BLEACH ユーハバッハ打倒RTA   作:アタランテは一臨が至高

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砕蜂視点というか日記でやってみました。


裏話3 そいぽん日記

○月○日

 今日より刑軍に所属することとなったため日記をつけることにした。

 最高位である第一分隊に所属できたことを誇りとし、日々精進していこうと思う。

 

 

×月○日

 7年の時を経て軍団長直属の護衛軍に入ることが出来た。

 ただ、初めの挨拶の際に軍団長閣下のことをこれからは夜一と呼ぶようになってしまった。恐れ多いのだが、少し距離が近づいたようで何だか嬉しい気持ちもある。

(何故か一部の文字が塗りつぶされている)

 

 

◇月×日

 あの浦原という男は何なのだろうか。夜一に馴れ馴れしい態度で非常に不愉快である。

 夜一は仲が良さげに対応していらっしゃるのがまた気に入らない。苛立ってつい訓練で浦原を叩きのめしてしまった。

 すると夜一から手加減しろと叱られたのである。誠に遺憾であった。それを見てヘラヘラと笑っている浦原も気に食わない。そもそもヤツは本気を出していないだろうに。

 

 

○月△日

 今日より刑軍の回復役の隊士が十三隊の四番隊副隊長である更木剣人という方になった。

 かなりの功績を立てている古参とは聞いていたがやはり生で見るとすさまじい力を感じた。私も更木殿を目指し精進しなければならない。

 

 

△月○日

 回復役の更木殿は相当に勤勉なようだ。彼の話を聞くたびに感服させられる。

 常に修行、もしくは任務を行っているらしく、周りからの信頼も相当高い。夜一も高く評価していらっしゃる。私たちの回復など数多くの任務の中のわずか一つだというのに全く手を抜いている様子を見せない。

 

 上官なのに部下に対しても分け隔てなく接し、隠密機動の中でも人気があるのを感じられる。

 かくいう私も彼を尊敬する一人である。いつか部下を率いる立場となったら更木殿のような上司になりたいものだ。回道をかけて頂いている間に更木殿と話をしているとそんなことを思う。

 

 

×月×日

 今日は本当に危機であった。

 単独の任務を請け負い、いつもの様に油断なくしっかりと準備を行って調査対象の虚の住まう場所に向かうと、そこには何と大虚がいたのだ。

 当然私の敵う相手ではない。すぐさま応援を請うために引き返そうとすると、どうやってか私を感知し、その巨体に見合わぬスピードで私を追ってきた。

 

 何とか応戦するも、未完成である私の雀蜂の能力は通じずに私はかつて亡くなっていった兄たちと同じく死を覚悟した。

 その時である。何と剣人殿が助けに現れてくださったのだ。彼の斬魄刀、鞘伏は有名だ。常に抜き身であるその刀は触れるもの全てを切り裂く絶死の刃。

 その刀で大虚を一太刀で斬り伏せて私を救ってくださった。

 

 その後は意識を失ってしまったため記憶は無いが、回復なども全て行っていただいたようだ。本当に感謝の念しかない。

 また、この一件で距離が近づき剣人殿、と名前で呼ぶことになった。どうも更木という姓はあまり好きではないらしい。何だか特別な存在となったようで少し嬉しいものだ。

 

 しかし、助けに入る直前に拙い私の大虚との戦闘を見られていたようで、歩法などの技術を教えて欲しいなどともおっしゃられた。未熟な私に教えられることなど何も無いと言ったのだが、助けていただいた恩義もあり剣人殿に頼み込まれては断れない。

 これから予定が空いた時に共に訓練を行うということで話がついた。

 …どこか、その日が来るのを楽しみにしている自分がいる。

 

 

×月◎日

 今日は初めての剣人殿との訓練の日であった。

 基本的に私が歩法や隠密の技術について教えるという形ではあったが、やはり彼の強さはすさまじいものがある。私が普段すぐに力尽きるような特訓を行っても悠々と達成してしまうのだ。

 しかしそんな剣人殿が私を頼ってくれているというのは嬉しいものがある。どれくらいの頻度で行われるかもわからないというのに1年分のトレーニングメニューを組んでしまった。

 …次の訓練の日が楽しみである。

 

 

○月◎日

 あの浦原という男が十二番隊隊長となった。

 卍解も習得しており実力が十分なのも認めるが気に食わない。

 とにかく夜一のお顔に泥を塗るような行為だけは止めて欲しいものだ。

 

 

◇月△日

 裏切られた。夜一は、大罪人。私は、奴を、憎む。奴を、越え、奴を、殺す。

 …本当に、それで、いいのか?

 いや、剣人様の言うことは絶対だ。私は、夜一を、越えて、夜一、、を…

 

 どうすればいいのだろうか?

 

 

◇月◎日

 剣人様こそ仕えるべきお人であったのだ。

 私は剣人様のために生き、剣人様のために死ぬ。

 完全に目が覚めたような気持ちである。今日も剣人様が私の技術を頼って下さった。

 これからも、頼られるように、捨てられないように、精進、を…

 

 剣人様にだけは、捨てられたく、ない。

 

 

×月△日

 最近剣人様が海燕殿と仲良くしていらっしゃられる。

 剣人様の行動に不満を唱える訳ではないが、そんな男より私の所へ来て欲しいと思ってしまう。

 もっと、強さがあれば良いのだろうか?

 

 

◎月△日

 剣人様のご友人である海燕殿が亡くなられた。

 剣人様は周りには涙を見せていないが悲しんでいることは想像に難くない。海燕殿を思い出すような物を見る度にする反応がそれを物語っているものだ。

 

 …しかし、私は良くないと思っていても、つい。

 つい、彼の代わりになれる好機ではないだろうかと考えてしまうのだ。

 

 

▲月◇日

 剣人様が霊術院で教鞭を執られるとのことだ。

 …羨ましい。

 

 

◇月×日

 瀞霊廷に侵入者が現れたようだ。

 市丸と出会って生き延びたようだが、奴から逃げ切れるような奴がいるとは思えん。大方侵入者を気に入ったとか下らん理由で手加減したのだろう。

 こんな侵入者など早く処分して剣人様との訓練を行いたいものだ。

 

 

◇月◇日

 剣人様が、亡くなられた。

 私は、わたしは、どうすれば、何も考えられない。大前田が何か言っている。うるさい。

 

 わたしは何をすれば良い?殺せばいいのか?誰を?わたしを?違う、剣人様の、命令、が、

 ああ、ああ、何か、何かご命令を。ただ、ただ一言死ねと命じられればわたしもそちらへ向かいますのに。

 どうか、私に、ご命令を…

 

 

◇月◆日

 明日、処刑が行われるらしい。

 邪魔しに来る旅禍を殺せば、剣人様は褒めてくれるだろうか?

 

 

◇月△日

 わ  たし      が

 ああ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 私が、負けたから。夜一より、弱かったから。

 捨てないでください。どうか、どうか…もっと、強く、なりますから。夜一、だって、越えてみせます、から。

 私もお役に立てますから…あんな奴らより、もっと、もっと私の方が…私の方が、ずっと、剣人様を理解していますのに。

 ですから、どうか、私を…。どうすれば、私を…

 

 藍染を殺せば私を連れて行ってくれますか?

 

 

 

 

 

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