純粋なロシアンハーフ美少女と京都生まれの変態が出会ったとき、物語が始まる……

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アーニャたん可愛い、アーニャたんヒロインの小説読みたい、なら書こう。

そんな小説です。以下注意事項

キャラ崩壊・キャラの口調間違い・ロシア語間違い・関東人によるエセ京都弁(関西弁)・変態主人公・主人公の言っていることが理解できないアーニャ・全裸になる主人公・それを不思議に思わないアーニャ・やっぱりでる塩見周子


上記が大丈夫な方は下にスクロールしてください


紹介

 「姉ちゃんに頼みがあるんやけど」

一緒に暮らしていて、なおかつ隣でスーファミのコントローラーを握っているアイドルをやっている姉・塩見周子に話しかける。

横目で俺をみながら姉ちゃんは口を開く。

 「次の目的地を私にゴールさせてくれたらいいで」

 「クソが! 今の状況でボンビーがつくのはリスキーすぎる!」

 「そろそろキンボンになるよなぁ」

俺達塩見姉弟がやっているのは友情破壊ゲームとして名高い桃太郎電鉄シTリーズの『スーパー桃太郎電鉄2』である。

結局姉ちゃんがまさかの『「も」「く」「て」「き」「ち」カード』を揃えたために俺に貧乏神がつくことになった。

 「それで? お願いってなんや?」

 「あぁ……ハワイが買い占められた。っと、割と真面目なお願いなんやけどな」

 「あんたが真面目? ハハ、ワロス」

 「はぁぁぁぁぁ!? 俺だってたまには真面目になります!! 具体的にはおっぱいとか尻とか腰のくびれとかうなじのエロスについて語る時とか!!」

 「あんたをモデルにスカウトした人すごいと思うわ」

 「最近だと『なんでスカウトしてしまったの、当時の自分』って罪悪感にかられているよ」

全く、清く正しく生きている俺になんたる失礼な物言いだ。俺は姉と違って他人をオモチャにしたりわざと地雷を踏んで怒らせて遊ぶような悪癖はないというのに。

 「で? お願いってなんや?」

 「姉ちゃんの同僚にアーニャちゃんおるやん?」

 「純粋系ロシアンハーフ美少女アナスタシアちゃんのこと?」

 「純粋系ロシアンハーフ美少女アナスタシアちゃんのこと」

俺の言葉に嫌そうな表情になる姉ちゃん。それに対してとびっきりの笑顔で俺は口を開く。

 「紹介して!!」

 「いやぁ、あんたみたいな変態を紹介して私まで変態扱いされるのはなぁ」

 「おいおいおいおい! 何言っているんだよ姉ちゃん!! 小学生の時に二人で鴨川に行って川べりにいるカップルに向かって爆竹投げたりロケット花火打ち込んで遊んだ仲だろ!!」

 「うん!! 実際にやっとったけど、それ雑誌のインタビューとかで言ったら淀川に沈めるで!!」

Lippsとかいう頭のおかしいグループの中でも特に頭がおかしいくせにまだよくみせたいのか。

 「まぁ、ええよ。紹介くらいならしたる」

 「ヒャッホイ!! さっすが姉ちゃん愛してる!!」

 「私も周永のこと愛しとるで。だからグアムも私が買い占めな」

 「死ねばいいのに」

 

 

 

そんなこんなで姉ちゃんにアーニャちゃんを紹介していただける運びとなった。待ち合わせ場所は俺や姉ちゃん、アーニャちゃんも所属している346事務所内にあるカフェである。

俺の隣には姉ちゃんが座っている。

 「姉ちゃんが連れてくるんやないの?」

 「私だけやとアーニャちゃんはよくてもプロデューサーに警戒されてなぁ。悪影響を与えると思われとる」

 「ハハ、事実やん」

俺の言葉に姉ちゃんは飲んでいたコーラを俺の目に流し込んでくる。

椅子から落ちて床でモップになる俺。

 「あああああああああああああ!!!! 目がァァァあああぁぁぁぁあぁ!!!!」

 「お姉様に対して失言した罰や」

 「目がシュワシュワするぅ」

とりあえずもらっていた水でおめめを洗い流す。床が濡れてしまった気がするけど気にしない。

 「待て、姉ちゃん。俺天才的な閃きをしたかもしれん」

 「ほう、聞こうか」

ゲンドウポーズをとる姉ちゃんに俺もゲンドウポーズをとる。

 「床一面に水をばらまいておけば、水に反射してパンツが合法的に覗けるんじゃないか?」

 「採用、やってみよか」

早速水を撒き始めた俺達はアイドルとして売れているにも関わらずカフェでバイトを続ける永遠の17歳のウサミン星人によって止められてしまった。

 「あ〜、то Вы делаете? 何をしていますか?」

そして奇行をしていた俺達塩見姉弟に話しかけてくる美少女が一人。

同年代の女性にしては少し背が高めで、輝く雪のように綺麗な銀髪。そしてボーイッシュな服装。

俺と同い年でアイドルをやっているアナスタシアことアーニャちゃんである。

 「ヤッホー、アーニャちゃん」

 「дравствуйте、アー、こんにちは、ですね、シューコ」

笑顔で姉ちゃんと挨拶をしている大天使アーニャ。その笑顔がとても素晴らしい。アイドル部門のアイドル泣かせPとして名高い武内Pではないが、やはり笑顔って素晴らしい。

そしてアーニャちゃんが笑顔を向けている姉ちゃんを見る。

胡散臭い笑顔。アーニャちゃんの笑顔が100点だとしたら姉ちゃんの笑顔は0点だろう。

俺の視線に気づいたのか、姉ちゃんが俺に視線を向けてくる。

 「なんや?」

 「なんで姉ちゃんの笑顔はそんなに胡散臭いの?」

姉ちゃんは笑顔のまま俺に前蹴りを叩き込んできた。勢いよく吹き飛ぶ俺。

そしてアーニャちゃんが焦った様子で俺に駆け寄ってきた。

 「Вы в порядке!? 大丈夫、ですか!?」

そしてアーニャちゃんは焦った様子で姉ちゃんを見る。

 「シューコ!! Беда!! 大変!! すごい息が荒いです!!」

 「それアーニャちゃんのスメルを肺の中に取り込んでいるだけだから気にせんでいいで」

 「что?」

ロシア語さっぱりわからんけどアーニャちゃん可愛いしいい匂いだからどうでもいいな!!

とりあえずひと段落したので同じ席につく。

 「ココアをふーふーしながら飲んでるアーニャたんマジかわゆす」

 「わかる」

 「?」

俺と姉ちゃんの会話の意味が理解できないのか不思議そうに首を傾げるアーニャちゃん。その仕草も可愛いです。

 「で、まあ改めて紹介。こいつが私の愚弟でモデル部門の塩見周永」

 「знаю、アー、知っていますね。一緒に仕事、しましたね」

 「認知されとる……!!」

アーニャちゃんに覚えられていたという事実に俺は昇天しかける。

 「お仕事の時、突然нагой、アー、裸になって、プロデューサーさんに連れて、行かれましたね」

 「なんで俺あの時連れて行かれたんだろうな。俺が全裸になるなんて自然なのに」

 「確かに。周永が全裸になるなんて普通のことなのにな」

そして俺達三人が不思議そうに首を傾げる図が出来上がる。『なんでわかってないの!?』ってガチ驚愕顔を浮かべているウサミン星人が印象的だった。

 「それで、дела、アー、用事はなんですか?」

アーニャたんの言葉に姉ちゃんが目配せしてくる。それに俺も力強く頷く。

素早く立ち上がり、腰を90度に曲げて手を差し出しながら叫ぶ。

 「お付き合いを前提に結婚してください!!」

満足そうに頷くお姉ちゃん、絶句する周囲。そして困ったように首を傾げるアーニャたん。

 「アーニャはまだсвадьба、アー、結婚できる。年じゃありませんね」

 『そうじゃないでしょ!!』

周囲からの総ツッコミである。

 「周永」

 「なんや姉ちゃん」

 「どうやら誠意が足りとらんみたいや」

 「その言葉に俺に電流走る……!」

 「?」

俺と姉ちゃんのやりとりを不思議そうに見ているアーニャたん。

俺は素早く服を脱ぎ土下座する。

 「結婚してください!!」

返事を聞く前にカフェの店長から通報を受けた俺のプロデューサーによって俺は連行されてしまうのであった。

 




塩見周永
346プロダクションのモデル部門に所属するモデル。周子の弟。「黙っていればイケメン、口を開けば三枚目。行動含めたらただの変態」と大評判

アナスタシア
純粋系ロシアンハーフ美少女アナスタシア。周永くんに惚れられた哀れな存在。大天使アーニャたん

塩見周子
周永くんのお姉さん。周永くんが暴走した時は大体こいつのせい





初めての方は初めまして。作者の他の作品を読んでくださっている方はいつもありがとうございます。
この作品は作者が『あれ? アーニャたん可愛くね?』と思ってできた作品です。それにも関わらず不思議そうにしかしていないアーニャたん。可愛く書けなくてごめんよ。

ちなみにこの作品は今の所続く予定はありません

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