東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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口調整わねぇ…半分諦め入ってますがお許し下さい!
追記:この回を読んで原作分からない人はまだ知りたくなければ後書きを飛ばして下さい。


第四話

私は夜行内を歩き周った。

これから何をすればいいのか、どこに行けばいいのか、様々聞いて回った。

 

『諜報って言うと情報収集とか?』

『どったかに潜入したりもいるなぁ。』

『知らん。戦闘班がわざわざ調べる意味もない。』

『閃とかは結構行ったり来たりして忙しないかも…』

『面倒を受けおってくれる班。』

 

などなど、アトラさんでさえまともに教えてくれてた気がする話しばかり。

結局行き着くのは同じ班の面子だった。

まあ当然のことだろう。

 

「ということで先輩に仕事を教わりたいです。」

「何で俺が…」

「まあまあ閃ちゃん、どうせ今暇なんだし、いいじゃない。」

「他にもいるだろ…細波さんとか…」

「大体任務中じゃないかな。というか細波さんがいることほとんどないと思うけど…」

「そうだが…ちっ…」

「押し付けようとしてたね~。」

「…あの…それで結局どう…」

「仕事のことでしょ?でも教えるも何も指令待ちだしね。僕達もそうだし、聞くだけあんまり意味ないと思うよ?」

「そうですか?でも何か共通で覚えておいた方がいいこととかは…」

「……特にないかな。」

 

ということらしい。

結局聞いて回った意味は特にはなかったようだ。

私はアトラさんの元へ戻り、結果の報告をした。

といっても世間話のようなものだが。

 

「そんなもんだよここは。他人の仕事なんて把握している人なんていないのよ。」

「本当ですね。仕方ないことではありますが。」

 

それからしばらく話していたが、数分後子供達が来て、遊びに付き合うことになった。

指令が来るのはアトラさんの予想では二週間程後と考えられるらしい。

それまで暇そうにしているわけにも行かない私は、それからしばらく、修行と雑用をこなして過ごした。

 

―――――

一月後……

―――――

 

「全然仕事任せてもらえませんね…」

「あははっ!仕方ないわよっ!夜行は裏会でも生粋の嫌われ者集団だからね。そうそう新人に任せられる比較的安全な仕事はないのよ。」

「…別に安全な仕事なんて求めてないんですが…」

「そりゃそんなのないからね。でもね妖夢ちゃん。そんなあなたにとっておきのお話があるのよ…」

「?」

「頭領からの指令、今回の仕事はあなたも入ってるのよ。まあ中高生程の年齢の何人かを送るものでね。閃とかもいるよ~。」

「若い人での任務ですか?でもそれじゃ…」

「監督はちゃんといるわよ。拠点も用意してあるしね。ただあなたは女の子だから、別の場所に行ってもらうけど…」

「別に構いませんが…」

「他が構うわよ。とりあえず現地の専門家さんのお宅を拠点にしてもらうわ。」

「…いつの話ですか?直前に言われても用意出来ませんが…」

「安心してよ~ちゃんと時間はとったわ。四日後に向かうから、用意しておいて。」

「分かりました。それで仕事内容は教えてもらえないんですか?」

「まさかっ!ちゃんと説明するわ。」

 

それから私はアトラさんの説明を聞き、自分の部屋へと戻った。

内容のまとめとしては至極単純な話、現地の専門家の手伝いだそうだ。

妖が多く集まる場所に行き、協力して退治する。

大まかな内容としてはこのようなものだ。

若い人で囲ったのは、専門家の中心人物が同じ年程の者であり、その場所は中学校という場所(中高一貫)らしいので、潜入もしやすいかららしい。

妖は夜にしか行動しないらしいが、万が一校内で昼に現れた時、対処するなら生徒の方が楽に済む。

 

「それで、結局その場所はどこなのですか?」

「実はね…そこは頭領が通ってた学校なのよ。その名も…『烏森』!」

 

彼女は声高らかに言い放った。

 

 




年末は忙しいので遅れてすみません。課題やったり掃除したり授業受けたり嫌になってapexに逃げ……なんでもありません。とりあえず遅れてすみません!
あと『烏森』出たら原作分かると思うので原作名公開します。『結界師』というもので少し古いものになります。以上です、では。

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