東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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またまた遅くてすみません。エルデンリングが楽しくて…バイト時間も増やして本当にモチベがなくて…三つ投稿してるのに投稿する気ないとかもう罵倒していいんでお許しください!


第十四話

「それで…護るったってここにいるだけ?」

「そうね。ここには来れないみたいだし、出ない限りは安全…」

「…あれは?」

「あれ?」

 

私はしえみの方を指差しながら聞いた。

迷いなく結界の外へ歩いて行くしえみ。

咲夜は驚き、他も慌てる。

 

「止めろ!」

 

しかし止まることなく結界外へ。

その頭上からはアマイモンが現れる。

どうやら虫豸(チューチ)の卵を産み付けられたようで、完全に操られているようだ。

そのまましえみは連れ去られる。

それを追う燐、燐を追うシュラ、順繰りに追いかける候補生達。

 

「……私達はどうしようか?」

「追う方がいいかもしれないわね…貴女は行きなさい。私は妹様と待ってるわ。」

「まあいいけどね…」

 

フランが起きる前に終わらすとしよう。

勝てるかは分からないけれど。

 

―――――

 

「あいつら速いわね…」

 

飛ぶことが多いとはいえ、まさかこれ程衰えているとは…

そう思いながら走る。

その時だ。

眩い程の青い光。

この世界における最上位の悪魔。

《サタン》の炎。

それの指すものは、燐が候補生の前で、その炎を解放したことに他ならない。

 

「……」

 

サタンへの憎しみは大きい。

恐らく燐は、今まで通りの生活は送れなかろう。

 

「私には関係ないけどね。」

 

ここは幻想郷じゃない。

だから護る理由も仲良くする義理もない。

けれど…

 

「博麗の巫女であるなら、『人間』を護るのは仕事よね。」

 

―――――

 

呆けた三人、驚く出雲、皆それぞれ困惑していることだろう。

楽しげに跳ね回るアマイモン、必死に戦う燐、どうしたものかと私がいる。

 

「…とりあえず離れた方がよさそうね。」

「そうね。」

「…いたのね。」

 

いつの間にかフランを担いだ咲夜が後ろにいた。

シュラが連れて来たようだ。

私達は全員でこの場を離れることにした。

少し離れて見てみると、

 

「今日のお遊戯はこれにて終了☆」

 

と、二人の腕を掴むピエロの姿があった。

突然現れたピエロによって、二人の戦いは止められた。

 

―――――

 

呼吸がしずらくなる頃には、既に橋のような場所まで離れていた。

休める程度まで離れた所で、雪男はしえみを背から降ろした。

そしてシュラを睨み付け怒鳴った。

しえみも少し怒ったように説明を求める。

そんなやり取りの最中…

 

「いやぁ青いな…まるであの夜のようじゃないか。」

 

屋上に現れた男。

 

「……」

「霊夢?」

「…咲夜、構えなさい。」

 

その視線は私達…フランに注げられている。

 

「まさか元『聖騎士(パラディン)』ともあろう者が、悪魔を二匹も飼っているとは…」

 

その男はフランから視線を外し、私達へ名乗り、部下に指示を出していた。

フランを今からどうこうするつもりはないようだ。

しかし彼は…いや彼らは、サタンの子である燐を見逃す気はないようだ。

シュラと彼…『アーサー・A・エンジェル』の会話では、『サタンに纏わるものの排除を容認する』という指示がシュラに出ていたらしい。

その会話の途中に現れた燐とピエロ。

燐は理性を失っており、獣の咆哮と相違ない雄叫びを上げていた。

 

「シュラ、この青い炎を噴く獣は、サタンに纏わるものであると思わないか?」

 

アーサーは、間違いなく燐を殺す気だ。

燐の首を掴み上げ、その剣は首へと向けられる。

 

「サタンの胤裔は誅滅する。」

 

その剣が燐の首を跳ねるよりも先に、シュラの刀が振るわれた。

 




アーサーこの回ではOだったんですよねー間違いって作者が言ったけど。
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