青年の異世界珍道中〜僕のヒーローアカデミア〜   作:クロイツヴァルト

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 お久しぶりです。久々の更新になります


第十四話

 

 

 「やっと来たのか、教師が遅刻とはイカンですよ。オールマイト?」

 

 「ははは、諸事情で遅れたのさ…さて、敵よ私が来たからには」

 

 脳無を吹き飛ばし終えた戒翔は出入り口に到着したオールマイトに皮肉を言う。

 

 「死柄木、脳無が欠けた状態の我々2人で平和の象徴と事を構えるのは得策では無い」

 

 「あぁ、わかってるよ。黒霧、帰るぞ」

 

 死柄木がそう言うと黒霧は自身の個性を発動させる。

 

 「逃すと思うか?」

 

 「いや、ここは手を出さなくてもいいんじゃないか?」

 

 「御坂少年?」

 

 オールマイトが踏み込もうとした所、戒翔が静止の声をあげた事にオールマイトは怪訝な表情を見せる

 

 「オールマイト、考えてみなよ。こんな大それた事をたかがこの人数でやれるわけないだろ?アレらの後ろにはもっと大きいのがいる筈だし見逃して伝言がわりに使えば良くない?君らが何しようがこっちは揺るがないって。実際に分散されたけどクラス全員五体満足で無事なわけだしチンピラ敵をいくら揃えても物の数じゃないってね」

 

 そう言いながら戒翔は死柄木を挑発するように笑いながら告げる。

 

 「このチート野郎が!いい気になるなよ!」

 

 「死柄木、落ち着いて下さい!」

 

 「こんな奴がいるなんて先生は言ってなかった!…はぁ、ゲームオーバーだ。」

 

 感情の起伏の激しい一面を見せる死柄木であったが不意にそう呟く。

 

 「黒霧、撤退だ。集めたチンピラ共はどうでもいい」

 

 「分かりました。撤退しましょう」

 

 そう言って今度こそ2人の敵はワープゲートを通ってその場から消える

 

 「御坂少年、君のおかげでっていうのも僕の立場からは言うのは憚れるが、あえて言おう。ありがとう。君のおかげで相澤くんやA組のクラスに目立った怪我人は出なかった。最悪の事態は避けられた」

 

 オールマイトは戒翔に対して感謝を述べる。

 

 「俺の事はいいが、13号は大丈夫か?自身の個性を利用されて背中に大怪我を負った様なんだが」

 

 「その辺りは問題無いはずだ。じきに校長達が来るだろうから保健室にいるリカバリーガールに任せれば問題無いだろう。」

 

 「オールマイト!」

 

 「緑谷少年、君も無事で何よりだ」

 

 「積もる話は後にしてとにかく校長達が来るなら出入り口に集まってた方が良いんじゃないのか?幸いチンピラ共は各地で拘束して転がしてあるから逃亡のしようが無いしな。......まぁ、今回の首謀者の情報を得られるかは別問題だが」

 

近づいてきて話し始める2人に対して戒翔はそう提案する。そして、2人には聞こえないように新たな問題を溢すのであった。

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