まぁ原作にそういう描写なかったので、元々それの設定があるようなら気付かなかったのでお許しを。
とてつもなく広い通路。
あまり明かりがない空間。
時々ある扉。
宛もなくさ迷う私。
さ迷っていた時間……五分。
「………はぁ」
私は歩くのを諦めて、その辺のとてつもなくを開けて椅子に座った。
時間の問題か場所の問題か、人とすれ違うことはない。
私は机に突っ伏して、どうするか考えた。
そして出した結論。
「……帰ろ」
鍵を適当に差して開いた。
――――
扉を開き博麗神社に戻ったはいいが、数十分して戻ったことを後悔した。
私はお茶を入れて縁側に座っていたのだ。
しかし数十分後には部屋に隠れていた。
何故かは知らないが人が集まっていたのだ。
一人二人ならまだいいが、十数人はいた。
私が隠れた理由は分かるだろう。
この神社に住人がいることを知られたらまずいからだ。
少し考えれば分かることだったが、そもそもここは一体何処なのか?
この人々の反応からして、空き地に突然神社が現れたということだろう。
つまり今見つかれば、何者かと質問攻めを受けることは間違いない。
(面倒事は勘弁……)
私はばれないよう、奥の方に逃げた。
すると、前に人が一人現れた。
「……!」
私は驚いて声をあげそうになったが何とか堪え、その人物に声をかけた。
「あなた誰?」
「とりあえず小声で……僕は奥村雪男と言います。紫さんからある程度話しは聞いてるので安心して下さい。」
「紫から?……もしかして私のことを頼まれたのって……」
「僕です。異世界から来たということも聞いてるので、常識から教えるよう言われてますよ。」
「紫め……でもよく信じたわね?」
「異世界なら既にありますから。」
少し会話をしていると、人の声が聞こえてきた。
(あいつら……人の家に勝手に入ったわね……)
「ここだと面倒ですし、とりあえず移動しましょうか。」
「移動といっても逃げ場ないわよ?向こうは人がいるし、隣の部屋は壁だし。」
「紫さんがこの家を少し改装してますよ。隣の部屋の壁に扉がついてました。そもそも僕はそこから入ったんです。」
「扉……まぁ人の家勝手に改装したのは今度怒るけど、丁度いいからその扉からあの廊下行きましょ。」
「そうですね。とりあえずそこに移動すれば説明も出来るので、行きましょう。」
私達は隣の部屋に移動した。
そして壁を見たら本当に扉がついていた。
私は紫をどうしようかと考えながら、鍵を差し込み、扉を開いた。
そこには先と全く変わらない景色があった。
私達は歩きながら現状の確認をした。
「では、とりあえず他の塾生のところへ行きましょう。」
「他の塾生?」
「…本当に紫さんは何も説明しなかったんですね……ここは祓魔塾。祓魔師の見習いに悪魔や祓魔の方法などについて教える場です。」
「あはは…一応塾って聞いてはいたけど、そもそも塾が何かよく分かってなかったから……それでその悪魔ってのは?」
「長いので追って説明します。まずは他の塾生に挨拶に行きます。僕も教師として入るのは初めてですから、博麗さんを迎えに行くので、少し遅れてますしね。」
「なんかごめんなさい。」
「いえ……ここが教室になります。とりあえず今日の授業の参加は必要ありません。聞いてもまだ分かることはないので……適当な席に座って休んでて下さい。必要ならこちらで指示をだします。」
「ええ…分かったわ。」
私達は古そうな扉を開いて、教室に入った。
はいということで原作名公開!
『青の祓魔師(エクソシスト)』
時系列は雪男が初めて教室に来て、兄と喧嘩する前ですね。一話ずつ霊魔理更新すると予定していたんですけど、もしかしたら次の人も近々更新するかもです。更新は順番とは限りませんね多分。既に違いますし……