けなく思ってるというのに、知ったことじゃないと笑いかける。

 

(しかも夜に平気でやって来るし。)

 

「霊夢~遊ぼ~よ~」

「分かったわよ。何するの?」

「えっとね~…」

 

―――――

 

先日の件があったのも関係なく、日常的に塾は始まる。

その中でも、一つだけ違うことがある。

 

「この度ヴァチカン本部から日本支部に移動してきました。霧隠れシュラ18歳でーすはじめましてー」

 

燐を連れて行った監察官が、また同級生として塾に通っていた生徒が、教師として塾に来たことだ。

勿論突然のこと、気になることばある。

勝呂が『何故生徒として通っていたのか』、『前任の教師はどうしたか』と聞くが、『大人の事情』で片される。

そんな中遅れて来た燐が、入り口で言い訳をしながら入って来る。

それからはいつも通り、勝呂と出雲が喧嘩したり、燐が馬鹿を晒し続けたり、何も変わらない日常。

燐のことやシュラが来たことなど、誰一人として気にしなかったのだった。

 

 

 




リハビリ…?いやオリの方書いてるからリハビリではないか…次は早く出します。ちなみにこれの半分は十日前には書いてました。……五人目…そろそろ書こうかな…
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