東方異世界生活記 壱   作:ジシェ

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遅れた理由ですが…弐も投稿しました。今は寺子屋組と幽香さんです。それから何故か知らないけど途中で切れてたので削除して再投稿しました。投稿五分で読まれた方…いないことを逆に願います。


標的9

師匠に連れられ付いた先は、隠れ家と言える程小ぢんまりとした一軒家だった。

普通の家のように見えるが、建っているのは人気のない河川敷。

周りに何もないことから、かなり異様な光景だった。

 

「…今の私達の拠点よ。」

「えっと…師匠だけでも私の家に来ますか…?」

「……」

 

―――――

 

「よく来たわね鈴仙!」

「天子さん…」

「私もいますよ~」

「……美鈴さん!?」

 

予想外過ぎる人物がいた。

そもそも接点もないから名前を覚えていたのすら以外だった。

二人共、宴会程度しか接点がない。

何故そんな人物が…この四人の接点なんて、一言二言会話する程度だというのに。

 

「天子、とりあえず説明したら?」

「そうね…とりあえずまずは状況確認から始めるわ!」

 

―――――

 

紫さんからの指示の一つに、『ボンゴレファミリー』への接触があった。

私は強制的に同じ環境に連れられたが、二人はマフィアの前に連れて行かれたらしい。

天子さんはいくつかのファミリーを面白半分に壊滅させていき、九代目守護者の一人に連行。

正当防衛として処理され、実力からスカウトされた。

美鈴さんは壊滅こそしていないけれど、逃げるために何人か倒したらしい。

それからは同じく連行、スカウトされた。

師匠もマフィアとの戦闘をしたが、守護者と遭遇するより前に二人に会ったようで、私のことを聞いてすぐに探し始めたようだ。

 

「…全員スカウトされたんですか?」

「私は違うけれど…一緒に行動している点からすると…変わらないわね。」

「面白いじゃない♪」

「私は逃げてただけなんですけどね…」

「…でも何でこんなに接点のない人が集められてるんでしょう?紫さんが送ってるんですから、調整も出来たと思いますけど…」

「何人か聞いてるわ。少なくとも姫様と妹紅は同じ世界。紅魔の姉妹とメイドも一緒に。寺子屋の子達も固まって動いてるわね。」

「衣玖もこの世界にいるって。」

「私は溢れました…パチュリー様と小悪魔も一緒らしくて…」

「……基準…分かりませんね…」

「目下の目標は、永江衣玖の発見。それと…これの習得。」

 

そう言って師匠が出したのは、ちょっとした装飾の施された小さな箱。

習得?

 

「このリングは普通のリングじゃないのよ。」

「そそ。」

「凄いですよね。」

 

三人は口々に言い、リングに炎を灯した。

天子さんはオレンジの、師匠は青と藍の、美鈴さんは黄色の炎を、それぞれのリングから発している。

 

「……ええ!?」

「この世界での戦闘方法の主だったものね。何せ能力が使えないもの。」

「それでも私達は身体能力で十分だから、今は問題ないわね。」

「それよりそれ…どうなってるんですか!?熱くないんですか…?」

「紫曰く…覚悟の炎らしいわ。」

 

生命力を消費して使用する力。

『死ぬ気の炎』と呼ばれる能力らしい。

自らの覚悟、思いの強さが炎を強くし、纏って使えば、強力な強化能力として使えるようだ。

小さな箱は『(ボックス)』 と呼ばれるもので、未来の兵器らしい。

リングの炎を注入することで開匣出来、中に兵器が入っている。

 

「何で未来の兵器を今使えるんですか…」

「あの隙間妖怪に時間の概念ないんてないのよ。」

「場合によるらしいけど…倒す仇がいるようね。」

「仇?」

「とりあえずこれを使えたら凄く強くなれますよ!可愛いですし…」

「可愛い…?」

「……私の匣には弓、天子の匣には剣、美鈴の匣には…虎が入っていたわ。」

「虎!?」

「どうやら動物型の兵器もあるらしいわね。貴女のも開けてみなさい。勿論そのために、炎の使い方も教えるわ。」

「は、はい!」

 

どうやらしばらく修行のようだ。

衣玖さんの捜索を平行して、私は三人に鍛えられることになった。

とは言え炎は一日もあれば使えるようで、匣を開けるのも一緒に出来る。

二日もあれば習得は可能らしい。

その間は、争奪戦の観戦も行けそうにない。

結果だけは、師匠が教えてくれるようだ。

余談だがとも、二人共九代目守護者から仕事を任せられているらしい。

師匠は自由だ。

 




次の戦いは嵐の獄寺とベルフェゴールの対決で、次は雨の山本とスクアーロの対決ですが…飛ばしますね…仇は原作キャラです。リボーンのね?珍しく予定立ててます。巻数的には二十巻近く先のですけど。
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