東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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一応お師匠様と連動してもう一人出るんだけど…次に回しますね。他と比べておうどん編は短くなりそうだからね。多分長いのは魔理沙編かな?上手く調整を入れます。
いい忘れてたから追記:明けましておめでとうございます!今年もこの小説をお願いします。


標的8

何故ここに師匠がいるのか。

てゐや姫様はいるのか。

とても堂々と空に浮く師匠に、私は疑問が止まらない。

師匠の様相が少し違ったことにも疑問があった。

能力の使い難さから、空を飛ぶほどの力は出ない。

それを補うかのように足に着く何かは、青い炎を噴射している。

おそらくあれで飛んでいるのだろう。

弓の弦も青い炎で出来ており、矢は普通のものではなく藍色の炎で形造られている。

指には二つの炎を放つリング。

片方の形状は私の持つ『バリエラリング』に程近い。

 

「その子を傷つけるのなら、相応の覚悟を持つことね。」

「ししっ♪なーんか面白そう…な!」

 

ベルフェゴールのナイフが師匠に到達することはなかった。

 

「あら…随分と大きい的ね。」

「矢でナイフを落とした…?」

「それだけじゃない。矢を放つ速度が銃並だ。」

「相当な腕だぞ。引く瞬間さえ速い。」

「あの炎…俺と同じ…」

「死ぬ気モードじゃねぇな。知らない技術だ。敵なら厄介だな。」

「安心なさい。私は貴方達の敵ではないわ。」

 

師匠が敵に回る心配はなさそうだ。

それに師匠が見てくれるなら、ランボも命に別状はなさそうだ。

 

「優曇華。探していたわ。紫から話を聞いて漸く見つけた…」

「師匠…」

「ふん…奴はただの不法侵入者だ!」

 

ランボを焼いたレヴィ・ボルタは、開いた傘を破壊され不発。

続く二の矢はレヴィの頬を掠める。

 

「…!」

「次は射抜くわ。」

「凄い…コロネロさんの射撃にも引けを取らない…!」

「……」

「私は戦いに来たわけじゃない。それでも戦いたいと言うのなら…」

 

藍色の矢は、一際大きく燃え上がる。

 

「死ぬ覚悟を決めることね。」

 

ただ一人を除き、全員が息を飲む

少なくともこの場において、師匠は絶対的強者だった。

だがxanxasは笑った。

 

「面白ぇ…!てめぇとはこの戦いが終わったら相手してやる…!」

「…そう。」

 

師匠はあまりにも余裕を見せる。

戦いが起きることなどないという確信を持って。

その姿は、私の見慣れた師匠の姿だった。

 

「優曇華。今日の戦いはもう終わりでしょう?話しがあるわ。一緒に来なさい。」

「は、はい!」

 

師匠はリング争奪戦になど興味はないのだろう。

すぐにこの場から去ろうとする。

次が誰かも分からないまま、私は師匠と先に校舎を出た。

 

―――――

 

「師匠はいつからこの世界にいたのですか?」

「そうね…おおよそ一週間前よ。ただそのための活動は、幻想郷にいた時から行っていたわ。」

「活動?」

「…今から行くのは幻想郷の知り合いの元よ。私と貴女、それ以外にも、まだ何人か来ているわ。」

「え!?もしかして姫様が…」

「違うわ。少なくとも姫様がどこにいるかは私は知らない。今いるのは…思い付きで行動して寺を壊して、あまつさえ家主に喧嘩売った馬鹿な天人よ。」

「……?何かイラついてます…?」

「…何でもないわ。とりあえずその馬鹿に会いに行くから付いて来なさい。」

「…はい…」

 

一体誰なのか…分かるが…師匠がイラつくのも珍しい。

何をしでかしたのだろうか…

 

 

 




天人といったらまぁ…ね?誰か分かるだろうし、何をしたかでも考えてみて下さい。
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