アズールコンバット~うちのルーキーが、なんかおかしい~ 作:狸より狐派 ハル
いやー・・・素人知識しか持ってないから、戦闘機を選ぶのってホント難しい・・・
だからと言って簡単には変えるわけにもいかない・・・
これを読んでくれてる人ってやっぱり戦闘機に詳しい人しかいないのかな?
むぅ・・・あーもーわからん!!
あっすみません、続きどうぞ。
【ユニオン前線基地・格納庫】
「レンジャー様、私たちの機体には不備がありましたか?」
「いいえ、どこも異常なし。完璧な仕上がりです、流石はメイド隊ですね。チューニングもこなせるなんて、私は本来の仕事をやりながら他の仕事なんてとても無理ですよ」
「レンジャー様も、整備士としてだけでなく機体に関する教師ではありませんか。私もあなたのご教授には大変タメになりましたから、この機体はより性能を上げることが出来ました」
「まぁ!そうだったんですか。まさか教えが役に立ってるなんて・・・むしろ私なんかの方がダメだったような気がするのに」
「そんなに自分を卑下してはなりません。あなたは立派な整備士ですよ」
「そうですか。なら、これからも乗っていく人たちのためにもっと学ばないとね!」
「ふふ、その意気です」
「ところでベルファストさん。確かに不備はなかったのですが、このユーロファイターって、
「ああ、それについては我ロイヤルネイビー独自の技術で開発したものです。いかがだったでしょうか?」
「いやすごいですよ!まさかこれをつけれるなんて、常識の範囲では考えられないものです!」
「お褒めいただき光栄です。私も初めは無茶だと思いましたが、まさか出来るとは思いもしませんでした」
「えっ、これってベルファストさんが開発したんじゃ?」
「いいえ、私ではなく、【イラストリアス様方】の名案によりこの機能が生まれたんです」
「・・・あっ、あの人たちですか・・・」
「はい」
「・・・あっ、あはは・・・あの人たちって、貴族、なのですのよね?」
「はい、小さいときから工学にご興味があり、三姉妹揃って今ではロイヤル、いいえ、世界を揺るがすほどの存在となっております。これには私も舌を巻きました」
「そりゃあ・・・あんな別次元級に美しいお嬢様方がこんなことしてたら・・・驚いてしまいますよね・・・
(もしかしたら、お付き合いするなら自分達が作ったとんでもない兵器を使いこなせる人じゃないといけない、とか・・・)」
「・・・しかし、あのお方達も、マニューバシステムには余り積極的ではありませんでした」
「えっ?」
「マニューバシステムについて、私も使ってみたのですが・・・手に余る物でした。そもそもシェフィールドも仰ってたのですが、人類のみの技術で作り上げながらも
あれは本来人が扱うべきではない物なのです」
「・・・やっぱりそうなんですね」
「人の限界耐久重力は9Gとされていますが、マニューバシステムを使えばそれを上回ることが連続的にあります。専用のスーツがあるとはいえ、何度もマニューバシステムを使えばそのスーツも耐えることが出来ないでしょう。
・・・よほどの身体能力があれば話は別になりますが」
「・・・」
「・・・今後メテオ様のマニューバシステムの使用についてはどうされますか?」
「今はメテオくんに異常がないから、これからも使うことになります。ですがもしも何かあったら、そのときは手伝ってくれると助かります」
「わかりました。もし何かあったらご遠慮なくお呼びください」
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【暫くの日にちがたち、作戦室】
「ネイビー隊、ホーク隊、メイド隊、全員揃ってますね。これから作戦ブリーフィングを始めます」
ここでの作戦説明はクリーブランドたちにとって4回目となるが、普段よりも人数が多くなり、少し窮屈に感じる。そして隊たちの他にはラングレー、レンジャーもいるが、正確にはあと一人だけ、
「今回のブリーフィングには、モニター通信でロイヤル諸国からより、【フッド指揮官】が参加しております。フッド指揮官、今回はよろしくお願いします」
《はい、ネイビーキャバリアー隊の皆さま、ごきげんよう。先程の紹介に預かりました、フッドです。私は主にメイド隊などのロイヤルの主力航空部隊の作戦指揮を担当しており、先の大戦ではユニオンとの直接共同作戦にも参加いたしました。こちらの基地に来る前にあった作戦ではホーク隊の指揮も行っていました。
これからも人類のために共に戦いましょう。ではラングレーさん本題をよろしくお願いします》
「わかりました。
今回の作戦についてですが、ユニオンとロイヤルで二手に別れてのものになります。まずユニオン隊についてですが、上層部の知らせでは敵の大規模航空隊がやってくるとの情報が入りました。この基地からはネイビー隊、ホーク隊のメンバーに出てもらいます。他のユニオン隊もこの作戦に参戦しますが、完全に正面からの戦闘になります。十分に注意してください。
続いてメイド隊の活動についてですが、これにはフッド指揮官からの説明がよろしいでしょう。フッド指揮官、お願いします」
《わかりました。メイド隊の今回の任務は、敵の大規模駐留基地 を襲撃することです》
モニター地図が表示される。平面な場所にあるとにかく広い基地以外は離れたところに森がある程度のようだ。
《この基地は先の大戦でセイレーンが使われていた物です。かつて強襲に成功していましたが、今回の再来により短期間で修理されて再び稼働をしてしまっています。
本来ロイヤルはここに基地を造ってすらいなかったのですが、よくここまでの物を1から作ることができるなんてセイレーンの技術の恐ろしさを改めて認識させられます。
しかしここをまた再起不能にしておかないと、ここからロイヤルはもちろん、他の陣営への被害が必ず出てしまうでしょう。それを防ぐためにメイド隊はこの駐留基地を叩いてください。航空による十分な襲撃を行うことができたら、地上部隊が駆けつけて占領します。よろしいですね?》
「わかりました」
《よろしく頼みますわ。ところで、この任務に質問のあるかたは?》
「はい」
《なんでしょう、エディンバラさん》
「あの・・・この任務って、私たちで足りるのでしょうか?」
《そうですね、最もな意見です。正直なところ本来はこちらもそれなりの規模で向かわなければなりませんが。今の駐留基地には複数の中隊が確認されています。
今動けるのはここだけ、できるだけ直ぐに行かないとこちらが襲撃を受ける可能性があります。それもホーク隊が戦っている最中にその中隊が来ると言うことも考えきれます》
「そ、そうですか・・・あの、ネイビー隊かホーク隊のどちらからか一人でもこっちにこれないのでしょうか・・・」
《それはどうでしょう。ユニオンの方も先程あった説明がありますから、難しいですね》
「そ、そうですか・・・」
自分の説明が後ろ向きになったことに、気を落とすエディンバラ。しかしそこでクリーブランドがある案を出そうとした。
「・・・なぁラングレー、メテオをメイド隊に入れてやることって出来ないか?」
「えっ?どう言うことですか?」
「さっきの説明の通り、このメイド隊の作戦は私から見ても足りないと思うんだ。地上からの対空ミサイルやその基地から敵戦闘機が来るのは当然として、増援が来ないとも限らない。けど一人でも味方が多いと考え方が変わってくると思うんだ。
私もメテオが来てからは戦闘に余裕を増やすことができた。一人居るか居ないかで士気は大きく変わると思う。だからメテオをそっちに入れてやってくれないかな?」
《しかし、それではそちらが・・・》
「わかってる。けど私たちは大丈夫だ。エンタープライズはどうかな?」
「そうだな、私もこの案は賛成だ。実際私も経験しているからな、私は」
「私も良いと思うよ!ねっヨークタウン姉!」
「そうね・・・不安はあるけど、私がメテオ様なら賛成していたかもしれないわ」
《・・・ベルファストさんはどうしますか?》
「私も出来るだけ味方が多いと助かります。よろしければメテオ様が手伝ってくれると言うことに歓迎いたします」
《なるほど、ラングレーさんはどうします?》
「・・・わかりました。私もこの案に乗りましょう。メテオ、あなたはメイド隊に加わり、ロイヤルを手助けしてください。ネイビー隊はそれでよろしいですね?」
「私はもちろんだが、コロンビアたちはどうかな?」
「私も大丈夫だよ。困ったときはお互い様じゃん」
「メテオ、こっちは任せて。私たちでこの困難を乗り気って見せるから!」
「・・・そっちの隊にも迷惑をかけるなよ」
《ネイビー隊には非がないようですね。メイド隊はよろしいですか?》
「右に同じく、です」
「はい!一人でも多いと助かります!」
「シリアスも賛成です。シェフィールドさんはどうですか?」
「みなさんがそれでよいと言うなら、私からは特に言うことはありません」
《満場一致ですね。それではメテオ様、あなたの入隊を歓迎します。ようこそ、ロイヤル・メイド隊へ》
「メテオ、絶対に迷惑をかけては行けませんからね!!」
《では今作戦はユニオン隊は敵の大規模航空隊との戦闘、そしてメイド隊はメテオ様とロイヤルにある敵の大規模駐留基地を襲撃してください。レンジャーさん、メイド隊の機体は大丈夫ですか?》
「はい。それとですが、今作戦ではメテオくんの機体を変更することはできるでしょうか?」
「機体の変更ですか?」
「えぇ、基地を襲撃するのですから激しい対地戦も考えられます。なのでメテオくんには
【A-10
《なるほど、確かにA-10ならば地上の敵には有効でしょう。ユーロファイターはマルチロール機とは言え、空中戦闘も重なっては弾薬が足りないことも考えられます。お願いしましょう》
「わかりました。ではこのブリーフィングが終わったらシステムの整備に取りかかってきます!」
《えっ?システムの整備と言うのは・・・?》
「はい、ちゃんといつでも飛べるようはしてますが、あの装置を組むためにと・・・」
「まっ待って、あの装置ってマニューバシステムのことか?!」
「は、はい。実はあのシステムってどんな機体にも取り付けることが可能なんです」
「うそぉ!?えっA-10にもなの!?」
「・・・はい、可能なんです」
「」
「・・・直接見たことがないけど、スッゴい曲がったりするんでしょ?大丈夫なの?」
「はい!大丈夫・・・だと、思い・・・ます・・・」
「・・・本当に大丈夫なのか?」
「は、はい・・・その、メイド隊のみなさん。どうかメテオくんをサポートしていただけないでしょうか・・・?マニューバシステムを使わないように・・・」
「・・・わかり、ました。負担を掛けないよう努力いたします」
(流石のベルファストも驚くよな、そりゃあ・・・)
《・・・と、とにかくメテオ様はA-10で作戦に参加してください。
あっいえ、無理ならばF-4のままで結構ですので。無理はなさらないでくださいね》
なんだかしまらない感じで作戦ブリーフィングが進んでしまったフッドたち。果たしてちゃんと成功するのやら・・・
次回、【大規模駐留基地襲撃、実戦】
地 上 絶 対 ◯ す マ ン 参 戦 。
A-10ってエースコンバットの常連機なんだよなぁ・・・だからこの世界でも活躍しないとなぁ・・・?(ゲス顔)
メテオの体は労らないスタイルで進めて行きます。主人公だから耐えられて十分だよね?メテオくん?
えっ?イヤだ?
諦めろ(無慈悲)
それではまた次回、お会いしましょう。
ではまた!