東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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遅れてすみません。風邪で寝込んだせいで四、五日ゲームとか出来なくて…ポケモン発売だしと積みゲー急いでやってたら時間が…ポケモンは…発売日から二日寝なかったですね~w…すみません更新します失踪はしません。


第九話

妖の首が切れ落ちる。

その死体は、私と共に落下する。

それを時音さんの結界が受け止める。

 

「はぁ…うっ…こほっこほっ!」

 

妖を倒したことに安堵した私は、腹の傷を忘れて脱力した。

やはり腹の傷の痛みは大きく、少し咳き込んでしまった。

 

「魂魄さん!」

「だ、大丈夫です…!?」

 

私はお腹に手を当てて驚いた。

傷がない。

確かに貫かれた腹部に、穴どころかかすり傷すらない。

 

「血が…!」

「いえ……痛みはありますけど…傷は…」

「くは…!はぁ…」

「志士尾!」

「はぁ…問題ない…」

 

苦しい勝利ではあったものの、全員無事の勝利。

あれほどの相手なら、これは奇跡だろう。

とはいえ苦勝、私の腹部もそうだが、志士尾さんはその比じゃない。

志士尾さんは意識を失った。

完全変化した妖混じりは、それを律するための抑制装置、『炎縄印』を体に刻んでいる。

その上完全変化をしていても、元の体は人間。

志士尾さんの体は、いくらこの地の力があろうと癒えることはない。

 

「このままじゃ…」

「志士尾!おい!」

「限君!」

「翡葉さんが救護班手配していると思います…けど…」

 

間に合わないかもしれない。

それほどに、体が壊れかけている。

 

「祈るしか…」

「そんな…!」

 

あるいはこの地なら…

 

『…ふふ…♪』

 

「!」

「魂魄さん?」

 

子供の声がした。

笑う子供の声が…

その直後、志士尾さんの体を、白い何かが覆った。

 

「!?」

 

咄嗟のことで志士尾さんから体を反らしてしまった。

しかし二人はどうしたのかと疑問の表情。

 

(二人には見えてない…?)

 

白いものはすぐに消えた。

何をするでもなく、地面に消えていく。

志士尾さんに何かしたのかと思い見ると…傷がない。

ぼろぼろだった体はすり傷さえなく、今も体を焼いているはずの炎縄印は、役目を終えたように解けていく。

 

「何が…」

「う…」

「志士尾!」

「限君!」

「…気を失って…?!炎縄印が…!」

 

本人も目を覚まして驚いている。

そして体を動かしてみている。

何事もなかったかのように体は元気になっている。

 

『……』

 

全員が何が起きたのか分からないでいると、遠くから墨村さんを呼ぶ声。

 

「良守ー!」

 

墨村さんの家のおじいさんと、翡葉さんが走って来た。

 

「!志士尾…炎縄印はどうした…?」

「…分かり…ません…」

「…また禁を破ったな…」

「!待って!限君が戦ってくれなかったら今頃あたし達…」

「……」

「…すみません…」

「…ちっ…」

「翡葉さん…私からも弁明させて下さい。彼がいなかったら、この地ごと、あの妖に焼かれていました。」

「…処分を下すのは頭領だ。直に来る。弁明するならその時にしろ。」

「…はい。」

 




ポケモンやりたいのと原作で妖夢出せる場所ないのとリハビリ用でガチで短めです。投稿ギリギリ文字数です。原作35巻ありながら出せる場所ざっと見て10巻くらいなんですよ…調整です。妖夢編は短めですごめんなさい。
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