東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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今年の夏は病気の寝落ちを十回以上しました…翌日何度熱を出したか…まだ夏続くのぉ…?


level.18

ティオが来た翌日…というか今日もいるが…清麿はイギリスに行く準備を慌ただしくしていた。

明日からは夏休み…昨日のティオから聞いた話では、ガッシュに似ているが、危険な存在と判断した奴がまだイギリスにいるかもしれない。

十分に注意するため、経路の確認と、遭遇地点の付近を避けるようガッシュに説明していた。

そんなことをガッシュが聞くかは不安だが…

 

「ガッシュは何か思い出さないのか?」

「ウヌゥ…やはり何も思い出せぬのだ…清麿が言っておったが、私が倒れてた森にでも向かえば…何か手掛かりがあるのかの?」

「さあ…しかし…」

 

この前からアミュの様子がおかしい。

いつもより口数が少ない割には寝てもいない。

何かを考えるかもしくは…

 

(魔力を探ってる…?)

 

やはりアミュは何かある。

霊夢程じゃないが私も勘は…役には立つ!

ガッシュに似た奴と知り合いか…ガッシュのことについても隠してることがあるようだし…『ベル』が何なのかも教えてくれない。

アミュは何を隠しているんだ… ?

 

―――――

 

本人に聞くことも出来ずに翌日になった。

花さんの声もあまり聞こえてないようだった。

今日からとうとう夏休み…清麿とガッシュは、三日後にはイギリスに行く。

どうにかいつもの調子に戻ってもらわねば…

 

(喋らないアミュと二人きりは流石に辛い!)

 

私も寝てるだけになってしまう。

せめて会話が出来る程度にしないと…

 

―――――

 

もう夕方だ。

そろそろ清麿も帰る頃だ。

本当にアミュが一言も喋ってくれない。

いっそ強引に…叩いてみるか?

そう思っていたら清麿が帰ってきた。

少し疲れた顔をしている。

 

「どうかしたのか?」

「いや…」

 

どうやら学友との約束を全く覚えてなかったらしい。

色々考えていたら、生返事で誘いを受けていたらしい。

紙に予定を書いていたが、端から見ても地獄のような日程だ。

しかもUFOやらツチノコやら、この世界では偶像のようなものも探すらしい。

解決出来るのだろうか…

それに二日目はプールに行くようだが、もはや一日目の日程から考えて罰ゲームにも程近い。

本当にイギリスに行けるのだろうか…

 

「……」

「?清麿?」

「…いや…魚取りは八卦路があれば…と思って…」

「清麿…犯罪じゃなかったか?それ。」

「…すまん。」

「…野球はどうにかなるんじゃないか?」

「いや…山中のことだし…どんな無茶するか…」

「UFOとツチノコこそ無茶だぜ…」

「…仕方ない。受けた俺が悪いし…」

「まあ…協力出来ればするぜ?」

「ふむ…!そうだガッシュ!協力してくれ!上手く行けば、すんなり予定を終わらせられるかもしれん!」

「ウヌ!何でも言ってくれ!」

「…一応付いてくぜ?その調子だと不安だ。」

 

―――――

 

「お、来たな。?誰だ?」

「ああそうか…家の居候だ。」

「魔理沙だ!よろしくな!」

「高嶺…水野が泣くぞー?」

 

要らぬ解釈をしているようだ。

まあそんな話題すぐに消えたが。

すぐに野球の話に戻ったが…案の定無茶な要求を受けていた。

炎の燃える魔球完成まで付き合えと。

しかもどっちかは駄目らしい。

のっけから無理だろう。

そう思ったが…清麿が本を取り出した。

山中がボールを投げた瞬間に弱めの『ザケル』。

当然ボールは引火、消し炭になった。

弱めとはいえ遮蔽なし…山中も煽りを受けた。

まあ燃えて消えたわけだから、勢いで圧しきって完成ということに…こうして野球は即終わった。

 

(……すまん。)

 

納得する山中も山中だが、実行して放置する清麿も清麿だ。

まあ…見てみぬふりする私も私だ。

 

―――――

 

続く釣り、虫取と…蜂の捕獲やら釣る数やら…素でやっても日で終わるか怪しい難題ばかり…更には危険あり。

おかげで終わる頃には清麿の顔は腫れだらけだ。

まあ森暮らしの私は無傷だが。

ガッシュなんて魚齧って歩いている。

原因とはいえ、一番体の脆い清麿がぼろぼろな姿は実に痛々しい。

 

(明日プールで溺れないか…?)

 

―――――

 

野球、虫取、魚釣りときて次はツチノコ探し。

ここは事前の準備により難無く終わった。

具体的にはガッシュにツチノコの格好で噛みついてもらうというものだった。

さほど私と歳は変わらないだろうに…ガッシュとツチノコの見分けが付かないのは少し心配だ。

提案した清麿も、最初に上手く行けばとか言ってたしな。

とはいえ残りは一つ。

術の誤魔化しも私の協力も効かない以上、最も難関な約束だ。

 

(こんな馬鹿げた内容の一日なら…アミュも連れ回せばよかったか…)

 

今更連れてきても遅いな。

それから行ったUFOの召喚儀式…

 

『アーブダークショーン!!』

 

子供の声量とは思えない声が、大音量で木霊することになった。

ちなみに私とガッシュは飽きて早めに寝た。

私達の方が二人より早く起きたが、清麿は夜通し叫んでいたようだ。

 

―――――

 

「…久しぶり……『ゼオン』…」

「……『――』」

 

 




漫画開く気力なくてただ寝る日多かったんですよね…だから壱だけ更新出来ず他は二、三日掛けて思考…バイトとか関係なく今年は地獄でした…そういえば話変わるけどアミュは本名じゃありません。最後の『――』が分かりずらいと思って書きました。
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