東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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ffのカードゲームだけやりたくなってきた今日この頃…ff9起動する自分の指…徹ゲーだーー!


level.13

キャンチョメが帰って早数日…私は旅に出ていた。

 

「まあ山来ただけだけど。」

 

暇で暇でしょうがなかったのだ。

清麿の家にある本は清麿がいなければ読めない物ばかり。

植物園のバイトは労働基準法なるもののせいで多くて週四。

アミュはほとんどの時間を睡眠に、ガッシュは公園で子供達と遊び。

花さんは一体どこへ?

他に知り合いもいなければ、行く宛もないのだ。

いっそ私も学校に行こうかとも思うが、学費に授業、問題は山積みだ。

というわけで幻想郷の時にしていた日課の茸狩りだ!

 

「…っても…適当に来たせいで夏とはいえあんまり見つからないんだよなー…」

 

割と大きい籠と茸図鑑を…なけなしの金で買ったというのに…

 

「アミュもいないから本置いてきたし…久しぶりだから方向感覚狂いそうだしなー」

 

日が高い内に帰るとしよう。

 

―――――

 

「結構な収穫だぜ!」

 

茸や野草が籠一杯に溢れている。

流石に魔法の森のような特殊な茸や魔力に関する野草などはなかった。

しかし図鑑を見る限り美味しそうな物もいくらか見つけた。

 

「今日は茸パーティーだぜ♪」

 

その上まだ夕方にもならない時間で帰り始めることが出来た。

私は上機嫌で帰宅を始めた。

 

―――――

 

「ただいまだぜ~♪」

「おかえり……」

「お?起きてたのか。清麿達は帰ってるのか?」

「……これ……」

「?」

 

アミュが出したのは石盤のような物。

それは手紙のように何かが書いてあった。

 

―――――

 

石像の女は預かった。

ガッシュと本の持ち主は午後3時までにモチノキ港8番倉庫へ来い、来なければ女の命は無いと思え。

 

―――――

 

「―!」

 

時刻は三時半。

清麿とガッシュはもう行ったようだ。

 

「―って!呑気にしてる場合じゃないぜ!アミュ!早く行くぞ!」

「…うん……」

 

ここでガッシュが消えたら、アミュ一人で生き残るには限界がある。

それより何より…魔物の戦いに関係ない人を巻き込んだ挙げ句、命を落とすことになど絶対に駄目だ。

 

「早く加勢に行くぞ!」

 

アミュを抱えて全力疾走。

飛べればどれだけ楽なことか…

着く頃にはアミュが吐きそうになっていたのは、運動不足の成れの果てだ。

 

―――――

 

「…ここか…はぁ…」

「…まり…さ…うぅ……」

「…はぁ…本番は…ここから…だぞ…?」

 

息絶え絶えに着いた私達は―

 

「―!?アミュ!」

「……!」

 

強い衝撃に弾かれた。

そこには大きく破壊された倉庫の壁。

 

「清麿!ガッシュ!」

 

返事はない。

しかし壊れた壁から二人の姿を確認出来た。

―血塗れに棒切れを構えた清麿だ。

 

(何して…!?…)

 

清麿が何をするかは分からない。

だが、考えるよりも行動の方が早いのが…

 

「(私だぜ!)『パペルト』!」

「!……!」

 

ガッシュが清麿をおぶって走り出す。

それと同時に発動した『パペルト』は、適当を的確にとらえた。

三目の魔物は動きを制限され、清麿の鉄骨が頭に刺さるのを防げなかった。

その隙を、自他共に認める天才児が見逃すはずもない。

 

「『ザケル』!」

 

『ザケル』は刺さった鉄骨に当たり―爆発した。

 

―――――

 

「やっぱり魔理沙達だったか!助かったよ!」

「ありがとうなのだ!」

「それより清麿怪我…!」

「ああ…いや、それよりも…お前ら!早く水野を返せ!」

 

あの石盤には、清麿の友人を拐った事が書かれていた。

しかし彼らは…人質などとっていなかった。

 

「バカだね、彫刻なんて盗み撮りした写真で十分作れるよ。」

「く…てめぇ!」

「ヒヒ…間抜けめ……それより…まさか協力してる魔物がいるなんて思わなかったよ…かなりの不意を突かれた…」

「……」

 

この戦いにおいて、協力などあり得ない。

彼は暗にそう言っているのだ。

生き残るのは一人だけなのだから…

 

「…まあいい…そうだ…帰る前に面白いことを教えてやるよ…数日前、ガッシュに似た奴をヨーロッパで見かけたんだ…」

「何!?」

 

詳細を聞く間もなく、奴は魔界へ帰って行った。

 

「ガッシュに似た奴…?」

「……」

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