仮面ライダーロスト

　天才科学者、十鷲之人によって計画された仮面ライダー製造計画。それによって生まれた仮面ライダー第三号の消失から5年。日本の首都は人類脅威ドネイムの侵攻を受けていた。
　人類は十鷲(とわし)之人(これと)が開発した人体強化システムを用いても不利な戦いで、辛くも平和を保っていたある日、消失していた仮面ライダー第三号が現れ戦闘状況に介入。敵味方区別なくその力で蹂躙する中、勇敢にも一人の青年、五百里(いおり)刃(じん)が仮面ライダーに対峙し、5年の時を経て停滞していた物語が動き出す。

　最新技術横領の罪で狙われる仮面ライダー第三号。仮面ライダー製造計画を実行した十鷲之人。変身者として志願した生野(うの)終一(しゅういち)、彼にヒーローを志すきっかけを与えた五百里刃。
　親友である三人はこの事件を通じて真実のために邂逅し、新たなヒーローを生み出す。

　ヒーローになるため、失う。