アズールコンバット~うちのルーキーが、なんかおかしい~   作:狸より狐派 ハル

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そうえばエスコンの有名女性って、ナガセ・ケイって人がいるけど、自分が持ってるクロスランブルでは僚機として、5でも相棒として戦ってくれるけど、4は旅客機の操縦士とかシリーズによって立場が違うんだよね。



また、どれも基本的に別人な感じだがらな・・・



・・・この世界にもナガセは必要なのか・・・?



それでは、どうぞ。



武装港奪還作戦・後半

【武装港】

 

『先鋒部隊がやられた!!後方の部隊行くぞ!!』

 

『ちょっと!!空母に残ってる戦闘機はまだ出ないの!?』

 

『無理!普通補給中を狙ってくる!?』

 

全ての軍艦はこの港で停泊しており、臨戦態勢が上手くとれないでいた。

 

一方ネイビーキャバリアー隊はこれを機に、追撃を開始しようとする。

 

《敵は準備が全然整ってないみたい!一気に行くよ!!》

 

敵戦闘機3機が突っ込んでくるなか、構わず懐に入ろうとするコロンビア隊。メテオは特殊兵装、【無誘導爆弾】に切り替えて軍艦を攻撃しようとする。

 

距離はやや遠いが、ファントムからは迷わず無誘導爆弾が投下された。

 

ロックオンされたミサイルとは違い、高速で飛んでいる戦闘機から放たれた爆弾は、ただ重力に従って距離を伸ばしながら飛んでいく。

 

しかしその墜落先には、まだ綺麗な巡洋艦が停まっていた。

 

『こ、こっちにくる!!!』

 

無慈悲なことにその火薬の塊はかするどころかモロに直撃、爆弾と軍艦が合わさってそれはもう派手な花火と化した。

 

《軍艦1機轟沈!派手にやるねぇ!!》

 

『こっこれ以上好きにさせるな!!あのファントムを落とせ!!』

 

多くの機体がコロンビア隊へと、正確にはファントムへと追跡を始めた。もちろん彼女たちも黙ってはおらず、抵抗を始める。

 

《やっぱりこっち来るよね!メテオ!先にコイツらから落とそう!!》

 

3機は大きくカーブをし始め、敵戦闘機をおびき出そうとする。まず敵は一番後ろにいるデンバーを落とそうと食らいついてきた。

 

《メテオ!行くわよ!!》

 

そうコロンビアに言われると、3機は散開した。散り散りとなれば敵もそれぞれを追跡する。

 

『逃がさない!』

 

1機がファントムを追いかけ始めた。性能だけを見れば本来敵機の方が上だ。・・・しかし

 

『な、なによコイツ!ちょこまかと・・・!』

 

ルーキーであるはずのメテオが旧式で敵を振り回していたのだ。高度をあげたかと思えばすぐに下げ、狙えたかと思ったら急に曲がり、ロックオン機能が上手く作動をしてくれない。

 

モタモタしているうちに、ファントムからは再び無誘導爆弾が投下され、今度もしっかりと巡洋艦に当ててしまったのだ。

 

『こっコイツ!』

 

敵機はファントムが投下の体制になっているときにミサイルをすでに発射をしていたが、やはり自身の攻撃よりも早く動いていた敵に焦ってしまう。

 

だがファントムも同じだ。投下使用としているときにミサイルを撃たれ、今は回避しようと大きく曲がろうとしているがもう遅い。敵機が当たると確信していると━━━

 

ファントムはハイGターンを()()発動した。この行動で強引に曲がりたい方向へと大きく向いたファントムはGターンを解除する。するとどうなるか。

 

なんと速度を多く維持したまま、超スピードの急カーブをし曲がりきれないミサイルをやり過ごせたのだ。

 

『はぁ!?なにあの挙動!?』

 

いくらなんでも強引すぎる曲がり方に驚愕をした敵だが、そんな反応をするもつかの間、向かい合う形でスレ違った直後ファントムはまたハイGターンを繰り出し、後ろについた直後ミサイルをすぐに2発同時に発射した。

 

『やっやめっ!!』

 

ファントムの動きに気を取られ過ぎて体が反応を遅れてしまった。そのせいで敵機はミサイルを避けれず完璧に当たり、空中で大爆発を起こした。

 

《メテオ、敵を1機撃墜!》

 

ラングレーはこのファントムの操縦者の代わりに報告をする。その直後、他の味方機からも通信が入った。

 

《こちらコロンビアとデンバー!敵を一緒に倒したよー!》

 

《こちらクリーブランド!モントピリアと共に敵を倒したぞ!》

 

《やりましたね。これでその港にいる航空部隊は撃破済みとなりました。しかし方位90()から増援が来ます!》

 

《了解!モントピリアと私で増援を食い止める!コロンビアたちは軍艦を攻撃するんだ!!》

 

2機はそこから離脱をし、3機は港に留まって残りの軍艦への攻撃を再開した。

 

『み、ミサイルの準備しなさい!!』

 

『ちょっと待って!まだ起動に時間がかかる!!』

 

『なにやってるの早くしなさい!!』

 

《すぐには起動しないだろうけどやっぱり艦のミサイル怖いからさっさと落とそう!》

 

デンバーが高度を下げ、敵駆逐艦が自分のミサイルの射程距離内に入った直後すぐさま発射。そして流れるようにもう1機の敵駆逐艦の方にターゲットを切り替え、2発目を発射した。

 

いくら色んな建物が建っている港であっても、広い海に泊めてある船へなら何も邪魔されることなくそれぞれ一発ずつ確実に当たった。

 

《よし!2隻同時に撃破!》

 

《やるぅ!ならこっちは!》

 

今度はコロンビアが巡洋艦に急接近をし始める。すると既に射程距離内と言うのにまだミサイルを撃たない。

 

『くっ、くる!!対空砲さっさと撃てぇ!』

 

船の銃座がこっちに向こうとするが、その直前にコロンビアがやっと機銃による攻撃を開始した。

 

『うぉ!?やめろぉ!!』

 

向ききった銃はすぐさま徹甲弾を連射、すると内数発が戦闘機へと被弾してしまった。

 

《うわっち!?》

 

真正面から貰いながらも彼女の機銃から出る鉛の雨をギリギリまで降らせ続ける。船から出る弾丸はその後散らばり、コロンビアの雨は終始艦に当たり、そして高度をあげたと同時に艦がやっと爆発したのだった。

 

《コロンビア!大丈夫!?》

 

《へ、平気だよ!ちょっと貰っちゃっただけだから!》

 

《無理するはな!コロンビアは一旦上空に退避!》

 

クリーブランドの命令に彼女はすぐに空へと上がった。しかし二の舞になりそうな機体が軍艦たちに接近しようとしている。

 

《メっメテオ!?》

 

ファントムも戦闘機にとって地面近くを飛んでいる。距離はミサイルの射程距離内。メテオは通常ミサイルを発射し、負傷していた戦艦を爆発させた。

 

《戦艦撃破!メテオ、高度が低いです!上がってください!》

 

ラングレーの指示にメテオも素直に従う。が、方向転換したあとはまた下げ始め、今度は無傷の戦艦へと接近していった。

 

まずメテオは無誘導爆弾に切り替え、狙いを定めて即座に発射、すぐに通常ミサイルに変更しそれも2発同時に飛ばし、それをしている最中に機体を戦艦の方へ真っ直ぐ向かせ、機銃で対象に追い討ちを仕掛けた。

 

戦艦は見事に大爆発、今までのなかでも一番派手な事態が一瞬の攻撃の直後に起きた。

 

《メテオすごっ!!オーバーキルじゃない!?》

 

《その戦艦は前の大戦でも耐久力が驚異でしたが・・・あんな連続攻撃を食らったら、ひとたまりもないですね・・・》

 

メテオは一旦高度をあげ、コロンビアの後ろにつく。デンバーもそれに便乗した。

 

《心配してくれてるの?ありがと!》

 

《こちらモントピリア、敵の増援を全て落とした。他に来るか?》

 

《敵戦闘機また方位90から来てます!》

 

《わかった!姉貴!》

 

《あぁ!作戦は全てこのまま続行!艦を全部沈めてくれ!!》

 

《了解!》《了解!》

 

その後ある程度対空武装が整った艦たちが攻撃を繰り出してきたが、コロンビアたちはそれに対して恐れず攻撃を繰り返し、クリーブランドとモントピリアもまた増援を相手に積極的に倒そうとしていった。

 

 

 

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・・・その後、

 

【前線基地、作戦室】

 

結論から言って作戦は成功した。本作戦で敵の大艦隊のひとつを完全に無力化し、その港とその周辺海域の権利の掌握が決定。これにより敵の戦力をまたひとつ削ったと言えるだろう。

 

しかしラングレーは彼女らを誉めたあと、今度は叱っていた。

 

「コロンビア!機銃で攻撃するなんて何事ですか!ミサイルがあるならそれで攻撃しなさい!」

 

「あっはは・・・ごめんなさい」

 

「メテオもですよ!機体高度は常に高いところへと維持しなさい!建物に衝突したらどうするんですか!」

 

今作戦で特に無茶をした二人、コロンビアは言うまでもなく機銃による超近接攻撃をしたことで怒られ、メテオは無誘導爆弾のためとはいえ地上にスレスレなところで常に飛んでしまっていた。

 

「まったく・・・しかし全員が無事で何よりでした。これで港は奪還に成功、そこの住民たちも喜ぶことでしょう」

 

「よかった。そうえばあそこに有名な食事屋さんがあるって聞いたんだよねー。今度そこいかない?」

 

「それはいいな!よし!じゃあ一番無茶をしたコロンビアの奢りだな!!」

 

「ちょっと姉貴!それはないでしょ!!」

 

「だって無茶したのは事実だしなー」

 

「な、ならメテオだってそうじゃん!!」

 

「メテオは被弾してないからノーカンだ」

 

「えぇーーー!?」

 

そんな賑やかな会話にラングレーは眉を八の字にしながらも、その顔はほどよく緩んでいたのだった。

 

「・・・とりあえず、あの装置は使わずに済みましたね」

 

 

 

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【???】

 

「おー?【オブサーバー】、なに見てんの?」

 

「これ?ユニオンの港での戦いよ」

 

「あーこれ奪われたヤツじゃーん。戦闘直後にツいてないねー」

 

画面に映るのは尾翼に四つの星を着けた2機のユニオン戦闘機(F-16)と、一見なにも変哲のないファントムだ。その3機がセイレーンの軍艦を次々と攻撃を行っている。2機の方は通常ミサイルを飛ばしているのに対し、ファントムの方は無誘導爆弾をブレなく当てていった。

 

「へーまーやるんじゃないの?特にあのファントム。まぁー私なら楽ショーなんだけどなー」

 

「あなたには興味ないわ、【ピュリファイアー】。けどファントムには確かに興味あるわね」

 

「なんだよ、私に興味ないって。普段から私が実験兵器使ってやんてんだぞ。それにそんな興味があんの?そのファントムに?むしろ未だに使ってんだねーソレ」

 

「このファントム・・・腕もそうだけど、機体そのもに違和感を感じるの。普通にない何か、をね」

 

「ふーん、意外じゃん。あっちのにそんのなに興味沸くなんて」

 

「私は常に色んなことに興味を持ってるわよ?」

 

「と言っても戦闘データとか兵器とかでしょ?そんな女になりたくないわー」

 

「はいはい、それじゃあ・・・このファントムには近くにいるあの子にやってもらいましょうか」

 

「おっ、オブサーバー様自ら指示を出すの?」

 

「えぇ、あのファントムがこの戦いでどんな結果を出してくれるのか。楽しみね」

 

オブサーバーはそう言いながら空中投影式のタブレットで、あるアイコンを押す。そのアイコンのなかには【SCAVENGER(スカベンジャー)】と言う名前と、その名の持ち主らしき女性の顔が写っていた。




スカベンジャーっていいよね、3Dキャラでしか見たことないけど、あの無表情っぷりがなんかいい。



たぶんあー言う娘って好感度上がったらいつの間にか膝の上にちょこんと座ってそう。



セイレーンの実装はよ。



感想クレ《ド直球》。

書いてくれたら抽選で嫁艦がお主を襲いにやって来るゾ。



次回はどーすっかなー、とりあえず、またお会いしましょう。


ではまた!
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